裏くずきり
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少し冷たい空気
穏やかな風
秋の朝は最高だ
一旦そとに出ると そのまま 旅立ってしまいたくなる
もしも命が終わるなら
こんな 秋の日がいい
鳥になれるかもしれない
青空の下
眠るように
なんていうか
その
秋は
嫌いじゃないの
風に感情をもたせているのは
おろかな僕の心だ
彼らは
ただ
吹いているだけ
ほんのちょっとのことで
追い詰められたみたいになって
心ちいさくなった自分を
恥じます。
そんなときこそ
落ち着いて
やわらかい気持ちになんなきゃ
みみっちぃ自分は
嫌い
ちゃんとしろ!
この地球に生まれた以上
その誰もが
虚無という悪魔とたたかっている
しかしそれは
我々人間ごときには
到底処理できるものではなく
そんなことのために
死んでゆくのは
あまりにも馬鹿げている
あまりにも
馬鹿げているんだよ
今しかかけない曲が
ある
浄化をしたいがために
曲をかくのだろうか
風の合間を さっと通り抜けたい
私は
少し悲しいようだ。
遠い昔
本にそう書いてあった。
大丈夫
大丈夫
そんな風に思うことも
時には必要ね。
最近 こころがせまいのです
そうなると 人の痛みは見えなくなって 自分の痛みにばかり 心を砕くようななるのです
ハンメンキョウシで どこにも辿りつけません
痛みに気付かぬフリをして 壊れてく人を 何人も見ました
痛みに敏感になりすぎて 凶器となった人を 何人も見ました
本当のことを探しすぎて ヒトをやめた人を 何人も見ました
だめですか いやですか
いいえ 違います
かまいません
いけません
私も 誰かに 見られていますか
やめたいです やめたいです
こんな心は やめたいです
私はとことん
小さな男の子と
お父さんの組み合わせが
好きみたいだ。
だって
凄く素敵だもの。
ソラニカエル
空に還る
ニンゲンノヨクボウ
人間の欲望
アリッタケノサビシサ
ありったけの寂しさ
ソラニハカエラナイ
空には還らない
思いきり苦しんで
そしたら
納得できるのだろうか
思いきり悲しんで
そしたら
割りきることができるのだろうか
雨上がりの空気よ
やわらかな空気よ
もしゆるしてくれるなら
私を
はなしておくれ
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