裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
嘘偽りなく
この道をゆく
己を鍛え
この時をゆく
僕の音は
いまどこに
ある?
僕みたいな奴が
詞を 紡げないなら
生きていられないと
叫んだところで
誰が 信じてくれるだろう
しかし
僕は
だんだん死んでゆく
僕だけじゃない
紡げなきゃ
人は
だんだん死んでゆく
僕にとっては 詞だけども
あんたにとっては
なんなんだ
必死になれもしないのに
何をえらそに
語るんだ
必死になれもしないのに
何をのうのう
生きてんだ
命からがら走れなきゃ
死んだカラスと
同じもの
必死になれもしないから
こんなに夜が
くるしんだ
必死になれもしないから
朝が来るのが
怖いんだ
なんにも成せない
虚しさに
生きてゆくのが
かなしんだ
変われぬ自分が
くやしんだ
死にたいほどに
くやしんだ
だから
死ぬ気で
紡ぐんだ
生きてくために
紡ぐんだ
誰が僕を
忘れても
あんたが僕を
放っても
さよなら
いつか
逢いましょう
一つ叫んで
生きてゆく
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