ハードボイルド・ワンダーランド

2002年05月28日(火) 変わりゆく変わらないもの

(副題:少しずつ…)

今の気持ちは
きっと
一瞬の後には変化してる
同じようだけど
何処か少し違う

全く同じ気持ちなんて
存在するのだろうか
少しずつ 少しずつ
気づかないうちに
でも 確実に

まるで日がのびるように
月が欠けるよりも
ゆっくり
ときにははやく

だから
今の気持ちを大事にしたいし
そのときの気持ちを尊重したい

(いま感じている気持ちは「変わりゆく変わらないもの」)



2002年05月25日(土) ほんの些細な幸福

(副題:本日も幸福でした)

幸福のカタチなんて そんなもの見えなくて
触れなくて 確かめられなくて
時々不安になることもある

けど カタチにこだわることなかったみたい
あと こっちの方が幸福だとかっていう
幸福の度合いなんて 比べる必要もなかった

そんなこと考えてたら
ああ 幸福だなって思うことが
どんどんでてきて苦笑してる自分がいる

友人との会話 道端を小走りする子猫 ふっと思い出し笑い
ご飯 お風呂 太陽のニオイのする布団
大好きな曲 せつない本 おいしいコーヒー
大切なひとの笑顔 大切なひとの幸福 大切なひとのやさしさ
などなど


「あなたの幸福が ボクの幸福」なんて
そんなこと言うつもりじゃない
ただ 幸福って 伝染するもの

幸福なひとを見ていることがすき
そのひとが大切なひとであれば
なお 幸福を感じる

そして身近なところの些細な幸福
ああ こんな所にも落ちていたのか
そしてこんなに幸福を与えている仲間たちに

…ありがとう

(ボクも誰かに幸福を与えてるのかな)



2002年05月18日(土) 部屋

(副題:「ただいま。」ってかんじ)

まるまる一週間部屋を空けてたけど
なんだか遠い昔のような

…錯覚

あまりにも吸収することが多くて
未知な世界が果てしなく広がっていて

こんなに一日が長くて短いなんて忘れてた
小さい頃ってこんなだったんだね
毎日ドキドキして
いまが愉しみで 明日が待ち遠しくて


自分の世界に帰ってきた感覚と同時に
時間に追われる毎日に戻ってきてしまったという感じ
嬉しいけど すこし寂しい

(両方とも 手に入れることはできるのだろうか)



2002年05月17日(金) ふわふわ

(副題:からだがぼやけてる)

朝からだるい
昨日すこし喉が痛かったから
風邪かなって思ってたら案の定

風邪の感覚って不思議
頭は重たい感じからがんがんする鈍痛になって
からだはだるさから重だるく 節々が熱をもち痛くなる
特に背中 腰 臀部はひどいもので
つまっているものを引き離したくなる
目は開けとくのがつらくなるし

あぁしんどいな〜って とにかく寝る
寝れば大概回復するから 寝る

(こういうときからだっていれものから解放されたくなる)



2002年05月16日(木) あと10年若かったら

(副題:If I were junior high school student,…)

もしあの頃に戻れるなら…って
考えてしまう愚かな自分がいる

野球じゃなくて 体操競技やってたら
どんな世界がひらけていたろう

あの頃の選択をちょっと変えてみたら
確実に今の自分はいないってことはわかるけど

中高生の光る可能性を見ていると
それがすごく楽しみで 嬉しくて
でも一方では
自分にはそれがもうないのだと実感し
寂しくて 哀しい

こんなに様々な光り輝くものを手に入れたにもかかわらず
当時手に入れることができなかったものを欲しがる
欲張りな自分がいる
どちらか一方を選べと言われて
両方と答える自分

(いまからでも体操競技に関わろうか)



2002年05月11日(土) からだといういれもの

(副題:距離)

近くにいるのに
気持ちは遠かったり
すごく遠くにいるはずなのに
気持ちは寄り添ってたり

からだの距離とこころの距離
どちらも大切なのかな

こころで寄り添ってあげたいけど
それはなかなかできないわけで
だからひとは言葉で寄り添おうとし
言葉で表現できない気持ちを
からだであらわそうとするのかな

わかりたい わかってもらいたい
でも 言葉もからだもすごく邪魔
からだなんてなければいいのに
言葉なんてなければいいのに

ただ 気持ちに寄り添うことができればいいのに

(ひとと深くつきあうとき いつも思う)



2002年05月07日(火) 名前を呼ぶこと

(副題:どんな呼び方が気持ちいいのだろう)

名字 名前 愛称 偽名 PN HN コートネーム(バスケットやバレーで使うそうな)…
どんなときに どんなひとに どんなふうに呼ばれると気持ちいいのだろう

ボクの呼称はまぁ名字のアタマ2文字
気に入ってるけど なんだかちょっと残念
名前忘れられてたり 曖昧に覚えられてたり

だからってわけじゃないけど
たくさん呼び方があるひとに興味があったりする
呼称が親密さのひとつの指標みたいな
よく混乱しないなって思うのが正直な気持ち

どの呼称にしろ 呼ぶだけならカンタン
でも大切なのは 当人あっての呼称だということ
同じ呼ぶなら 誠意をもってそのひとを呼びたいと思う
だって 呼ばれたときに本人が透明なのはあまりにも哀しいから
(でもどうせならかっこいい/かわいい呼ばれ方がいいのかもね)


いとしいひとやたいせつなひとに呼ばれると
なんだか すごく くすぐったいような でも気持ちいい
…うん 照れる

いとしいひとやたいせつなひとを呼ぶと
なぜか せつなくて 泣きたくなる
そこにいることが嬉しい 生きてることがあったかい
…幸せなことでも涙でそうになるんだって思った

(雨の日は感情に流されやすいのです)




2002年05月06日(月) 縁側で猫と戯れるようなきもち

(副題:幸せは案外すぐ近くに転がっている)

今日のきもちはこんなだった
村上春樹・文 安西水丸・絵 ふわふわ 
を丁度手にとってたのも影響してるってことは否めないんだけど

うまく伝えられないけどこんなかんじ 


ボクは猫がすきだ

世の中では イヌ派とネコ派の2種類のひとがいるらしい
どっちかというとそんな分け方って なんだかひとくくりにしてしまってて
「どうなのかな?」って考えてしまうときもある一方で
正直 自分はイヌ派だなって思う
とくに根拠はないし ホントに感覚的なものとしてそう思う
(自己評価なんで悪しからず)

だからなのかな 犬にはない猫の奔放さ とか見てて楽しい
寂しがりで甘えたがりだと思ったら
孤独を愛する一匹狼(猫)だったり
かまってもらって嬉しそうだと思いきや
もうかまわないでよって訴えてたり
(なんて我が儘なのだろう)

その一瞬一瞬見せる表情や行動の豊かさが
なんともいえずかわいいのです
(とても「ぷりちぃ」なのです)

ごはんちょうだい ってすりよってくるとこや
そっぽむきながら足を踏んづけるとこ
遊んでほしくてちょっかい出してみたり すぐ飽きて別のこと考えてるふりするとこ
もっと頭撫でてって言いたそうだけど 撫でるなよ〜って顔するとこ
(犬は 撫でて!撫でて! ってくるからそれはそれでかわいいね)

天の邪鬼なんだね 
なんだか いとおしい

とりわけ猫と一緒になってひなたぼっこすること
縁側とかで寝そべって猫を観察すると
実は薄目で観察されてたり
目をつむってはいるけど耳ピクピクしててこっちを気にしてたり

ああ かわいいな〜 ってふっと思う



そんな感覚に近いよな幸せを感じた今日という一日

(自分で言うのもなんだが わかりづらい表現だ) 



2002年05月05日(日) 自己紹介にかえて

(副題:自己紹介は苦手だ)

某サイトにての自己診断

一言で言うと…「受け身体質のキクバリスト」

うきうきすること
 ・縁の下の力持ち的役割
 ・場を和ませたりすること
 ・さりげない気遣いに気づいてもらう、感謝される
 ・尊敬する人に自分が「役に立つ」と思ってもらえること
 ・友達からの思いがけないグリーティングカード
  気にかけてくれてた!その気持ちが嬉しいです

苦手なこと
 ・みんなの中心に立って、指揮をとらなければいけない場面
  重大な判断をせまられたり、皆を奮起させるようなムード作りは苦手です
 ・怒ったりすること
  人に対して感情的な意見をぶつけることは苦手です
  ひょっとしたら喫茶店で髪の毛が入っていたカレーライスを
  「とりかえてください」とも言えないタイプかもしれません


…らしいです

(コメントのしようがない)



2002年05月04日(土) 傷跡

(副題:たいしたことではないんだが)

目に見える傷 そうでない傷
今回は 後者に関係したことなんだけど

ときどきおもだしたようにチクリと痛む
きっかけは ちょっとしたこと
でも一度チクリとするとなかなかひかない

忘れゆく 過去
こぼれ落ちてゆく 現在
気づいたら目の前にある 未来

ときは流れゆくのに 足踏みしている自分

変わりたくない
(このままでいたい、同じように傷つくのはイヤ)
変わりたい
(かけがえのないひとたちをまもりたい、痛手を糧にしていきたい)

もう 大丈夫だよって
言い聞かせて 一歩踏み出す
たとえ古傷を抉ることがあろうとも
いまの自分には それに負けない支えがある

信頼デキル人ガイル
ボクハ 人ヲ愛スルコトガデキル

(せつないうたをうたいながら ふとおもったこと)



2002年05月03日(金) せつないきもち

あきらめましょうか オンリー ロンリー
夢にまで見たシンデレラ
鏡に寄せる唇 泣き笑い曇り顔

一人芝居で オンリー ロンリー
好きと言えずにパントマイム
恋に吹き寄せた風が 幸せをめくって逃げた

涙の跡 乾かないで 傷跡が残るから
このままで このままで
次の恋を待ちましょう

もう二度とあなたの夢
見ないように決めた オンリー ロンリー

子供のころは知らなかった 微笑み方で迎えてみよう
しわくちゃな心 わかりにくい心
“お帰り”と 言えるから

どうにもならない オンリー ロンリー
壊れたままのカスタネット
つないだ紐は解かれて 重ねても響きはしない

少しくらい哀しいほうが 人にやさしくなれる
このままで このままで
次の恋を待ちましょう

もう二度とあなたの夢
見ないように決めた オンリー ロンリー

もう二度とあなたの夢
見ないように決めた オンリー ロンリー

オンリー ロンリー(詞:飛鳥涼)
 



2002年05月02日(木) 子猫の鳴き声

(副題:「空飛び猫」シリーズ:アーシュラ・K・ル=グウィン 村上春樹訳 より)

…「ミイ!」とその声はすがるように叫んでいました。「ミイ! ミイイイイ!」…

…真っ白な子猫の歯を見せながら、二人に向かって勇ましくうなり声をあげました。それは「嫌いだ! 嫌いだ! 嫌いだ!」と聞こえました。…

「帰ってきた空飛び猫」より

村上春樹は同書の訳注にて以下のように述べている

…子猫の「ミイ、ミイ」という鳴き声であるわけですが、それと同時に「私よ!私よ!私はここなのよ!」という救いを求めるメッセージにもなっている…

…子猫は"HATE! HATE! HATE!"と叫びます。…


本文(日本語)を読むだけだとピンとこない台詞

モノを書く行為っていうのは
思考を文字に変換し 書き留める
読み返して気に入らなかったら 直す
(だけど思考や感情はそのときかぎりでしかない)
(止まらない時間 変わりゆく「自分」)
そうしてでてきた本を手にとる 他者
他者次第で本の価値は変化してしまう
じゃあ
翻訳されたものは?

ことばや生活様式等の文化的な違いといった決定的な壁
訳者の思考

そんなしがらみがあるんだ

ただ 読むもよし
でも ときには読み込んでみたい
そういった背景や ちょっとしたことを尊重したい


忘れてしまわないように自分に言い聞かせる
本に触れることは著者に触れることであり
(つまり他者と対峙することであり)
それを通じて自分と向き合うこと


(二日酔いの床でふと思う)



2002年05月01日(水) 〜始動〜

(副題:日記なんてこっぱずかしいけど)


なんで書いてみようかなんて思ったのか、自分でもよくわからない

何処かに気持ちを吐き出したいのかもしれないし

いや もしかしたら露出の気があらわれたのかも


どれにせよ ココロが振動してる

なにかに突き動かされている衝動

それが外的な影響でも 内から沸き上がるものでも

ココロが何かを求めているってことには変わりがない

暫くはほそぼそとつけていこうか


(いそいそ)




   あしあと  

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