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| 2005年06月30日(木) 心の余裕。 |
| なんでこんなに心に余裕があるのかというと本日給料日だからであって、心の余裕は懐の余裕。今の僕にはある程度の逆境には立ち向かっていける。立ち向かってゆける。「いける」と「ゆける」これって普通「いける」でしょ。「ゆける」ってちゃんとした表現なの? どうなの? と、僕がセブンイレブンのレジ越しに疑問の眼差しを向けているのは、レジの後ろに陳列してあるとあるDVDを見て。 「いま、会いにゆきます」 えー。会いにいきますでしょー。ナンデソンナニホンゴツカウカナー。オメェソレチョットオカ、オカ、オカ、オカシデスヨー。と、口調がボビー・オロゴンになってしまうぐらい僕は驚いてしまったのと給料日が重なったということもあって、行き付けの美容院に行って担当のお姉さんにそのことを話すと、「ヨシミさんは誕生日月なんで、カットが15%オフになりまーす」なんて言われてすっかり嬉しくなって僕は今15%オフの頭。 |
| 2005年06月29日(水) いいともに呼ばれたい。 |
| 先日、とある大手出版社からとある原稿のオファーが来て、やったメジャーデビューだ。すげぇな。引っ越そうかな。今の仕事辞めようかな。って仕事辞めたいってのはきっと多分他の理由。主任の重圧とか夜勤の激務とかそういう理由で辞めたいのだけど、それで辞めるのはちょっと格好悪いから、メジャーデビューするのでってことで辞めよかな。とりあえず毎日発泡酒じゃなくてビールが飲める生活がしたいな。そうだったらいいのにな。そうだったらいいのにな。 と、浮き足立っていたが、そういうデカイ話は具現化する前に「オレって有名になるんだぜメジャーになるんだぜ」と周囲に吹聴していたら、その話はおじゃんになるってのはこの世の道理であって、自制自制。ここはぐっと我慢するんだ。歯を噛み締めて喜びをこらえるんだ。という生活がここ1ヶ月ぐらい続いてたのかな。で、そのオファー、誰にも吹聴することなくおじゃんとなった。 愕然としました。呆然自失でした。泣きました。それは嘘。泣こうと思ったけどその日は仕事だったので職場に行きました。で、看護記録に記載のミスがあって婦長さんにちょっぴり注意されました。メジャーになったらそんな注意跳ね返してたのに、メジャーじゃないただの看護師はそのミスを大いに反省し、部屋に帰ってそのことを理由に泣きました。そして数日後、そのメジャーデビューになるきっかけの企画がボツになった理由を効かされました。 「もう少し、有名になってください」 えーん本末転倒。デビューしてから有名になるんとちゃうんかい。本が売れるから有名になるとちゃうんかい。と、素人ライターの僕はそう思うのだけど、現在の出版業界というものは、悲しいかな、やっぱり売れてナンボの世界なので、ヒロシが本出して売れた。アンガールズが本出して売れたってのはいい例で、すでに著名であるから売れるという実に簡単な理由で成り立っていて、じゃあ僕はどうやって有名になればいいんだ。と、出版社はそこまで面倒見てくれるはずがなく、ライターを落とす度に、もしくは人とぶつかる度にジャンカジャンカジャンカジャンカとアンガールズのモノマネしながら明日も仕事。 |
| 2005年06月28日(火) ここにいる理由。 |
| 鹿児島に住んでいた頃は、2LDKのマンションに住んでいて、いやよくわからんのだけどね。LDKとLDの区別が。LDKってのは居間(リビング=L)と食事室(ダイニング=D)と台所(キッチン=K)が一体化した部屋=LDKのことなんだそうですよどっかのサイトからコピーしましたから。そしてLDってのは間(リビング=L)と食事室(ダイニング=D)が一体化した部屋=LDのこと。 主に独立キッチンをもつ間取りだそうですよ同じサイトからコピーしましたから。 とにかく鹿児島に住んでいた頃は、二つの6畳の部屋に、ダイニングがなんと10畳くらいある部屋に住んでいた。一人で。いっぱい給料貰ってたから。ってそんなことはなく、給料だって今の給料の約半分しか貰ってなかった。でもそんなだだっ広い部屋に住んでいた。なぜか。それは僕が住んでいたところが田舎だったからである。家賃はなんと3万円だったのである。 で、現在東京に住んでいて給料もあの頃の倍くらい貰っててさぞ優雅な生活をしてあの部屋以上に広い部屋に住んでいると、そりゃ誰もが思うだろうし、僕だってそう思いたいのだが、現在住んでいる部屋、たったの1Kである。 2LDKは2つのリビングと、ダイニングとキッチン。1Kってのはイチバンキュウクツの略である。ムカツク。チョー狭い。部屋の中に台所があるなんて信じられない。なんか牢屋みたい。息詰まっちゃう。何この生活レベルの差。何この家賃。馬鹿じゃないのトーキョー。田舎帰りたいよ。って時々思うのは、現在こんな一番窮屈な部屋に住んでいるというのに家賃7万円。 田舎で7万のマンションに住むとなると、トイレはウォシュレット当たり前。その上お風呂ジャグジーで、寝床は回転ベッド、枕元にはコンドーム。ってそれラブホテルじゃーん! みたいなマンションに本当に住めるのであり、夢のような生活ができるのだけど、僕は多分もう鹿児島には帰らない。無茶ばかりしてたので。 具体的にいうとホステスとかその周囲の怖い人たちとか、店のガラス割ったの俺のせいにされたりとか、つーかあれユウジが割ったんだけどね。あとホステスに手ぇ出したっていうか手ぇ出されたっていうかそういうイザコザがあって、そのホステスから逃げる為にその店を避けるようになって、違う店に入ったらそのホステスが先日辞めてそこで働いていてまた修羅場みたいな冒頭の部屋の話はなんだったんだって思うくらい僕はもう駄目だ。これからは歌舞伎町で生きることにする。まだ3回くらいしか行ったことないけど。 |
| 2005年06月27日(月) チャレンジャー。 |
| 27日午前11時55分ごろ、福岡県柳川市三橋町下百町の柳川農協駅前支店で男が「手を上げろ。撃つぞ」と右手をTシャツの内側に隠し、職員を脅した。窓口の職員らは手を上げたが、男は拳銃を持っておらず、手を見せて「冗談、冗談」と言って外に逃走。追い掛けた男性職員数人が男を取り押さえ、柳川署員に引き渡した。(共同通信) この男は酒を飲んでいたということだが、やってることが微笑ましくもなんともない。ただの悪質でお馬鹿な悪戯である。容疑者34歳。孫の代まで笑われると思う。 しかしこの容疑者はきっとチャレンジャーなんだと思う。人間の根底に流れる「冗談では済まされないことをやってしまいそうになる心理」を遂に実践したチャレンジャーなんだと思う。 例えば、職場で院長から内服や処置の指示を受けている時、僕はこう思う。ここで院長が持っているカルテをパーン! ってはたき落としたらどうなるんだろ。クビだよな。クビになるよな。あー怖わ。例えば職場の朝礼で、何十人もの職員が神妙な顔で立っている時に、ピャァーッ! フォーッ! こんなダラダラしてたら朝礼のくせに日が暮れちまうよ! なんて叫んだらどうなるんだろ。クビだよな。クビになるよな。あー怖わ。と、別に考えなくてもいいことをつい考えてしまうのである。 しかしこれはよく考えてみると、その気になれば一瞬で人生を滅茶苦茶にする可能性を僕たちは持っていて、その気になればそれを随意に遂行することができるということである。だから前述の農協を襲った男も、強盗する気なんてさらさらなかったのかもしれない。でも一瞬で人生を滅茶苦茶にする意味のわからない破壊願望に魅了され、酒の力を借りてつい遂行してしまったのかもしれない。 僕は彼を心の中で人間の根底に流れる意味不明のテーマに果敢に挑んだチャレンジャーだと呼びたい。ただ呼びたいだけ。あー怖わ。 |
| 2005年06月26日(日) 主任の鏡。 |
| 婦長さんが「そろそろ飲みに行きたいねぇ」と僕に言ってくるのは、私はストレスが溜まっていてそろそろ発散したいので、主任、お前また飲み会のセッティングをしろ。ということで、そんなこと百も承知の僕はすかさず「僕もそう思ってました!」なんてオベンチャラ。 ここで難しいのは、看護婦さん達の説得であって、婦長さんが飲み会に行きたいと申しているので皆参加するようにと威圧的に言っても敬遠されるだけであり、そりゃそうだ。誰だって上司と楽しく酒なんて飲めるはずがない。 しかし、飲めるはずがないから飲みたくないというのはこれ、飲み会を余暇のカテゴリに分類しているからであって、これも仕事のカテゴリに分類すると、しょうがないなぁ参加しなきゃなぁと思うのであり、婦長さんより偉い総婦長さんは言っていた。「給料の1割は自分への投資だと思わなければならない」って。 こらどういうことかというと、給料貰って全額自分の為に使おうと思ったら大間違いである。1割は上司や同僚と親睦を深めたり、新しい文献を購入するなどして、自分のそして看護の向上に努めなければならない。って。まぁ滅茶苦茶な理論だとは思うが、一理あることはあることはある。でもそんな理論で看護婦さん達を諭したって、重い腰が少しでも浮くことなどありえない。 じゃあどうするかってんで苦肉の策。というかいつもの策。主任である僕がストレスが溜まっていて、すごくみんなと飲みたい気分なんです。いつも一人狭くて暗い部屋でビールばかり飲んでいるから。看護婦さん達と楽しく飲みたい。だから飲み会開きたい。行きましょうよぉ。ねぇ行きましょうよぉ。と、時々寂しい目をしながら僕の意思で企画した飲み会だということを伝え、腰をくねくねさせ、流し目したり頬を膨らませたりと馬鹿演技に没頭しているのはこれ飲み会を開きたいと言った婦長さんの願いを叶えさせるためだけであり、自分のプライドを捨ててまで看護婦さんに媚を売るこの姿勢。主任の鏡だと思うわけがない。 |
| 2005年06月25日(土) みんな忙しい。 |
| たとえば主任という立場は、毎日忙し過ぎる婦長さん(今は師長さんと呼ぶのだけど)をフォローする為に存在する。婦長さんは主任がいてくれてとても助かると言う。 でも僕は主任業務と共に一般の看護業務もあるわけだから、僕は僕で毎日忙しい。具体的に言うと、仕事から帰って1時間眠らなければ次の行動に移れないほど疲れている。だから仕事上、看護婦さんの協力は不可欠となる。 でも看護婦さん達も一般の看護業務の他に、それぞれ家庭があるわけで、家に帰ると掃除洗濯子供の世話などが待っており、旦那は仕事から帰ってきてビールばかり飲んで家事などしてくれないから子供たちに手伝いを頼んでしまう。 でも子供達はお母さんの手伝いの他に、本来の子供の仕事、いわば学校の宿題や塾の課題などがあるわけで、ママに言っても怒られるし、パパは相手にしてくんないし、意外と猫の手も借りたいくらい忙しかったりするのである。 でも猫は、飼い主の手伝いをしてほしい気持ちとは裏腹に、ネコ科に属している以上、四本足で歩くことを余技なくされ、もちろん言葉も話せないし、柔らかい肉球では飼い主の宿題を手伝う為のエンピツすら持てない。しかしそういう事情の他にも毎日のキャットフードではどうしても満腹になれず、ネズミでも追いかけようと思うのだけど、ネズミはすばしっこくていつも逃げられてしまう。 でもネズミは、いつも空腹で涎を垂らしている猫の相手をしたいけれど、明るいうちからキッチンに顔を出すと、人間に見つかって抹殺される恐れがある。下手すれば猫にだって殺される。ハムスターはいいよなと思う。肌の色が違うだけなのになと思う。じっと手を見る。ハムスターになりたいなと思う。でも看護主任にだけは絶対なりたくないなとも思う。 |
| 2005年06月24日(金) なんとなくといえばなんとなく。 |
| ソーシャルネットワーキングのサイト、通称SNSのmixi。やってる人はやってると思うがやってない人は招待状を受けていないのでやりたくてもできないというこの排他的な感じ。僕はあまり好きではない。好きではないのに未だに登録しているのは、なんとなくといえばなんとなくで、明日もしきれいさっぱりmixiという存在が消えていたとしても僕は全く困らない。困らないしなくなったことすら気付かないかもしれない。でも未だに登録しているのは、なんとなくといえばなんとなく。 この「なんとなくといえばなんとなく」僕のパーソナリティを形成する上で重要な要素になっていると思う。たとえばこの日記。約5年間も書き続けている理由はなんとなくといえばなんとなく。やめるきっかけもないから書いてます。という実にふざけた理由で書いているのだが、これは誰にも迷惑かけてるわけじゃないので、書きたければ今後もずっと書き続ければいいと思う。 しかし恋愛だけはなんとなくといえばなんとなくではいけないはずなのに、僕は昔から恋愛に対して「なんとなくといえばなんとなく感」が払拭できず、こう、全力で相手を愛することができない。一体これはどういうことか。なぜこんなにも冷めているのか。冷静と情熱の間からちょっと冷静寄りなのか。 僕はこう思う。冷静と情熱の間からちょっと情熱寄りの人がものすごくmixiを楽しんでいるのではないか。狭い世界でポジティブに。好奇心に目を輝かせ、未知の相手にただならぬ関心を寄せ、全力でアピールする。よし、今度はオフ会で会いましょうなんつってお洒落して繕って装って偽って。でもそれはとても情熱寄りなことだから全く悪いことではない。 でも僕はちょっとだけ冷静寄りで、情熱冷静云々の前に出不精であるので、オフ会には全く参加しなくなったし、ひどいことにmixiに届いたメッセージさえ返信しないこともあるし、ただ「なんか楽しそうな人なのでマイミク登録していいですか?」なんてメッセージをもらっても承認もしないし拒否もしない。ただそこに返信されないメッセージがあり続けるという、僕のmixiの画面はそんな無気力な状態になっており、なんでお前は返信もせず、交流も広げようともせずにmixiなんて続けているのかと問われると、やっぱり答えはなんとなくといえばなんとなく。愛も平和もなんとなく。 |
| 2005年06月23日(木) 祟り。 |
| どうもお菓子の完食というものができない。と、パソコンの前、職場のヘルパーさんから北海道土産でもらったミルクキャンディー残り半分くらい。彼女から四国土産でもらった「ひょうげ豆」という豆菓子残り3分の1。先週少し風邪気味の時に買ったまろやか緑茶のど飴残り半分。セブンイレブンで買ったダブルチョコウエハースというチョコレート菓子まだいっぱい入ってる。酒のつまみに購入したピリ辛味せんぼんという乾燥魚肉加工品半分以上。 と、どんだけパソコンの前にスペースあるんだと思われるほど、食べかけの菓子がいっぱいある。そしてそれを完食するのかといえばそうでもなく、いつまでもいつまでもパソコンの前に鎮座し続け、頃合を見計らって破棄。もしくは彼女が来たときに、彼女の腸内にて処分。世の中にもったいないオバケがいるならば、先日から続いている首の凝りは、このオバケの祟りのせいだと思うくらい僕は食べ物を大切にしない。 あと僕は九州の鹿児島生まれってだけで、周囲の人からやたら酒をプレゼントされるのだが、これも一つの酒を集中的に飲むのではなく、いろんなものを開封してちびちび飲むものだから、飲みかけの酒もかなり多い。シンクの上にはビールの空き缶が散乱し、冷蔵庫の前には飲みかけの酒瓶が何本も佇立している。アルコールにまみれて生活しているような人だと勘違いされてもおかしくない風景である。酒にまみれてはいないけど、なければ生きていけないということは確かである。でもお菓子はいらないなぁ。どうにかなんないかなぁこの食べかけのお菓子。 |
| 2005年06月22日(水) 理性の天使と留守番電話。 |
| 午後8時49分。留守番電話にメッセージ。 「お忙しいところ恐れ入ります。えー、事務局の田中と申します。携帯電話のご契約者様に確認事項がございますので、田中までご連絡頂けますでしょうか。電話番号は03−548……」 とまぁ、これは詐欺まがいの何らかの勧誘であることは明らかであり、もし提示された電話番号に電話すると、僕はたちまち個人情報を抜き取られ、欠陥リフォーム工事、やたらでかい壷、やたら薄っぺらい布団などを購入させられた挙句、馬鹿高い利息のついたローンを組まされ、払えないとなると東京湾に沈められるか、風俗で働かせられるかどちらかの選択を迫られ、じゃあ死にたくないっつんで風俗で働きたいんだけど、オレ男なんスよね。なんて怖い人に言うと、じゃあ風俗の客引きやってくれと、利息の為に無償の勤労を強いられた挙句、どんな仕事でも比較的適応能力の高い僕は、風俗の客引きも難なくこなし、お前なら安心して店を任せられるってんで、キャピキャピパラダイス池袋店の経営を任され、不況の風などなんのその。「今こそ勃ち上れサラリーマン!」をキャッチコピーに爆発的な売上を達成。風俗店発の六本木ヒルズ進出を果たし、「風俗界のホリエモン、ベッドの中では想定外」なんて各種マスコミ・スポーツ紙で騒がれ、左団扇の人生を送ることになったのは、あの日の午後8時49分にかかってきた怪しげな電話のお陰で、電話1本が僕の人生を変えたなんて夢みたいな話があるわけがない。 そもそもこの留守電のいかがわしいところは、まず「えー、事務局の田中と申します」という箇所。「えー、事務局」と言っているように見せかけて「au事務局」と言っているようにも聞こえるという絶妙な言葉の濁し方をしており、次に怪しい箇所は「携帯電話のご契約者様」というところで、よく出会い系のスパムメールなどに「アナタに決めました。早くアナタに会ってみたいです。アナタと趣味が会いそうなので」と、やたらアナタアナタと連呼するのは、自分の名前がわからないということと、同様の内容を不特定多数の人間に送信しているということで、「携帯電話のご契約者様」ではなく、「携帯電話のご契約者のヨシミ様」と僕の名前を呼べば信憑性も高まるものの、事務局の田中という女は僕の名前を知らないので、「契約者様」なんて便宜的な名称を駆使して悪いことばかりやっている。女であろうがこういう輩は地獄に落ちて、地獄に落ちてからも赤鬼とかに「お前なんて地獄に落ちろ!」なんてひどいことを言われればいいと思う。 と、そういうことを考えて、そういう文句を言ってやろうと非通知で田中が留守電に残した電話番号にかけてやろうと思ったが、ちょっと待てと声を掛けたのは、主に僕の右脳の方に住んでいる理性の天使で、「これは詐欺は詐欺だが、新手のワン切り詐欺かもしれない」と言うので、なななななるほど。おっかねーなー。きっとそれだよな。理性の天使の言う通りだよ。ワン切り詐欺だよ。アッブネー。っていうか本当はそうじゃなくて、本当に事務局が確認事項を伝えるだけの善意の電話だとしたら、仮に電話だとしたらだよ。もし善意の電話だとしたらだよ? すごくない? 新手のワン切り詐欺の手口思いついちゃった。なんてニヤニヤしている僕はきっと地獄に落ちると思うよ。 |
| 2005年06月21日(火) 世の中きっと駄目なので。 |
| これは6月21日の日記だが、書いているのは23日で今日の朝日新聞。「経済産業省 数千万円の裏金管理」「道路公団 現職員が発注情報 OB団体に官製談合の疑い」「飲酒問題で民主にかみつく」と、偉い人達が悪いことばかりしているので、多分この国はもう駄目だと思う。大人から子供まで。ゆりかごから墓場まで。もう全然駄目だと思う。しかし駄目だ駄目だと嘆いてばかりいても何も改善しないので、何か行動しよう。まだ若いんだし。ということで、インターネットをしていたらよく見かける「クリックで救える命がある」ってやつをクリックしてから部屋の掃除を始めた。 僕は比較的部屋の掃除をする方である。同年代の独身男性に比べると、平均以上に部屋が整っている方だと思う。しかし彼女は、彼女と同年代の女性の部屋の整理っぷりと比較するので、いつも僕の部屋を見て「汚い汚い」と罵る。そんなことないよ。だったら僕と同年代の独身男性の部屋を見てみろよ。散々なものだぜ。カップラーメンの空容器に吸い殻詰めてたり、万年床の上にエロ本が散らばってたりするんだぜ。僕の部屋なんて綺麗なものだよ。昨日エアコンのフィルター掃除したしね。見えないとこも綺麗なの。でもお前は汚い汚いと、生まれてから「汚い」という単語しか教わってきてない奴みたいに汚い一点張り。そんな彼女に今日の新聞を見せてあげたい。 世の中はこんなに腐っている。秩序のない現代にドロップキックしてもきっと跳ね返されてパイルドライバーでお返しされそうな世の中になっている。教室に爆弾投げ込んだり、三菱がリコール作業をミスしたり、レッサーパンダが立ったり、花田家が骨肉の争いをしてたりと、どこに救いを求めてよいのかわからない。だからせめて君に救いを求めたいけれど、僕は常々君に「世の中がしんどいから助けて」ってサインを送っているのに「汚い汚い」しか返してこない。僕の救いは絶たれました。玉川上水で、太宰治のあとを追います。と、荷造りをして電車に乗って池袋。 何をしにきたかというと、僕はストレスが溜まって思考が厭世的になるとサウナに入る習性があって、3時間2000円のコースでサウナに入ったりジャグジーに入ったり、「オレは今罰を受けている。拷問を強いられている」と、阿呆なことを考えながら水風呂に浸かったりしているうちに、世の中の憂い事は綺麗さっぱりなくなり、新たな気持ちで帰宅すると、実は僕の部屋は平均以上に汚いということに気付く。 |
| 2005年06月20日(月) 努力でなんとか。 |
| お前んとこのカツ丼が美味すぎて1日3食カツ丼じゃ物足りず毎日通った挙句、家計が破産、おまけに医者から痛風だと診断されたので責任取れ。と、とある定食屋の常連客が、定食屋相手に訴訟を起こした。と、こんな馬鹿な話あるかー。と思うが、似たような話、というか本質的には全く同様である話が世の中にはある。 喫煙で肺がんになったから賠償しろ、しなけりゃひどいぞ。という話。今日の朝日新聞の記事だが、この訴訟、当然といえば当然だが、二審でも敗訴という結果になった。 だってお前、そんなん有害だって知ってながら吸ってたんだろ? 知ってたことは知ってたけど売ってるから買っちまうんだ。じゃあ買ってしまう意志の弱いお前が悪いんじゃん。そんなことない嗜好品として社会に定着させている日本たばこ産業、および国が悪い。そんなムチャクチャなー。という話である。 僕も若い時から喫煙しているが、喫煙している上に医療職であり、喫煙のリスクなんて人並み以上に理解している。ではなぜそんなリスクを侵してまでも喫煙するのかと訊ねられたら、そりゃあ意志が弱いからでしょうと答える。今回の高裁判決だって「依存性はアルコールより格段に低く、努力で禁煙できる」と判断したぐらいだから、まぁ裁判官が言うまでもないことなんだろうけど、努力でなんとかなる問題なのである。それをば責任転嫁して賠償金をぶん取りあげてやろうという汚い魂胆。裁判官が遠山の金さんだったら桜吹雪見せられる前に斬られてる。黄門様だったら印篭見せられる前にうっかり八兵衛にやられてる。こんな下らない文章ばかり書いているけど、僕はタバコがないと文章が一行も書けない悲しい体質。 |
| 2005年06月19日(日) 充実したキャンパスライフ。 |
| 仕事から帰ってくるとポストの中にでかい封筒が入っている。現在、いくつかの雑誌やフリーペーパーにコラムや短編を書いているので、きっと最新号が送られてきたんだろうと差出人を見てみると僕の彼女。一体何ぞと思いながらエレベーターの中で開封してみると、彼女が通っているコンピュータ関連の専門学校のパンフレットが入っている。 なんだよ。いらねーよ。通わねーよ。コンピュータなんて高校の情報処理科に通ってとっくに挫折してんだよ。なんでまた彼氏にパンフレットなんて送ったのだろう。全く酔狂な奴だ。と、部屋に戻り、ソファーの上で鼻をほじりながらパラパラページをめくっているとわぁ。彼女が載っている。1ページでっかく彼女と彼女の友人が笑顔で、もう壊れんばかりの創作的な笑顔を浮かべている。 わぁ。オレの彼女やんけ。と、笑顔の彼女が載ってるページを眺めながら、それにしてもオレの彼女はなんでこんなに笑ってるんだ。デートの時ですらこんな笑う時はないのに。 と、屈託した気持ちで彼女の笑顔の先を見ると、まぁこれはコンピュータ関連の専門学校のパンフレットだから、綺麗な花や美しい海を眺めているのではなく、パソコンの画面を眺めて笑顔を浮かべている。何がそんなに面白いのかと写真に写っているパソコンの画面を見てみると、ワケのわからんプログラムがズラズラズラーと書かれていて、驚いたことに僕の彼女はそのプログラムを眺めて爆笑しているのである。右手にはマウス。白い歯を見せて。目尻にしわを寄せて。 パンフレットを参照すると、高度なセキュリティ技術をマスターする為の学科であるらしく、彼女はきっとセキュリティの最先端に触れ爆笑。ルータ装置の操作と通信ケーブル操作を身に付け抱腹絶倒。Linuxの基本的なコマンドや簡単なサーバ構築を学び満面の笑みを浮かべているのであり、こういうのを総括すると、充実したキャンパスライフなんて言葉が生まれてくるのかもしれないね。 |
| 2005年06月18日(土) 人生のオマケ。 |
| 20代終焉間近の貴重な時間を余程持て余しているのか、今になってドラゴンクエスト�垢魑抛�の半分以上を費やしてプレイしているのだが、古代の呪文を研究している老人が住んでいるルナフェンという町の酒場の青年のセリフにすごく感銘を受けましたので日記に書こうと思います。 「うまい! うまい! 人間やっぱりうまい物を食べてるときがいちばん 幸せだよな。まっ、あとの人生はオマケみたいなもんだよ」 あとの人生はオマケ。なんという素晴らしいことなんでしょう。どんな悲しいことがあってもどんな辛いことがあっても、どんないい服着て、どんないい顔して、街はTicTac時を刻んでいっても、それは全て人生のオマケ。なんて気楽な言葉なんでしょう。 職場で婦長さんから怒られ看護婦さんからチクリと嫌味を言われてもこれ人生のオマケ。洗濯物が乾かなくたってチョココロネの先っちょの方にチョコレートが詰まっていなくたって人生のオマケ。全然ノープロブレム。ベッドの中で酒を飲みながら読書してる時が一番幸だよな。まっ、あとの人生はオマケみたいなもんだよ。 しかしまぁたかがオマケごときに悪戦苦闘している日々が続いているし、これからもきっとそうだし、オマケを侮る日なんて一生ないと思うが、どうせオマケなんだから。その気になればオレだってー。とスライムを斬っては捨てる僕は勇者。 |
| 2005年06月17日(金) もうすぐ5周年。 |
| この日記は来月で5周年を迎える。365日×5周年で、1825日分の日記を書いていることになる。読み返す気にすらならない。この5周年で何があったかというと、別に大したことないのだが、鹿児島から東京に引っ越して、本が一冊出版されて、7回恋人が変わっているということだけである。 5年で7回恋人が変わるってのは多いのか少ないのか異常なのか普通なのか、普通? じゃあ普通って何! なんて若いころは「普通」の二文字だけで三日間はケンカできたが、今の彼女とはあんまりケンカをしない。だってすぐに泣いてしまうから。ごめんごめんと謝って私に非があるからこんな辛い言い争い、早く終わらせましょうという結果にいつも導こうとするから。こんなの話し合いにならない。だからケンカしない。ケンカしても2時間半くらいで終わってしまう。 ってお前、そんな姿勢ではいかんではないか。話し合いってすごい大切だと思いますよ。なんて思う人がいるかもしらんし、僕もそう思うのだが、なかなかどうして、7人の彼女の中で今の彼女との交際が一番長く続いているという不思議。一体こらどういうことだと思うけど、まぁ結局一番長く続いてるんだからいっか。なんて楽観的に物事を処理する僕の一貫した中途半端な姿勢。今にしっぺ返しをくらいますよ。すごく後悔することになりますよ。なんて思う人がいるかもしらんし、僕もそう思うのだが、まぁ、ねぇ、いいじゃないか。 さて5周年。5周年ということは「歪み冷奴」も5周年を迎えるということになるのだが、現在「歪み冷奴」の存在意義はとても微妙なものになっていて、日記を読むなら「好色一代男」、馬鹿ポエム読むなら「月刊男心」という具合に、それぞれのコンテンツが完全に独立しているような感じになっているので、日記なら日記を、馬鹿ポエムなら馬鹿ポエムを個別にブックマークに登録すればいいわけで、実際アクセス解析を見てみると、「歪み冷奴」経緯でくる人より、直接ブックマークからくる人が多い。じゃあ「歪み冷奴」って何なんだ? と、5年経ち、その存在意義を揺るがす大きな疑問。その疑問を背負いつつこれからも頑張りますよろしくお願いします。 |
| 2005年06月16日(木) 恋バナ。 |
| そういえば僕は恋の悩みというものを人に相談したことがない。たとえば恋人との間に何か問題が生じたとする。それを何とか打破、改善したいと思っている。そういう時に僕は何をするかというと友人知人に相談するわけでも、ネットで見ず知らずのワケのわからん人間とチャットしてその場限りの顔文字混じりの都合の良い助言をもらうわけでもなく、ただ部屋でぼんやりとゲームをする、本を読む、若しくは昼寝する。それが夜であればそのまま就寝するという方法を取っているので、問題は打破されぬまま改善されぬまま増幅し、膨大し、パーンと弾けてハイサヨウナラ。 これだ。と、思う。自分で書いててこれだ。と、思う。 というのは、昔の日記を読むとわかると思うが、僕はこの日記を書き始めてからおそらく六・七人の女性と出逢い、交際し、別れている。でも恋の悩みを日記につづったことなどおそらく一度もないはずだ。なぜ日記に書かないかというと、恋の悩みなんて日記に書くまでもないことであって、誰かに助言をもらったとしてもハイソウデスカ。ジャーオマエヤッテミロヨ。と、つい反抗したくなるからであって、僕はこの人生を平穏無事のまま終わらせたいと常々考えているので、インターネットでいらぬ荒波など立てたくない。 前述したように、チャットなんて手もあるが、チャットなんてのは馬鹿にするわけじゃないけど、見ず知らずの人間と仲が良いのか悪いのか、そんなものはキーボードで打った言葉が決めるっていう薄っぺらいものがどうしても払拭できず、4・5年前は物珍しさも手伝って大いに楽しんだこともあったが、この歳になってチャットして見ず知らずの人間と親睦なんて深めたくない。というか深められない。いや深められる。深められるけど実際それは深くない。恋の悩みなんて打ち明けたって表面だけの励ましを受けるだけだと思いますよ。 日記もダメ、チャットもダメ、最後に友人知人に相談するという選択肢が残るわけだが、どうもそれは恥ずかしく、恋の悩みなんて主観的にいくら深刻でも、客観的に見ると犬も食わない他愛のないことばかりで、ハハッ。阿呆らし。一晩メールがこなかっただけで何塞ぎこんでるんだろ。浮気しとったんとちゃうん。ていうか浮気しててほしい。そしてこいつもうちょっと落ちこんで欲しい。だってオレ昨日パチンコで負けたからね。オレばっかり不幸になるのはなんというか不公平だと思うわけ。だから、なんだっけ、メール? 返信こない? わぁ。それは深刻だね。もしかしたら、つーかそういう可能性は無いに等しいと思うけどさ、浮気の可能性だって考えるわけじゃん? いやいやいやいやそういう可能性もあるってことだよ。大丈夫。大丈夫だって。ケケケ。 なんてワイドショー根性と自我を丸出しにして励まされるに違いなく、それは励ましではなくて人の不幸は蜜の味。だれがそんな蜜吸わせてやるもんかと思う。だから僕は誰にも相談しない。よって、日記にも書かないものだから、ニ・三日までラブラブな日記を書いてたくせに数日後にはあっさり「別れました」なんて書いてたりする。いかんなぁと思う。悲しいなぁと思う。だからこの日記を読んだって、本当の気持ちなんて書いてない。本当の気持ちは日記と日記の間に存在すると思うのである。 |
| 2005年06月15日(水) 犬が嫌いなんですよ。 |
| 昨日は細木数子が嫌いなんて書いてしまったが、その次に嫌いなものが貴乃花親方の話し方であるということに賛同する人。はーい。なんじゃいあの話し方は。具体的にどうムカつくって表現できないけど、なんかムカつくんだよねー。と、今時の女子高生のような感想しか抱けないが、なんかムカつくからしょうがない。髪型なのか。あの髪型がいけないのか。そうじゃないだろう。やっぱり話し方だろう。あの人を諭すような? オレお前らより高いフィールドに立ってますみたいな? なんかムカつく。ムカついてることはムカついてるんだけど、僕は若貴問題のことは全く知らないし、知ろうともしない。ただただある側面だけを見てムカついている。ダメな大人である。 「私はね、犬が嫌いなんですよ。ワンワン、ワンワン、吠えるでしょ。グワーッってくるでしょ。鼻、常に濡れてるし。私はね、土俵で育った人間ですからね、本質的に関連性がないんですよ。犬と。犬は犬小屋で育つ動物ですからね。人間と動物。土俵と犬小屋。そこに接点はないわけですよ。犬って。ただワンワン吠えて。鼻、濡れてるし。僕は常に土俵で勝負してた人間ですから」 とまぁ要約すればこういうことになるんじゃないかと間違った見解を述べてしまうほど、貴乃花親方は冷静に訳のわからんことを理路整然と支離滅裂に話しているようにしか思えない。そういえば重松清の「疾走」の下巻がどこの書店でも売り切れててそれもムカつく要因。 |
| 2005年06月14日(火) 細木のオバハンについて。 |
| 憧れの人は誰ですかと問われたらなかなか答えられないが、嫌いな人は誰ですかと訊ねられたら、僕は迷いもせずに細木和子と答える。ではどうして嫌いなのかと問われたら、僕はわからないと答える。なぜわからないのかと訊ねられたら、細木数子の番組を見たことないからと答える。ではどうして番組を見たことないのかと問われたら、僕は嫌いだからと答える。問答無限ループの始まりである。要するに僕は細木数子のことを「見らず嫌い」なのである。 見らず嫌いなんて変な日本語を使ってしまったが、実際細木数子の番組を見ると、それはもう本当に素晴らしいオバハンなのかもしれない。だってしょっちゅうゴールデンに出てるしね。それだけ大衆に支持されてるってことだろうからね。でも僕はダメだ。細木数子のテレビ番組の予告CMを見るだけで精神的満腹感。心理的嘔吐感に襲われちまう。 僕は初対面の化粧臭そうなオバハンに開口一番「あなた死にますよ」なんて言われたくない。そして本当に死にたくない。だって本当に死んだら絶対あのオバハン「ほらね」って鼻で笑うだろうから。まだ近所のコンビニのオバハンに「あなた死にますよ」って言われたほうが安らかに死ねる。 まぁ見らず嫌いなのであんまり悪いことも言えないが、あの形相で「あんた地獄に落ちるわよ!」なんて凄まれて、実際地獄に落ちなくて天国に行ったとしても、あぁ天国来ちゃった。あのオバハンに申し訳ないなァ。って気を遣ってしまう何かを持っている細木数子が、そして本当は気を遣っている僕自身が嫌いなのかもしれないね。 |
| 2005年06月13日(月) そんなクリステル。 |
| 朝から仕事の日は7時起床。あー今日も仕事かー。人生って大変だよなーこんな生活いつまで続くんだろーと、慢性的な軽い絶望感に浸っている時にいつも僕を救ってくれたのはTBSウォッチに出演していた小林麻耶の笑顔だった。そして彼女はいつも勝れない表情で座っていて、あまり出番がない上に数少ない出番もわけのわからんぬいぐるみが乗った時計を手に持ってCMの前に「時刻は7時26分です♪」などと、お前が言わなくても時計見ればわかるんだよと思うようなことばかり言っていた。 でも小林麻耶の笑顔は人を癒す何かを持っていた。絶望的な朝を微力ながらも救ってくれた。でもTBSウォッチは3月で終了してしまい、小林麻耶の笑顔を失った僕はあの笑顔に匹敵する癒しのアナウンサーを探そうと、必死でチャンネルを変え、いつの間にか夜も更け時刻は23時30分。「ニュースJAPAN」が始まり、消えてしまいそうな滝川クリステルの笑顔を見ながら絶望のまま就寝。 翌朝、小林麻耶の笑顔がないテレビは僕の絶望感をより一層増幅させ、もうダメだ。もう今日仕事行けない。これは有休を取るしかない。だって元気が出ないから。と、この抑鬱的な感情を高島彩の強要された笑顔でも見て落ちるところまで落ちてやろうとチャンネルをめざましテレビへ。そして僕は救われた。 お天気キャスターが変わっていた。前任のお天気キャスターなんて忘れてしまったが、このお天気キャスターはかつてTBSウォッチでコメンテーターから村八分にされたような逆境の笑顔を浮かべていた小林麻耶に匹敵、いやそれ以上の笑顔を浮かべていた。そしてお天気キャスターはお天気キャスターなので、ただぬいぐるみ抱いて時刻を伝える小林麻耶とは違い、彼女は僕に天気を伝えてくれる。雨? 濡れて歩くよ。雷? 当たって砕けろだよ。そこに君の笑顔があるのなら。っていう絶大な力を与えてくれるめざましテレビ4代目お天気キャスターの名は皆藤愛子。 大きな瞳に少し膨れた頬。可愛い子供がそのまま大きくなった顔をしており、彼女の笑顔を見た直後、スタジオにカメラが戻っても高島彩の顔は霞んで見え、大塚さんの顔ばかり際立って見えるほどその笑顔は素晴らしく、軽部真一は僕が高校生の頃から姿かたちが変わっていない。だから皆藤愛子もずっと変わらずにお天気キャスターとして僕の絶望の朝を救って欲しいと思いつつ仕事に行き疲れて帰り晩飯食って風呂入って滝川クリステルの消えてしまいそうな笑顔を見ながら就寝。 |
| 2005年06月12日(日) 傘の花咲いていて。 |
| 最近雨ばかり降って洗濯物が乾かなくてとてもムカつく。でも雨が降っていたら洗濯しなくていいので嬉しい思いも正直ある。でもそんな喜びはとても刹那的であってぬか喜びであって何の得にもならない。 汚れた衣類は日々溜まっていく。でも雨が降ってるから洗濯できない。部屋干し。でも部屋干しするのはチョット臭う。あー雨やんでくれないかなぁ。でも昼間に雨がやむと洗濯しなけりゃならんから、できるだけ夜にやんでほしい。別に昼間にやんでもいいけど、油断すると降りますよ。これはちょっとした休憩ですよって風の雲合いになってほしい。洗濯面倒臭いからね。 でもこれってその場しのぎの喜びなんだよなァ。という思考の無限ループに陥って何もしない日曜日、僕は朝からソファーに座ってひたすら本を読んでいる。ひたすら本を読む、もしくはゲームする、もしくはクイックルワイパーで縮れ毛を払拭する生活を送っている僕は今月十日に関東甲信地方が梅雨入りしたことを知らず、そもそも季節や日付の感覚が少し欠乏した生活を送っている僕は、頭の中に梅雨という概念すらない始末で、とにかく最近天気がぱっとしないなぁ。神様のご機嫌が悪いのかなぁなんて非科学的なことばかり考えているのはソファーに座って本ばかり読んでいるからであって因果なものであると久々に池袋に出ると交差点にカラフルな傘の花が咲いていて。 |
| 2005年06月11日(土) 長い長い廊下。 |
| 夜勤。真夜中。不眠の患者さんがフラフラしながら廊下を歩いてきてナースステーションに入り、僕が仕事をしているデスクの横にちょこんと座る。 僕は医療職とか主任とか看護師である以前に人間であるので、いくら痴呆といえども話をしにきた患者さんに、ただ「眠れないんですね。大変ですね。これ飲んで寝ましょう」と、眠剤を渡すのではなく、話をしにきたんだからそれを傾聴する。話の内容が全く意味がわからなくても、話の流れを掴んでしっかりと相槌も打つ。それが基本的な人と接する態度だと思う。 この患者さんは、他のスタッフには暴言を吐いたり時には椅子を振り上げたりするのだが、なぜか僕にはいつも笑顔で話し掛けてくる。「なぜか主任だけには優しいのよね」と看護婦さんは言う。でも僕はその「なぜか」を知っているし、看護婦さん達だってその「なぜか」を真剣に考えたらそれはさほど難しくないことだと気付く。 人間として接してほしいだけだと思う。患者・看護婦ではなく、時には友として、時には家族として接してほしいだけだと思う。書類上「同意」はしているものの、実質的には家族から無理矢理引き離され、周囲は他人ばかりの病棟に入れられて、寂しくて、イライラして、暴言を吐いて、時には椅子を振り上げて。患者さんは叫ぶ。僕達はその叫び声を、その声に隠されているものを、それぞれの胸の中で分析する。看護師とはそういう仕事だと思う。 そして、スタッフそれぞれの判断が看護として表れる。椅子を振り上げるのだったら取り上げればいい。暴言を吐くのだったら口を塞げばいい。安定剤を与薬すればいい。注射を打てばいい。それは決して間違いではない。主任としてその看護行為を注意することはない。でも人間としてどうだろうと思う。看護の基本は本当に簡単なことで、自分にしてほしくないことを相手にしない。それを常に踏まえてものを考えると、決してそういう行為には出ることはない。 看護婦さん達をいつも悩ませている不眠の患者さんは、いつの間にか僕のデスクに顔を埋め寝息を立てている。患者さんの耳元で「部屋帰って寝ましょうか」と囁き、患者さんの前にしゃがみ込む。 深夜2時。病棟の長い長い廊下を70歳の患者さんをおんぶして歩く。薬よりも注射よりも効く「何か」を、僕達は持っている。その「何か」を使うにはとても苦労のいることなんだけど、その「何か」を必要な時に、必要な人に、適切に使わなければいけない。看護師という仕事は、そういうものだと思う。 |
| 2005年06月10日(金) うわのそら。 |
| 悩んでる人がいる。内容は知らない。それを打ち明けようとしている。それか打ち明けようか迷っている。だからその悩み事の上辺の部分を僕はさっきから延々と聞かされている。 こういう誰にも言っちゃいけない二人だけの秘密なんてのが大好きな人なら、自ずと首を突っ込んで詳細を聞くであろうが、僕はそういう面倒臭いことがあまり好きではないので、さっきから「ふむ」とか「へぇ」とか「なるほど」なんて聞いてるのか聞いてないのかわからない返事ばかりしている。話す方も僕がそんなだからより深い内容へ進むのに踏ん切りがつかない。 いやそれは間違いで、本当は僕だってその悩み事を聞きたいのではないか。でも相手が話すか話さないか迷っている風なので、ここで込み入った事を聞いていいのだろうか。ぶしつけではないだろうか。でも相手は話したいような感じだし。でもこれは客観的な判断なので、相手は実際は話したくないのかもしれない。じゃあどうして話したいような態度を取っているのだろう。いやこれも客観的な判断だ。じゃあ一体相手は何の話をしているのだろう。そして僕は家に帰ったら洗濯をしなくちゃならないし、ゲームして風呂に入らなきゃいけない。あ、ダメだ。ゲーム先にしちゃダメだ。風呂にいつまでも入らなくなっちゃうからね。洗濯、風呂、ゲーム。この順番だね。これで行こう。なんて頭の中では全然別の事を考えていて、その別のことは本当にどうでもいいことで、そういう態度を取ることを人は「良い聞き手」と判断するらしく、今夜も僕はうわの空。いつまで経ってもうわの空。 |
| 2005年06月09日(木) 四日間の奇跡。 |
| もう僕はね、「解夏に黄泉がえって世界の中心で、あいに行きます」みたいなとにかく誰かが死ぬの生きるのの感動の超大作的な邦画はもう飽き飽きしてるんだ。行かん。行かんよ僕は。それよりも「戦国自衛隊」が見たいのだよ僕は。 と、僕の手を引っ張りながら映画館に向かう彼女に言いながら、戦国自衛隊は6月11日からの公開だったと知り、じゃあしょうがないっつって銀座の東映。6月4日から公開されている「四日間の奇跡」を見てまたもや号泣。 こういうのって卑怯だよ。無理矢理泣かせようとしてんじゃん。ヒック。汚ねぇよ。ヒック。ハンカチなんていらいないよ。泣いてないよ。自然に、自然に瞳から溢れ出てくるんだよ。う、うぇーん。なんてまた彼女の前で涙してしまったが、この映画、先が読める内容でストーリ的にはどっかで見たことがるようなないようなでちっとも面白くないのだが、役者の演技が上手くて上手くて、ちょっとした動作や言葉でウルッときてしまうことが多々あって、吉岡秀隆は男前なのか普通の男なのかブ男なのかという永遠のテーマに悩まされつつも、中越典子はやっぱり綺麗で、石田ゆり子はもっと綺麗だった。 そんな「四日間の奇跡」恋人と行く時はハンカチとポップコーンと、ちょっとした反抗心を忘れずに見に行くと楽しめる映画だと思うよ。 |
| 2005年06月08日(水) 東京は夜の7時。 |
| ついに内定が決まった彼女が会社との手続きやら何やらで再び上京。彼女も来年の4月から東京で働くことになった。とてもめでたいことである。とてもめでたいことであるのでお祝いをしようと思い、彼女に何か食いたいものがあるかと問うと、「ワタシ豆腐が食べたい」なんて具体的なのか抽象的なのかよくわからんことを言うのでさてどうしようと考えあぐねた結果、最近見つけた京風料理屋に連れて行くことに。 「おこしやすー」なんて取ってつけたような関西弁を喋る和服姿の店員を見て、四国という関西圏に住んでいる彼女は「あれ、なんかイントネーションが違う」と、こういう雰囲気から楽しめばいいのに揚げ足を取りつつ店内へ。 まずはこれを食べてみろと、僕オススメの「まろやか奴」という豆腐を注文。一口食べた彼女は本当にとろける表情。彼女は本当に美味しいものを口にすると本当に美味しそうな顔をするので、なんかそういうところちょっと好き。ヨーグルトのような食感の豆腐を味わいながら、薄暗い店内で僕は酒を飲み酒を飲み酒を飲み。 彼女がいつの間にか注文していたカンパチの刺身を口にしてあまりの美味さに卒倒。おいこのカンパチ、何ていう魚なんだ! と、酔っているものだから馬鹿発言を繰り返し、「それはね、京カンパチっていうのよ」って彼女も酔っているのかそれとも僕が酔っているのを馬鹿にしているのか好い加減なことを言って豆腐ばかり食っている。そんな東京の夜は7時。 |
| 2005年06月07日(火) イカとサトイモと横峯さくら。 |
| 僕が昔住んでいた家の近くには女子プロゴルファーの横峯さくらが住んでいて、休日となると近くの公園でパターゴルフをしたり、じゃあ俺ジャンボ尾崎、じゃあ私伊藤みどり。伊藤みどりってプロゴルファーじゃねぇよ。なんて言い合いながらプロゴルファーごっこをしていたという事実は全くなく、ただ単に近くに住んでいただけであり面識も何もない。 でも近所にゴルフがメチャクチャ上手いオナゴがいるという噂は常々聞いており、聞いてはいたんだけどゴルフに全く興味のない僕は、あっそ。それはとてもすごいことだと思う。思うけどお母さん、また煮物にイカ入れてる! 煮物にイカ入れるとさーサトイモまでイカ臭くなっちゃうんだよね。勘弁してくれよお母さん。 なんて思っていたが母はもういない。いないわけじゃないんだけど、今は東京と鹿児島。離れて暮らしている。一銭二銭の葉書さえ、千里万里の旅をするが、僕は半年に1回帰ればいい方ってな具合の親不孝物になってしまった。だから時々あのイカ臭い煮物が恋しくなる時がある。あのイカ色に染まってしまったサトイモが恋しくなる時がある。 と、ノスタルジックに浸ってしまい、冒頭に書いた横峯さくらの件を書いて文章を終わらせようと思ったこの起承転結。転の部分があまりにも転すぎて結まで持っていけない。ああイカ煮込み食いたい。 |
| 2005年06月06日(月) 6月6日。 |
| 『また凡ての人をして、大小・貧富・自主・奴隷の別なく、或はその右の手、あるいは其の額に徽章を受けしむ。この徽章を有たぬ凡ての者に賣買することを得ざらしめたり。その徽章は獸の名、もしくは其の名の數字なり。智慧は茲にあり、心ある者は獸の數字を算へよ。獸の數字は人の數字にして、その數字は六百六十六なり』 とまぁ冒頭から新約聖書、ヨハネの默示録の一節を紹介したのは、最後の言葉「666」ってのはとっても縁起が悪い言葉ですよ。書いてる意味がわかんなくてもとにかく不吉なんですよ。 で、今日は6月6日だからなんとなく忌まわしい日になるような気がするんですよ。と、朝から仕事も行かずに新聞を開くと、マイケル・ジャクソンが裁判の評決待ちの最中、突然背中が痛み出して病院へ担ぎ込まれたってこれ演技とちゃうん? 病院に逃げただけとちゃうん? って思ったけど今日は6月6日だったということを知り、あ、じゃあしょうがないや。もともと不吉な日なんだし。マイケルが背中痛いって事実も合点がいく。 あと安めぐみがDVDのイベントを開いていて、一人旅がテーマらしいが記事には、『プライベートでも一人旅することが多く、「急にくずきりが食べたくなって、東京から京都へ日帰りで行ったこともあります」と、行動的な一面も披露した』とアイドルらしい馬鹿コメントが記してあり、くずきりが食いたいだけで京都に赴かせるという力はこれ悪魔の力だと思うと思う6月6日。 |
| 2005年06月05日(日) 5月病忘れてた。 |
| ああっ! って今更気付くのも遅いんだけど周知の通りもう6月である。6月は何を意味するのかというと5月が過ぎてしまったことを意味するのである。5月が過ぎてしまったことは何を意味するかというと、6月になんだか漠然的に人生がしんどくても「これは5月病だね」と言うことができないのである。 僕はこれが悔しい。5月だって確かに漠然的に人生がしんどい時があった。あったことはあった。だけど5月の頃の僕は世の中に「5月病」という言い逃れ可能な便宜的な病があったことをすっかり忘れており、ああしんどい。ああ次の休みいつだっけ。つか昨日休んだばっかじゃん。ああどうしてこんなにしんどいんだろ。 なんてうじうじと考えており、「5月病」使用可能な期間だと知っていれば、「あぁ、きっとこれは5月病だ。そうに違いない。そうだったら仕方ない。みんなしんどいんだ」なんてポジティブな思考に変換することができたのかもしれないが、知らなかったばっかりに5月はただただしんどかった。だけどよく考えてみるとあんまりしんどくなかったような気もするし。 |
| 2005年06月04日(土) 「東京働女」第2号が発行されたよ。 |
| 働く女性のためのフリーマガジン「東京働女100」の第2号が発行され、巻末に短編小説「みんみんぜみ」が掲載されているので見かけた方は最低3冊手に取って、残りの2冊は友人知人に配ってほしいと思います。 今月号のテーマは「東京水族館巡り」で、都内近郊のあらゆる水族館を特集されていて、僕は葛西臨海公園の水族館に彼女と行ったことあるけど、1年以上も昔のことなのですっかり忘れてしまい、こういう性格の得なところは、何度行っても新鮮な気持ちを味わえるということで、4月にディズニーシーにも行ったけど、その思い出もあんまり残ってない。ただむやみに歩かされて食い物も土産もむやみに高かったということしか覚えていない。だからいつも新鮮な気分の僕はお馬鹿なフレッシュマン。 と、お馬鹿なフレッシュマンが原稿を書いているが、「東京働女100」のターゲットは働く女性であって、働く女性が楽しめるような文章を書かなければ僕はただのフレッシュマンかただの馬鹿になってしまう。何が言いたいかというと、今回も結構頑張って書いたので小説だから文字多いから面倒だから巻末だから読みたくないなんて思わずに、あらゆる水族館の情報を経た後、ついでのつもりでいいから読んでほしい。そして涙してほしい。今回の短編はちょっぴり切ない物語。登場人物の台詞が「あの頃は大変だったなぁ」のみの変わった短編「みんみんぜみ」ちょっと季節が早かったかなって思うけど、ほらもうそこまで夏が来てるし、夏が間近ということはボーナスも間近であって、今年の夏のボーナスで僕は多分何も買わないので、一緒に飲みたい人がいたら僕がおごってあげる。 |
| 2005年06月03日(金) また発熱。 |
| 部屋に帰って熱を計ってみると37度5分。あちゃぁ。調子悪いと思ったらやっぱり熱発してた。それにしても今年はよく風邪をひくなぁ。体が弱ってしまったのではないだろうか。しょうがないよなぁもうすぐ三十だし。若い頃のようにはいかないよなぁ。 なんて考えていたが、今日の受け持ち患者さんが40度の発熱をしており、僕は一日中看病をしていた。そんな状況で風邪がうつらない方がおかしいのだけど、うつったらうつったで医療従事者失格であり、僕はもう医療職なんて辞めてしまおうと思うけど、辞めたら生活していけないし、一度転職してサラリーマンもやったことあるけど、あれは性に合わなかったし、やっぱり僕は一生看護師として働いていくのかなぁと思いつつも、来年1月に精神保健福祉士の国家試験を控えており、それに合格すれば精神保健福祉士としての人生の選択肢も増えるわけだけれども、精神保健福祉士は看護師のように夜勤がないので給料が下がっちまう。 給料が下がっちまうと、今まで何とか自炊せずに外食頼りで生活しているのだけど、自炊を始めなければいかんし、もし結婚したらうちの旦那の給料安くってそれに伴う人生の暗雲により浮気なんて冒険したくなっちゃう。なんて嫁が言い出すかもしれず、それは何を意味するかというとこれ人生のそして家庭の崩壊。 そんな崩壊を防ぐには今何をすればいいかというと、とりあえず薬を飲んで熱を下げることで、明日有給もらいたいけど僕はもう有給残すところ3日しかなく正直しんどい。体もしんどい。リンパ腺パンパン。 |
| 2005年06月02日(木) お疲れ様でした。 |
| 昨日、彼女は東京での就職試験を終え、その夜はとりあえずお疲れさんの意味を込めて焼肉食いに行こうぜ! と池袋。彼女もキャーヤキニクー! なんてはしゃいでいたが、焼肉屋の階段を登ろうとした瞬間に彼女立ち止まり、あー、やっぱダメ。ほら、私試験の帰りだからスーツ着てるでしょ。だからスーツ汚れるかもしれない。匂いもついちゃうしね。やっぱヤキニク食べなーい! と、久々のわがままを発動し、じゃあどうしよっか。どこ行こっか。と、彼女に訊ねると、うーんと、ユニクロ! あとパルコに寄ってー、あ、カラオケ行く? なんてお前さっき腹減ってたまんないっつったからこうやって飯食うとこ探してたんじゃねぇか。ユニクロで何食うってんだよ。パルコで飯が食えんのか? え? え? なんて言い返したら彼女、エーンと東京の中心で泣き始めたのでしょうがない。ゴメンねゴメンねと謝ってアメリカンなレストランでビール飲みながらピザ食ったり肉食ったり。 |
| 2005年06月01日(水) ああ貴女の傍で。 |
| 彼女が東京。東京に彼女。もうどっちなのかわからないくらい東京にいる四国在住の彼女は今日も羽田に着いたから迎えに来れば愛がより深まると思うというようなメールをよこし、僕は夜勤明けで、付き合い当初は夜勤明けで空港に迎えにいくという無理もできたが、今はもう交際1年と半年が経過したので、無理をしなくてもいい感じに愛は深まっているでしょう。だから僕は迎えに行かない。ちょっとお昼寝させてもらいますとい返信を送ると、そっか、そうなのか。1年と半年経過したらそんな態度に出るのか。ショック。今から就職試験に向かう私は彼の顔を見て勇気を貰おうと思ってたのに貴様は昼寝するという。愛欲よりも睡眠欲を優先させるのか。私は就職試験。一世一代の賭け。断崖絶壁東京砂漠。雪は降る。あなたは来ない。さよならさよなら。もうすぐ外は白い冬。愛したのは確かに君だけ。そのままの君だけなわけないじゃん。そのままのお前はイヤだ。早く。早く迎えに来て。私を強く抱き締めて。って思うことは思うけどね、夜勤明けって結構きついと思うから今日は我慢します。我慢して就職試験に行ってくるから、せめて5時くらいには試験会場である銀座に迎えに来て頂戴。という返信をもらい、ハッ。5時に銀座。チョー余裕で昼寝できる。おやすみなさい。あー夜勤しんどかった。と、眠りに落ち、午後7時に起床。彼女は東京砂漠に呑まれてしまって。 |
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