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READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

西洋の耳と日本の耳 - 2003年10月30日(木)

ノド痛い。
またかよー。

ところで最近、やっと森山直太郎の魅力に気づきました。
どうしても独唱のイメージが強くかったんだけど、
アルバム聞いてみたら、この人、
ひとり多重コーラスやらせてもすごい。
ブライアン・ウィルソンなみの気持ちよさだ。

でも独唱モノがシングルカットされて売れてるのを見ると、
やっぱ日本人って、どこまでいっても日本人なんだなぁ、と。
演歌やムード歌謡、いやそれ以前の
長唄とかの時代から何も変わってない。
クラシックでいう所の対位法だの、
またアフリカ経由のポリリズムとか、
重層的なものは何もないの。
別にそれが悪いってんじゃなくて、
掛け軸の絵みたいな直線的・単線的な発想が、
日本人の感性なんだろうな、と思うわけです。
先日、楽器屋の人と話してたんだけど、
エフェクターのハーモナイザーってあまり売れないんだって。
日本人ってハーモニーが本当に苦手なんだと思います。

だから森山直太郎のやりたいことの、
本当のところが理解されないのは、
ちょっと寂しいな、と思った次第。
ま、オレだってどこまでわかってんのか怪しいけど。
何せ、日本人だからねえ。


...

飛んでくる人々 - 2003年10月26日(日)

昨日、高校時代の友達の結婚披露パーティーがございまして、
会場に行ったら知らない人ばかり。
仕方なく受け付けのおねえちゃんの横に座って、
「新郎どこ?」
「あっそ、これから登場ですか」
「オレ?新郎の高校時代の友人でして。そちらは?ああ、そーなんですか」
「ああ、すみません。じゃあねーさんも一杯いってくださいよ」
「でも新婦Y子さん、キレイですよねえ。え? 名前が違う?」
 ところで新郎さんのお名前は…」
というわけで、会場間違えてました。
まあ、結論から言って、その間違えた会場のほうが、
キレイな女の子いっぱいだったんですが。
それはともかく、こんな間違いをしてしまうのも、
仕事忙しくてパニクってるせい。
あー、仕事したくねえ。

ところでこの日記に飛んでくる人がどんな検索で来てるのか、
調べてみたら、おもろいことが判明しました。
そのほとんどが、
「花井美里(グラビアアイドル)」
「世界A調査団(V&Rのエロビデオ)」
だったんですよ。
しかし花井はまだいいとして、
「世界A調査団」ってのはいかがなものか。
いや、おもしろいビデオですけど、ヌケねえからなあ。

てなわけで、また仕事に戻りまーす。
はあ。




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馬ニエル夫人 - 2003年10月21日(火)

あー、いそがしい。
というわけで、今日はこんなAVを見ました。

「馬ニエル夫人」(池田企画)

前半戦は、池田企画とつながりの深い?パンクバンド、
ニラコドモのお面をかぶった女がストリップなどを披露。
(なぜこれが入っているのか、ちょっと不明・笑)
そして本題、馬ニエル夫人の登場だ。
カラダはスレンダーで美乳。足もながーい。
でも馬のお面被ってます。
これだけでもバカなんだが、
この状態でオナニーしたり、
フェラしたり(当然、中の本当の口までは届いてないだろう)。
んで、ご主人様に芸を仕込まれるシーン、これが爆笑。
ご主人様が「お手!」っていうと普通に手を差し出すのね。
次に「ちんちん!」っていうとご主人様のチンコをピトッって触るんですよ。
馬ヅラが。
もちろん、このビデオ、カラミはありませんのであしからず。

以上、オススメビデオの紹介でした。




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マーヴィン・ゲイにダメ人間っぷりを学ぶ - 2003年10月20日(月)

一昨日のことになるんですが、
やっとマーヴィン・ゲイの「here,my dear」(邦題「離婚伝説」)を買いました。
マーヴィンというと、一般的には口あたりの良いソウルミュージック、
=恋人の語らいの場にピッタリなBGMという捉えられ方が多いです。
ボビー・ブラウンのエロ・バラード「ロック・ウィッチャ」の歌詞にも、
その名前が引用されてるくらいですからね。
アメリカでもそういう認知のされかたしてるんでしょう。

でもその実、マーヴィンさんはちょっとおかしな方です。
ウツ病になり、人心の荒廃とエコロジーを訴えたかと思いきや、
恋人の目前で「一発やろーぜ」という曲をレコーディングしたり。
ステージ恐怖症で歌えなくなったりもしてたっけ。
で、極めつけなのが、30歳を過ぎた頃、
音楽やるのが嫌で嫌でボクサーに転向しようと、
本気で練習に励んでいたという事実。
完全に逃げちゃってるでしょ?
この人、絶対にダメ人間ですよ。

そんなダメ人間が78年に世に出したのが、この「here,my dear」。
実はコレ、当時の嫁さんと別れるために、
慰謝料稼ぎしようと作ったアルバムなんです。
その中身っていうのがこれまたすごくてね。
テーマはズバリ、「オレと女房の数年間」。
アルバムのはじめは嫁さんとの出会い、
幸せな日々といった内容の曲が並び、
中盤からじょじょに暗雲が立ち込めてくる。
すれ違っていく心、お互いの浮気、そして離婚…。
「♪別れるのはいいけど、高くつくわよ〜」
なんつうステキなコーラスも入ってます。
と、ここで終わると思いきや、
「新しい恋人のおかげで『愛』を思い出した」と喜んでみたり、
「生まれ変わったら、元嫁とまた一緒になって幸せになりたい」
と妄想してみたり…。
そんなこんなで2枚組アルバム作るなんて、バカですよ、コイツは。
なんで、そんなに自分の恥をさらけ出すかね?
てゆうか、元嫁に対する嫌がらせだとしか思えないよな。

音楽、特にソウルやR&Bという世界では、
ここまで自分をさらけ出すのってないんですよね。
まあ、最近は多くなってはいるけど、
結局、「私みたいないい女はいない。ナンパするのなんか100年早いよ」とか、
「クスリに銃にケンカに女、オレはリアルなゲットーライフを生きてきた」とか、
そういう自慢話エンターテイメントに終始しがちなんです。
グランジやオルタナ系にもそういうのあったけど、
自分のトラウマ自慢つうか、ボヤキ系エンターテイメントだったじゃん?
そういった意味じゃ、マーヴィンさんのコレは本当にリアル。
男と女の有り様=出会いと別れをリアルに描ききってんですから。
すげえよな。

表現者つうのは、どうしてもカッコつけたがりです。
村上龍とかやっぱカッコつけすぎだと思うし、
いや、このオイラでさえそういう傾向はあります。
写真とデザインの兼ね合いを見て「今回はオシャレ原稿で」「今回はバカ原稿で」
なんていう使い分けをしちゃうもんな。
でも、本当のオイラはナンパかAVかと言われれば、
AVを取って、ブラウン管の前でマスをかいているような、
そういう情けない男なわけですよ。(特に最近は)
だったら、そういう自分でいいじゃん、と。
かっこ悪いのも芸のウチですよ、
とマーヴィンさんに教えられたような気がしました。


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ジャミロクアイのライトハンド奏法 - 2003年10月18日(土)

集英社の帰り道、ひょろっと入ったビデオ屋さんで、
見つけました。こんなVTRを。

コーネリアス
「LOVE HEAVYMETAL STYLE MUSIC VISION」

うぉー、懐かしいぞ。
これって1st「ファーストクエスチョンアワード」リリース後の
ライブ映像じゃん。
で、見たらこれがまた◎。
マイケルシェンカーの如く、ハードドライヴィンな
ワンコードかき鳴らし状態で登場の小山田師匠。
カッコはジャミロクアイだが、チンポの前には
フライングVが燦然と輝いている。
しかもギターソロではヴァンヘイレンのごとき、
ライトハンド奏法キメまくる。
オマエはバカか(笑)。
でもよー考えてみれば、この後の2ndでいきなり、
メタル趣味全開な音楽作るので、
そっか、このツアーの合間からそういうこと考えてたんですねえ。
と今になって気づきましたとさ。

てなわけで、今日のBGM一覧。
 コーネリアス「ポイント」
 メロウ「アナザー・メロウ・ウインター」
 ジムオルーク「ユリイカ」
 ロバートワイアット「シュリープ」
 ケヴィンエアーズ「ジョイ・オブ・ア・トイ」
 マルコスヴァーリ「ガーハ」
サイケでカンタベリーでサンバかつ音響な感じ。
ああ、もう、全体的にドロ〜ンって感じ。
全然、気合入んなかったなぁ。

明日はViViの撮影だすー。
酒飲むだすー。






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花井美里マンセー! - 2003年10月12日(日)

うわぁ、マンセーとか言ってるよ、コイツ。
でも本気ですげえよ、花井美里。
今のスコラ&ウレッコに出てるグラビアアイドルなんだけど、
サイズは、T147・B93(Hカップ)W58・H85。
で、顔は典型的な痴女ヅラ(ちょっとギャルっぽいところも有)。
しかもスコラのほうでは、チクビとインモーしか隠れてない、
エロ下着で登場という無法っぷり。
あのー、デビューしたばっかなのに、
これはヤバイだろー。
AVにでもいくつもりなんでしょうか?

しかし最近、AVギャルよりも
グラビアアイドルのほうがエロいよなぁ。
ほら、チクビやインモーに頼ってないぶん、
カメラマンも試行錯誤しながら、
エロい絵・エロいポーズを考えるじゃん。
特にここ数年はその傾向強くて、
そうそう、曲山えり(だっけ?)あたりから、
その傾向強くなってるよね。

ま、そんなことはどーでもいいんだけどさ、
安田さんすみませんm(_ _)m
来週頭にでも例のCDお送りします!!!

以上、BGMはマイケル・シェンカー
「スタジオセッション79」(海賊盤)でお送りしましたー。




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「let it be...CCCD」 - 2003年10月11日(土)

SPA!の「幻のお蔵入りアルバムが続々発売!」
なんて原稿の中で予告してから、はや数ヶ月……。
やっと出ますねえ、ビートルスの「Let It Be...Naked」。

「Let It Be」って元々、「GET BACK」っていう
タイトルで発売される予定だったんですよ。
ところがメンバー同士がケンカしてたんで、
意見が食い違って完成させられなかったんですよね。
それをフィルスペクターが纏め上げたのが、今の「Let It Be」。
でもこれはジョンレノンとジョージハリスンの意見が反映されてるんで、
ポールマッカートニーはいまだに気に入ってないわけです。
つまり今回の「Let It Be...Naked」は、
ポールの思う通りに「Let It Be」を再編集したアルバムというわけ。
しかし、ジョンとジョージが死んでから、
手をつけるとは、やはりポールって性格悪いんじゃ……。
いや、悪意はないと思うんですけどね。
ポールの性格上、『このほうが「Let It Be」は
いい作品なんだって!』って感じなんだろうなぁ。

しかしなんで元の「GET BACK」の形で出さないんだろう。
全然曲順、違うじゃん。
すでに海賊盤がたくさん出回ってるので営業上の戦略なのかな?
いずれにせよ、ブートの「GET BACK」は手放せそうにねえな。
「Let It Be...Naked」、CCCDだし。。。。。

最近の各国におけるEMI系音源の状況を見ていると、
 日本盤、ヨーロッパ(EU)盤→CCCD製品
 イギリス盤→CCCD製品&通常のCD製品が混在
 アメリカ盤→通常のCD製品
となっている。
だからアメリカ製輸入盤を買えばいいじゃないか、
というのもあるんだけど、
日本製製品の売上を脅かす可能性があるため、
タワーレコード/HMVなどではアメリカ盤は多少送遅れて入荷する。
しかもそれら外資系大型CDショップの輸入盤CDの多くは、
日本のレコード会社が輸入したものなんですよね。実は。
だから、自社製品と競合しないよう、同じCCCDを輸入しがちなんです。
と考えると、やはりAMAZONが一番いいのかなぁ……。
別にCCCD出すのはかまわないけど、
ユーザーが製品を選択する自由くらいあってほしいもんですなあ。

あれ? いつのまにか「let it be...Naked」の話題が、
「let it be...CCCD」の話題になっちゃてすみません。


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風呂場ションベンのプロ - 2003年10月07日(火)

みなさんは風呂場でションベンするの好きですか?
オレは大好きです。
風呂場ションベン歴は、そうだな、もう30年近くになると思います。
いわば、その道のプロとでも申しましょうか。
が、弘法も筆の誤り。もしくはカッパの川流れ。
さきほど風呂場でションベンしたら、
ションベン出る勢いがすごくて、
湯船に放出しちゃいました。
なりゆきとは言え、仕事が徹夜気味になり、
それがやっと朝10時に終わって、
さーて、風呂にでも入って疲れとろうかなと思ったら、
この仕打ちですよ。
いや、もちろん2日目の湯船には
尿道の残り汁とか、肛門周辺のウンカスとか、
残ザー汁とか嫁のマンカスとか入っているのは百も承知です。
でも自分のションベンが混入されたばかりの湯船は、
とても汚いものに見えました。
だから入りませんでした。
しかもこのままにしておいたら、
ションベンエキスが浴槽に浸透してしまうのではないか?
と、あらぬ恐怖にかられ、
すぐ湯船の栓を抜いて浴槽を洗いました。
そんな朝、10時ですよ。
そんな(もうすぐ)32歳ですよ。
これが人生ですよ。

というわけで脈絡もなく、最近買ったCDとか紹介。


・Freddie King / Best Of
ああ、なんとなくブルース・ブームなんだよ。

・Prince / N.e.w.s.
・Prince / One Nite Alone...live(3disc)
ああ、なんとなくプリンス・ブームなんだよ。

・Phil Collins / Hits
・Donald Fagen / Nightfly
・Pink Floyd / Dark Side Of The Moon - Remaster
ああ、なんとなく古いのが聞きたくなったんだよ。

・Stacie Orrico / Stacie Orrico
・Maroon 5 / Songs About Jane
ああ、なんとなく新しいのも欲しくなったんだよ。

・Iron Maiden / ROCK IN RIO (DVD)
ああ、やっぱメイデンは最高だよ。
ほら、新作がコピーコントロールCDだったら、
(タワレコやHMVはCCCDじゃないUK盤、US盤を入荷しない。なぜ?)
いまだに聞けなくて悔しかったんだよ。
なんか映像作品観たかったんだよ。
いや、しかし、買って大正解。
鑑賞中、何度ボッキしたかわかんないね。
6,6,6!! Number Of The Beast!!!!!!

じゃ、寝るわ。




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予告 - 2003年10月02日(木)

フライングV最高!!!

というわけで、本来ならアサ芸エンタメ連載中の
「J−POPリパック工場 連載第15回目
 ロードオブメジャーはV6だった!」の
仮原稿を書く予定でしたが、
ギター弾いてたら朝の4時になってしまったので、
寝ることにしますぅ〜。

あとV&Rの新作世界A調査団」が最高!
生きたウナギをM女のアナルに入れて窒息死させて、
それをカバ焼きにして食うという大馬鹿AV。
テンプルすわ監督はやっぱV&Rの正当な継承者だなー、
と思う次第です。

以上。




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代打教師がオクトパスアーミーで公園通りの猫たちも狂気の桜 - 2003年10月01日(水)

すっかり更新すんの忘れてました。
ほら、二台目のフライングV買ってから、
ジミ・ヘンドリックス〜アルバート・キング流れの
ブルース・ギターの練習に追われててさぁ。
別に仕事でもなんでもないんで、
追われる必要はまったくないんだけどねー。

それはともかく、さっきまでTVでやってた映画見てたんですよ。
『代打教師・秋葉、真剣です!』を(笑)。
この映画、91年製作なんでキャストがすごくてさぁ。
吉田栄作に鷲尾いさ子、ダンス甲子園のメロリンキューッ山本&
霊感ヤマカントンチンカンの真ん中の男のコ。
しかもワキを中尾ミエ、中尾彰、デーブ・スペクター、
林家こぶ平が固めるという、超豪華なラインナップ。

で、何を描いてるかといえば青春群像なわけですよ。
青春群像っつうか、まるでコントみたいでさあ。
チーマーとゾッキーの抗争! それを止める代打教師!
ミョーにトレンディしてるコジャレたセリフに、コジャレたセット!
そんな中、ダイコン役者たちが、
カッコつけすぎの演技をこなすという見事なお笑い絵巻でした。
で、思いおこせばこの時期のメジャーな青春映画って、
どうしようもないのが多いんだよな。
「オクトパスアーミー・シブヤで逢いたい」とか、
「公園通りの猫たち」とか「冬物語」とか(懐)。
つーか先日、レンタルで見た窪塚の「狂気の桜」も最悪だったな。
最近の青春映画って、バイオレンスと音楽(テクノかヒップホップ)、
あとスピード感のある絵と単館上映系の雰囲気さえあればいいと思ってない?
オレがオヤジだからかもしれないけど、
そんなの全然リアルに感じられないよなぁ。
小手先のテクでしかないって感じがします。

青春映画って本当、難しいジャンルだと思う。
その時代のファッションや風俗・現象を描こうとすると絶対に失敗するじゃん。
ようはディテールに依存すると、
普遍的なものになりにくいんですよね。
でも逆にディテール細かくしないとリアル感が出ないわけで、
結局、そのディテールとテーマ/お話の微妙なサジ加減が重要なんでしょうな。
「アメリカングラフティ」や「さらば青春の光」、
わが日本でいえば「狂った太陽」あたりはその成功例って感じ?

あとオレ的には菊地桃子の初主演作として知られる
『パンツの穴』も成功例だと思うんですよね。
杉作J太郎さんくらいしか同意してくれないんだけど、
これは本当に素晴らしい映画ですよ!
日本版「グローインアップ」みたいなものなんだけど、
そのディテールの細かさが半端じゃないんだよね。
野糞を葉っぱで拭く!
掃除機にチンポを突っ込んでオナニー!
早朝、エロ本自販機でお買い物!
好きな女の子の縦笛を吹く!
年上のお姉さんのパンティーを泥棒して自分で履く!
初潮かと思ったらキレ痔!
女子更衣室に潜入!
ヤンキーのケンカに巻き込まれる!
…などなど誰もが身に覚えがある珍事件がてんこもり!!
ちなみに監督は「聖獣学園」「トラック野郎」の鈴木則文氏。
サスガです。


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