到来
朝から部屋の模様替えをした。夕方には終わりすっきりして、広くなった。4つのスピーカーの位置が決まり音楽が部屋中を包み込み今の部屋に来てから丸2年となるがそれまでにも結構、模様替えはしてるのだが今回が一番ていうか一番 一生懸命模様替えをしたという感じでなんだか手作りな感じがする。手作りの臭いは自然の風の臭いと同じ部屋の中で、考えていても駄目な時とかほっぽり投げて外に出て、自然の風をあびて お陽様に照らされ散歩するといろんなひらめきや、前向きな考えになったりして気分が良くなる。モヤモヤを部屋に置いて全てを外に任せると自然の空気がオレをどうにかしてくれる何かしら教えてくれるものだ。部屋の中が大好きなオレは外に出る用事がない時は一回も外に出ないで部屋で過ごすことがあたり前だと思っていたし 楽しかったし何よりも部屋の中が好きなのだが意味もなくとも自然の空気を体に浴びさせるのはそれだけで意味がある事に最近気付いた。それだけで唄になる。そしてまた、自分の部屋をもっともっと好きになりたくなる。模様替えした部屋で4つのスピーカー ボリュームのつまみが2つそれぞれ調整したBob Dylanのアルバムをいったい幾つかけただろうかチャーミングなBobの声ろれつの回っていない舌ったらずなジョンの声、RCサクセションのアルバム【シングルマン】が妙に心に響き、何かを奮い立たせてくれる。急に絵を描きたくなった。何を描こうかと思って、手にしたマジックで描き始めたらLIVE告知になっていた。そういえば、最近手書きのチラシって見ないよな。その時にしか出ない文字のラインとかブツブツ言いながら、「く〜っ」とか力が入っちゃったり「お〜アピアの文字はサリーちゃんのパパみたいになったな〜」とか「ア・ロ・ォー・ンッ」とかブツブツ言いながら描き終わった後、すこし何かが吹っ切れた気がした。もう深夜4時だった。
ドリンク「上海冷茶」のコマーシャルで大地真央が踊っているのをやっと見れて嬉しくなった。大地真央とか室井滋とかに魅力を感じるオレってどうなんだろう。いいんじゃないのかっ?
偉大なる素人が邪念を捨て精魂込めて放ったものは美しいのだ
お好み焼きを作った。1回目でっかいの作った。ぶた肉一面にべロンとのっけてキャベツザクザクモヤシサクサク大葉表面に滑り込ませフライパンの上で生地をパンパン叩いてうまかった。2回目は焼きそばの麺をほぐしボールに入れてあるお好み焼きの生地の元に麺を入れかき混ぜたあとフライパンの上であたためたら焼そばが生地の中でうどんみたいにふくれあがりベチョベチョになりいたづらに量が多くなりでっかい餅を食ったような気分になった。やりすぎた。音楽と同じで一つのものに詰め込み過ぎは良くない。次回は焼そばはやめてちくわと魚肉ソーセージを入れます!。
小金井公園まで散歩玉川上水 桜並木潔く散りながら舞っている花びらの時期である。小金井公園の中には「桜の園」という名の広場がありそこをテクテク歩いた。お花見している人達もちらほらいたがピークは過ぎていた。多少曇っていたが、「桜の園」は自然の風 小鳥の鳴き声自然の温度 芝生の匂いふかふかの土を踏んで花の匂いをかんだり気持ちは外へ放たれた。人間が創ったエアコンの風や温度や人間が創った街の色や奥行きや壁は脳みそを堅くしているんだな。ほとんどの毎日は人間の脳みそで考え創られたものに囲まれ人間の脳みその中で暮らしているんだなと散歩しながら思ったり音楽は自然。閉じた脳みそで創られても放たれたりはしないのだろうな。自然な空気を体で感じて体で創って生きているかぎり何度も生まれ変わり自分の可能性にハローと言ったりそんな生命力そんな「桜の園」を歩いた。
チャームポイント何気ないしぐさ
オマエのゲロにスパゲッティー混じっているその中に虫一匹ブーツのつま先米粒 ついてるズボンの裾には血が
体ん中 曇り 嵐 雷胸の中にポッと灯がともる暖かさ頑張った日の風景が走馬灯荒削りに 荒削りに突進しろ独り言をいったり 呼びかけたりはしゃいでいるやんちゃな子供が踊るようにめちゃくちゃな無邪気なリズムで踊るように旅 太陽 冒険 砂漠クラウディメルヘン少年凄い事やり遂げた日僕のジェット機遠まわりしないか飛べないけれど白い雲自分を信じてやった
高円寺ALONEでのLIVEの日を向かえた。前前日まで何をやっても新曲3曲しか唄える曲がなく、朝、も一度スタジオに出向く。LIVE当日の朝は気分が高揚してるのか唄う曲6曲、30分の流れ河の流れの如く。はまる。嬉しくて昼めし食わず、風呂入って高円寺に向かった。いい天気。高円寺着いたらまだ、午後3時を回ったところだった。「そう言えば、青梅街道から井の頭通りに入ってちょっと行ったところに公園がたしかあったよなぁ。桜の咲いた公園が。」高円寺駅南口からテクテク南下。青梅街道まで着いて、車が結構な量で通り過ぎていた。「やっぱり桜はやめる。そんなに今、桜、大事じゃない。」引き返す。高円寺南口のトリアノンについて、そこで時間を潰す。よく「満足したらおしまいだ」という言葉がある。そりゃそうだが、そしたら死ぬまで満足は出来ん。オレは沢山満足を増やしたい派。LIVEにおいて。今日は今日でしかあり得ない。その今日にいどまなくてどうする。そこで謙虚になってどうする。精神はトゲトゲしく、己に向け新曲が出来たからといえ「やった〜!」の話で終わらない。現状を打破するには、新しく創るのだ。創るのだ。創りつづけるのだ。生き続けるのだ。今日のLIVE音源をウォークマンで聴きながら千鳥足であったがヘッドフォンボリューム198765498で家の周りを何周もしてた。嬉しさは帰り道を遠回りさせてくれる早く帰りたい僕をゆっくりゆっくりゆるめてくれんだそして今日 午前4時35分 明日渋谷アピアでLIVEだ。さぁ行くぜい。その前にひとまず3時間ばかし寝る。起きたら目玉焼きとソーセージを食べたい。
電車の走り出す音がしている。明日はLIVEだ。ひとまず寝る。
イメージふくらませても練習してもLIVEで唄う1回に勝るものはない
細胞の数だけ種はある。いくつ芽を出す。朽ちていくのもあれば今、尚成長をとげる芽もあれば咲くまでの・・・・・・咲かぬ花水やなしや
4月のLIVEが近づいてきた。去年から2月まではLIVE自体は毎回毎回違ったが大きなくくりで言えば自分の中での姿勢は同じだったように思える。だが2月のLIVEが終わって頭の中「?」が1万個並んだ。「オレの行きたいところはこっちじゃないじゃん」何が、ってものが明確にわかれば良いのだがわからず、動物的嗅覚でそう感じた。行きたいところといっても自分の音楽に対する精神的な部分の話で自分でいうのも変だが、今、過渡期である。そんななか3月のLIVEで唄った曲達は逆にいうと、あの曲達しか唄えない状況だった。オレは結構30分の時間で曲順を決める、言ってみれば30分を構成するのが好きなのであるが、3月は一切無視して、やる事しか出来なかった。それが自分にとっては重要な位置付けのLIVEであった。(カワカミアラタさんにも会えたし。)4月、ライブ近づいてきた。自分でいうのも変だがあくまでも自分の中での話だが精神的に絶好調と思える時期を何度かオレは体感した。2月のLIVEの時もそうであった。だが、そんなものは過ぎてみればお子さまランチでしかなく進み続ける以上、そんな時期は早く終われば早く終わるに超した事はない。精神的な絶好調は邪魔でしかない。だが、それをキープし続ける事はもの凄い戦いだ。今が、調子良い、悪いの話しをしているのではない。まだ俺は何にも見つけていないのだ。そんな己が絶好調と思えた時期があった事自体がむなくそ悪くなっているのだ。突発的なものだったり環境によって一瞬、波に乗った気がしてただけの話で、お呼びじゃないわけだ。今、頭の中に19896曲出来ている。というのは、嘘だが、あながち冗談でもない今日この頃。自分で言うのも変だがオレは音楽で今までに2回化けた。自分の中での話だが突破した。突破の回数が増えていく毎にヘビーさを感じるが、また、どうやら突破するしかない所に来たようだ。オレはこの時期が好きだ。一番面白い。
Sherbetsnatural