楽天的日常物語 | |
Written by ユオ Material by Amane(RainRain) Skin by caprice* |
■ 毎年のことですが | 2006年06月25日(日) |
なんで、今年は1番最初に私の部屋に出るんだよ、ゴキめ。 …毎年ながら、このシーズンになるとゴキネタ、クモネタになりますが、今年は、まあまあ早い時期にゴキネタですよ。 私は昨夜、チャングムを見てからケータイ大喜利を見て、夜1:05頃に部屋へ入ったら、間取り的には同室であるが、向こう側(使用していないエリア)に、ゴキの後姿を発見しました。「後姿」で想像出来ますか?壁に居ないという事ですよ。えー、おぞましいことにヤツは、向こう側(使用していないエリア)のベッド(使用していないベッド)の上に居やがったんです!! マジで!? と思わず独り言。 使用していないエリアとはいえ、同じ間取り。ここに出た害虫は私自身で駆除しなければならない。誰も助けてはくれないのだ。 ああ、今年こそはゴキが部屋に現れないようにGW中に部屋の片付け・掃除をしたというのに、何故1番に私の部屋に出るのだ。 だが、私がやらねば、誰もやってはくれないのだ。私は毎年、ゴキとの想像を絶する戦いを繰り広げてきた。今でもヤツの黒光りした体を見るとおぞましくて寒気がするが、全ての神経を研ぎ澄まし、どこから飛び出すか分からない相手を倒さなければならない。現在、私が装備できる最強の武器、ゴキジェット。 ゴキジェット。 あれ、ゴキジェット?? 無え!!!!!! あろうことか、ゴキジェットがないのだ。 その時、私の記憶がよみがえった。そうだ、あれは確か、蟻が1階に大量発生した時、キンチョールが無くて、仕方なくゴキジェットを使おうと持って行ったはず。その時は、ゴキジェット使用の前にキンチョールが見つかり、蟻の大軍と戦ったが、その時にゴキジェットをどこに置いたか…ああ、なんてこった。 私は、おそらく30分はゴキジェットを探し続けただろう。 探しつづけ、ようやく見つけた時には、ヤツの姿はどこにも見当たらなくなっていた。 ぬおおぉぉぉ〜 …援軍を頼んだが、深夜だったため応答なし。返って来た答えは、なんと… 「ゴキの1匹や2匹ぐらいでうるさい!! キンチョールまいときゃ、どっかいっちまうよ!!」 ああぁぁ〜( ̄□ ̄;; 私は、部屋の暗がりにゴキジェットをまき、1階のソファーで寝ることにした。1階は、意外に色んな音がする。キッチンで雫が落ちる音、道路を走る車の音、時計の音…。1階で一匹で寝かされている犬の気分だった。 こんなこと書くと、だいたい現実に起こったりするので恐ろしいのだが、もしかしたら今夜、ヤツと戦うことになるかもしれない。前にも、キンチョールまいておけば居なくなるという言葉を過信してしまったがゆえ、うっかりゴキが近くにいることに気付かず、大変な思いを強いられたことがあった。油断は大敵。 ああ、くわばらくわばら。願わくば、ゴキが部屋から出ていってくれていますように。または、まいたゴキジェット液で死んでいてくれ(切実) |