2005年10月31日(月)  薩摩隼人。東京砂漠。
 
妹に子供が産まれたので、田舎に帰ろうと飛行機のチケットを購入。来週帰郷することになった。というメールを、田舎の知人友人に一斉送信。そして一斉返信。それをば一斉無視と、一体僕は何をやってるんだろうか。
 
3日程度しか帰郷できないのだから、会える人というのも限られてくるというのは当然のことで、中学、高校、専門学校、前の職場の知人など、思いつく限りの人間に一斉に「久々に飲みに行こう」というような意味のメールを送信するものだから、自分で自分の首を締めているようなものである。
 
毎回帰郷の度にこのような状況に陥って、どうしようどうしようと迷っているうちに3日経って独りぼっちで東京砂漠に埋もれていって。
 
2005年10月30日(日)  26℃の世界。
 
最近急に寒くなってきたので、我が家はもうエアコンを起動させている。のだが、エアコンきっと壊れてる。26℃に設定してるのに全然暖かくなんない。寒いうえにムカつくぜ。修理頼もうかな。でも賃貸だし、なんかいろいろ面倒臭そうだしな。今年の冬はハロゲンヒーターだけで乗り切ろうかな。そうしようかな。そうしようかな。
 
と、ふとエアコンを見てみたら、26℃は26℃なのだが、冷房の26℃になっていた。寒いというのに、ここ3日間、阿呆のように冷房26℃の部屋の中で、寒い寒い、寒いうえにムカつくなどと一人で怒ったり震えたりしていたのである。こういうどこにも辿り着けないどうしようもない失敗が一番ムカつく。
 
2005年10月29日(土)  人生ってステキ!

彼女とカラオケ。あのクソ店員、JOYサウンドでお願いしますと頼んだのに、入った部屋はDAMだった! って怒りを交えて書いてみたが、二つの違いはよくわからん。
 
カラオケのリモコンに、「私は今、満○才で、○才頃のヒットした曲を探す」という検索機能がついていて、はは、おもろ。彼女は今、21才で、11才の頃にヒットした曲を検索してみよう。彼女が小学5年生の頃、どんな曲が流行ってたのかなー? と、彼女の歌声に適当に手拍子を打ちながら、検索遊びに没頭。そして卒倒。
 
Mr.children 「シーソーゲーム」
 
えぇぇぇ! シーソーゲームってついこの間の曲だったじゃん! 僕はその頃、同じ専門学校の彼女と付き合っていて、好きだの嫌いだの恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲームをしていたというのに、彼女ったら小学校の校庭にあるリアルなシーソーで遊んでいたということになる。そんな馬鹿な。
 
SMAP 「しようよ」
 
えぇぇぇ! これだってついこの間だったような気がする。僕たちが「しようよ」というタイトルを聞いて頬を赤らめていた頃、彼女は「しようよ」と言われて、「かくれんぼだったらもう飽きた」と言っていたのだ。なんだこのジェネレーションギャップ!
 
サザンオールスターズ 「マンPのGスポット」
 
これがエロワードということすら気付かない年齢だったのだ。小学5年! 僕は当時19歳! まさか19歳の時に小学5年生の恋人と付き合うことになるなんて思いもしなかっただろう。小学5年生の恋人に洗濯物たためだの部屋を掃除しろだの小言を言われながら頭をはたかれるとは思ってもいなかっただろう。
 
なんて人生ってステキなんだろう!
 
2005年10月28日(金)  誕生日。
 
「只今、入院しました。うまくいけば今夜中には産まれてくるよ!!!」
 
と、妊娠中の妹からメール。入院した本人が「只今、入院しました」とメールするあたり、女って強いなぁと思ってしまう。メールをもらった僕はえらく慌ててしまい、メール片手にどうすればいいのかわからなくなってしまい、とりあえず冷蔵庫の掃除をして、本棚の小説が突出した部分を平坦にするという、平静な状況ではすることのない行動を経て、「とりあえず落ち着くんだ」というメールを送信すると3分としないうちに「今度帰ってくる時は赤ちゃんのお土産はもちろんだけど、私のお土産も忘れないでね!」と、もう産んだ先のこと、しかも自らの物欲にまで言及している思考回路。女って強いなぁって思ってしまう。
 
午前0時。
 
「お兄さん! 11時3分に元気な男の子が生まれました!! 3436�圓任靴拭�
 
義弟より写メール。僕はその時、出版社との打ち合わせで、しこたま飲んで電車で帰る途中だったのだが、酔いの所為かわからないけど、写メールを見た瞬間、電車の中で「わぁ!」と歓喜の声を挙げてしまい、恥ずかしさよりも周囲の人にもこの喜びを分けてもらいたくて、周りによく見えるように携帯を気持ち高く掲げて産まれたばかりの赤ん坊を眺める酔っ払い。
 
2005年10月27日(木)  僕の頭の中の消しゴム。
 
彼女がひょっこり東京にやって来たのでこれ幸い。映画を見に行こう。しかも男一人では恥ずかしくて到底行けそうもない映画を見に行こうと、わざと遅い足取りで彼女に手を引かれながら、僕は見たくないけど彼女に誘われて嫌々映画館にやってきましたという態を装いながら韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を見に行った。
 
ストーリーは僕の彼女がアルツハイマーになっちゃって少しずつ記憶を失っていく過程がすごく悲しいというもので、以前日本でも似たようなドラマをやっていたが、これがまたものすごく悲しい。僕はネットで予告編を見て、既に3回ほど泣いていたので、もう泣くこともないだろうと思っていたが、後半、涙が止まらなくなった。
 
先が読めてしまうストーリーであるのにも関わらず、こんなにも涙してしまうのは、頭の中で「こんなになったらすごく悲しいなぁ」と思っていることが実際に起こってしまうからで、例えば彼女が突然姿を消してしまうシーンがあるのだが、そのちょっと前あたりで「こういう時に彼女が突然消えてしまったら悲しいよなぁ」と、実際に考えているのであり実際に消えてしまうのであってたまらない。止め処なく涙は流れ、鼻水が溢れ出てくるけれども、ここで鼻をすすると左隣に座っている彼女、右隣に座っている他人に泣いていることがバレてしまうので、僕の頭の中の消しゴムで、事前に予想しているストーリーを消そうとするのだけど、涙で文字が歪んで悪循環。
 
2005年10月26日(水)  執事になって。
 
昨日は部屋が汚いということを書き始めて、いつの間にかセンスがなんたらというつまらない方向に行ってしまったが、本当は新宿のとある会社が昨年始めた「ハウスメイドサービス」について書きたかったのだ。
 
ハウスメイドサービスとは、メイド服の女性が自宅を掃除してくれるサービスで、掃除してくれるんだったら綺麗好きの彼女に頼めばいいが、彼女は機嫌によっては掃除をしてくれるどころか積極的に破壊活動を始めてしまうタイプなので、さすがに金を払ってまで破壊活動をされることはないだろうと、このようなサービスを利用してみたいと以前から思っていたのである。
 
でも問題はメイド服である。悲しいかな僕はメイド服に何の魅力も気分の高揚も感じない。掃除するんだったらメイド服じゃなくてジャージでもいいじゃないか。そっちの方が動きやすいしと思い、ジャージだったら彼女に頼めばいいのだけど、彼女は機嫌によっては掃除をしてくれるどころか積極的に破壊活動を始めてしまうタイプなので、まあメイド服でもいいや。掃除さえしてくれりゃあという軽い気持ちで料金表を見てみると、2時間1万8千円から。
 
高ぇよ。メイド服着て「御主人さま」なんて機嫌取って1時間あたり9千円かよ。どんだけ綺麗に掃除してくれるんだよ。床なんて鏡みたいにピカピカなるんじゃねぇか。キッチンなんて小さな水垢一つ残らないんじゃねぇか。トイレなんて舐めても平気なくらいツルツルになるんじゃねぇか。1万8千円もするんだからね。こりゃあ利用するほかないでしょー! と、意気揚揚とサービスを申し込むわけがない。
 
2005年10月25日(火)  センスってなんだろう。
 
僕はもう10年近く精神科・心療内科に勤めていながら、自分の精神状態というものが主観的に判断できず、無理をしてはいけない時にも無理をしてしまい、度々心身共にやられてしまうのだが、最近、自分の精神状態のバロメーターを客観的に判断する方法をようやく発見した。
 
精神的にダメな時は、部屋が汚いのである。比較的整理されている部屋が、ふと気付いたときに陰惨たる状況になっているのである。今まではこういう状況に気付いた時は、ああ、そういえば部屋が汚いなと思う程度で、さほど部屋が汚いことについての考察を深めなかったが、よく考えてみれば、というかあまりよく考えなくても、部屋が整理されてないということは部屋を掃除するという気力がないことで、要するに疲労が溜まっているということである。どうして今まで気付かなかったのだろう。
 
だいたい僕はいつも自分の行動や精神状態について自己洞察をすることがない。どうしていつもこうなんだろう。どうしてこんなことしちゃうんだろう。と、自分のことに全く責任を持っていない。いつまでも自分自身が謎の人物なのである。その辺りを自己洞察してみると、どうやらそういうことを意識して見ないようにしている自分を発見することができるのだが、どうして意識的に自己洞察しないかということは、よくわからない。
 
例えば月刊男心で作品を書いて、「センスがいいですね」というコメントをもらっても具体的にどこがどうセンスがいいのか、自分で作品を掘り下げようとはしない。僕のどこかに「センス」というものが存在しても、敢えてそれから目を逸らそうとする。「センス」というものを直視した時に起こる、何かしらの変化は、きっと僕にとって好ましいものではないと漠然的に感じているのだ。
 
センスがあるのなら、そっとしておいた方がいい。意識的にセンスを押し出すなんてナンセンスだ。多分センスなんてものは自分では意識できないもので第三者が判断したり感じたりするものなんだよ。センスの正体は、きっと自分自身にとって陳腐なものなんだ。よくわかんないけど、そんな気がする。陳腐なものなんだよきっと。
 
2005年10月24日(月)  いっぱいある!
 
月刊男心は創作だから一つの作品を書くのに何時間も頭を悩ませるのだが、この日記は創作ではなく現実なんだから何も考えずにダラダラと書いている。人生刺激的なことばかりではないので、平穏な日々が続いていると平穏な文章を書かざるをえない。
 
数年前までは本当に女好きで、「好色一代男」という日記のタイトルの通り、好色な日々を送っており、3・4年前の日記を読み返してみると、実に様々な女性が登場しているが、最近はめっきり落ち着いてしまって、彼女一人で満足というか、彼女一人で手いっぱいで、他の女性に目が行かなくなったとき、あぁ、僕も歳を取ってしまった。と、しみじみと感じたりする。
 
よってこの日記は既に「好色」の僕は登場することはなく、来年三十路を迎えるパッとしない独身男のただの日記に落ちぶれてしまっている。小説以外特に趣味もないので、読んでる人に何かを伝えることもないし、伝えたい出来事もない。ただの日記です。これはただの日記でございます。という風な人物設定をしているけど、私生活は日記に書けないことイッパイ!
 
2005年10月23日(日)  厭世。
 
最近めっきり寒くなったので、朝が起き辛くなってきた。今までは朝6時50分に目覚ましが鳴って、ソファーに移って再び眠って7時20分にもう一つの目覚ましが鳴ってそこでようやく目覚めるという、自分でも何がしたいのかわからない起床行動を続けていたが、近頃は6時50分にソファーに移っても寒くて寒くて二度寝できない。
 
ソファーが寒いのなら布団に戻ればいいじゃないかと、布団に戻って二度寝をすると、7時20分に目覚ましが鳴ってももう駄目。起きれない。死にたい。職場じゃなくてもう地球が爆発すればいいのに。田舎帰りたい。泣きたい。仕事が嫌いなんじゃなくて朝が嫌いなんだよ。体だるい。有給取りたい。でも主任がそんなことしたら病棟全体がたるんでしまう。何よりも僕がたるんでしまう。でも僕の人生を総括して見るとこれ以上たるめない。住宅ローンあるし。あぁ眠い。あぁ仕事行きたくないということを、病棟に1歩入る直前まで考えている。
 
2005年10月22日(土)  悲しみは雪のように。
 
ヤフーの週間シングルヒットチャートを見て僕は時代に取り残された。

1.「月夜のタンゴ」森光子
2.「スタートライン/Forever」SE7EN
3.「君が泣ける場所になる」郷ひろみ
4.「Piano (限定盤)」Char
5.「好きすぎて バカみたい」DEF.DIVA
 
6.「トマト/No Side(限定盤)」渡辺美里
7.「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO
8.「Orange(CD+DVD 限定盤)」V6
9.「貴女と...」舘ひろし
10.「Thank you」浜田省吾
 提供:銀座山野楽器(期間10月17日─10月23日)
 
時代に取り残されたというか、現在がいつの時代なのか全くわからない。SE7ENとかDEF.DIVAなんて知らないけど森光子とか郷ひろみは知っている。REIRA starring YUNA ITOは知らないけど、仲間由紀恵withダウンローズは知っている。仲間由紀恵は音痴じゃないかなぁというのは感覚的にわかる。
 
館ひろし、と変換して「たち浩」と出てくるあたり、このパソコンは猫ひろしよりもどうしようもないと思うが、「貴女と...」という80年代を彷彿させるタイトルもなんだか香ばしい。その下に浜田省吾がいて、浜田省吾なんてあれだよ。僕の友達のお兄ちゃん辺りが好きな歌手でしょ。すげぇと思う。浜田省吾と聞くとチョロの顔を思い出す僕もすげぇ時代に取り残されてると思う。
 
2005年10月21日(金)  モダンタイムス買ったよ。
 
別段書くことがない時は最近買ったものを書こうと思う。僕は人に本や映画やその他諸々これすっげぇ面白いぜみたいに紹介することはあまり好きじゃないので、つーか買ったものでパーソナリティーなんて量られたらたまらんので、ただこういうの買ったっていうのを書くだけ! となぜか逃げ腰。
 
「モダン・タイムス」Jfive
 
これはもう半年以上前に購入したヒップホップアルバムで、聞きすぎて聞きすぎて飽きてしまって妹の旦那にあげて、昨日突然再び欲しくなったので購入した。チャーリー・チャップリンの古典的名作「モダン・タイムス」をヒップホップにアレンジしたもので、一度聞いたらなかなか忘れられない。ノリがよくて洗濯物とかすぐ乾いちゃう! 電子レンジにパン入れて3分温めたら何かクシュンクシュンに縮んじゃう! クイックルワイパーにホコリよりも縮れ毛が絡まってる割合が多い! みたいなノリで。
 
2005年10月20日(木)  コープスブライド。
 
「コープスブライド」という映画を見に行った。僕はティム・バートン監督の作品が大好きで、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」は数十回見てるし、セリフもほとんど覚えている。自分が好きな本や映画をあまり彼女に薦めたことがない僕が唯一彼女に薦めた映画が「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」である。部屋で、一緒に、DVDで見て、彼女は、寝た!
 
まぁ寝たことが価値観の相違に直接つながるわけではないが、来週彼女が東京に来るので、このティム・バートン監督の最新作を一緒に見に行こうと思ったけど、韓流狂いの彼女は、「四月の雪」や「私の頭の中の消しゴム」を見たいと言うに決まっているので一人で見に行った。やっぱり面白かった。ちょっぴり切なかった。でも「私の頭の中の消しゴム」をすごく見たかったりする。
 
2005年10月19日(水)  やたら孝行。
 
家を買ったらリフォームしませんかとやたらうるさいので、やたらうるさいですと不動産屋に言ったらそれっきり連絡がこなくなった。確かに家を買ったけれども、僕が住むのではなく母が住む家であるのでリフォームに関しては消極的。家買っただけでいっぱいいっぱいなのに、リフォームまでできる余裕がどこにあるんだ。どこまで親孝行すればいいんだということを知人に話したら「親が生きてるうちに何でもしなさい」と言われたので、とりあえず床の張替えだけお願いすることにした。
 
2005年10月18日(火)  シノビチェンジ!
 
エレベーターの中に3人。若い母親と3歳くらいの男児と僕。階数表示を見上げる僕に、男児が「シノビチェンジ! シノビチェンジ!」と、変身ポーズのようなものを延々とやっている。
 
母親も咎めればいいものの、何を考えているのか何も考えてないのか僕にも男児にも目を向けようとさえしない。
 
シノビチェンジ! シノビチェンジ!
 
大人っていうのは、兎角悪者になるものだと、3歳児に精神的に打ちのめされて。
 
2005年10月17日(月)  ヒトフクロウ。
 
しかしこう毎日毎日よく書くことがあるなぁと感心してるのは、5年以上も書いているこの日記に対してであって、ミクロな視点で1日1日の日記を読んでいると大したこと書いていないのだが、マクロな視点でこの日記を読んで見ると塵も積もればヤマザキパン。ものすごくつまらないことになっている。つまらなすぎて首から上が真っ青で首から下は地井武男になっている。
 
本日の午前中は勤務表の作成。婦長さんが勤務表作ってる時はみんな婦長さんがおっかないので勤務表が完成してコピーして配布される時まで静かに勤務してるのに、僕が勤務表を作成してる時は「ここ私休みたかったのにぃ!」「私この日、この人と夜勤すんのヤダ!」「えー。また会議の日出勤? 私今月も会議出たんだけど」と、思い切りエゴのかたまりをぶつけてくるので僕は疲れました。
 
そんなことばっか言ってたら婦長さんに言うど! と、怒鳴ってやりたいけど、そういうこと言うとあまりにも自分が情けない存在に思えてきそうで、はらわた煮えくり返る思いを全て飲み込んで、「そうなんスか。へェ。大変スね。すみませんネ」と、大変なのは僕の方で謝るのは僕の方じゃないのに、ひきつった笑顔を浮かべながら首から下は地井武男。
 
2005年10月16日(日)  恋愛総スカン。
 
足の爪ってみんなどのくらいの間隔で切ってるのかわからないけど、僕のパソコンスタイルは常にあぐらをかいているので、足の爪がよく目に付く。で、あぁ爪伸びてんなぁと、一番長さが目立つ右足の薬指と中指の爪を切って、いかんいかん悠長に爪を切ってる場合ではない。僕は今、燃えている、つもりで、原稿を、書いている! と、思い切り躊躇しながら闘志を燃やしてキーボードを打ち始めるものだから、いい加減になるのは原稿は勿論、足の爪も2本切った時点で中断されて、僕はいつもこんな調子だから足の爪が生えてくる間隔がそれぞれ違う。
 
あと彼女に無自覚なひどいことを言ってしまって、現在思い切りシカトされている。恋愛総スカンをくらっている。いつもは毎晩ラヴラヴテレフォンで日記なんて書く暇なくて1週間分も2週間分も溜まっているのだが、ここ数日のスケールのでかいシカトのお陰ですげぇ日記がはかどる。足の爪も全部切って、5分の2の高確率の深爪。ギャン。
 
2005年10月15日(土)  バニラブ!
 
僕は小倉優子も好きだけど山崎バニラも大好きです。って誰、山崎バニラって。ゆうこりんより私のほうが好きって昨日言ったばかりなのにまた新しい女にうつつを抜かしてる。なんて気の置けない人なんでしょうという彼女の声が聞こえてきそうだが、好きなもんはしょうがない。僕は山崎バニラが好きなのだ。
 
山崎バニラとの出会いは深夜1時半。日本テレビの「月曜映画」という番組の「シネマサイレント」というオープニングで、大正琴の弾き語りをする金髪の活弁士の声に心を打たれました。ビールをこぼしました。ブラウン管に釘付けになりました。
 
どこかで聞いたことあるような、それでいてすごく斬新な声音。甘いというか愛らしいというか。ゆうこりんも甘いというか愛らしいというかゆうこりんというかへんてこりんな声をしているんだけど、山崎バニラは「活弁士」と名乗っている通り、映画作品や監督の生い立ちなどを紹介するその活弁がなんとも面白い。言葉がすんなりと右耳から入って左耳から出て行くのではなく、脳内をぐるりんぐるりん。頭フラフラ深夜1時半。
 
こ、この女性は何者なんだ。と、眠っていたパソコンを起動させ、すかさず「月曜映画」で検索して、その活弁士が山崎バニラという女性だと知り、もっとこの人のことを知りたい。もっとこの人の声を聞きたい。なんて恋に落ちた少女のようなことを思いながらずっと思ったまんまで、先日たまたま深夜1時半にテレビを見ていたら、あ、山崎バニラだ。この人のこと知りたいって思ってたことすっかり忘れてたということを思い出してパソコンを起動させずに就寝。
 
2005年10月14日(金)  ドクターマリオ。
 
ゲームボーイミクロの話ばっかで申し訳ないんだけど、ソフトは「ドクターマリオ&パネルでポン」と「逆転裁判」を購入した。
 
ドクターマリオというと1993年に発売されたファミコンのソフトで、高校生の頃、狂うほど熱中したゲームで誰にも負けたことがなかった。フクシマくんが一番のライバルだったけど、フクシマくんにも負けなかったし、フクシマくんはもう2人の子持ちである。ちなみにフクシマくんの兄ちゃんはちょっと怖かった。今頃何してるんだろうな。
 
で、12年振りにドクターマリオをプレイしてみたんだけど、しょっぱなから一番高度なハイスピードのレベル20をワンプレイでクリアしてしまってどうしよう。思い出が、走馬灯のように過ぎちゃった。わーん逆転裁判しよ。
 
というわけで、かなり前に話題になっていたソフト「逆転裁判」をプレイしてみたが、なんてことはない、裁判が逆転することを楽しむゲームだった。2回ほどプレイして飽きてしまって、ゲームボーイのソフトってすごく小っちゃいから今どこにあるのかわからない。多分そこの洗濯物の下あたりにあるんだと思う。
 
というわけでもう一度ドクターマリオをプレイして、やっぱりハイスピードのレベル20をクリアしてしまって、やっぱこのゲームは人と対戦するからこそ面白いんだよなと思ったけどフクシマくんは2人の子持ち。
 
2005年10月13日(木)  家買ったよ2。
 
母は今まで車で2・3時間掛けて孫の子守りに行っていたのであって、まぁ今は元気だからいいのだけど、母だっていつまでも若くはないので、将来を見越して、母が住む家、それは実家になるんだけど、子供たちが離れたその実家はもう、実家という機能を失ってしまった。だったら新たに実家を購入しようじゃないか。お前たち妹がそれぞれ住む街の中間地点あたりに。
 
というわけで、新しく、といっても中古なんだけど、お母さんに家を買ってあげたい。僕は東京でもうこんなに堕落してしまって、二度と田舎には戻れない体になってしまったけれど、せめて、お母さんに、いろいろ、ほんといろいろ苦労してきたお母さんに家を買ってあげたい。お金のことは大丈夫。現在の生活水準を少し落とせばちゃんとローンを払える分くらいは確保できるから。お母さん、もうそこに住まなくていいんだよ。楽しい思い出もあるけど、それに勝るくらい辛い思い出だってあるでしょ。大丈夫、僕がしっかり働くから。お酒の量も減らすし、3食ちゃんと食べるから。お母さん、もうそこに住まなくていいんだよ。
 
と、8月に母に話したら、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、お母さん、ありがとう、ありがとうって何度も僕に頭を下げて、妹たちも僕にありがとう、ありがとう、兄ちゃんが私の兄ちゃんで良かったって、よくわからないことを何度も言いながら喜んでくれて、あれから2ヶ月経って、また別の機会に書くけど、もう住宅ローンの申し込みとか、不動産屋の取引とか、本当に面倒臭くてややこしくて。僕一人だけが住む家だったら、こんな面倒臭いんだったら一生賃貸に住んだるわ! と、憤慨しそうな機会に何度も遭遇する度に、母と妹の涙を思い出して、頑張らんといかんなぁ。僕、長男だもんなぁ。と、大都会のビルの合間に見える空を見上げながら遠い遠い故郷を思って。
 
2005年10月12日(水)  家買ったよ。
 
唐突に家買ったとは何ぞや。またゲームの中の話とちゃうん。いつも馬鹿やな憐れやなこの人。ぎょうさん酒飲んでわけわからん詩ぃ書いてヘラヘラ笑って屁ェこいて寝るような奴に家なんて買えるわけあらへん。いつも阿呆やな惨めやなこの人。
 
なんて思われて当然の生活を送っているのだが、この度、本当に僕は一軒家を購入しました。固定資産税を支払わないといけない身分になりました。
 
まあ一軒家といっても東京の一軒家を購入したのではなく、鹿児島で購入したのであって、8月に度々田舎に帰ったという日記を書いていたのは、甥の顔を見るためとか、古い友人と酒を飲んだというのも事実だが、実は中古住宅を物色するためであって、真夏の太陽が照りつける中、汗ダラダラ流しながら不動産屋巡りをしていた。脱水起こして死ぬかと思った。まわった中古住宅のあまりの廃墟っぷりに卒倒したりもした。とにかく僕は努力した。もう30歳を目前にしているのに、親孝行らしいものを何ひとつしてないのだからね。
 
というのは、妹は二人とも結婚してしまって、親の元から巣立ってしまった。長男は何を血迷ったか衝動的に東京に行くと言い出して、何かを成し遂げようとする目標さえ見失い、病院でヘラヘラしながら婦長さんの機嫌を取って、部屋に帰ったら酒ばかり飲んで詩を書いているという有様。他人でさえ憐れむようなこの状況、親が見たら泣いてしまうに違いない。親といっても、うちは片親なので母親は持病の高血圧を悪化させて卒倒するに違いない。
 
そんな不甲斐ない状況を打破しようと、母親の元を巣立って新たな家庭を持った二人の妹たちが住む近くの場所で生活してもらいたい。上の妹まだ子供が小さいし、下の妹は今月末か来月にも子供が生まれる。妹たちも母親が近くにいると、育児の面で非常に心強い。
 
というわけで続きは明日。
 
2005年10月11日(火)  上昇思考、破壊願望。
 
ゲームボーイミクロを買った理由は、大学のレポートを期日中に仕上げたというご褒美の意味もあるのだが、実はプレステ2が壊れてしまい、部屋で原稿を書くことしかすることがなくなったからであって、だったら好都合じゃないか。ここぞとばかりに集中して原稿を書けばいいじゃないかと思うかもしらんが、創作活動とはそういうものではなく、まぁ人によってはそういうものなのかもしれないけれど、僕の場合、適度に、しかもかなり頻繁に適度に休まなければ筆が進まないのであって、筆が進まないのは頻繁に休んでいるからじゃないかというパラドックスに陥りつつ、プレステ2は少なくとも僕の創作活動に影響を与えていたことは確かで、そんなプレステ2が壊れてしまった。ドとレとミとラとソとラとシの音が出ない。
 
とっても大事にしてたのに、5年以上毎日のように酷使してきたんだから寿命といえば寿命なのかもしれない。しょうがない。新しい薄型のプレステ2を買おうかしら。と、考えているときにゲームボーイミクロの存在が頭をよぎったものだから、まぁプレステ2っていったって大してハマっているゲームもないし、発売を待ちわびているゲームもないことだし、だいたいプレステって存在感がでかすぎるんだよ。テレビ見てたらその下にどうぞ遊んで下さいみたいにプレステが置いてあるからつい遊んじゃうんだよな。でもゲームボーイミクロはミクロと名乗ってるだけあってものすごく小っちゃいから、この6畳1間の狭いワンルームマンションで携帯とかテレビのリモコンを頻繁に紛失する僕は、きっとゲームボーイミクロも頻繁に紛失するだろう。紛失したときは仕方がない。頑張って原稿を書こう。んで大物の作家になろう。んで印税でプレステ2購入しよう。んでまたプレステ三昧、原稿おなざりな日々を送って酒飲みながら詩を書く堕落した生活に戻ろうという上昇思考の中に僕はいつも破壊願望が。
 
2005年10月10日(月)  小っちぇーの買ったよ。
 
昨日、1日で総数64枚もの大学のレポートを仕上げ、今日は何か自分にご褒美を与えようと思う。自分自身にもアメとムチのバランスを取らなければ壊れてしまうからね。ムチが痛ければ痛いほど、痛さに勝る甘いアメを与えなくちゃぁならん。プラスマイナスゼロになるんじゃなくて、ちょっとプラスになる方向にね。それが健康的な成長ってもんだ。な? そうだろう? と、自問自答を繰り返しながらビックカメラ。今日こそ買ってやろうと思う。
 
ゲームボーイミクロ。
 
何も後ろめたいことはない。買ってもいい根拠があるわけだしね。64枚。神がかり的なスピードで留年を免れたわけだしね。つーか来月も卒業のために64枚仕上げなくちゃならんのだけどね。来月は来月。今日は今日。昨日の僕はよく頑張った。よしよし。これか。ゲームボーイミクロ。小っちぇーな。こんなちんまいもんが12000円もするのか。あほらし。12000円で小説何冊買えると思ってんだ。馬鹿らし。ソフトも一緒に購入したら15000円超えるじゃないか。ほんとあほらし。ほんとこれ下さい。あ、色はブラックで。
 
2005年10月09日(日)  集中力!
 
通信大学の学習ってのは結構ハードで、試験やスクーリングの他に、1科目あたり8枚のレポートを2本、合計16枚提出しなければならない。そして僕はこの通り横着ばかりしている人間なので、3年次の編入試験に合格したはいいものの、本来ならば2年で卒業できるところをもう4年もかかっている。どうしても今年度に卒業したいと思っても、まだまだレポートが山のように溜まっている。泣きたいけれど泣いてばかりじゃ何も始まらない。レポートを、レポートを書かなければ。
 
今月のレポートの締め切りは15日。今年度中の卒業を目指すならば、今月中に4科目分のレポートを提出したい。したいじゃなくてしなければならない。1科目あたり8枚のレポートを2本だから、4科目分で総数64枚。1枚400字であるから、25600文字。そんなの15日までに書けるわけないじゃん。1000文字の原稿書くのにさえ青息吐息なのにさ。無理だよムリムリ。
 
なんて考えながら朝から図書館の学習室で口を尖らせつつレポートを書いていたら「あと30分で閉館の時間です」なんてぬかしやがる。アホー。家に帰ったらパソコン、小説、プレステ等々、誘惑に満ち満ちていて勉強にならんから図書館利用してるんやんけー。あと30分なんてそんな殺生なー。と、思いながら帰る準備。なぜかって? 64枚のレポートを1日で書き終えたからさ!
 
2005年10月08日(土)  靴買ったよ。
 
秋用の靴を買ったので、よしお出かけしようと思っても原稿や大学のレポートなどで外出する暇などない僕は、それでもお出かけがしたくて、バッグに勉強道具を詰め込んで近所の図書館に行けばいいものの、新しい靴の履き心地を試してみたいが為に、電車に乗って池袋の図書館に行こうとしたことがこれ間違い。
 
歩いて30分ほど経って、靴擦れで右足のアキレス腱に水泡ができ、それから10分後くらいから左足の小指と薬指の間が痛くなってきて、おそらくマメができたのだろう。しかしどうして池袋でそんなに歩いてるんだ。芸術劇場がある文化的な街でもあるのに、図書館は歩いて40分経ってもまだ辿りつけない場所にあるのかと思うかもしらんが、単に僕が迷子になっているだけであって、外出前にネットで調べた時は駅から徒歩10分と書いてあった。
 
なんだ、徒歩10分か。適当に歩いとけば見つかるかもね。っていう軽い気持ちで外出したが為に、右アキレス腱の水泡はつぶれ、左足のマメが疼く。もう駄目だ。もう駄目だ。と、フラフラ歩いていると喉が乾いてきたので、自動販売機でファンタオレンジを購入し、再びもう駄目だもう駄目だと歩き出す。
 
2005年10月07日(金)  謎バトン。
 
質問内容は書いちゃいかんらしくて、答えだけ書いてって言われたので書きます。今ブログ界で流行している「〜バトン」というものが全くまわってこないという愚痴を以前書いたら、恋はいつも喜劇さん、通称コイキさんが「謎バトン」というものを回してくれたので書きます。
 
男です。生まれ変わったらどっちでもいいです。鳥でもいいけど虫はいやだなぁ。男です。第二関節です。あとくるぶしです。ごめんなさい真面目に答えます。
 
中肉中背です。60キロなんて普通なのに彼女はもっと痩せてと言います。馬鹿だと思います。腹は出てません。ほんと中肉中背です。あとくるぶしです。
 
ファーストコンタクトを意外と重視してます。だってあれでしょって質問まだ3問目! 長げー! あ、今へんなしゃっくり出た。
 
僕は基本的に人を嫌いになりません。かといって人に心を開くこともないです。付き合う前は饒舌で、付き合った瞬間寡黙になるタイプです。
 
やられたらやり返します。
 
具体的な行動ではなく、悲しいと思ったとき。悲しいって思わなかったら、何やられてもオッケーです。やられたらやり返します。
 
幼稚園の頃だったからなぁ。僕は牛乳が嫌いだったので、よくプレゼントしてました。
 
終わり。謎バトン、楽しんでいただけましたでしょうか。あれだけバトンまわせって言ってたのに10問中7問しか答えてません。残りの3問は答えにくかったのかというと、そういうわけでもなく、明日の仕事の具体的内容を思い出して気分が陰になったので終了です。
 
2005年10月06日(木)  心に余裕を。
 
昨日も少し試験のことを書いたんだけど、僕は来年、精神保健福祉士という国家資格を受験する。この国家試験は、大学で所定の科目の単位を修得し、病院や福祉施設などを1ヶ月ほど実習してようやく受験資格が得られるのだが、僕は単位も取ったし、実習も終わった。あとは受験申し込みをするだけだよーーーーーーーんと、余裕の毎日を送っていたら、寝る前に申し込み締め切りが明日だということに気付き、寝る前に気付いたということは酔っ払っているときに気付いたということで、フラフラしながらペンを取り、煩雑な申し込み書を記入して、ああ締め切りに間に合うかしら間に合うかしらと不安で眠れなくなったのは、
 
僕が日頃からいい加減な生活を送っているからであって、ちゃんと然るべき予定を然るべき期日に然るべき予定表に記入していれば、気が付けば外は冬で家の中には食い物が何ひとつないというキリギリスのような状況に陥ることはなく、心に余裕を持って日々を送ることができるのだが、心に余裕を持っている場合じゃない時にも僕は心に余裕を持っていて、いつもこうやって土壇場で苦労している。余裕しゃくしゃく癇癪。
 
2005年10月05日(水)  因果なもので。
 
仕事柄、結構強力な消毒液を使用するので手が荒れて荒れて、指に小っこい水泡ができて、それを潰すと痛かったり痒かったりと仕事に集中できなくなるので、まったくもってムカつく。よし、転職しようと、来年1月の精神保健福祉士の国家試験を控えている僕は、毎夜寝る間を惜しんで机に向かって受験勉強をしているかというとそういうことはなく、仕事から帰ってきて2時間くらいソファーで眠って、夜9時頃にノロノロ起きてシャワーを浴びて軽い食事を摂って酒飲みながら詩を書いて、あぁそろそろ本腰入れて試験勉強しなければいけないよなぁ君もそう思うだろう? と、怪しい呂律で彼女に電話して、最上級11回分の彼女は僕のあまりの勤勉意欲のなさに呆れ返り、うんうんはいはいと空返事ばかりして韓国ドラマに熱中しているから僕は悲しくなってまた酒を飲むんだ。
 
2005年10月04日(火)  僕は悪くない。
 
今月末に就職活動の為に東京に行きます。楽しみにしててね。えへへ。好きよ。なんて彼女は嬉々としているが、僕はあまり嬉しくないのは、部屋が驚くほど散らかっているからであって、どうしてこんなに散らかっているかというと、よし、今日は夏物から秋冬物へ衣替えをしようと、とある休日に張り切って始めたはいいものの、ものの10分としないうちに飽きてしまって、衣装ケースの中には半分秋冬物、半分夏物、パイプハンガーも半分秋冬物、半分夏物、フローリングの床に至っては春夏秋冬、四季折々の衣類が散乱しております。そしてそれらの衣類の下に時々CDのアルバムが紛れ込んでいるものだから、先日バキッと踏んでしまって、ったく誰だよーこんなとこに置いたのはよー! と、ぬいぐるみに向かってキレる独居生活。
 
2005年10月03日(月)  ソリティア主任。
 
先日、職場用のパソコンを購入したので、夜勤の時などに溜まってる書類作成などがはかどってとても仕事の進み具合が順調であると書きたかったのだけど、夜勤の時にパソコン開いて何をしているかというと、ソリティアをやっている。
 
家のパソコンではソリティアなど見向きもしないのに、どうして職場ではこんなにハマってしまうかというと、職場のパソコンには娯楽系のソフトが入っておらず、まともなソフトはオフィスぐらいしか入っていない。もちろんネットだってできない。よってウィンドウズ標準装備のゲームに手を出してしまうわけだが、ハーツとフリーセルはルールがわからない、ピンボールはなぜかフリッパーが動かない、マインスイーパは目がチカチカするし、過去にインターネットの対戦型のマインスイーパで彼女にケチョンケチョンにやられた経緯があるので、実際見るのもイヤだ。そして必然的にソリティアが残る。
 
書類作成とソリティアの二者択一に迫られた場合、ソリティアを取るに決まってる。全然面白くないけど、書類作成に比べれば楽しいと思う。深夜に白衣姿でソリティアで遊んでいる看護主任。僕が婦長だったらクビにするね。
 
2005年10月02日(日)  ダーレカサンガー。
 
「家族でも私はもんじゃ係です」というメールをもんじゃ焼きの調理の途中過程の写真まで添付して送ってきた彼女。君は少なくとも、僕との間ではもんじゃ係ではない。ずっと前、月島に行った時だって僕がもんじゃを作ったではないか。
 
もんじゃ係っていう概念がこの世にあるかわからないけど、少なくとも僕と君の間ではもんじゃ係は僕である。だのに君は「家族でも」もんじゃ係と言っている。じゃあ他にどんな状況でももんじゃ係なんだ君は。多分浮気でもしてるんだろう。そいつとの間では彼女がもんじゃ係なんだろう。
 
と、彼女のメールを読んで無理矢理浮気を疑ってみたが、やがて飽きてしまって楽天市場で秋冬用の靴を探していたらそれも飽きてしまって、プレステを始めたらなんか異様に強い敵が倒せなくて飽きてしまって、書きかけの原稿でも書こうかなと思っている最中に既に飽きてしまって、あーあ、なんかいいことないかなーと、タバコをくわえてベランダに出ると、思ったより風が冷たくて秋てしまった。
 
2005年10月01日(土)  最上級11回分。
 
彼女は勤勉家である。遠距離恋愛なので随意に男遊びでもすればいいものの、大抵家にこもって勉強をしている。まぁ家を飛び出して男遊びばかりしているのも問題だが、勉強ばかりするのも問題だと思うよというようなことを度々電話で話すのだが、勉強する人は、こう、なんていうか、違うんだろうね。僕みたいな人間と。そもそも勤勉意欲とか心意気とかそういうものは全くなくて、自然に体が机に向かうんだろうね。
 
彼女の勤勉家たる所以は、成績に如実に表れていて、先日成績表を写メールで送ってきたのだが、33科目評価がオールA。保険なんかだと「最上級のトリプルA!」なんてやたら自慢してるが、トリプルAなんてのはたかがAが3つあるだけで、彼女の場合トリプルAの11倍である。最上級11回分である。グレイトだと思う。ファンタスティックだと思う。僕は学生の頃、ちっとも勉強ができなかったので、近親の者がこのような成績を取ると、もう我がことのように喜んで、あたかも自分が最上級11倍のような心境に陥って、あれから毎日1回は33科目オールAの写メールを見ながら自分を慰める毎日。
 

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