針の裏
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日が変わったばかりの今日。 彼氏からの電話を待っている。
今日は私の誕生日。
昨日は、仕事帰りにダンススクールの見学に行って 仕事仲間のお姉さんに誘われるままに飲みに行った。 ただの女子飲みだと思ったら、会社でつらそうな人の毒出し大会。 ターゲットの女性1人と、わたしたち3人。 危うい均衡を保っている会社の人間関係を知る。
私はつくづくそういうのに疎い。 あまり広く人に興味がないから。 それが相手にも伝わるのか、巻き込まれることがほとんどないから。 あったとしても、気づかないから。 あと、性善説が心に根付いているからかも。 たとえ何か不当にきつい言葉を受けても(あんまりないけど)、イライラしてたのかなとか、自分にも悪いところはあったかもしれないしとか。 それで終わり。 真に受けてない、のかな。無意識のうちに。
生きていくには楽だけど。 もし裏で幸せ者だとか陰口をたたかれても気づかないだろうし。 でも自分で困るのは、
それは役者としてどうよ
ということ。 気づかないで楽なことはいっぱいあるけど、それはただ生きていくことに言えること。 役者は日々の感情や動作や、とにかく観察と自覚が不可欠だろうよ。
自覚して意識を配るのって、気の休まらない作業。 作業っていう言葉を使うのにためらったけど、今の私の感覚には、作業っていう言葉がいちばん合う。悔しいけれど。
ねむいな。 彼からの電話には、あと1時間くらいある。
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