裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
指の隙から
血液が流れ落ちるような心地だ
子供達は
希望だ
子供を殺すということは
自分らの希望をつぶすということだ
ホントウのことを 書いていたいと
思っているのだよ
でも書けないんだ
脳が眠っているんだ
起こしてよ
悲しみでも 喜びでも 怒りでも
何でもいいから
僕を起こしてよ
違うね
そんなものは 余るほど転がっているんだ
僕が受け取る気になっていないだけなんだ
誰もかれも いつか死んでしまうんだよ 終わってしまうんだよ
それだけで 怖くはないか 哀しくはないか 虚しくはないか
それから
それゆえに いとおしくはないか なんもかんも
いとおしくは ないか
あはは、は
くやしいなぁ そんなんでも 必死になれやしないんだぜ
痛きゃ痛いとわめくくせに なにもなきゃなにもないで ダダこねるんだ
きっと 今の僕のコブシは にぎってもにぎっても 血などでてきやしないさ
しけってんのさ
だから火がつかない
くすくすと 煙が立つだけ
乾かしてごらんよ
太陽の熱で燃えるほどに
まずは乾かしてごらん
手順が大事なときもある
そうか?
ほんとにそうか?
手順で何とかなるか?
やってみなきゃわかんねぇ。
時間かかるなぁ。 人生みじけーのによ。
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