針の裏
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最近思うのは、いいと思ったらそれを口に出そうということ。 そしてそれをみんなやればいいのにと思う。 ここのところのいろんな出来事が積み重なって、そう思った。
学校では、うまい人はそれがもうみんなにとって当たり前のことになっている。いちいち「うまかった!」とはもうあまり言わない。でも、みんなにとってうまいのが当たり前の人でも、褒められたら嬉しいから。いちいち言葉にしたいし、して欲しい。
自分たちがある人を嫌いだということを、思っているだけならばいいのに、周りに振りまいている子たちがいる。それも長い期間だらだらと。同意して欲しいんだろうか。頭の中身がさっぱりわかんない。そのエネルギーを、別のプラスの方向に向ければいいのに。お子様。というかガキ。
上記の子たちの負のパワーの影響を受けて、自分のやりたいことを貫こうか曲げなければならないか、迷っている子がいる。優しい子だから。自分の手に余ることまで、背負おうとしてしまうから。優しいんだ。
ものすごくうまい子がいる。なんでもこなせる。みんなその子を良く言う。私も好きだ。でも、同期となると心境は複雑だ。入った時期も、上のクラスに上がる時期も、どちらの意味でも同期。 みんなその子を褒める。キレイだね。歌うまいね。ナレーションばっちりだね。台詞うまいね。性格いいね。芝居もうまいね。さすがだね。 私の大好きな男友達もその子を褒める。 私を頼って相談している友達もその子を褒める。 あんまり続くから、最近ちょっときつい。 自分と人を比べても意味はないなんてこと、頭ではわかってる。 割り切れないからいま苦しんでるんだ。
つまるところ、自分が褒められたいんだろう。 でもそれだけじゃなくて、みんなでいいところを見つけて感じて素直に言い合える環境だったらいいのにと思って。 平和すぎるのはわかってる。 でも、そんな状態を自分の周りにつくることも、きっとできる。今の環境ならば。 そのためにも、思ったことを言葉であらわせるように、形づくることができるようになるんだ。
【2:16】
みやとさんとは始まりが曖昧で、 まあ今はみやとさんの方がラブ度が高い気がするけれど、 その初期の頃に感じていた気持ちがふっとよみがえってきて心がきゅっとなる時がある。
みやとさんは、たぶん恋愛的に特別私のことを好きじゃなかったよなぁと思う。 たぶん本人も、自分の感じている好きが恋愛感情なのかどうなのかわかっていなかったんじゃないかと思うんだけど。
みやとさんへのそういうモヤモヤを整理したかったりラブを記したかったりして始めたのがこの日記なので、いくらか初めの方に書いてあるけれど。 あぁ、でも今読み返してみたら、あんまり文字にしてなかったみたいだな。家でネットしてなかったせいもあるだろうけど。
ありていに言えばカラダの関係から始まって、でもそれまでの長い友達期間や、好きになってからの行動で、そういう関係から始めてもみやとさんは私をちゃんと好きになる、好きにさせられる!っていう自信や計算があったから自分にOKを出したんだけど。 そして思惑通りになったんだけど。 やっぱりよくないね。 少なくとも私には向いていないみたいだ。 気にしてないつもりだし、実際思いを巡らせることもそんなにないけれど、たまーにちくっときたりひっかかったり。
それとも、理由をみつけたいのかな。 いまはアラが見える時期なのかな。 放っておこう。
【2:54】
自分の感じたことや思いや意見を言葉で表せる人を、私は尊敬する。 それでいて、押し付けがましくない人を。 頭がいい気がするのだ。
今のところ、私の人生にそういう人は2人いる。 もっといたかもしれないしいるかもしれないけれど、2人。 どっちもおねえさん。大学の先輩と、学校木曜クラスで一緒の女性と。
2人に共通しているのは、自分の意見や価値観をしっかりをもっていること、それなのに柔軟性があること、鋭い洞察力をもっていること、フットワークが軽いこと。
今日は学校友達のおねえさんと一緒に帰った。つい最近距離が近づいたの。 今勉強して感じていることで、人に話したことがない部分を、ぽろっと自然に話せた。 別に隠していた思いではなくて、ただ今まで特別人に話す気にならなかったようなこと。
私も抱いていた、けれど言葉にしなかった感情を、偶然言葉にしてくれたりもした。 考えていることや感じていることが、けっこう似ている。 彼女の方が広く深く明瞭に捉えているのだけれど。
でも私、成長したなと思う。 やりたいことをし始めて、感じられた自分の成長。
すくすく伸びたいわ。
【2:40】
私は、がんがん自己主張できる女の子が、羨ましくありつつも苦手だ。 でも、この学校でそういう子で1人キラキラしてる子がいて。 最初は苦手だったけど、いつの間にか大好きになっていた。 彼女は、所属が決まったそうだ。 絶対に大きく羽ばたける子だと思う。世に広く知られる存在になって欲しい。 存在が、ものすごく魅力的だもの。 おめでとう!
私が彼女を好きになるきっかけも、彼女がくれた「おめでとう」の言葉だったんだ。 嬉しい。
木曜クラスのとある2人が、自主練を企画してて。 いろいろ動き出したよ。 楽しみだよ。
判定で上のクラスに上がったことも、今日、友達と話していたらなんだか楽しみになってきた。 よし、理想的な心の流れ!!
学校が終わった後、前期から知り合いで、今は水曜クラスで一緒の子たちと4人でいる時間があった。 知ってる人が上にあがったら、私ならおめでとうの一言くらいは言うけどな・・・とちらっと思ってしまった私は、知らず知らずどこか天狗になっているのでしょうか。 親しげにしてるけどさほど仲がいいわけでもなくて、例えば嫌いな人にはあからさまに嫌いな態度をとって周囲にその感情をふりまくような、幼い部分を持った子たちだから、きっと私が上にあがったことについて裏で何かいってそうだなと思ったのは、被害妄想かしら。 ま、言いたかったら言えばいい。 足りないものがたくさんあるのは、自分でわかってる。 むしろこの妄想によって、意地のない私の意地が頭をもたげてきて、見てろ!所属してやるから!!!ってパワーアップしちゃうよ。 感謝しちゃおうかな。
昨日の今日なのに、すごい心の切り替わりだ。 楽しい。わくわくしてきた。 これでこそ私だ。
【3:56】
オーディションの結果がきた。 上がった。来期からは一番上のクラス。
正直に言って、複雑だ。 結果は結果だし、決まったからにはやるけど。 やばいな。この負の感情があとをひかないといいな。
確実に、絶対評価じゃなくて相対評価だ。 そりゃそうだ。クラスの人数をある程度まとめなきゃいけないしね。 あと2ヶ月あるから。来期の始まりまでに。 それまでに自信をつけるのだ。 この負の感情がある限り、うまくはいかないだろう。 思い込みでも自信を持っていれば、いつの間にかそれが本当の自信と思い込んで、本物へと転化する。 そして自信はオーラになって、必ずプラスの方向に作用する。 高校時代のモテ期は、確実にこの作用だったような。 今思えばねー。
私が、この人は匙加減がわかって自分の能力を操れるようになれば、きっと将来いいところまでいける人だ!と思っている人がいて。 でもその人は、前回も今回も、入った時から同じ、真ん中くらいの評価で停滞している。 今日、そのことを知った私は、すごくショックを受けた。 ものすごくショックで。
こういう時、同調しすぎて励ましの言葉がどれも軽く思えて、何も言えなくなってしまうのは私の悔しいところだ。
その人は私に笑顔で「おめでとう」と言ってくれた。 私もその人に「おめでとう」って言いたかったよ。 なにより、その人と一緒に一番上のクラスで頑張りたかったよ。 でも、おめでとうを言い合いたいとか、早く上のクラスで勉強したいと一番強く望んでいるのはその人自身だと思うから、そんなことは口が裂けても言えないよ。
一緒に、なんて甘いけど、一緒にがんばりたかったの。
【4:51】
2005年03月12日(土) |
上昇と安定のバランス |
先日学内オーディションがあって、たぶん来週結果が出る。 来期のクラスが決まるオーディションだ。
私はあとひとつ、段階が上がれば、いちばん上のクラスにいける。 今回は行きたくないと思っていた。次回、上がりたいと思っていた。半年前からずっと。 それは私が石橋を叩いて渡ろうとする人間だからだけど、今日、ふっと考えが変わった。上がってもいいな、というくらいに。 今期上がれてても上がれなくても、構わない。ただ、来期上がれなかったら、悔しいだろうな。
目標があって、それを達してから、そのレベルになってから、と思っていた。 けれど、目標はひとつを達してもまた生まれるものだし、完璧な状態になることができるということ自体、ないんだなと思って。 例えばオーディションを受けて“もっと出来るかもしれない。けれど、これが今の自分のベストだ”と思える時はある。あるけれど、それはそのオーディションに限ったことであって、そこから時間は止まることなしに、刻一得と変化(もしくは成長)してるんだから。 今までの考えでいたら、いつまでも私は上のクラスに行きたいと思わないんじゃないかと今更気づいたわけです。 遅。
でも、早く上がれればいいってわけでもないだろうしな。人によるだろう。 私は、目指すものが高いところにある方が、伸びる人間だと思う。 はたから見たら、ちょっときついくらいに高いところ。 まわりのレベルも、高い方がいい。“鶏口となるも牛後となる勿れ”の逆みたいな? 低いレベルの中でトップになるよりも、高いレベルの中で切磋琢磨したい。 ま、まわりが一人残らずかけ離れてハイレベルというのは別として。
あぁ、今日は文章がなめらかに書けない。 眠ります。おやすみなさい。
【3:40】
最近、揺れてる。 文字にするとくっきり形になってしまうのでしないでおくけど。 しばらくモヤモヤを抱えたままでいたい。 はっきりと定まることなんてなければいい。 このままふわふわ楽しくわくわくぞくぞくしてたいんだ。 難しい、かもしれないけれど。 あぁ。
彼氏ができると、いつもいつの間にか私が強い立場になっている。 なんでだろう。 始まったからには終わりがあると思っているからかな。悲観的な意味ではなく、当たり前のこととして。 やっぱりどこか冷たいところがあるからかな。ドライな。 「捨てないでね」って、本音を冗談風味にした調子で言われたりすると、なんだか表現し難い気持ちになる。 なんでそういう力関係になるのかな。 私は、つきあっている相手に「捨てないで」って言いたくなるような気持ちになったことはない。 相手から別れを告げられる気がしない。 うわ、こんなことをはっきり書いて、何様ってかんじだな。 でも、たまにはこうやって心の中にだけあった驕りを書いてみてもいいかなと。 でも、あんまりいい気持ちじゃない。 いや、私自身だけのことを考えるならいいよ。でも、相手がそういう気持ちを一方的に抱いていると思うと、たまにへこむ。
みやとさんも例にもれずそうで。 更に彼は、別れを告げられたら自分自身を責めてしまうタイプの人で。 なんかそういうところ、一方的に負荷を背負わせてしまっているような気持ちに時々なる。 どうしようも仕方ないんだけど。 なんだかね。
書いててこわくなってきたから、今日はこのあたりでおわり。
【2:19】
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