ハードボイルド・ワンダーランド

2005年03月28日(月) もうひとりの自分が冷めた目でみている

ボクについて語ろうとおもう

それは
随分前のことであり
少し前のことでもあり
もしかしたら最近のこと

稀にあること
頻繁にあること

結局のところ ボクの捉え方次第


***


 理解というものは、つねに誤解の総体にすぎない。
「スプートニクの恋人」村上春樹


すみれの残したことばが
ここのところ頭から離れない
そんななか 気持ちを掘り下げたところで
日常的に感じていることを徒然


本当はひどく傷ついた
大切な部分を踏みにじられた

でもそれを伝えることの無意味さをみつけ
笑ってなにもないように振る舞う
伝えてもわからないだろうし
伝えるほど元気でも
お人好しでもない

結局その程度にしか
ボクを捉えていないのだから
その程度であしらえば
釣り合いがとれる
いや寧ろ
その程度にあしらわなければ
こちらがズタズタに傷つく羽目になる

こういうところでひととの関わりの温度が
なんだかひどく冷めてしまった
ぶつかっていたあの頃の熱さは
何処にいったのだろう


疑問の発生


受けた痛みを活かして
相対するひとに向き合えているだろうか

受けて嫌なことは
例えどんな相手に対しても与えたくないし
こんな気持ちは広めるもんじゃない



2005年03月25日(金)

ただ弱音吐いて楽になりたいんだ
ただ愚痴こぼして救われたいんだ

でもそれって逃げてないか
自分から目を背けてないか

ためこむのとは違って
歯を食いしばるときはある
終わってから蓋をあければいい

やるべきことをやらず
ただふてくされてないか
受取拒否は無責任



2005年03月23日(水)

右目と左目
違う風景を または
同じ風景でも違う色を
きっと感じてる

左目で現実や未来を
右目で夢や過去を
色濃くみることだって



2005年03月15日(火) 「てろてろ」

 知らない所に行きたいな
 嘘だよ本当はね ここに居たい
 ここに居たいんだ

 本当はいつも誰よりも
 君の事を想っているんだ
 誰にも負けないくらい
 君のそばに居たいんだ

矢野絢子
アルバム「ナイルの一滴」より


歌を聴いたり
本を読んだり
夜空を見上げたり

こころが震え
感情が息を吹き返す
自分に重ねるわけでもなく
ただ 不覚にも泣きそうになる



2005年03月09日(水)

どうしょうもないほどひとりを感じて
意識して

でもだからといって誰かをつよく求めるわけでもない
ひとりきりで生きていくつもりも毛頭ない

ただただ 様々な関わりのなかで
浮き彫りになる自分自身

ボクという存在は唯一無二であるというどうしょうもない事実



2005年03月08日(火)

咲こうとしているつぼみや
咲きかけの花をみるのは
そして それらに触れるのは

とても穏やかな
あたたかい気持ちをもたらす

これが春なのかもしれない


   あしあと  

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