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2007年05月24日(木)
ライアーゲーム 正直は最善の策

土曜の夜にフジ系でやってる「LIAR GAME」というドラマを見ています。もともと妻がコミックで持っていて、「おもしろいね、今度『カイジ』も読んでみてよ」などという話をしていた矢先、ドラマ化ということになった。限定ジャンケンの頃の『賭博黙示録カイジ』+『デスノート』といった感じか。

僕は、もちろん嘘もつきますが、どっちかっていうと正直なほうだと思います。嘘をつかなきゃならないようなときは、言葉少なでいたほうがボロがでません。
いつだったか後輩の女の子から、「人のことが信じられない」というような相談を受けたことがあるのですが、信じる!信じない!というような重大な場面など日常生活でそれほどないのではと思った僕は、しあわせ者なのでしょうか。淡き水のような交わりで日々の大部分を過ごしております。人の言葉には核のまわりにいろんな付属品や装飾がついていますから、それが良かったり悪かったりなのでしょう。「いつもお世話になっております」と言われて、「お世話してないですけど」では世の中なりたちません。

女の子の「あ、それかわいい〜」というような会話を聞くに付け、うっすーいジュース、コップの底面に残ったオレンジジュースに水足して割ったあとのほのかな香りの残るみかん水、のような薄さを感じるのは、いじわるなのでしょうか。無論、こんな感想は正直に女性には言いません。ま、男の会話も大差ない気がしますが。

正直に言う。嘘つかなきゃいけないような言いづらいことは、黙る。

モノを捨てるのがうまい人ってのは、どんどん捨てて、たまに必要なものまで捨ててしまうリスクと、捨てなくていらないものが溜まってしまうデメリットでは後者のほうが大きいことを知っていて、割り切ってるからだということを聞いた。僕も、割り切って正直を選択するようにしている。「あぁ、正直の前にバカが付いてるよ」と反省することもあるのですが。しかしこれは選択であり、戦略。そしてそれによって損することがあってもいい、という覚悟。身と心が軽いってのはまあいいもんだ。今日も妻のみそ汁がうまかったので、「うめぇ!」とでかい声を出してしまった。