a hermitage
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なんかね、 ひとりぽっちなんだよ、私。 いつでも どこでも。
思い返せば、子どもの頃からずっとそうだったな。
子どもの頃は人見知りだった。 友達と遊ぶより、一人で本でも読んでる方が好きだった。
別に、一人でいることは苦痛ではないけれど、 一人でいると「変な奴」と思われるのがいやで 無理やりどこかに属そうとして それが苦痛だった。
今は、人見知りはそんなにない。 病院の待合で隣になった人とか、話しかけちゃうタイプ。 うざい? だって、たいくつだもん。
群れるより一人の方が好きなのは変わりない。
でも、 それでもそれでも、 何かする時は仲間が欲しい。
一人で何かするのは平気でも、 数人で何かする時には仲間に入れてほしい。
私ね、どこにも属してない人間なんだよね。
職場でのおしゃべり、 子どもの話題の時は、私立一貫に入れちゃったことで輪に入れない。 この頃の話題はもっぱら高校受験だけど、 「うちの子高校受験無かったんで・・・」で、 蚊帳の外。
中高時代の部活の話や、内申の話も、まったくわからない。
役員決めが嫌で嫌でって話題も、まったく考え方が合わない。
旦那さんの話題も、まったくついて行けない。 なんとか話しに混ざって行くと、 たいてい、亡くなった理由を根掘り葉掘り聞かれるとか、 保険金はいくらなのかとか、 再婚しろとか、 不愉快な流れになる。
ダンナの亡くなった理由なんて、 実子のチビタでさえ、 話題にしちゃいけないと察して、今まで聞いてきたことないぞ。
まぁ、職場の人なんて上辺だけのお付き合い、 その場限りの話題でいいんだけど。
今度、甥の結婚式に行くことになった。 ちょっと遠いから前泊しなきゃいけないと思う。
11時半から式で、30分前に来るようにと招待状にあった。
でも、実は、田舎風になんかするらしく、 9時に姉の家に集まって、親族紹介の儀、みたいなのをするらしい。 だから、姉のところで宿はとってくれるらしい。
「らしい」の連発なのは、すべて母からの伝聞だから。
結婚が決まったのはだいぶ前で、 その時から母に「お姉ちゃんのところには直接何も聞かないように!」と 釘をさされているのだ。
なんでなのか、不明だけど。
だから、本当に宿を取ってくれてるのか、 朝9時に集合なのか、よくわからない。 (招待状には何も書いてなかった)
結婚が決まった時、母は、 「もう私は歳で長距離の移動や人混みはしんどいから行かない」 と言っていたのに、 先日聞くと「行くにきまってるでしょ!」だし。。。
土曜日が式で、金曜の夜前泊。 4時間はかかるから、金曜日から休んで〜、 せっかくの遠出だし、土曜もう1泊してのんびりしようかな。 そこでの泊まりじゃなくて、別の観光地に移動したとしても。
と言うと、 「あら、お兄ちゃん達も、お姉ちゃん(下の姉)も、 金曜も土曜も泊まりに決めてるわよ、みんなで一緒に観光の予定♪」
え・・・
誘ってくれないんかいっ! うちらはこうするけど、どうする?って なんで聞いてくれないんだろう。
私がダンナ持ちで、自由に動ける身じゃないというのならともかく 一人なのは知ってるのに、 下の姉とは話し合ってるのに。。。
「ふぅん、あんたももう1泊するの〜? どこ行くの?」
って。。。
寂しすぎる。 こっちから「一緒に行動していい?」って言えないように 予防線張られた感満載。
いいんだ、いいんだ、 優雅に女一人旅を満喫してやる〜〜〜と思って るるぶを買ってきたけれど、 どのページを開いても、 誰かと思いを共有しないと楽しめない気が。
お花いっぱいの公園を一人で散歩・・・ おしゃれなカフェでお茶・・・ 土ひねりの体験・・・ 豪華な海鮮丼をほおばる・・・
一人じゃつまんない。
いや、はじめから「休みに一人旅に行こう!」ならいいんだけど、 親兄弟と集まって楽しい宴のあと、 「僕らはみんなで楽しむよ、 おまえ独りでどっかいくの?」って テンション↓↓↓でしょ。
あ〜あ、 日曜は仕事入れて、 それ理由にさっさと帰ろうかな〜。。。
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