普段ならしない過ちや 無神経さがでてしまうのが いまの状態なのか
ただただ悔しい そんなの言い訳にしたくない
あしたはきょうよりも 細やかな気配りができますように
ふりだしに戻って 地道に積み上げてこうか
他者の振る舞いに腹を立てるも
自分の枠にはめようとして腹を立てた そんな自分になにより腹が立つ
人はヒト 我はわれ
自分のことを棚に上げて 憤るのなら筋が違う
まずは自分を戒めて そして必要ならば 他者に口なりだせばいい
情けない
固く凍ったなら解かせばいい 堅く絡んだなら解せばいい あたためたら 悴んだ手も緩むはず
けれど いま立ち止まったら 捕らえられてしまう 囚われてしまう
とにかく走れ 踊れ 休まず 振り返らず
からだが冷めたら こころが死んでしまう
2004年06月12日(土) |
懐中時計ならいいのに |
必要性に屈して 身につけたデジタルの腕時計
腕に巻くこと デジタルの無機質さ これらによってボクは 否応なく時間に拘束され 束縛され 制限される
みんな時間を支配しようとして それどころか手玉にとられてしまう
追い込むほど成長できる気がする
もっと楽に生きる道もあるはずなのに
追い込んだ先にあるものを手にすることに曳かれているのか
追い込むこと自体に酔っているのか
そうしないと現実との折り合いがつけられないのか
降りていくほど 身に滲みるのに 暗くてつかみどころがない
なにかが欠けてる 決定的ななにか
なにかが違う 致命的ななにか
欠けてること 違うことはわかるのに
せつない夕焼けが胸をしめつける
帰り道 遠回りして追いかけた
手にする刹那 ひとあしおそく 掴み損ねると
いつのまにか夕闇が 静かに ただそばにいた
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