Spilt Pieces
2003年02月28日(金)  共
空の色を見て思わず声を上げた。
梅と桃の花に、夕日が当てたスポットライト。
そんな色。
隣に友人がいることなどすっかり忘れていた。
はっと気づいて視線を変えると、友人が見ていた先は同じ空。
それが嬉しくて、思わず飛び跳ね、そして照れた。


誰かと、何かを共有できること。
それはきっと些細なこと。
でも、こんな小さな積み重ねで私は笑っていられる。
暖かい時間。


だけど同じ空の下、どこかで誰かの瞳に映ったあの色は、悲しみを表現していたはずで。
子どもじみているかもしれないし、感情論で話すなと言われてしまうかもしれない。
それでも、色を変えてまで守りたいものが、今動き出そうとしている力のどこにあるというのだろう。


美しいとばかりは思えない雲と空の関係。
何となく、光の傍に佇む闇を見ているようでもある。
2003年02月27日(木)  雪
月曜、雪が降った。
何となく、無邪気に喜べない自分に気づく瞬間。


雪の合い間のまだら模様。
小さな夜の匂い。
遠くで闇と跳ねる雲。
気づかれぬよう、小さく星が笑う。
時間がゆっくりと流れていく。


漆色の空。
私は、文句片手に雪と戯れていた。
2003年02月26日(水)  幼
例えば私が、思春期の少女のような悩みを打ち明けたなら、きっと誰かは笑うだろう。
「まだそんなところで留まっているのか」と。
年齢が同じだからといって、速度が合うだなんて誰が保証してくれるとも分からないのに。


発達のあり方なんて人それぞれなのに、そもそも年齢で区分分けしているのがおかしいのだと思う。
全く同じ時期に同じ考え方をしているだなんて思う方が気持ち悪い。
だって別人だし。


だから、笑わないし笑われたくない。
自分の速度を見失ったとき、きっと私は私じゃなくなる。
2003年02月24日(月)  嬉
徹夜も覚悟していたのに、九時頃発表準備が終了。
何だかとても幸せ気分。
これで心置きなく飲み会に行ける。


…なんか違うような。
2003年02月23日(日)  徒然
昨日は土曜だというのに一日大学に行っていた。
疲れた…。
今日はさらに帰宅時間が遅くなりそう。
数学嫌いの私には、統計などもってのほか!
早く発表終わらないかな。


さっき、かわいい絵本のサイトをたくさん見つけたのでちょっと幸せ気分。
高校の頃からの友達に影響を受けて書店の絵本コーナーに立ち寄るようになったのが四年前。
冊数はあまり持っていないけど、絵本の世界ってとても魅力的。


そういえば、エントリーシートまた落ちてしまった。
会ってさえもらえないのって何だかせつない。
自己PRって難しい。
…言い訳。
気を取り直してまた頑張ろう。
2003年02月22日(土)  番組
「世界の車窓から」って、いい番組だなあと思う。
今日見た映像は、人々の笑顔がとても眩しかった。
自然で、明るい笑顔。
あれが現実ならどんなに最高の場所だろう。
たとえ多少の演出を加味されていたとしても、あんな笑顔が作りものなわけない。


ああいう人たちと一緒に生きていることを実感できる社会が望み。
2003年02月21日(金)  違和感
以前どこかで書いたことだけど。
批判は承知。


私は、人を目と違和感で判断する。
どんなに見た目や言葉が綺麗でも駄目。
目が真実を宿していなかったら好きになれない。
違和感があったらそれでおしまい。
フィーリングっていうのとは少し違う感覚かもしれない。


毎日、あちらこちらで小さな違和感を感じながら生活している。
普段はそれを無視しているけれど、時折我慢ができなくなって声高に批判もしてしまう。
短気な私は、敵を作りやすい。


誰が褒めても、違和感があったら好きになれない。
誰がけなしても、違和感がなければ好きになれる。
私自身にしか判断できないという意味で、理解してもらえないことは多いけれど。


口数が多い割に、本音は言いません。
本音っぽくても本音ではありません。
だけど、普段会って笑って話している人は、好きです。
愛想笑いができるほど器用ではないから。
2003年02月20日(木)  速度
インターネットが普及してからどれくらいの時間が経つんだろう。
つい最近のような気がしていたのに、ネット上をウロウロしていてこんなにたくさんのサイトがあったのかと驚く。
授業の資料探し用に検索を使うくらいのことは2年くらい前からやっていたけれど。
ここ2ヶ月くらい、HP開設してから初めてネットの普及率を知る。
…いくらなんでも遅いような。


感心して見ていたページの管理人さんが自分よりずっと年下だと知って驚くこともしばしば。
…同じ年の頃、私はワードで文章3行書くのに何時間かかっていたんだろう。


時代の動くスピードの速さに気づくとき、はっとすると同時に焦りを覚えたり。
少しは歩幅を合わせたいとは思うけれど、飲み込まれないように自分のペースも忘れないでいたいものだ。
2003年02月19日(水)  会・別
思い出し日記。
要するに、20日に書いているのでズルなんだけど。


懐かしい人に会った。
2年前はよく一緒にいたのだけれど、ここ半年くらい見かけもしていなかった。
不思議なのは、これだけ時間が空いても今までと変わりなく話ができている自分で。
しかも、頭に浮かぶのは思い出じゃなくて、今現在話しているという事実。


人と人は、出会いと別れを繰り返していて、別れは時に悲しさを伴う。
でも、きっと一緒にいる短い時間の中で相手をどれだけ大切にできるかによって、別れも悲しくなくなるのだろう。
また会ったときも、同じように笑い合える自信ができるから。


違う刹那が重ねられるたび、嘆くのはたやすいけれど。
だけど、誰かと偶然会ったときに嬉しくなるような、喜びのポケットを増やしていると思えば楽しいかもしれない。
いつか誰かと笑って再会できますように。
2003年02月18日(火)  傷
傷つけられるよりも傷つける方が心に残る。
忘れてはならないと、自分を戒めるためなのかもしれない。
泣かされたことがある。
信じられなくなったことがある。
だけど、きっとどこかで私も誰かに同じことをしている。
自覚さえしていない悪事が何よりひどい。
だから私は、自分のしてきた最もひどいこと、というのがどれだか分からない。
覚えているのなら、苦しむ分だけ償っている。
あくまでも、マシ、というだけの話だけれど。


泣かせた記憶のある人と、記憶はないけれど泣かせた人。
自分ばかりが悲しいはずなどなくて、だから何も偉そうなことを言えるはずもない。
だけど言いたいことがあるのなら私は口にする。
誰かを傷つけたことも含めて今があって、その今を否定するような生き方をすることはもっとひどいことになるのだろうなと。


責められない罪が一番辛い。
でも、様子を窺いながら生きるのもどうなんだろう。
全ての人に好かれようなんて無理だし望んでいない。
誰かに憎まれたとき、怒りをぶつけられたとき、言い訳で逃げないでそれと向き合えるだけの強さを持っていたい。


私が誰かに傷つけられているということは、私も誰かを傷つけているということなんだろう。
2003年02月17日(月)  映画
朝が苦手な私が珍しく、友達と待ち合わせて映画館へ朝一番の上映を観に行った。
映画の名前は、「戦場のピアニスト」
今テレビでもたくさん宣伝をやっている。


私は、映画館だろうとどこだろうとよく泣く。
以前「スパイダーマン」を観ながら号泣していたら友達に笑われた。
こんな私が、今回の映画で泣かないはずはないと思った。
宣伝を見るだけでも、私は泣く要素はたくさんあるかに思えた。
だから開演前にハンカチを用意して膝に乗せておいた。


だけど結局、涙なんて一滴も出てこなかった。
泣いてそれで終わり、と、誤魔化していいようなものではない気がした。
ただ、背筋を何かが逆なでしているような感覚だけ。
「どうして」
この言葉しか思いつかなかった。
上演中も、満席のはずの客席はとても静かだった。
いつもだったら多少は聞こえるはずの飲み物を飲む音やお菓子を食べる音が、あの長時間ただの一度も聞こえなかった。
上演後、すぐに聞こえるはずのざわめきもなかった。
とにかく静かで、次回上映を待っている人たちのいるロビーに行って初めてスクリーンから帰ってきたような気さえした。


帰りにふと思ったこと。
「日本はああいう映画作らないんだろうか」
遠くの国のことには案外関心があって、自国がしたこととなったらてんで無関心な人が多いような気がする。
今日観た映画のような歴史をなかったこととされたら誰もが憤慨するだろう。
だけど、今自分たちは無関心という暴力で、たくさんの傷ついた・傷つけた人たちを放置しているのかもしれない。


人間は、天使にも悪魔にもなれるのだと改めて感じた。
そして結局のところ、それら全ての感情を支えているのは、形こそ違えど「弱さ」なのかもしれないと。
国家の単位ではなくて個人の単位で考えた場合に、どの人が絶対悪だなんて誰に言えるだろう。


形だけの「平和」に安穏とし、言葉で「戦争」を言うのは容易。
そんな世の中に対する警鐘のような気がした。
「感動した」なんて言って終わらせちゃいけないこと。
褒めるのは簡単、けなすのも簡単。
でもきっと、この映画が求めているのは批判どころか賞賛ですらないと思った。
だってただそれだけの動機でどうしてあそこまで描けるというのだろう。


観ていない方、よかったらぜひ一度観に行ってみて下さい。
2003年02月16日(日)  サラダ
大根とキュウリをそれぞれ細く切って、かつお節をたっぷり。
その上から野菜たっぷりの和風ドレッシングをかけて食べる。
シンプルだけど、とてもおいしい。


やっぱり私は、野菜が好きかも。
2003年02月15日(土)  裸の言葉
Coccoという歌手がいて、私は彼女の歌がとても好きだ。
初めて聞いたとき、歌詞がこれほどまでに響く人はなかなかいないと思った。
何かに夢中になることのなかった私が、たとえ誰かに悪口を言われても好きだと言い張れたのは、彼女が初めてだった。


歌詞に問題を感じる人もいるらしい。
だけど私は、あの歌詞から響いてくる感情に何よりも感銘を受けた。
どうしてあんなに素直に言葉を綴れるのだろう。
彼女の言葉に、嘘とか偽りは感じられなかった。
それこそ、綺麗事の一つさえも脱ぎ捨てているかのような。


崇拝しているわけじゃない。
彼女が全てなわけでもない。
あの誠実さと、真っ直ぐさに惹かれただけ。


拝啓、真喜志智子様。
沖縄の空は今、晴れていますか。
2003年02月14日(金)  チョコレート
お菓子屋さんの陰謀にまんまとはめられている。
陰謀だと分かっていても、チョコ好きの身としてはそれでもいいかなと思ったり。
バレンタイン前後、普段あまり見かけないようなチョコが増える。
シュークリームを買いに行ったお店でもらった試食用生チョコ。
頬をほころばせながら、遠慮なくいただきました。


毎年恒例、二人の祖父へチョコを送る。
そして毎年恒例15日着になるかと思いきや、母が急かしてくれたおかげで間に合った。
…フライングになってしまったけれど。


ひょっとしなくても、バレンタインさんはお菓子屋さんに利用されているのかもしれない。
でも、大切な人たちにちょっとした感謝の気持ちを表せる日。
面と向かって「ありがとう」なんて、恥ずかしいじゃない。


このままずっと、お菓子屋さんの陰謀に気づかぬフリをし続けてもいいかな。
2003年02月13日(木)  ドラマ
先輩にビデオの録画を頼まれて、HRという番組を見た。
普段なかなかテレビを見ない私だけど、あれはおもしろかった。
あと、最近弟と母につられて「僕の生きる道」と「中華飯店(?)」を見ている。
見てみるとハマるもんだなと思ったり。


そういえば最近、郵便局に行って「速達で」と言う機会が多い。
エントリーシートくらい余裕もって出せばいいのに…我ながら。
実はギリギリっていう状況が案外好きなんじゃないかと思う今日この頃。
時間と〆切にルーズな自分。
2003年02月12日(水)  手
20歳近く離れた従兄弟がいる。
寝顔、小さい手。
あったかい。


世間では色んな悲しいことが多いけど、それらを解決したりその努力をするっていうことは、ああいう手をたくさん守るっていうことなのだろう。
「戦争」という言葉を気安く口にする指導者は、きっとそういう具体的なところが分かっていない。


人は本来、統計で示せるものじゃない。
だってあの子も私も、数字の一なんかではないもの。
2003年02月11日(火)  故郷
満天の星に囲まれているのが当たり前な関東・田舎の冬。
私はずっとそういうところで育ったから、他の空を知らない。
きっとすごく贅沢なこと。


だけど時に退屈をする。
だって毎日同じだなんて、飽和状態を招くだけ。
そして、何が大切なのかを感じられなくなってしまう。
だからちょっと旅に出てみようかと。
別に、今日とか明日の話じゃないけれど。


私には故郷がない。
でもきっと、帰ってきたときにはここが故郷になっているかもしれないから。
2003年02月10日(月)  忘
教職を論じるはずの科目、なぜか170分間ぶっとおしで生物学の講義を聞くことに。
クローンやES細胞を生み出すその過程を詳しく聞いたのはそういえば初めて。
というよりうろ覚えだったので久々に思い出したというか。


間違っていると思う。
「思い出す」という表現。
もっと、今すぐ多くの人が関心を抱くべきことなのに、とりあえずスーパーで「遺伝子組換えしていません」というラベルを確認する程度の興味関心ばかりが溢れているのだろう。


情報の洪水は、その名の通り洪水で、色んなものを押し流して見えなくさせてしまう。
流されて流されて、でもなくなるわけじゃない。


昔漫画にあったような、人工羊水だか胎盤には、鼓動はあるんだろうか。
2003年02月09日(日)  理由
例えば私にとって。
理由は、できればない方がいい。
時に理由は言い訳になる。
理由なしに好きになれば、理由がなくなって嫌いになることはない。
感覚的なものに頼るのは愚かなんだろうか。


でもとりあえず、就職試験で自分の脳を開けて見せるわけにはいかないだろうから。
言葉で自分を表現する方法と、抱えきれぬほどの言い訳を、身につけなくてはいけないんだろうな。
何となく、バカバカしい。
結局のところ何をしたいんだろ。
2003年02月08日(土)  本
人間の歴史の醜い部分は、見ていると正直気持ちが悪くなってくる。
そしてある点を超えてしまうと、どんな残虐な場面であってもまるで絵を見ているかのようになる。
現実感を失う。
それが何より怖い。
見たくない、でも見ることは義務なのだろうと思いつつ。


歴史が歴史となってしまえば、誰のどんな悲痛な叫びもその大きな渦の中に飲み込まれて消えていってしまうのだろう。
でもそんなのは嫌だ。
例えば私が今ここで消えても、歴史の渦は何一つ変わらない。
分かっていても、それでもきっと誰もが自分が生きている意味を見出したいと思っているんだろう。
自分がそう思うのなら、他の人々の叫び声に耳を傾けないのはそれ自体罪なこと。


今が過去になる前に、今を後悔の対象としない日々の過ごし方をしていきたい。
色んな声を、聞こえないフリで誤魔化す自分は嫌い。
だけど自分に何ができるのかまだ分かっていないから、とりあえず知らないことを知ろうと思った。


嫌いなジャンルの本を一冊、読み始めた。
2003年02月07日(金)  ビデオ
昨日、二週間ほど前の講義で見せてもらったカメラマンのビデオを借りてきた。
「ダビングしてもらえませんか」とお願いしたら、「貸しますよ、でも壊さないで下さいね」と言われた。
…何だか上書きしそうでものすごく怖い。
ダビングしてもらえた方が楽だったかも…いやいや贅沢言ってはいけないな。
早くダビング用のビデオ買ってこなくては。
2003年02月04日(火)  望
私は、基本的に笑うことができる。
だって、自分が不幸に遭っていないから。
あるのはただ、世の中にある悲しい多くの出来事に胸を痛めるということだけ。
私自身の心臓が貫かれたわけじゃない、ただの感情移入。
それは、きっと時間が経てば色褪せてしまう。


私は、基本的に、笑うことができる。
だけどそれはあくまでも「基本的に」の域を出ない。
なぜなら世界中にあるほとんどの痛みを無視してなされることだから。
どんな言葉を並べても、何度涙を流しても、結局のところ自分の心の多くを自分の生活についてが占めてしまう現実。
どんな言葉も届かない、意味がない。
涙など、何度流したところで食糧にも家にも変わりはしない。


好きなことをして夢をみて恋をして、幸せな生活をすることのできる社会に生きている。
だからこそ自分以外のことを考える余裕があり、こんなことを思うこと自体が驕りなのかもしれない。
かつて奴隷制度が当然のように存在していた社会で思想が発達したことと同じで、多くの人を犠牲にしていることを忘れて言葉を並べているだけなのだろうか。


何ができるだろう。
孔子は、思ひて学ばざれば、と言ったが、私は自分が動くまでの言い訳をいくつ集めたら気が済むのだろう。
学ぶより前に動けるだけの、無鉄砲さにも似た力が欲しい。
2003年02月03日(月)  事故
新聞に、毛利さんのことが載っていた。
コロンビアには、毛利さんが家族ぐるみで親しく付き合っているような仲間がいたという。
テレビでは、時折言葉に詰まりながらも淡々と解説を続ける姿。
それが、逆にどれほどの痛みかを思わせて、何かを感じることすらできずにただ胸が締め付けられた。
月並みな言い方だけど、他に言葉が見つからない。

悲しすぎる事故。
ニュースでは、事故前、地球にいる妻に向かって「愛しているよ」と語りかけていた幸せそうなパイロットの声が流れた。
テレビでは、米大統領が「これからも宇宙開発を続ける」と、強く言っていた。
新聞では、亡くなったパイロットの家族が「続けてほしい、無駄にしないでほしい」というコメントが載っていた。


どんな人の言葉よりも、その遺族の言葉が何よりも重く感じられた。
どれほどの勇気だろう。
その記事を読んだとき、誇張表現とかじゃなくて、息をするのを忘れかけた気すらした。


今回のような事故が起こらなければ、あの7人を、きっと多くの人が知らなかった。
世界で働く人のほとんどがきっとそういう人たち。
何かが起きなければ、ずっとみんなが縁の下の力持ち。
私は、そういう人たちと、何も悲しいことが起こらなくても出会えるような記者になりたいと改めて思う。
それには必ず、覚悟が必要なのだとは思うけれど。


まとまらない。
でもただ、ご冥福をお祈りします。
そして、もうこんな悲しい事故が起こりませんようにと願うばかりで。
2003年02月01日(土)  旅
目的を決めずに動き回るのは楽しい。
そもそも目的を定めるのが苦手だというのはともかくとして。


新しい風景に出会う。
知らない人々に出会う。
今までに感じたことのない思いに心が膨れ上がる。


毎日変わらぬ風景に、毎日感動している。
知らない風景に何も感じないはずもなく。
いつも以上に多くのものを得ることのできる旅が好きだ。
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