高級料理屋にて・・。 |
ちょっと前の話になるのですが・・・。 俺の祖父が70になったのでお祝いをする事になりました。 って言ってもじーさん腰は曲がってないしハゲてもいないワープロもこなす。 ちょっと普通のお爺さんとは違う。見かけは60代に見える。 まあ、そんなわけで古希になったじーさんを祝うって事で・・。 じーさん本人プロデュースしたプリンスホテルでディナーをする事になった。 従兄弟も来るらしい。(この人達にはあまり関わりたくない) ラジカセと花束を持ち会場に向かう。 言っておくが俺は高級料理ってモノを食べた事が無いのでちょっと期待と緊張が入り混じっていた。 ・・・・言ってしまえばラーメン屋でもいい。(味覚に関しては普通の人ですから)
じーさんは相変わらず元気だった。(俺がちっさい頃から変わってないんですけど・・?) たまーに本当はロボットなんじゃないかと思ったりもする(電池とかで動いてたりして)
席についた。しかし・・・そこからが長かった・・。 ディナーです。順番に料理が出てくるのも知ってます。テーブルマナーだって分かってます。 ・・・・・・・長い!!長すぎる!そんなに時間がかかるのか? ・・もう・・ラーメン屋の方がいい・・そう思ってたとき・・。 「お待たせしました」 おお!やっとメシが!!・・・・が。 前菜・・だ。名称は「一口のお楽しみオードブル”マリンコート”」。置かれる。見る。 スモークサーモンにアスパラガスが巻かれてる品物で止め具として楊枝が刺さっている。 感じとしてはロールキャベツかなんかが近い。(見た目がね) でも、凄く小さい!スーパーの試食のウインナーくらいの大きさだ! 「こちらのフォークを使ってお召し上がりください」 ・・・・・・・・・・!!! こんな試食ウインナーみたいなのにフォークを使うのか?! てか楊枝ついてるんですけど!?それでもフォーク使うん? これが高級料理なのかーと言い聞かせるようにしてそれを・・・。 こっそりフォークを使わず一瞬で楊枝使って口に放り込みました。(使う意味ないもんな) 食った気がしなかったのは言うまでもない(前菜なんだから当たり前ですが)
また・・・・そこからが長かった・・・。話のネタもなくなっていく。 従兄弟とは話が合わない(俺はパソの話しかできないからなんですけどね) 成績は下の下な俺は学校の話もうかつに出来ない。(従兄弟は頭がいい) 従兄弟は二人で上はえなりかずき似だ。趣味もえなりと同じで渋い。 まあ、そんなこんなで食事が来るのが遅く食った気もせず。ディナーが終了した。 じーさんにラジカセをプレゼントし、そして帰路についた。 じーさんは満足げだったが・・俺らには全然量足りませんでした。
そして家に帰った時カップラーメンを食べた事は内緒である(笑) 俺は高級料理に縁がないということも学んだ・・・。 「高級料理って味じゃなくて見て楽しむものだ」と従兄弟母は言っていた・・。 要するにマズかったってことですね?(やっぱし)
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2001年10月26日(金)
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