針の裏
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数ヶ月前からはっきりと感じ始めて固まりつつあること。 事務所所属だとハクがつく、それだけのために、私はこの事務所にいる。 マネージャーが、事務所がどうにかしてくれるという考えはもうやめた。それはただの甘えだ。事実、どうにもならずに4年目を迎えてしまった。 その4年は、芸歴を増やすという面では無駄だったけれど、私の気持ちを煮詰めて強く濃くするのに役立った。 不満や怒りで気持ちを凝縮できたおかげで、私は新しく動き始めることができて、私の極めたい分野の現場でプレイして、表現を認めてくれる人も現れた。 やりたいことがわかるだけじゃなくて、それをするためにどう動いたらいいのか、どういう道をたどって行くかのビジョンも、目の前にぽんぽんと石が置かれていくように、いいタイミングで見えてくる。
最近はモチベーション上がりっぱなし。 Dとの距離をどのくらいに保つきべかが、考えどころ。
久しぶりに、雑誌『ダ・ヴィンチ』を買った。
谷川俊太郎さんが書き下ろした、11編の詩が掲載されていたから。 それを、蒼井優さんが朗読したDVDがついていたから。
淡々と読んで欲しいと、谷川さんからのリクエストがあったそうだ。 谷川さんの詩を淡々と読む蒼井さん。 彼女の‘淡々と’は、どんな表現なんだろう。それがいちばん気になった。
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