にっき日和
おしながき|前よむ|次よむ
温暖なこの地方にも、連日寒波が押し寄せています。
きりりと冷える冬空の下、
通勤の車を走らせていると、
ああ、冬の底にいるんだなぁと実感するのです。
帰るおうちのある、わたしたちはいい。
この季節、ハトやすずめや野良にゃんこたちは、
いったいどうしてしのいでいるのでしょうか。
そう、わたしはというと・・・・
あいかわらず忙しい毎日を送っております。
ええ、辛いことや泣きたいことは、それこそ連日てんこもり。
できることなら、走ってトンズラを決め込みたいけど、
”意地”という名の防寒服を着込んで、
極寒の世間を疾走しているのです。
いつのころでしょうか。
わたしは梅の花が好きなのです。
今年もそろそろ、そんな季節ですね。
どの花よりも先がけて、春の兆しを告げるお花。
厳しい寒さの中、凛と咲く姿が美しいと思うのです。
きっとこのお花は、
逃げたいなんて考えたこともないのでしょう。
冬は・・・・・
まだまだ続きます。
まだまだ長いです。
ひょっとして、
人生は、季節のようなものなのでしょうか。
春があり夏があり、秋が来て冬が来る。
けれど、
ひとつだけ、異なることに気がついてしまいました。
人生の過ぎた季節は、
二度と戻らないということ。
・・・・まだまだ、冬は、続きます。
長い一週間でした。
正月明けの一週間って、永遠かと思うほど長いです。
仕事が終わり、わたしはいつものように、
ほっとした気分で駐車場にむかいました。
すると後ろから、誰かがわたしを呼び止めました。
声の主は、同じ会社の△さんです。
「ちょっと相談したいことがあるんだけど、いいかな」
△さんとは、特に親しいわけじゃなかったので、
なんでわたしに??と、疑問が残りましたが、
とりあえず話を聞くことにしました。
彼は、会社の人たちに嫌われてるんじゃないかと悩んでいたのでした。
わたしは内心ちょっと困ってしまったのです。
だって・・・・・・・
ほんとは、彼、嫌われてましたから。(; ̄- ̄;)
変わり者で、キレると何をするかわからないというのが、
社内の評判でした。
けれど、さすがにほんとのことは言えなかったので、
「そんなことはないと思うよ」と答えておきました・・・
単なる噂なので、彼が事実キレやすいかどうかは、知りません。
悪い人じゃなさそうだし、わたしは嫌いじゃなかったけど。
・・・・ただ、彼はちょっと常識ハズレというか、
何を考えているのかわからない部分があったので、
警戒して、敬遠していたというのが、
わたしの本音です。
「僕のどこがいけないんでしょうね?」
彼は真剣に悩んでいました。
そして、社内の人たちと親しくなろうと、
必死に彼なりの努力をしていたのでした。
どんな言葉をかけてあげるべきか、迷いましたが、
彼には、こんなことを言っておきました。
「自分を嫌っている人のことなんかどうでもいいじゃん?
べつに意地悪されてるわけじゃないし。
理解してくれる人が一人か二人いれば、それで充分だと思うよ?」
・・・・・さりげなく、自分の意見を語ったつもりでした。
けれど、彼と別れて帰路に着きながら、
こんなことを思ったのです。
周りの人たちに溶け込もうと、
嫌われながらも、一生懸命努力している彼に比べ、
わたしはなんて傲慢なんだろうと。
人に好かれる努力なぞ、これっぽっちもしてないくせに、
嫌われても構わないなんて、強がっている。
わたしって、わたしって・・・・・
もしかして、おそろしく可愛げない女なのかもしれないって。
いつのまに(元から??)こんな強気な女になっちゃったんだろう。
なんだかそんな自分が、
ちょっぴり悲しく思えてしまったのでした。
( ̄ω ̄;) ブヒ〜
2004年01月01日(木) |
2004年のごあいさつ |
あけましておめでとうございます。
ぽかぽかと、よいお正月になりましたね。
初詣にでもお出かけかしら、
我が家の隣近所もめっきり静かです。
皆さんは、どんなお正月をお過ごしでしょうか。
この場で、新年のごあいさつをいたしますのも、
今年で早くも三回目になります。
年始のごあいさつといえば、
昨年の反省やら、本年度の抱負やらが定番かと思いますが、
過ぎたこと、これからのことは考えたくないってのが、
元日のわたしの気分であります。
幸い(?)わたしには、
あいさつ回りをしなけりゃならない夫の身内もいないし、
お年玉をおねだりする親戚の子供たちもいません。
だ〜〜れも邪魔が入らないこの数日間、
ただひたすら、うだうだまったり・・・・・
けしからんくらい怠惰な日々を過ごすつもりです。
(ミ ̄ー ̄ミ) ニャ
みなさま、今年もよろしくおねがいいたします。
ぴょん
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