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READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

輸入CD禁止、CCCD、キナ臭い話題はいろいろとあるわけですが。 - 2004年05月31日(月)

輸入CD禁止問題、CCCD問題、
いろいろとキナ臭い話題はあるわけですが。

以下、萩原健太氏のHPより、一部抜粋引用します。

 しかし。日頃、自分は音楽ジャーナリストだとか自称している音楽評論家、音楽ライター、音楽雑誌編集者とか、その辺がほんの一部を除いて、この種の問題に何のステートメントも出さない状況にはもっとむかつく。何やってるんだ、そういうジャーナリストさんたちはさ。この危機感のなさというか、あえて危機感を持たないようにしているとしか思えないボケっぷりは何なの?
 まあ、仕方ないか。いわゆる音楽評論家とか名乗っている人間たちの多くが、実はレコード店に足を運んだりしない、と。レコード会社がプロモーション用に配布するサンプル盤だけで仕事してるってのが現実だったりするし。肌で危機感を感じていないのだろうね。レコード屋に行かないんだから。話題の新譜の話になっても、「あ、それまだ貰ってない」とか平気で言う人が多いからね。先輩も含めて。そのあと、「どこで買ったの?」とか聞いてくれればまだ話を続ける気にもなるけど、「メーカーどこ? 担当者、だれ?」だから。アホらしい。こんな現状じゃ、いわゆる音楽ジャーナリズムの中からコピー防止盤への身のある反対意見や、輸入権の拡大解釈による横暴に対する危機感とかが出てくるわけもなく。
 バカみたいだ。
 確かに、たとえばCCCDの問題にしても。コピー防止策を積極的に採用しているレコード会社の部署が、それに反対する意見を載せた雑誌や著者に対して、以降いっさい情報も、サンプル盤も出さないというあからさまな圧力をかけたりしているのも現実で。もちろんぼくも個人的にいくつかのメーカーからそういう扱いを受けているわけですが。もとからぼくは、こと洋楽に関してはこれまでもレコード会社発の情報とかに頼らずに、ほぼ自腹で20年以上仕事してきたから、特に困りもしないのだけれど。そんなふうにレコード会社とのパイプが切れることを必要以上に恐れる評論家、ライター、雑誌とかは、すくんじゃうんだろうね。事情はわからなくもないけど。でも、あえて言わせてもらえば、情けないっすよ、そういう姿勢は。みっともない。


引用元
Kenta's...Nothing But Pop!
http://www.st.rim.or.jp/~kenta/




以下、高橋健太郎氏のHPより一部抜粋引用します。

それにしても、健太くんはアナーキーです。
反CCCDにしても、彼の姿勢は徹底している。
再販制度についても、非常に強い消費者サイドからの意見を持っている。
彼と見比べると、オレなんかは保守反動だなあと思い知る。
レーベル・オーナーでもあるという立場の違いもあるけれど、
コピーコントロールについての僕の言動などは、修くんによれば
「レコード協会の言っていることとほぼ同じ」だそうだ。

CCCDに対する辛辣な発言によって、萩原健太くんは二社のレコード会社から、
制裁措置を受けている。サンプル盤が送られなくなっただけではなく、
雑誌社がアーティストにインタヴューの申し込みをしても、
インタヴューワーが萩原健太だと分かると、取材拒否される
(結果、雑誌社は他のライターに仕事を依頼せざるを得ない)そうだ。
音楽評論家が行った「評論」あるいは「批評」に対して、
そういう制裁措置を取ったりするというのは、つきつめていえば、
ジャーナリズムなんて要らないよ、この世界には、というメッセージだろう。
いつからそんな風になってしまったのかな? 日本のレコード会社は?
どうして、そんなに敵を作りたがるのか? 
評論家が、あるいは一般のユーザーが、 批評をしたり、
疑問を投げたりすることに、異様なほどの敵対心を向ける理由が、
僕には分からない。

引用元
MEMORY LAB
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/727673.html


その他、もろもろの役立ちそうなお話。

http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/20040528#p13

http://tami606.jugem.cc/




つうかこれもなんかキナ臭い。

鬼束ちひろ、突然事務所との契約打ち切り
 「月光」のヒットで知られる歌手鬼束ちひろ(23)が、所属事務所との契約を終了していたことが29日、分かった。事務所メロディー・スター・レコーズが、ホームページ(HP)で「突然ではございますが、平成16年4月3日をもって弊社とのマネジメント契約を終了いたしました」と発表した。理由については言及されず「同件に関しまして、お問い合わせには一切お答えできません」と記されていることから、音楽業界に波紋が広がっている。
 鬼束は00年にデビュー。昨年9月に声帯を壊して休養していたが、今年3月17日に東芝EMIからベストアルバム「シングルBOX」をリリースした。しかし、東芝EMI関連会社の同事務所の公式HPには「『シングルBOX』は、あくまで販売元である東芝EMIが企画したものであり、鬼束ちひろ本人の意向による作品ではありません」とのメッセージが掲載されていたことなどから、アルバム発売をめぐって何らかのトラブルが発生した可能性も指摘されている。(日刊スポーツ)
[5月30日9時35分更新]


鬼束ちひろにピストルズの「EMI」を贈ります。





あ、キナくさいといえばこんな話題も。

<脅迫文>小学校にスクール水着や体操服要求 高知・男逮捕
 高知県警安芸署は29日、安芸郡内の公立小学校に侵入し、女子のスクール水着と体操服を用意するよう要求する脅迫文を校舎内に張り付けたとして、同県田野町、無職、横山智之容疑者(20)を恐喝未遂容疑で逮捕した。2回にわたって脅迫文が張られていたことから、受け取り場所に署員が張り込み、横山容疑者を逮捕した。(毎日新聞)[5月29日19時46分更新]

勇気あるなあ。



...

世界に広げよう、妄想の輪っ! - 2004年05月30日(日)

愛弟子であり、長年の仕事のパートナーである、
K羽Y宏さん(29歳・以下、ヒロ)から、
こんな面白いメールが届いたので晒します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「キューティーハニー」を唄う倖田來未が実にキュート。
正確には購入したCDとセットで付いてきたPVの
倖田來未にベタ惚れ(笑)。そこでこんな妄想を…。

■倖田來未とオレは年の差はあるものの幼なじみ。
倖田來未の実家は大阪。祖父は尺八の先生で母親は琴の免許を持つ(実話)。
オレは近所に住む本屋の息子。
小さい頃はよくオレの家に大好きな『自己啓発の本』(実話)などを
立ち読みしに来たりしていた。そしてよく遊んだ。
年の差もあり、正確にはプレステを一緒にしたぐらいだが…。
それでも彼女は学校帰りにウチに来ては、くだらない話をよくしていたのは事実。
しかし、彼女が00年「avex dream 2000オーディション」でセカンドプライズ。
その才能は多くの注目を集め、アメリカにおいて『TAKE BACK』で鮮烈デビュー。
デビュー曲が日本人で初めてアメリカ・ビルボード誌
「ホットダンスミュージック・マキシシングルセールスチャート」に
初登場19位でチャートインという快挙をなし、
某化粧品メーカーのCMソングに採用されてからは疎遠となっていた。
彼女が大阪の街を離れて数年の月日が流れた04年の夏。
帰郷した彼女が数年ぶりに古びた本屋のウチへ現れたところから物語は始まる−−。

■小さな本屋。レジに座って風俗誌をニヤニヤしながら熟読しているヒロ。
店内に客はいない。手動の扉が勢いよく開く。
倖田「まいど! 相変わらずイカ臭い本屋やな。東京にこんな汚くて、
こんな濃いエロ本をラインナップしている本屋はないで(笑)。そりゃ、客も寄り付かへんわな」
ヒロ「アホか。お前が『自己啓発』なんて、きっしょい本ばっか立ち読みしてたから、辛気臭なって客が寄り付かなくなったんや、ボケ(笑)」
倖田「いいのかな? クーは今じゃ小金持ちなんやけど〜」
ヒロ「なんや建て替えてくれるんか、ウチの本屋。ありがとさん」
倖田「やかましいわ、ボケ(笑)。なんでウチが建て替えなアカンねん(笑)。
男なら自分でどうにかせーや! しょうもない!」
■2人の声を聞いて店の奥にある自宅部分からオカンが現れる。
母親「あらまあ、來未ちゃんやんか。ごっつ美人になったんとちゃうん? 東京でモテモテやろ? オバちゃんも昔はモテモテやったからわかるで。どや、ミカン食べへんか?」
倖田「オバちゃん、相変わらずミカンなんやな(笑)」
母親「ミカンはカラダにエエねん。ところで來未ちゃん、急にどないしたん?」
倖田「久々に自己啓発本でも読みたなってな、ココで…」
母親「よっしゃ。ちょうどオバちゃん店番代わる時間やからな。どうせバカ息子はここおってもセンズリこいとるだけやからな」
オレ「こいとらんわ、ボケェ!」
■倖田・母親が同時にヒロが手に持つ風俗誌に目を落とす。慌てて隠すヒロ。
ヒロ「こほん。オカン店番なんてしてへんやんけ。クー来たからって急になんやねん?」
母親「ホンマ、アンタは極潰しやな…。お母ちゃん悲しいわ。だから、アンタはいい年して独身やねん。來未ちゃん、バカ息子に東京のイイ男の話でもしたってや」
倖田「ほな、ヒロ借りるね。オバちゃん、おおきに」
ヒロ「なんやねん」

■近所にある夕暮れの河川敷。
勾配になっている土手に座り近況を報告し合う2人。
ヒロ「お前の新曲『LOVE&HONY』買ったで。PVは脳髄が溶けるかと思ったわ(笑)。でも、何かちゃうな。アレはクーやあらへん。あり得へんでぇ〜」
倖田「当たり前やん。アレは倖田來未でヒロが知ってるクーちゃんやあらへんもん」
ヒロ「まあ、そうやな(笑)」
倖田「最近は慣れてもうたけど、ホンマは怖くて仕方ないんや…」
ヒロ「怖い? オバケでも見たんか?」
倖田「昔のクーが消えちゃいそうで…」
■寝転び空を見上げるヒロ。目を細めて夕暮れの静かな流れの川を見つめる倖田。
倖田「ギリギリのとこで大人になれへんねん。どうしても。レコード会社の人に言われたわ。『お前は確実に才能があるけど、いまいちブレイクしないのは、躊躇してるところが世間に見透かされているからだ』ってね。バレバレかいなって思うたわ。東京の大人はオバケより怖いで、ホンマ(空笑)」
ヒロ「……」
倖田「ウチな、セルフプロデュースとかしたい思うてんねん。構想もごっつあんねんけど、OKしてもらえへん。『今のお前じゃタイアップ系じゃなければCDは出せない』って。厳しいわ。ねえ、ヒロ? ウチ考えすぎなんやろか?」
■ヒロ、ズボンのポケットからタバコを取り出し吸う。吐き出される煙を見つめる2人。
倖田「たまにな、歌手になるって夢は引き寄せたけど『なんでオモロないのに笑わなアカンのやろ?』って思いながらも、平然と笑顔を作れている自分がいて、むちゃくちゃ怖いねん。最近、気がつくと深夜にいっつも泣いてんねん、ウチ」
■ヒロ、起き上がり、タバコを指で大きく弾く。川に落ちて波紋を描き、流れていく吸殻。
オレ「お前、アホやろ?」
倖田「???」
ヒロ「クーは吉本の芸人顔負けのマシンガントークが売りの元気娘やんけ? オレはクーを含めた倖田來未ってアーティストが日本イチだと思って応援してるんや!天下取って欲しいと心から願ってるわ、大阪でずっと。最高の女やもん、クーは。迷わず突き進めばエエやんけ! お前には溢れ出る才能があるんやから自分を信じなアカンで!」
倖田「え〜、何言うてんよ、急にィ〜(爆笑)。めっちゃきしょいわ(笑)」
ヒロ「おう、コラ、女! きしょい言うな(照笑)。これでもオレは大人であり、社会人やねん。これからの日本を支えていかなアカンから、いろいろ考えてんねん!」 
倖田「日本もえらいこっちゃ。どっこいしょ」
■倖田、立ち上がって体育座りのヒロの正面に立つ。
ヒロの目を見下ろす形で見つめる倖田。視線を逸らし、地面の草をイジるヒロ。
倖田「ヒロは子供の頃から優しいやん、ウチに。なんで?」
ヒロ「そりゃ、お前…」
倖田「ウチのこと、なんとも思っていいひんの?」
ヒロ「……」
倖田「ねえ?」
ヒロ「好きや…(小声)」
倖田「ウチ耳悪いんかな!? 全然聞こえへん?」
ヒロ「好きやねんって…(まだ小声&伏せ目)」
倖田「はっきり言わんかい、ボケ! チンポの皮剥けてるんやろ!」
ヒロ「剥けてるがな! 朝、毛挟んで痛いわ」
倖田「はあ。ホンマ、アホやな(笑)。ホラ、ちゃんと言うてみィ〜?」
ヒロ「お前が……來未が、誰よりも、好っきじゃ、コラ! ずっと惚れとるわ! 悪いか!」
倖田「で?」
ヒロ「で???」
倖田「まさか、こんなベッピンさんにそれだけちゃうやろな?」
ヒロ「クーとマジメにつき合いたいけどな。オレはこ汚い本屋の息子で…」
倖田「エエよ!」
ヒロ「そんな簡単でエエんかいな? お前、意味わかっとんのか?」
倖田「私アホちゃうで。ちゃんとわかってるよ」
ヒロ「例え話をするとな、フェラしたり、騎乗位でカクカク腰を動かしたりすることになるんやで、つき合うってことは。どえらいこっちゃで?」
倖田「例えになってへんわ! 思いっきり直球やん(笑)。まあエエか。
んじゃあ、今からラブホへ行こか? な?」
ヒロ「展開、早すぎやろ?」
倖田「全然。ウチは子供の頃からな、優しいヒロに抱かれたいと願っていたんやで。東京へ行ってからもずっとな。遅いくらいやん?」
ヒロ「ホンマかいな?」
倖田「ホラ、早く立って」
■倖田の差し出された両の手を握り、立ち上がるヒロ。唇を重ねる2人。

■数分後。川沿いの道を並んで歩く2人。ヒロはぎこちなく歩いている。
倖田「ヒロ、ラブホ行ったら一緒にお風呂入ろうか?」
ヒロ「エエな〜…」
倖田「東京で覚えた潜望鏡とかタワシ洗いとかして1滴残らず絞り出したるわ(笑)」
ヒロ「……。やっぱ今日はアカン、ごめん」
倖田「なんでアカンの?」
ヒロ「チュウしたら精子出てもうた…」
倖田「はあ〜。アンタ、最低やな。ナメとんのか(苦笑)」
ヒロ「いや、ナメたいけど、ナメてはいないわ!」
倖田「家に帰ってセンズリして早よ寝りや!」

■それから倖田來未は瞬く間に大ブレイク。
日本を代表する世界規模の歌姫となったことは言うまでもない。

Copyright(C) yukihiro Kuroba 2004.All Rights Reserved.
掲載記事を許可なく転載することを禁じます(失笑)。

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PS.
K羽、いいぞ、これはすばらしい!
オレ、ジェンキンズさんの娘を連れ戻す妄想すっから、
お前はキム・ヘギョンで頼むわ!



...

今、「朝生」見てるんだが   ※重要な更新あり - 2004年05月29日(土)

拉致が主権侵害だとかなんだとか、
コメやっちゃいかんとか、
そんなことはどうでもいいんだよ。
あのさー、北朝鮮はミサイル持ってんだよ。
精度は低いかもしんないけど、
日本本土が射程距離に入ってんだよ。
それを核ミサイルにできる一歩手前の技術もってんだよ。
そうでなくても濃縮ウラン入れて飛ばされてみなよ。被爆っすよ。
ノドもとにナイフ突きつけられてる状況を、
もうちょっと理解しようよ。

だから、まずは憲法改正。
国内に極東アジア用のミサイル配備。
で、ある程度、同じ力を持ったところで交渉開始。
兵糧攻めすりゃ、そこそこいい感じになるんじゃねえの?

って、みんなそんなことは承知してるか?(笑)。

つーか今の理想論だけの体制のままだと、
どうにもなんないよなあ。
イラクの自衛隊問題もそうだけど。
それをひっくるめてどうにかしようとしてる小泉は、
なんかすげえ政治家だよな。
今のところ否定も肯定もできないけど。
すげえとしかいいようがないけど。


それはいいんだけど、新しい妄想ネタ発見しました!
ジェンキンズさんの娘の姉のほうと恋に落ちるんですよ。
ところが、実はジェンキンズ妹もオレを好きだったことが判明。
それを知ったジェンキンズ父さんも怒り心頭。
「娘をたぶらかしおってー!」みたいな。
で、まあ、そんなさまざまな困難を乗り越えて、
娘2人と父さんを説得。
日本に連れ帰ることに成功するんですよ!
ね、どうよ、コレ?
燃えるべー。
でも細かい設定考えるの面倒なので、
誰か考えてください。


...

妄想力が低下した現代人へ 〜ラグとA子〜 - 2004年05月28日(金)

ごっちんの妄想、各所からおほめいただきありがとうございます。
買ってなかったCDとかDVDとか買って続きを作ろうと思ってます。
気が向いたらですが。

ところで今日(昨日)、弟子筋にあたるA子と妄想話をしていて、
じゃあお前の妄想は何なんだ?と聞いたところ、
「ラグフェアーの羽付きメガネとヤッて捨てられる」と返ってきまして。
まあ、それはいい。
しかし、なんでそんなに簡単にSEXしちゃって妄想を終わらせるのか?
私はメディアに妄想力を吸い取られてしまった、
現代人の悲哀を感じてしまいました。

そこで手助けです。
とりあえず、ラグの羽メガネにヤッて捨てられる設定は有として、
たとえば、もっと多くの男性キャラを入れて、
恋に恋する少女漫画の主人公のような状態にするのはいかがか?と。
で、こんな妄想話が誕生しました。

A子は新米ライター。
それでも仕事をがんばったおかげで、
念願の渋谷のマンション引っ越すことになった。
そして引っ越し数日後、運命の出会いが待っていた。
マンションのエレベーターで、なんとラグフェアの羽メガネに遭遇。
しかも彼はA子の隣の部屋に住んでいたのだ。
ある日の深夜、羽ネガネがA子の部屋のベルを鳴らした。
「カギを忘れて部屋に入れない。ベランダから部屋に入りたい」
彼の願いを聞き入れ、彼を部屋に入れるA子。
すると運良く(?)部屋にゴキブリが登場。
「キャー!!!」
A子は勢いあまって、羽メガネに抱きついてしまう。
A子と羽メガネはゴキブリを退治。
この共同作業を経て、2人の関係は急速に縮まっていく。
そしてある夜、2人は結ばれた。
しかし現実はA子に厳しい言葉を突きつける。
 A子「ねえ私たちって何なんだろうね?」
 羽メガネ「ん?トモダチっしょー!!!」
羽メガネはヤリチンだったのである。
だが、追いかける恋愛に燃えてしまう体質のA子は、
その現実を受け入れることしかできなかった。

そんなある日、A子の人生が急展開することになる。
ラグフェアーの3人いるマネージャーのうちの1人が突然失踪し、
現場をまわすのが困難になった。
それを見たヤリチン・羽メガネは「つかえる女がいるよ」と、
A子を事務所に紹介。
なんと彼女はラグのマネージャーに就任してしまうのである。

はじめてのマネージャー業にてんてこまいのA子。
大失敗を繰り返し、チーフマネージャーにいじめられながらも、
持ち前の努力と根性でタレントたちの信頼を勝ち取っていく。
そんなA子に一番人懐っこく接してきたのは、
ラグのメンバーの一人である、もう一人のメガネ(以下、ダサメガネ)だ。
彼の人懐っこさ、無邪気な優しさにA子は急速に惹かれていった。
だが羽メガネとの関係はまだ続いていた
「もしもし? あー、A子?
 チンコ渇き気味だから舐めにきてくんねえ?」
A子に断る理由はなにもなかった。
もちろん、ダサメガネはそんな事実を知る由もない。

ある日のこと、羽メガネの誕生日パーティーが行われた。
会場ではレースクイーンやグラビアモデルと戯れる羽メガネの姿があった。
そんな羽メガネを嫉妬の目でみつめるA子。
と、突然電話がなった。
電話の主は、風邪で寝込みパーティーを欠席していたダサメガネだった。
「あー、A子ちゃーん!
 風邪でしんどいよう。ご飯作りにきてー。
 あとユンケルもー」
嫉妬の目で羽メガネを見ている場合じゃない、ダサメガネを助けなくちゃ!
A子はダサメガネの住む池尻大橋に向かった。
部屋を訪ねるとダサメガネはピンピンしている様子。
「ごめん、ごめん、実はもう元気なの。
 単にA子ちゃんの顔が見たくなって…」
突然、A子を抱きしめるダサメガネ。
「ごめん、しばらくこのままでいいかな? さびしくて…」
母性本能がうずいたA子は、そのままダサメガネと関係してしまう。
2人は付き合うことになった。
社内恋愛みたいなものなので、もちろん、スタッフの誰にも言わなかった。
もちろん、羽ネガネにも…。
羽メガネとの肉体関係が続いていることがA子には悲しかった。
ダサメガネとデートした後、羽メガネに呼び出されベッドを共にする、
なんてこともしばしばあった。
A子は罪悪感でいっぱいだった。

そんなある日のこと(こればっかだな・笑)
バラエティ番組の収録後、A子はメンバーたちを車で自宅に送っていた。
最後に残ったのはメンバー内でも一番目立たないアイツ、
名前なんだっけ? 忘れたんで「バカ」でいいや。
そのバカからこんな発言が飛び出した。
「ねえ、A子さんってダサメガネと付き合ってるでしょ?
 でも本当に好きなのは、羽メガネだよね?」
動揺から二の句が次げないA子。
が、次にもっと衝撃的な言葉が飛び出した。
「あ、ごめん、オレ、A子さんのこと、いつも見てたから…」
A子の胸が高鳴った。
「いいんだ。A子さんが誰を好きでも。
 オレは、いつもA子さんのこと見守ってるし、
 どんなことがあっても味方だから…」
羽メガネとダサメガネとの、ある種の二股関係に疲れていたA子は、
バカの肯定的な言葉に一抹の安堵感を覚えるのであった。

その次の日、A子は仕事場で大失敗をやらかしてしまう。
意地悪チーフマネージャーにこっぴどく怒られるA子。
A子は涙ぐみながら、横目で見た。
羽メガネはおねえちゃんにメールを打っていた。
ダサメガネはトイレなのか現場にいなかった。
その時、思いも寄らないことが起こった。
昨日告白してきたあのバカが、チーフマネージャーに立ちふさがったのだ。
「いや、それはA子さんのせいじゃないっす。
 オレがいけないんです。A子さんは何も悪くない!」
「なにぃ?誰のおかげでここまでやってこれたと思ってるんだ?」と、
バカの襟をつかむチーフマネージャー。
一触即発の中、A子は2人の間に割って入る。
「やめて! 私が悪いんです、私が…」
楽屋にA子の嗚咽が響いた。
そしてA子の心にはバカの男気が響いていた。
こうしてA子はバカの見守る優しさに惹かれていく…。

えー、疲れてきたので、こっから要約します。
この後、A子はダサメガネの目の前で、ゆずの2人にレイプされ、
この事件がきっかけとなってダサメガネとは別れます。
男性不信になったA子を見守っていたのは当然、バカ。
「A子さんのリハビリに付き合あわせてくれないか?」というので、
付き合い始めますが、やはり彼を男として見れず別れることに。
現場にいづらくなって、結局、事務所を退社。
そして彼女はライブハウスで偶然知り合った元ゴーイングステディーの
アフロと付き合い始めますが、
もちろん、ラグの羽メガネとの関係は続いており、
それを知ったゴイステのアフロは、
音楽番組の生放送中、競演者の羽ネガネを殴ってしまう。
翌日のスポーツ紙、週刊誌ではこの話題が大きく取り上げられ、
ついにはA子のマンションにまで取材記者たちが!
そこへ現れた羽メガネは「オレの女に手を出すな!」と、
カメラの前でA子と熱いキスを交わす。
その模様はワイドショーで生放送されてしまい、
それを見ていたゴイステ・アフロは自宅浴槽で自殺…。
からくも命を取り留めたアフロではあったが、
後遺症から植物人間になってしまう。
羽メガネは責任を取ってミュージシャンを引退。
A子も単独で記者会見に応じ、こう宣言する。
「こうなったのは私のせいです!
 私はアフロさんと結婚します!!!!」
植物人間状態のアフロを毎日看病するA子。
羽メガネも毎日訪ねてくるが、A子は追い返そうとする。
 A子「こないで! ここはアナタの来る場所じゃない!」
 羽メガネ「一番大切なものがわかったんだ。それがお前だ!」
 A子「いまさらそんなこと言わないで!」
そんなある日、アフロの植物状態を治す画期的な手術が、
オーストリアで発見された。
一縷の望みをかけて奮闘するA子。
しかし、思うように手術費用は集まらない。
そんな彼女の元へ、あの男が現れた。
元ラグの、あの意地悪チーフマネージャーである。
彼はその後出世し、大手芸能プロダクションの社長を務めるまでになっていた。
「どうだね? その手術費用、私が全額もとうじゃないか。
 が、ひとつ条件がある。私の性奴隷になってくれないか?」
その条件を飲むA子。
事実を知り、思い悩む羽メガネ。
だが、人生の流転ははじまったばかりだった……。


なんか昼メロっぽくなってきたので、
この辺で失礼します。


...

オレと後藤真希は幼なじみ。 - 2004年05月27日(木)

今日(1日前倒しなので実は昨日)はファッションの仕事でした。
ええ、これでも自称ファッション・ヘルス・ライターですから。
で、撮影終わったあと、表参道のロイホで飯食いながら、
こんな妄想話をしました。


後藤真希とオレは幼なじみ。
ごっちんの実家は居酒屋を経営してて、
オレはそのとなりのとなりにあるパン屋の息子。
小さいころはよく遊んでたんだけど、
彼女が『金髪の13歳』として、
モーニング娘。入りしたころから疎遠に…。
しかし、彼女がソロ活動をはじめて伸び悩んでいた時期、
地元の商店街でバッタリ再会。
幼いころ2人でよく遊んだ公園で、ブランコに乗りながら、
久々のだべりんぐである。 
 オレ「最近のテレビのお前、前に比べて元気なくなったよな?」
 後藤「わかる? なんかね、テレビに出てる私ってクールで
    スカしてるイメージあんじゃん?
    本当はそうじゃないのにね。
    元気だし、いっつも笑ってるし…」
 オレ「オレの中のお前って、大口開けて八重歯見せて笑ってる
    イメージしかねえもんな。ったく下品な笑顔(笑)」
 後藤「わるかったわねー!(苦笑)。
    でも……私って本当はそういう女の子なんだよね。
    なのに、なんでクールに見られちゃうんだろ?
    そういうイメージと本当の自分のギャップに、
    最近疲れてきちゃって…」
刈田は突然、ブランコを止めた。
 オレ「お前、馬鹿か?」
 後藤「えっ!?」
 オレ「お前はお前でしかねえじゃん。
    くよくよしてんじゃねえよ。自分らしく生きりゃいいじゃん!
    お、オレは笑顔の真希が一番好きだから……」
 後藤「萬蔵……」
 2人は抱き合い唇を重ねた。
 それからも2人は度々プライベートで合うようになった。
 ブラウン管の中の後藤真希は明るくなったのは、それからである。


というような妄想話をしていたら、
スタイリストの男の子(24歳)にこう言われました。
「今日は貴重な話を聞かせてもらってありがとうございます。
 30歳過ぎても、そんな感じでいいんですね!」
これってホメられてるんですよね?
そう理解していいですよね?
うん、たぶんそうだな。


...

「種の保存」か「自分の保存」か?それが問題だ。 - 2004年05月26日(水)

実は先々月くらいから、
とあるところから原稿を依頼されてるんですが、
いまだに書き終わってないんです。
いや、第1章、第2章までは行ったんだけどさ、
第三章以降がどうも書けない。
うんにゃ書きたくない?といった感じで。

それもそのはず、この原稿にはですね、
オイラの離婚に関わる話が出てくるんですよ。
で、そのきっかけとなる‘事件’がこの第三章からはじまるわけです。

その事件発生からはもう1年以上たつんですけど、
どうもね、いまだに風化してない部分がありましてね。
「人生是、ネタ也」を座右の銘とするオレ様でも、
いまいち踏み込みづらい部分があるんだなぁ、と。
人間らしいとこあるじゃねえか、と自分に関心ですわ。

こことは別に、もういっこプライベート日記書いてるんだけど、
それのちょうど1年前の日記みたらこんなことが書いてありました。
おもれーからちょっと抜粋。

>今日、彼女とあるドラマを見ていた。
>その中ですごく気になるセリフがあった。
>「私にとっては結婚してからの2年半、
> ずうっと孤独でした。
> もう孤独はいや」
>彼女はこのセリフに反応していたはずだ。
>オレもドキッときたくらいだから。

ちなみにこれ、「北の国から」の最初のTVシリーズに出てくるセリフ。
ゴローさんと元嫁いしだが離婚したあとに出てくるセリフです。
まあ、いしだの言い分もわかりますよ。
旦那はその不器用な性格から仕事うまくいってないし、
だから自分は家庭支えるために働かなきゃいけないし、
そりゃもうストレス溜まって浮気のひとつもしますがな。

でね、このドラマに出てくるような「家庭での孤独感」って、
多かれ少なかれ、どんな家庭にもあるよね、と。
ウチのおかんも昔、そんなこといってたもんなぁ。
でね、改めて考えちゃうんですよ。
結婚って一体なんなんだろう?と。

本来は遺伝子を残すために、
そんでしっかりと子育てできる環境を作るために、
結婚って制度ができたんだと思うんですよ。
ところが、人間には心という厄介な代物があります。
「好かれたい」「優しくされたい」
そういった欲求を満たす受け皿としても、
結婚という制度はあるわけですな。
ところが、例の「いいしれぬ孤独感」ってのは、
結婚しても現に存在するわけです。
しかもその元凶は「子供を養うために仕事をやってて忙しい」等、
子孫を残すための場=家庭を維持するところからはじまっている。
結婚に含まれる「種の保存」と「自分の保存」は、
まったく相反するものなんですよね。よく考えれば。
なのに、なんでそれがひとつの場所=家庭で行われているのか?と。
まあ、そこに「将来、家を建てる」とかいう大きな目標が入ってくると、
両者は合体するんですかね?
ようわからんけど。

昨日、打ち合わせ終わったあと、
「幸せとは何か?」という話をしていてハタと気づいたんですが、
オレの幸せって1日3〜4時間くらいしか仕事しないで、
でもほんのちょっとだけ贅沢できるくらい稼げてて、
美味い飯食って、おねえちゃんと遊んで、
CDとかDVDとか本とか雑誌買って、
ときどきオモチャ買ってガチャガチャしじってみたり、
まあ、そんくらいしかないんですよ。
いやー、我ながら現代的なモラトリアム・オヤジだと思いますよ。
ええ。それがなにか?


...

中国パワーを知る - 2004年05月25日(火)

最近、何かって言うと
「中国にはビジネスチャンスが埋まってる」
みたいな言い方がされます。
まあ、周囲の情報を聞いてると、なんとなくは納得できますが、
実感ねえよなあ。
オレのエロ原稿が中国人に買われるなんて全然思わないし。
しいていえば「中国エステが増えてるなー」
くらいのもんですよ。

が、オレもはじめてこの中華ビジネスを実感することになりました。
おとといだっけな?
仕事でエロサイトめぐりをしてたわけだ。
とあるヌードモデルさんの情報集めてたんですよ。フツーに。
で、そのコの画像リンクサイト発見して何気にクリックしたら、
いきなり漢字だらけのエロサイトに飛んだわけ。
確かCCTV8.comとかいうところよ。
まあ、ここまでならよくある話だわな。
で、ガンガン出てくるポップアップを消しまくって、
もう一度、インターネットエクスプローラを立ち上げた。
すると例の中華エロサイトにつながるわけよ。
「あー、ホームを変更させやがったなー」
と思ってインターネットオプションから、
ホームを変更しようとすると……変更できないじゃん!
で、クッキー消したり、履歴消したりしたんだけど、全然ダメ。
さらにCCTV8.comを閲覧できないように設定すると、
ネット自体につながらない。
終いにゃメモリーいっぱいいっぱいなのかフリーズしまくり。
なんじゃあこりゃああああ!?!?!?!?!?

ということでオンラインスキャン開始。
あー、出てきたよ。トロイの木馬系が3つほど。
まったくブラピの映画の宣伝かっつうの。
ファイル名忘れちゃったのでなにも参考になりませんが、
一個がWINDOWS内アプリケーションデータに寄生してたヤツで、
もう2つがTEMPの中。
しかもそのうち2つがウイルス定義にまだない代物。
いやー、さすがライター。最先端ですなあ。

オレ、PC詳しくないほうなんでよくわからんですが、
欧米のエロサイト見てここまでの症状に陥ったことないんですよ。
とにかく原因はどう考えても例の中華エロサイトとしか思えないわけ。
ウイルス(てかスパイウェア?)新しいやつだし。
つーかそもそも日本人ヌードモデル(しかもマイナー)にまで
リンクしてあるってどうゆことよ?
まあ、逆に言えば中国のネットユーザーに向けたエロサイトビジネスは、
ここまで進んでいるんだな、と実感したわけです。ハイ。

ま、そんなこんなで今朝までリカバリーですよ。
しかも終わってコンビニに飯買いに行こうとしたら、
足の小指を柱にぶつけて半分ツメ剥がれるし。
で、翌日の打ち合わせ、モデルばっくれ。
なんだ? これも華僑だか漢民族の陰謀か?
ほら、コイツらの仮想敵国、日本ですから。
北朝鮮だけじゃなく、こいつらも日本にミサイル向けてますから。
ODAでカネやってやってるにも関わらず。
ODAを朝貢と勘違いしてんじゃねえの?
中華思想もほどほどにしろよ!!!!
と、ちょっと電波&人種差別入ってみましたー。ビビビー。


※追加
CCTV8.comに飛ばされる件、ネットに出てました。
心当たりのある方はご参考に。。。
http://higaitaisaku.web.infoseek.co.jp/removecctv8.html


...

あれ、気づいたら1日前倒しになってるじゃん!内容は日曜のなんてことない買い物日記なんで特におもしろくありません。 - 2004年05月24日(月)

昼過ぎに起きてブクロへ。
ペットのエサ、蛍光灯、その他諸々を買って帰宅。
蛍光灯取り替えてベイビーにエサやって、
そんでメシ食って、買ってきたDVD見てたら、そのまま爆睡。
で、気づいたら23時ってどういうことよ?
ムカついたんで、オナニーしてやりましたよ。
ざまーみやがれってんだ。
とか言う前に明日締め切りの領収書の清算やれって感じですが。

というわけで今日買ってきたもの一覧。
蛍光灯とエサは書くことないんでヌキヌキでーす。

●DVD「アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバル1962-1966 Vol.1」
B'zとか言ってますが、実はここ最近、
ずうっとブルースがマイブームなんです。
60年代後半のイギリスのブルーズ・ブームの背景には、
こんなイベントやってた事情があったのね、
これがなかったらクラプトンもいなかったのね、
という伝説的公演の抜粋DVD。
ルーツ志向&嗜好の方にオススメです。日本盤高けぇけど。
で、サニーボーイウィリアムソンがいいとものテレフォンショッキングの、
タモさんと似たようなアクションしててビックリ。
余談ですが、サニーボーイウィリアムソンって2人いたんすよ。
で、ここに出てくるのは確か偽者のほう。
でも本物と言い張ってイギリスにまで来ちゃうなんて、
すげえカッコヨイと思います。

●フィギュア「バンダイ・ジオノグラフィ・シリーズ
 YMS-09 ドム・トロピカルテストタイプ」
こういうのが出るからプラモまったく作らなくなっちゃいました。
というくらいグレードの高い、1/144スケールの可動フィギュア・ドム版。
しかも黄土色の砂漠用ドムで、通常タイプのドムにも外装を換装可能。
前に出たRタイプ・ザク→通常ザクの換装もすごかったけど、
それ以上の出来かも。
ジオンの精神がそのまま形になったようだ!


...

B'zについてもう一度考えてみた part2 - 2004年05月23日(日)

B'z問題に関して、やっと明確な回答を出せそうだ。
断言しよう。
やはり彼らは笑いのプロであり、確信犯であると!

数日前にも書いたとおり、
新曲「Banzai」は「アサヒスーパードライ」のCMにも使われている。
で、サビはこんな感じだ。

「アナタトワタシデ サァ アシタノタメニ Banzai」

この、チャンチャンチャチャチャン、チャチャチャチャン、チャンチャン!
(って書いて理解できるのか?・笑)は、
ベイシティローラーズ「サタデーナイト」や、
ラモーンズ「ドゥユゥリメンバー・ロックンロールレイディオ」
などのサビで使われている応援歌風のメロ・リズムを引用したものである。

さて、ここで昨年の夏を思い出していただきたい。
昨年、「キリンラガービール」のCMはTOKIOが担当していた。
「カンパイラガー、ラガー、イェイ!」
というヤツである。
そう、これもベイシティローラーズ「サタデーナイト」
ラモーンズ「ドゥユゥリメンバー・ロックンロールレイディオ」
の引用なのである。

別のビールメーカーのCMソングが、
まったく同じメロ・リズムをもっているとは、
一体どういうことなのか…。

おそらく事情はこうだ。
大手代理店がアサヒビールのCMをB'zに発注した。
B'zの2人は考えた。

「ビールのCMか…」
「どうする?」
「そうだなー。ビールのCMソングといえば何?」
「キリンの『カンパイラガー!』がよかったよね」
「あ、それ使っちゃおうか?(笑)」
「今回アサヒなのに、それアリかよー。おもしれえけど(爆笑)」
「でっしょ?でしょ?(爆笑)」

そんな半笑い状態で「BANZAI」は作られた。
B'zはついにクライアントや代理店までをも巻き込んだ、
一世一代のギャグをやってのけたのだ。
そうとしか思えないのである。

これを読んで熱心なB'zファンの方の中には、
憤慨する人もいるかもしれない。
だが私は決して彼らをバカにしているつもりはない。
自分はしがないエロ文筆家だが、
もし自分がB'zと同じ立場にいたら、同じことをしていたと思う。
いや、オレにはそれほどのセンスはないと断言できる。
だから、これをやってのけてしまったB'zを心底尊敬するのである。

B'zといえば洋楽のパクリが多いとささやかれているが、
今回の一件を目にすると、それはすべて半笑いのギャグからくる
パロディだったことが証明される。
ネット上で「B'zはパクリ」などと騒いでいる輩は、
彼らの思う壺にはまっていたというか、手のひらの上で踊らされていたのだ。

そもそもポップミュージックとは「お楽しみ」であり、
どこかに笑いの要素が入っているものである。
それはビートルズの楽曲にギャグが多量に混入されていることでも証明される。
(彼らの映画を見るとそれがよくわかるだろう)
そしてブルースやゴスペルといった一見マジメな音楽でさえ、
ユニークな歌詞やパロディが入っていたりするのだ。
だが、わが国では外来の音楽をありがたがる傾向が強い。
ミュージシャンを「アーティスト」と呼んで神格化しまうのも、
そのあたりから始まっているように思う。
パロディ音楽や冗談音楽をキワ物として扱う傾向が強いのも、
そういった「音楽=アート」な考え方が根付いているからだろう。

B'zはそういう日本の特殊性を理解した上で、
「アーティスト」の仮面を被ることにより、
「ポップミュージックのおいしいところ」=「笑い」
を表現している稀有な音楽家なのである。
エノケン、トニー谷、クレイジーキャッツ、ドリフターズ、
細野晴臣、大滝詠一、鈴木慶一、桑田圭介、
そういった音楽家たちの系譜にいるのがB'zなのである。















たぶん…。


...

なんだよ、全然エロくねえじゃねえか! ※大幅に追加あり - 2004年05月22日(土)

えー、日記のタイトル変えました。なんとなく。
衣替えみたいな感じですな。
つーか寝違えてクビ痛いっす!!!!

そうそう、やっとプリンス(以下、殿下)の新譜
「ミュージコロジィ」が届きました。
まあ、殿下を聴くときは、
常にハードルを高くしてしまうので仕方ないんですが、
にしてもフックのある曲が少ねえぞ。
「サインオブザタイムス」収録曲を思わせる、
ミディアムスローの曲とか、いいのもあるにはあるんだけど…。
あと歌詞見たけど、全然エロくねえんだな。
ほら、この人、数年前からキリスト教系の新興宗教に入ったじゃん?
その影響とかあるんかね?
これだったら岡村ちゃんのほうがエロいしすげえ!

というかね、ハッキリ言って、
ここ10年くらいのプリンス殿下は、いまいちなんですよ。僕にとって。
なんかね、まず音の感触がスルリとしてるの。
3rd「ダーティマインド」あたりからの全盛期の殿下の音って、
なんか、こう、ひしゃげてたじゃないっすか。歪んでるというか。
その「歪み度」が年々減っていってる気がするのよね。
もちろんそれは機材の関係なんだろうけどさ。
あと、「ブラックアルバム」以降、ファンク度が高くなっていくでしょ。
最初は良かったのよ。それも。
NPG名義の2ndなんか意外と好きだしさ。
でもその頃からかな? ファンク系ソングのスタイルが、
ワンパターン化・マンネリズム化していくのよね。
で、今回に至ってはEW&Fやスライなんかの名前出しながら、
堂々とブラックミュージックの正当なる後継者宣言ですよ。
でもよー、殿下は元々、黒でも白でもない、
クロスオーバーなところから出てきてるわけじゃん?
こういう音楽的な部分での「歪み度」もすごく魅力だったのに。
それに殿下自身、気づいてねえんじゃねえか?
たとえばさ、アウトキャストにしたってフレックスダハウスキャットにしたって、
ビートをスイングさせないで黒人的・ファンク的グルーヴ感をなくして、
逆にロック度を上げるという手段を取ってる。
で、この手法って元々プリンスのお株だったハズなのよ。
いや、もちろん今回のアルバムにもそういう曲あるけど、
方法論がただのバンドスタイルのロックになっちゃってる。
これを打ち込みでやってくれよ! しかも安い機材で! 
そうすりゃ絶対にすげえの出来るはずなんだって!!!
殿堂入りして喜んでんじゃねえぞ!!!!!

とか言ってますがね、新譜出たらどうせ買うんだよね。
愛してるから言うんですよ。僕は。
まだやってくれそうな気がするから言うんですよ。
だって、別の人にはそこまで求めないもん。
たとえばブライアン・ウィルソンとか。
ブライアンはね、生きてるだけで奇跡だから(笑)。

ところで、最近思うんですけどね、
黒人的・ファンク的グルーヴ感、スイング感のある楽曲って、
そろそろ古くなってきてるんじゃないかと思うんです。
いや、もちろん、それ自体はすごく心地よいものだし、
オレも大大大好きなんだけど。
でもティンバ系の変則ビートが出てきた辺りからかな?
なんかおかしいなと思い始めて、ネプチューンズがそれに続いて、
エレクトロクラッシュとかのディスコパンクが登場し、
アウトキャストの「ヘイ・ナウ」が売れたときにやっぱし、って思って。
ビートをスイングさせない、8ビート、
いや強引に2ビートのタテノリ系にまでもってっちゃう
方向性が強まってきてるなぁ、と。
ほら、このズンズンタンスタ・スタタンタンのスイング・ビートも、
流行り始めてから早10年以上たってるわけで、
そろそろビート、リズムの更新がなされる時代がきたんじゃないか???
70年代のスイング感が80年代になってタテノリ・ビートに変わったようにね。
リンプとかあの辺のモダンヘヴィネス系の、
いわばアメリカの頭の悪い白人たちがビートをスイングさせ始めた時点で、
もうダサくなってたのかもしれんなぁ。
ズンズンタンスタ・スタタンタンは。


それはともかく、我が心の師のひとりである、
ニール・イネスの77年発売の2ndソロアルバム「テイキン・オフ」が、
やっと再発になりまして、これもプリンスと一緒に届いたの。
ニール・イネス師匠に関しては、2002年11月11日の日記にも出てきますが、
彼は変態音楽集団ボンゾ・ドック・バンドの一員にして、
ビートルズのパロディバンド・ラトルズの創始者。
ポール・マッカートニーの弟とバンド組んだり、
モンティパイソンの音楽監督を務めたりしてた、
まあ、ようするにバカ音楽家なんですけどね。
でもオアシスにパクられた経歴あるんで、
すばらしいメロディメーカーでもあるんですよ。
そんな彼の2nd再発。
マスターテープなくなっちゃったらしくて、
アナログ起こしという最悪のCD化ではあるんだけど、
アナログで1万とかしてたのが2千ナンボで買えるのはありがたい限り。
しかも中身が良いのよね。この2nd。
彼にしてはマジなアルバムで、カントリー風、
後期ビートルズ風、AOR風まであったりして、
その全部がいいメロだらけ。
日曜日の午後感溢れるすばらしい1枚です。

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1867392#

この2ndと一緒に3rdも再発。しかも限定2000枚プレスだそうです。
気になる方も気にならない方も、コレ買って、
貧乏なニール・イネスを救ってあげてください。
お願いいたします。


...

なんか最近SEXがブームみたいだな? - 2004年05月20日(木)

<タトゥーのジュリアがシングルマザー宣言>
 昨年来日し、テレビ出演のドタキャンなどで何かとお騒がせの
ロシアの人気デュオ「タトゥー」のメンバー、ジュリア(19)が
妊娠したことが判明。“未婚の母”を宣言しているという。
 一部スポーツ紙によると、ジュリアがロシア紙のインタビューに
「出産予定は夏の終わり」などと語ったもの。
子供の父親も明かしており、ジュリアと数年来の恋人関係にある武道家だという。
 だが、武道家には妻子がいるため、ジュリアは「将来も結婚しないと思う」
とシングルマザーを決意。ジュリアの産休中は、レナ(19)がソロで
活動を続けるそうだ。(夕刊フジ)

だそうです。
さらにYahooの「女優、歌手の出産カレンダー」
http://entertainment.yahoo.co.jp/
を見ると、すごいことが判明です。

元ちとせはもうじきママに。5月予定
松嶋菜々子は6月
麻生祐未は7月
佐伯日菜子は9月の予定
今井絵理子は秋ごろの予定
ともさかりえは11月
三船美佳も11月

世の中、SEXブームが来てるみたいです。
でもオイラは相変わらず風邪が治りませんのでSEXどころではありません。
今は岡村ちゃんの新譜だけが心の支えです。


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あの人、僕がこんな文章書いたらどんな顔するだろう? - 2004年05月19日(水)

今日、岡村靖幸(以下、岡村ちゃん)の新作、
「モン・シロ」(シングルCD)と、
「symposium」(DVD+CD)を買ってきました。

単独名義のシングルとしては「マシュマロハネムーン」以来、約3年ぶり。
映像作品としては91年の「ファンシーゲリラ」以来ということで、
「放置プレイで散々待たされたあげく、やっと振り向いてくれたご主人様」
にしか見えないわけですよ。オレの目には。
これじゃ犬ですよ、犬。

なもんで、どう形容しようかと迷ってしまう自分がいます。
どんな言葉も陳腐に思えるし、どんな考察も的外れとしか思えません。

とりあえず、シングルのカップリング曲「未完成」に感動。
著作権法違反気味ですが、歌詞を引用します。

 誰としても妙な後悔が僕の胸を責める
 べらぼうに冗談ばっかの日々がうしなってわかった
 どうかしてたんだ

岡村ちゃん、一生ついていくよ。
どんなにキミが太っても。
どんなにダンスのキレが悪くなっても。
そんで早いとこアルバムよろしく。

追伸
あのー、オレ、どなたかに岡村ちゃんの2ndアルバム「DATE」
を貸してなかったでしょうか?
探しても全然出てこないんすよー。
でもよりにもよって「DATE」なんか人に貸すか、オレ?
うーん、なぞです。。。



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極私的・富野論  劇場版『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』によせて - 2004年05月16日(日)

僕が尊敬している富野由悠季監督は、
一貫して人の業(ごう)を描いてきた映像作家である。
それが如実に読み取れるのが、
「伝説巨人イデオン 接触編・発動編」と
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の2作品だ。

「イデオン」は正しい生命体=人間とは何か?を問う作品である。
ストーリーを要約すると、こうだ。
“イデ”という名の宇宙意志(神?)の導きにより、
地球人と異星人の接触=戦闘がはじまった。
その最中、異星人司令官の娘と地球人の男が恋におち、子を身ごもる。
それを知った異星の司令官は怒り狂い、最後の戦闘をしかけた。
結果、地球人と異星人は滅亡することとなり、
地球人と異星人の子・メシアが、人々の魂を新たな星へといざなう…。
つまり、ここで富野監督が言いたかったのは、
すべての争いは人間の個人的な怨恨に根ざしている。
そして馬鹿は死ななきゃ治らない、ということだ。

その後、富野監督は「ザブングル」でヒロインを盲目にさせ、
「ダンバイン」ですべてのキャラクターを全滅させ、
「エルガイム」で親子の対立を描いてお茶を濁した後、
「Zガンダム」では主人公を狂わせ、
「ZZガンダム」では主人公を木星圏=地球圏外=あの世?=逃避させた。
監督の性急さは、留まるところを知らなかった。
まさしく「皆殺しの富野」の面目躍如である。

そして1988年、監督が世に問うたのが「逆襲のシャア」である。
本作は「機動戦士ガンダム」シリーズの完結を目指し作られた作品だ。
地球連邦の政策に業を煮やしたシャアは、
地球に隕石を落として、地上の人類の抹殺を企てる。
そのためには手段を選ばない。
参謀の女を利用し、戦闘能力の高い少女を騙し陣営に加え、戦いを有利に進める。
憎悪すべき存在であるはずの地球連邦の官僚とも平気で手を組む。
だがこれらの行動は、地球環境の死守といった崇高な目的からではない。
すべては好敵手アムロを引っ張り出すために行われたものなのである。
戦いの仕上げとして、シャアは巨大隕石アクシズを地球に落下させようとする。
当然、「イデオン」の時のように、人類滅亡の4文字が浮かぶ。
だが、アクシズは地球に落下しなかった。人類は救われた。
それはサイコフレームが発現したからだ。
サイコフレームはパイロットとモビルスーツの追随性を上げるための装置。
人の意志を増幅し、機械に伝えるユニットである。
それが思いも寄らぬ効果をもたらした。
アムロの地球を守りたいという思いが、サイコフレームによって増幅され、
多くの人に伝わり、隕石落下が阻止されたのだ。
シャアはこのとき、「これはナンセンスだ」と吐き捨てるように言うが、
サイコフレームをアムロに提供したのは、他でもないシャア自身なのである。
僕はここにシャアの優しさ、いや、富野監督の思いを感じとってしまう。

もし「逆シャア」が「イデオン」の頃に作られていたら、
少なくとも「ダンバイン」の頃に作られていたら、
隕石は地球に落下し、地球上の人類は滅亡していたのではないか?
宇宙空間でシャアとアムロの決着をつけたのではないか?
そして本当の敵を倒したのではないか?
「小説版ガンダム」などを見ると、
そういうベクトルに向いていてもおかしくないのである。
だが、そうはならなかった。
馬鹿は死ななくとも治ったのだ。

この時期、富野監督が心を害していたことはファンなら承知の通りである。
後に監督はサイコフレームを「あれこそ×××患者の発想の賜物で」
と言い捨てたのは有名な話である。
サイコフレームとは、いわば×××剤の暗喩なのかもしれない。
「これほど心が穏やかになるのであれば、人の業も欲も、
 それに端を発する争いや戦争も、すべて回避できるかも…」
そう思案する監督の後姿が脳裏をよぎる。

この数年後、富野監督が選挙に出ようとしたのは、
これまたファンの間では有名な話である。
このときの選挙公約が、これだった。
「缶ジュースの自動販売機を全面廃止する」
さらにオウム真理教のサリン攻撃が、
ジオン軍の毒ガス攻撃に着想を得たとのことから、こう語った。
「全責任は我々にあります、自分のせいです」
とにかく、この頃の監督は自らシャアに、いや、人身御供になるほかない、
と考えていたのかもしれない。

「逆シャア」以降の富野作品は、誤解を恐れずに言ってしまうと、
ご本人言うところの「死に体」であったように思う。
「ガンダムF91」「Vガンダム」「ターンAガンダム」の主人公たちは、
やけに品行方正で、サイコフレームの影響が出ているように思える。
もちろん、彼らも魅力的なキャラクターではあったが、
若輩者の僕には彼らに人間としての熱さ・臭さが感じられなかった。
だが、今のところの最新作である「キングゲイナー」(02年)
の主人公は熱かった。本当に熱かった。見ていてむかついたほどだ。
このほうが人間らしいし、フィルムの中でちゃんと生きている、
と実感できたのは僕だけではあるまい。
そして、それは富野監督の完全復活を表しているように思えた。

来年、「機動戦士Zガンダム」の劇場版、
『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』が公開されることになっている。
総監督は、当然、富野由悠季だ。

http://www.z-gundam.net/
http://char.2log.net/archives/blog52.html

もちろん玩具メーカーや代理店の肝いりがあるのは明白だが、
それを富野監督が受けたことが重要である。
「サイコフレーム」や「バイストンウェル」を選ばず、
「エウーゴとティターンズ」を選んだところがポイントだ。
なぜなら、今この時代に「Z」をやることは、
非常に意義のあることだと思えるからだ。
「Z」は時代の変革をまっこうから描いた作品である。
そこに描かれている政治体制、戦争、世代の対決、
さらにバイオ技術や人の倫理観といったものは、
現在の2000年代の世界を鏡で写したかのようだ。
国連の情けなさはまるで地球連邦だし、
アメリカ陣営はティターンズそのままの行動を取っている。
イラクの制圧や人質リンチを見ると、
本作における30バンチ事件思い出さずにはいられない。
監督も間違いなく、それらを意識しているに違いない。

決して、ただのリメイクや総集編ではない。
Zは刻をこえて生きていたのである。
そう、刻をこえて生きていると。君は!

と富野調にシメてみました。


...

芸能人は繁殖しているpart4 - 2004年05月15日(土)

<妊娠ラッシュともさかも!!現在4カ月>
 妊娠・出産ラッシュの芸能界。今週だけでも今井絵理子、斉藤由貴、三船美佳の
妊娠が明らかになったが、13日には、昨年4月に演出家兼俳優の河原雅彦(34)
と結婚した女優、ともさかりえ(24)が妊娠4カ月であることがわかった。
 現在、TBS系ドラマ「新しい風」(木曜午後10時)に出演中のともさかが、
撮影中に体調の変化に気付き病院で診察を受けたところ妊娠がわかったという。
 さっそく自身のHPで「この度、赤ちゃんが授かりました。とーっても嬉しいの
でご報告させて頂きます」とファンにメッセージを送った。
 芸能界はお祝いのやりとりが大変そうだ。(夕刊フジ)


まったくオレは風邪っぴきで仕事忙しくて大変だっつーのに、
どいつもこいつもセックスばっかしやがって!
悔しかったらオレにもやらせろ!!!!!


...

芸能人は繁殖しているpart3 - 2004年05月14日(金)

そうそう、すっかり忘れてた。この話題。

<元SPEED今井絵理子、デキちゃった結婚>
 元SPEEDのメンバーで歌手、今井絵理子(20)が、人気ロックバンド「175R(イナゴライダー)」のボーカル、SHOGO(24)と来月結婚することになった。今井は妊娠5カ月で秋に出産予定という。
 2人は9日、マスコミ各社にファクスで「大切なパートナーです。入籍は2人で話し合い、6月吉日に行いたい」と報告した。2人は1年ほど前に共通の友人を介して知り合ったという。
 20歳での“できちゃった婚”といえば、事務所先輩の安室奈美恵と同じパターンというのがちと気になるが…。(夕刊フジより)


20代の後半、オレはSPEEDが大好きだった。
CDも買った。
東京ドームのライブにも行った。
関係者のツテを利用して、
2ndアルバムのリスニングパーティー&生ライブに潜入したこともある。
その2ndアルバムはいまだJ-R&Bの傑作だと思う。
オレの暴走は続いた。
よりにもよって全国某誌で、
「恥ずかしくない!25歳からはじめるSPEED」
なる特集をやってしまったり、
「オレがもしもSPEEDのマネージャーになったら…!?」
などと本気で妄想したこともあった。
(↑2003年02月20日の日記参照)。
もちろん、一番好きだったのはエリコに他ならない。

エリコはSPEEDの中でも異色な存在だった。
歌の上手さで言えばヒロコに負け、
ルックスで言えばタカコに負け、
ダンスやセンスで言えばヒトエに負けた。
確かに一見アイドル顔ではあるが、良く見りゃシャクレ。
経験者はわかると思うが、シャクレのフェラは意外とつまらん。
下アゴが邪魔するので、必然的にフェラ顔が見えにくいのだ……
なーんてことはどうでもいいのだが、
とにかくエリコは新世代ユニットSPEEDの中にあって、
かなり一番中途半端な存在だったのだ。

そんな彼女を好きになった理由(と書いてわけ)。
それは彼女が元来持つ、明るさだった。
SPEEDの2本あるライブビデオを見ると、
彼女の輝きがよくわかるだろう。
多くの人の前で、歌うことのよろこび。楽しさ。
それらを一番表情に出してくれていたのが、エリコだったのだ。
簡単に言えばムードメーカーといったところか。
オレから言わせりゃエリコのいなSPEEDなんてのは、
クリープのないコーヒー、
ロン・ウッドのいないストーンズみたいなもんだ。

今回の妊娠結婚話を聞いて、最初は落ち込みもしたが、
イナゴの野郎がそんなエリコの性格にホレたのもわかる話ではある。
ただし!
おい、イナゴ、芸能人に中出しはいかんだろ!中出しは!
しかも!
秋に出産予定ということは、指折り数えてみると、
12月に受精したことになる。
12月といえば、SPEEDの復活アルバム「BRIDGE」が発売された直後。
さらに年明けにCD発売されることになる、ライブの真っ最中だ。
おい、エリコ! 
そんな時期にセックスやってんじゃねえよ!
つーかオメエ、よくそんな体力あんな!!!

ちなみにその時期、オイラは年末進行と、
離婚問題の真っ最中でオナニーばっかしてました。
今日もこれから悔し泣きオナニーします。ハイ。



...

最近買ったCDなど。 - 2004年05月12日(水)

最近モテてるらしい刈田です。
昨日もエロダンサーやってるおねえちゃんからメールが来まして、
彼女の日記みて見たら、オレと結婚したいって書いてありました。
バツイチで子持ち(プレイリードッグだけど)で、
うつ気味でインポで水虫持ちで、
親戚に統一教会信者が2人もいるんですが、
それでもいいんでしょうか?
そういえば、その統一教会信者のうちの一人が、
オレが昔、「すごいぜ!ノストラダムス」という、
予言やオカルトをおちょくった本を出したら、
何を勘違いしたのか、
文鮮明(統一教会教祖)の予言本をくれました。
読んだら実にいい本でした。
「すごいぜ!ノストラダムス」なみに(笑)

というわけで最近買ったCDなど。

・VA「パワー・オブ・ソウル 〜ジミヘンドリックス・トリビュート」04年。
ジミヘントリビュートとしては3枚目となる本作。
クラプトン、サンタナ、EW&F、プリンス、レニクラといった大物が参加。
が、一番気に入ったのはミュージックによる「アーユーエクスペリメント?」。
ブーティーコリンズ&ジョージクリントンの「パワー・オブ・ソウル」。
ソウルファンク系の人がカバーすると、ジミの曲の本質がよく見えます。
ないすでぃすく!

・フレックス・ダ・ハウスキャット
 「デヴィン・ダズル&ザ・ネオン・フィーバー」04年。
マドンナやブリトニーのリミックスでも知られるシカゴの黒い大将の新作。
昔からバカなジャケは中身がいいと言われてますが、それの最たるものがコレ。
かなりP印入ってるジャケですな。
音はエレクトロクラッシュ系ディスコパンク。
つーか80年頃のプリンスの変態ビートソングの今日的解釈って感じ。
そういえばプリンスの新作、早く欲しいけど日本盤待ちっす!
これは対訳みたいからね。

・フリーファンク「ユニバース、ファンク&ラブ 〜宇宙ファンク愛」03年。
日本でここまで本気でP−FUNKをやっちゃったのは、
この人たちがはじめてでしょう。すごい!サイコー!
ファンクビートに日本語を乗せる術もすばらしすぎる。
あとは、本家にあったエロさがほしいところっす。
インディーなんだから、チンコマンコ言っても大丈夫でしょ?だめ?

・カーティス・メイフィールド「キープオン、キープオン」03年。
海賊盤。「スーパーフライ」期のカーティス先生のラジオ音源。
名曲沢山入ってます。
そのほか先生の社会派トークも入ってるんですが、
英語わかんないので理解できません。

・プリティシングス「SFソロウ」68年作。
ザ・フー「トミー」の原型と言われる、世界初のロックオペラ。
ただ、やっぱりトミーのほうがロックオペラしてる印象。
「SFソロウ」はあくまで歌詞のコンセプトがオペラ調なんだよね。
音楽的にはサージェントペパーになっちゃってる。
楽曲をオペラ調にまで落とし込んだところに、
ピートタウンゼント師匠のすごさがあるな、と実感。

・キンクス「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」69年。
こちらもロックオペラ・アルバムなんだけど、楽曲はオペラ調じゃない。
あくまでもビート&フォーキーな曲に乗せて、
ストーリーテーリングしていくだけなのだ。
この「アーサー」や「SFソロウ」が、
「トミー」ほど話題にならなかったのは、そういうことなんでしょう。
「トミー」の楽曲の、あの大げささ&プログレっぽさがなかったら、
ブロードウェイで公演なんてことにはならなかったと思う。
こと英語に弱いぼくらには「トミー」のオペラ臭さのほうが、ぴったし。
でも「アーサー」も「SFソロウ」も普通のロックアルバムとして聞くと、
すげえいいんですけどね。

・パパドゥランラン「カリフォルニアプロジェクト」?年。
ビーチボーイズの名曲のカバー集。
ジェフリーフォスケットも参加。
まあ、資料として。

・ザ・ジャム「コンプリート・ジャム」(DVD)
最高だ。一家に2枚(1枚は保存用)の大名作。
若き日のポールウェラー師匠の熱き咆哮を聞け!
でも1曲終わるたびにメニューに戻るのがイヤ。
BGVになんねえよ…。

・ディープパープル「メイド・イン・ヨーロッパ」76年。
やっぱ第3期パープルってすごかったんだなぁ。
デビットカバーデイルとグレンヒューズという、
天才的シンガーが2人もいたんだから。
しかもグレンのR&B趣味が入ってきてるので、ファンキーかつロッキン。
ハードロックバンドがファンクできないなんて誰がいったんだ!?
(↑ from ジョージクリントン)

・ディープパープル「カリフォルニアジャム1974」(DVD)
で、その3期パープルの映像盤。中古で2000円ラッキー!
リッチーがカメラに向かってギターを突き刺し、マーシャルアンプが爆発!
爆風でイアンペイス(Dr)のメガネがすっとびます。

・シンリジィ「フェアウェル・コンサート82」(VHS)
最近、一所懸命シンリジィのパーカーとかTシャツ着てます。
ダークネスの影響で(笑)。
でも誰も指摘してくれません。せつないです。
そんなリジィの解散コンサート映像。
ブートなので画像超悪し。せつないです。

・フェアウォーニング「アーリー・ワーニングス」95年。
中古で800円。なんとなく買ってみました。

・イングヴェイ・マルムスティーン「フェイシング・ジ・アニマル」97年。
中古で800円。故コージー・パウエルが叩いてるけど、ドライな音像が苦手です。
もっと、こう、昔のメタルみたいにドラムにリバーブかけようよ。ババーン!と。
音楽的にもそっちのほうがあってるのに。

・インペリテリ「ザ・ベリー・ベスト・オブ」03年。
中古で1000円。だから何度も言うように、
最近のメタルのドライな音像が苦手なんだよ、オレは!

・トニーハッチ & アラントゥ「ストリングス・ゴー・ラテン」97年。
890円。サバービアでラテンでボッサでラウンジな感じ。
カフェ系とか?(笑

・チンゲルト「ソロパフォーマンス」03年。
近所のモンゴル料理屋さんでライブしてる、モンゴル人のCD。
馬頭琴のソロ演奏がたくさん詰まってる。
弦楽器はいいねえ。なごむねえ。

あと19日には岡村靖幸のシングル&DVDも発売。
岡村信者も統一教会信者も創価学会信者も霊友会信者も、
みんなでこぞって買いましょー!!


...

B'zについてもう一度考えてみた - 2004年05月09日(日)

B'zの新曲「Banzai」が出た。

アナタトワタシデ サァ アシタノタメニ Banzai!
テキモミカタモナイゾ カガヤクイマニ Banzai!

この曲はビールのCMにも使われているんだが、
最初に聞いたとき、てっきりオリジナルのCMソングだとばかり思ってた。
そんなもんをシングルで出してしまうB'zって…。

そもそもB'zは、どこまで本気でどこまでギャグなのかが、
よくわからないアーティストだ。
「ライアー、ライアー」「ギリギリチョップ」あたりの稲葉の、
特異な歌詞世界は近田春夫先生も絶賛しているとおりだし、
そのサウンドは伊藤正則氏が指摘するように、
J-POPの包皮をかぶったメタル/ハードロックである。
なのに世界的に見てもプレスリー、ビートルズ、ツェッペリンと
同じくらいCDが売れているというのは、どういうことなのか?
ついでに回りにファンを公言する人もいないので、余計に事情は複雑だ。

今年2月、彼らのライブDVDが出たのだが、
これがオレのB'z感を、
さらにわけのわからないものにしてしまった。
まずオープニングから度肝を抜かれる。
DVDをトレイに入れた直後、スピーカーから
稲葉のアドリブ絶唱が流れ出した。
「♪こんな雨の中まっててくれてありがとオウオウオウオウオウ〜」
思わず爆笑してしまった。

このライブは昨年、活動15周年記念公演を収めたものだが、
この日、会場を台風15号(15周年だけに)が直撃。
グランドファンクの71年後楽園球場のごとく、
ドシャブリの中、ライブを続けるとアンコール時に雨がピタリとやんだ。
ステージの稲葉は、その堂々たる姿とあいまって、
もはや祈祷師状態である。

さらに事情をややこしくしているのは、TAK松本だ。
ライブ映像を見てはじめてわかったのだが、
松本にはロック性・カリスマ性なるものがまったくない。
楽曲を生かすギターを心がけているせいかギターは地味だし、
衣装はまるでジャニーズのタレントのようにギンギラ。
米国ギブソン社に作らせたギターも、腕のタトゥーも、
そして演奏中のアクションもどこか違和感がある。
MCの「いい人っぷり」がそれに発車をかける。
だがメイキング映像を見ると、ライブのリハなどでは、
現場をしきったりしてて非常に男前だ。
このかっこよさをなぜ本番で見せないのか?
つーかオマエ、いつからTAKになった?

そういえばDVD特典にはPVの撮影風景が入っていた。
「It's showtime!!」のプロモはロック然としててまだいいが、
「野生のENERGY」のプロモでは稲葉が教師を演じている。
「野生」がなぜ「教師」なのか?
歌詞がわからんので、余計に理解不能だ。

こうなってくると、ある推測がなされる。
もしかしてこの人たちは、すごいセンスの持ち主なのではないか?
「マジ」と「ギャグ」の非常に微妙なラインを行ったりきたりするという、
高等テクを使っているのではないか?と。
そろそろ我々は、本気でB'zを見直さなければならない時期に
入っているのかもしれない。

いやー、久々に考えすぎちゃった。


...

輸入盤CDが買えなくなるかもしれません。パート2! - 2004年05月06日(木)

あんだよ、熱出てきちゃったじゃねえかよ!
でもな、凹んでる場合じゃねえんだよ。
みんなでこの話盛り上げていかなきゃいけねえんだよ。
すべての音楽ファンよ、立ち上がってちょうだい!
というわけで「輸入盤CDが買えなくなるかもしれません。パート2」です。

まず報告。
某レコード会社の人と偶然遭遇しましてこの問題について聞いてみたんだけど、
やっぱり知りませんでした。
CCCDの時もそうだったけど、現場が全然知らないんだよ、こういうコト。
つまりCCCDにしろ、今回の輸入禁止にしろ、現場レベルではなく、
もっと上層部で決められ進められているということが如実にわかりました。
テメエの給料にもかかわってくる話なのにねえ。

で、5月4日のチンポ汁もといシンポジウムですが、
結局体調悪くて行けずじまい。
でも多くの音楽ファンがサイトを立ち上げてくれてます。
えらい!

・シンポジウムの模様(音声のみ。2時間半)
http://radio.gs/yunyuken-symposium.mp3
注;非常に重いのでブロードバンドにて。

・シンポジウムの模様(テキストのみ。テープ起こし)
http://ccfa.info/yunyuuken.txt

・要約文
http://symposium.seesaa.net/

・要約文2
http://kotonoha.main.jp/2004/05/04.html

・参考BBS
http://6709.teacup.com/whos_kill/bbs

これらを見聞きすることによって、
オイラの妄想がそれほど妄想じゃなかったことがわかったんですが、
それより何より、事態はさらに深刻かつキナくさいです。
来年からはじまる予定の日米租税条約の改正、
今後を睨んだ、アジアにおける知的権利ビジネスの獲得、
RIAA(米国レコード工業会)や
IFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)による推進、
文化庁による議員の騙し(?)とも取れる著作権保護状況、
さらに現在のレコードCD業界を保護している再販制度やCCCDなど、
さまざまな問題がからみついてることが判明しまして。

ま、そんな難しい話はさておき、
とにもかくにも焦点はひとつです。
この法律が通ったら、今後、
洋楽CDは2500円だか3000円も出して買わなければならない。
でもすでに参議院を通過してる法なので、非常にあやうい状況。
まあ、通ったとしても僕らにはやれることが沢山あります。
まずやれるのはコレだろ、コレ。

「国内盤の洋楽CDは買わない」

わかりやすい方法だけど、CCCDと同じく、
これが唯一消費者らしい行動かな?と。
たとえばだな、法が施行される前に、
今まで買うのを後回しにしてきた洋楽CDや洋楽DVDを、
全部買っちゃいましょう!
で、法が施行されて国内盤しか変えない状況になったら、
洋楽を買うのは一切やめる。
で、買い込んだ洋楽CD聞いて時を過ごしましょう。
コレはおもれえぞ。
洋楽の売上がさらにドドンと下がって、
レコード業界も米国のレコード業界も必死で状況を元に戻そうとするぞー。
音楽というのは国や業界のものではない。
あくまで、我々、消費者の乗り物であることを、
テッテー的に教えてやろうじゃないですか!
ぶはははーっ!!!

あ、一応断っておきますが、
1800円くらいの国内盤の廉価版洋楽CDは買ってもいいと思いますよ。
輸入盤と値段はほぼ同じだから抵抗ないでしょ?
むしろこの価格ラインが適正だってのを、
そろそろ知ってほしいんですけどね。レコード業界のかたがたに。
えっ? もっと安いほうがいい!?


...

輸入盤CDが買えなくなるかもしれません。 - 2004年05月04日(火)

イラクだ、人質だ、年金改革だと些細なことに気を取られてる間に、
ぼくらの楽しみが制限されるかもしれない事態が発生してます。
中国・台湾製の邦楽アーティストのCDが安価で輸入されているので、
これを著作権法で規制しようという案が国会で持ち上がってます。
ついでに英米のアーティストの輸入盤CDも規制しちゃおうか?
なんて話もあるらしく、これは非常にやばい。

そりゃ邦人アーティストの権利は守られなくてはならないよ。
でもオレが知ってる限りで言うと、
邦楽アーティストの中国・台湾製CDなんか、
ドンキとかディスカウントストアくらいにしか流通してないし、
値段だって1700〜2000円くらいする。
まあ、確かに安いっちゃ安いけど、
そんなに安価かぁ?って気もする。
中には海賊盤まがいのものもあるわけで、
オレもほんの数枚しか持ってない。
つーか、邦楽アーティストの中国・台湾製CDが流通してること自体、
知らない人のほうが多いのではないか?
おととい、某レコード会社の社員に聞いたら、
「そんなの売ってんだ?」って普通に言ってたもん。
業界の人ですらそんな状態なんだから、
その程度の存在なんですよ。邦楽の中国・台湾製CDは。
つまりね……

あ、ここからはオレの妄想ですから聞き流してください(苦笑)。

今回の法律はどう考えても、英米から輸入されてくる
洋楽の輸入盤CDを日本に入れないための作戦としか思えない。
現在、洋楽輸入盤CDは約1700円程度で手に入る。
(もちろん、もっと高いものもありますが)
しかし洋楽の日本盤CDは2500〜3000円もする。
この差額は一体何かといえば、
海外のレコード会社とのライセンス契約費、
オビや解説や対訳、さらに広告やキャンペーン費用に使われている。
が、それもCD1枚単価まで落とせば、
数パーセント程度のものでしかないわけで、
残りはすべて各社の売上に計上される。

いまレコード会社の大半は儲かっていない。
数年前に多くのレコード会社が合併・整理されたことで、
多少の人件費削除にはなっただろうが、
CD1枚に対する制作費は、10年前のJ-POP最盛期の頃と変わりない。
儲からないのは当然だ。
それに発車をかけるように、若者の音楽離れ、
CDの違法コピー問題が持ち上がっている。
そのCD違法コピー問題から派生して作られた、
コピーコントロールCD(CCCD)は、
音楽マニアには不評で、国内盤がCCCDの場合、
非CCCDである輸入盤CDを買い求めることが多い。
爆発的に売れた、クイーン「ジュエルズ」も日本独自の企画CDではなく、
輸入盤があったらオリコン1位は取れなかっただろう。
(輸入盤の売上はオリコン・ランキングに加算されないのよね)

このクイーンの例を見るまでもなく、
洋楽CDというのは、制作費がそれほどかからない、実においしい商売なのだ。
(もちろんジャンルやアーティストによっては、刷り枚数を
 マーケティングしておく必要はある)
今回の法律改正の狙いはまさにここにあると思えるのだが…。

たたひとつ断っておきたいのは、
タワーレコードやHMVなどで売られている洋楽輸入CDのほとんどは、
日本のレコード会社が輸入したものだ。
所属洋楽アーティストのディストリビュート権を持っているのだから
当然といえば当然なんだが(?)、それでは儲けが少ない。
つまりはそういうことだろう。

悪いのはレコード会社だけではない。
今回の法律はレコード会社やアーティストからの上納金で利益を得ている
某団体が推進しているのでは?と推測している。
アジア製輸入CDを盾にすべての輸入CDをストップさせようという、
いかにも裏がありそうな戦略は3年前のCCCDの時の言い訳にそっくりだ。
CCCDは音楽用CD−RやMDなど、
メディアの売上促進のためのものだったが、
今回はずばりCD自体に目を向けたというわけか?


もちろん、本当のところはわかりません。
本当のところを知りたい方は、
本日開催のこのイベントをチェックしてください!
オレも体調よかったら行きます!!!!!

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選択肢を保護しよう!! 
著作権法改正でCDの輸入が規制される? 
実態を知るためのシンポジウム

現在、国会で審議されている著作権法の改正案によって、
輸入盤の輸入が制限されようとしていることに対して、
ピーター・バラカンと高橋健太郎の発案で
実態を明らかにするシンポジウムを行います。
反対の集会ではなく、多方面からのパネラーの方々の話を聞く、
「知るための」シンポジウムです。
この問題に興味のある方、意見のある方、
さらには知らなかったけれども情報を得たいという方も、
ぜひ、足をお運びください。

期日:5月4日
場所:新宿ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
時間:午後1〜3時
入場無料/ドリンク代500円のみ御負担ください
司会進行:ピーター・バラカン
パネラー:
民主党 川内博史議員
音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏
輸入盤ディストリビューター、リヴァーブ副社長 石川真一氏
イースト・ワークス・エンタテインメント 高見一樹氏
音楽家 中原昌也氏
ビルボード誌日本支局 スティーヴ・マックルーア氏
発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎
協力:藤川毅

またこちらのサイトのネットラジオで生中継します。
http://xtc.bz/data/2004/05/01.html

海外盤洋楽CD輸入禁止に反対する
http://sound.jp/stop-rev-crlaw/


...

ゴールデンウイークですが - 2004年05月03日(月)

特に出かける予定もなく、
まったりしっとりとすごしておる今日この頃。
昨日、うちの両親が遊びにきまして、
こっちが何もせんでよいというのに、
洗濯するわ台所掃除するわ風呂洗うわの大騒ぎ。
非常にありがたいんですが、
なにもそこまでという奉仕っぷりに思わず
「金玉舐めてくれ」と言いたくなりました。

まあ、そんな感じです。
風邪引いててしんどいんで、この辺で。
あー、いろいろやんなきゃいかんのにパワー出んわ。
ウンコ!!!










...




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