ヒビノコト
DiaryINDEXpastwill


2004年06月28日(月) 蛭。

蛭(ひる)に血を吸われました。

生まれてはじめて。

首から血がたらぁ〜と大量に流れる。怖いっ。

すごい事を経験したっ!と思い、後で会う人ごとに自慢(?)したら、

ふぅ〜ん、小さい頃よく吸われたとか、

悪い血吸ってくれるとか言われるよねぇ〜とか、

あんまり驚いてくれない。。

私は死ぬかと思ったのに。残念。

先日、山登りをして、帰りに温泉寄りました。

温泉宿に入るなりいきなり、

宿の人に「お客さん!蛭が蛭がぁ〜」と言われて、

はじめて首に蛭がくっついているの知りました。

体固まる。

宿の人に蛭をとってもらいながら、

「これって、生き死にに関係あります?」と聞いた私。

宿の人に笑われました。。

蛭に血を吸われるのは、よくあることとはじめて知りました。

あんなに大量に血が流れたのに、今、首は蚊にさされたような

くらいの跡しか残っていないです。

インパクト弱し。



2004年06月24日(木)

どんな状況にいても、身の回りのものたちを大切にしながら、
地に足をつけて、体を動かし、働いて、何かを作り、
見守り、見届け、責任を負うことの喜びを感じながら
日々を過ごしていくこと。

銀色夏生さんの「ぶつかり体験記」読了。

私が漠然と感じてること、もちろん言葉になんてできないようなこと、
作者が書いていて、興味深かった。

あと最近読んだ本は

「ノラや」内田百聞
「博士の愛した数式」小川洋子

「ノラや」
私は実を言いますと、ネコがだめ。
嫌いというより苦手、苦手というより怖い。

でも本を読み進めていくうちに、作家の家からいなくなった猫のノラを
作家と同じように早く帰ってこい、おまえはどこに行ってしまったんだぁ〜
なんて思う自分が。

「博士の愛した数式」
もうおわかりかと思われますが、私は数字がダメ。ほんとダメ。
なのに、小川さんの書く小説は、数式まで美しい映像に
してくれるから不思議。数式なのに神だとか宇宙まで話しが
及ぶので、数字だめな私まで思わずひきこまれてしまった。
しかし、ひさしぶりに素数という言葉思い出した。

本を読むことって、知らない世界を旅することというのも、
もちろんあるけど、
自分でも気づいていなかった深く深く眠る自分を
おいおいちょっと起きぃ〜やぁ〜
と揺り動かしてくれるものでもあるなぁ。



2004年06月22日(火) ありがと。

夕陽まぶしい。まだ暑い。

夕方、友人のYがグル−プ展に来てくれるというので、

いろいろと用事済ませて、OPAギャラリ−へ。

途中、仕事先の人にバ、バッタリ。

グル−プ展見た帰りなんだそう。

あ〜ほんとにほんとに有り難うです。

ギャラリ−に行ったら、Sも来てくれてて。

そうしたらYも現れる。

忙しいのに、わざわざ、時間さいてくれて。。

ありがと。

と、言いながら、「Happy Time」展は23日午後5時までやってます。









2004年06月21日(月) Tシャツ

ここのところ、ずっとTシャツを探してる。

なかなかコレダッ!というものに出会えない。

色やデザインが気に入っても、袖が短かったりして、

二の腕がポチャポチヤを超えて太い私は着る勇気がない。。

ちびTも華奢な女の子が着ると似合うけど、

私が着るとイカツクなってしまう。怖い。

このあいだオノヨ−コ展で、彼女のメッセ−ジがプリント

された(Tシャツはメ−ッセ−ジ性がありますもんね。

その言葉にも感銘。)のを買いましたが、

今度はぶかぶかで、太ってるからぶかぶか着てますの、

という感じに。トホ。

もうワンサイズ下でよかった。。

難しいな、気持ちまで楽になれるよなTシャツに出会うのは。

ただいま開催中の「Happy Time」展(いよいよ6.23 午後5時で

終わってしまいます。私もまた行きますので、どうかよろしくです。)

に引き続き今度は「世界に一枚!Tシャツ展」に参加させていただきます。

世界に一枚。

プリントではなく、まさに手描き。オンリ−ワン。

たくさんの作家さんたちが出品されるので、たくさんのオンリ−ワン

に出会えます。

私は、もちろん自分が着たい夏の日射しとハミングするよなTシャツ

出品予定。

他の作家さんたちのTシャツも楽しみ。


「世界に一枚!Tシャツ」展

6.25(金)〜7.14(水)close7.1/7.8
open11:00 〜19:00/最終日17:00まで
詳しくは↓こちらから


OPA gallery


2004年06月16日(水) green

梅雨の中休みで、最近は気持ちのよいお天気がつづいてますね。

私は、嬉しくなって、シ−ツやらクッションカバ−やら、

どっさどっさと洗濯しています。

それから掃除も、いつもしないで(なるべく見ないようにしてる)

ところもピカピカにしたりして。

ありがとう、おてんとさま、です。

しかし、なかなか進まないのがベランダの緑のお世話。

夏が近づきグングン、いろんな緑が大きくなってきて、

今我が家のベランダは、ジャングル状態。

一つは頭が大きくなって、鉢ごとこけてた。。

ガ−デニングを趣味にしてる方が見たら、閉口されるかもなぁ。

今は一つ一つ、少し大きめの鉢に植え替えたりしてるのだけど、

これがまた、問題がありまして。

鉢と言っても、近所で買えるような小さなものでは足りないし、

どでかい鉢をさがさなくてはなりません。

それに鉢って思った以上にお高い。

まぁそれでも、緑が元気に成長してて、嬉しい困ったです。

そう、ネットでそうだそうだと思う文章がありましたので、

勝手に引用。

英国の作家スーザン・ヒルが書いていること。

「人間の行動のなかで、子どもを産むことは別として、
庭づくりがいちばん楽天的で、希望にあふれたものです。
庭づくりをする人は計画的で、少し先のことでもずっと先のことでも、
将来を信じ確信している人なのです。(略)
いつも戦争のことを考え、それを予想してこわがっている人、
人類と地球の終末を思う人、魂がしぼみ、
時代の困難や脅威に打ちひしがれている人、
希望も慰めもないと思い、
新しい夜明けのかすかな光も見ようとしない人。
そんな人には庭づくりをおすすめします。
庭づくりをすると、勇敢で大胆に、やさしくて冷酷に、
きちょうめんででたらめに、おだやかで忍耐強くなることを、
順ぐりに覚えていきます。何よりも今日という日を満喫し
、明日に希望を持つことを覚えるのです」
(スーザン・ヒル文、新倉せいこ訳『庭の小道から』西村書店)

私もずいぶんとベランダ(庭じゃないけど)植物たちに助けられてます、
忍耐強くはまだなれてないけど。。



2004年06月10日(木) ぐるぐるな日々。

ひさびさに徹夜して絵を描いて、朝になって、

絵が出来たのでしみじみと嬉しくなって、ほっとして、

お風呂に入って、絵の具だとかでちらかった部屋を掃除して、

絵を額に入れて、梱包して、

お弁当を買いに行って(行こうとしてたお弁当屋さんは

休みだった。。もう一つのお弁当屋さんはつぶれてた。。

仕方ないので自然食店の発芽米弁当を買う、まずかった。。)、

それから、ギャラリ−オ−パへ。

まだ他のイラストレ−タ−の人はそれほど集まってなくて、

ギャラリ−の正面に展示しましょうというオ−ナ−さんのご好意に

甘えて、結構いい場所に展示させてもらった。

それから家に帰って、用事して、ちょいと夕寝。

カラダは眠がってるのだけど、心がたかぶっているせいか、

深く眠れず。

それから友人の家に行き、缶チュ−ハイでお疲れさん。

矢野顕子のCDの中の谷川俊太郎の詩の曲を聞いてたら、

涙がポロポロでてきてしまった。

友人にばれないようにうつむいてお酒を飲む。

(でもばれてた)

ひさびさだなぁ、お酒飲んで泣くの。

矢野さんと谷川さんは私の泣きツボ。

で家に帰り、バタン。

お仕事じゃないオリジナルの絵を描くのは、

考えすぎて、悩んで、ぐるぐる。

グル−プ展だし、ほんのちょっとの作品点数なのに、ぐるぐる。

もっと絵力(えぢから)と心の筋肉を鍛えなくては。

ぐるぐるしながらも前に進もう。

などと思いながら、眠りにつく。






2004年06月08日(火) 「HAPPY TIME」展

今週の金曜日から「HAPPY TIME」展がはじまります。

初日の金曜日は、午後6時から8時までオ−プニングパ−ティ−。

今回、あまり宣伝出来ていないので、皆来てくれるのかなぁ?

ちょっと不安。。

この日のこの時間に行くとメ−ルくだされば、

その時ギャラリ−にいるようにしますので、

よろしくです。

Happy Time!


OPA gallery










2004年06月03日(木) おばちゃんの椅子。

家の台所の椅子は、ボロ椅子。

背もたれのところは、木がかけている。

足には黒のマジックで「正田」という文字がうっすら。

それでも可愛い。

捨てられない。

おばあちゃんの大の仲良しの「しょうだのおばちゃん」

からもらったのです。

おばちゃんの農家の家の広い土間にぽつんとあったのを見て、

欲しくてたまらなくなりお願いした椅子。

こんなぼろい椅子が欲しいんかい?

うん。欲しい欲しい。

もらって、洗って、みかん畑で干して、東京まで送りました。

ずいぶんとそれから年月が流れて、椅子はよりいっそうボロくなって、

おばちゃんは亡くなってしまいました。

ボロ椅子は捨てられないけど、もうひとつ椅子が欲しくなって、

ネットオ−クションを見たら、おばちゃんの椅子と同じのが。

もうひとつ同じのが欲しいと思ったけれど、

私には買えない値段(尋常と思えない)にまで、

どんどん上がっていってしまった。

なんだかわけもわからず怖くなる。。

おばちゃんがこの話しを知ったら、びっくりするだろうなぁ。

日射しがまぶしい日に、田舎のみかん畑の木に、

干してかけた小さなボロ椅子。

お金の世界から遠く離れたところにポツンとある、

おばちゃんの椅子。




chimu |MAILHomePage