何なのよ、この寒さ。。。 北陸のこちらは、普通に雪が降ってるの。
春色の空なのに、何食わぬ顔をして雪を降らせてるんだから。。。
地面が暖かいから降り積もることはないけど、体の芯まで冷えてしまいそう。
裏山は、桜の枝がほんのり色づいている。 まだつぼみは堅いけど、春に向けての準備をしているんだろうな。
遠目に見る竹藪も、笹葉が濃淡入り交えた春先の色。 絵画的な光景だけど、私には描いて表現する力もなく。。。
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あのね、とにかく寒いです。
いま離れでこたつに入っているんだけど、母屋にいた父が、避寒(?)のため、こちらのこたつで昼寝をしにきました。
気持ち、わからないでもないけどさ。 お父さん一人が串刺しにこたつに入ると、私たち、膝しかこたつに入れないんですけど。。。
今日は金沢の病院で働いている妹が帰省したので、今夜の夕飯は7人家族。
両親と、兄と妹と私と息子たち二人。 7人で囲む食卓はにぎやかだった。
お料理の得意な妹が、ポテトサラダ、ほうれん草の胡麻和え、即席漬けに、子供らの好きそうなナポリタンスパゲティを作ってくれた。
お料理は妹が担当してくれたので、後片付けは私が担当。 竜馬伝を観ながらやっていたら、9時までかかってしまったよ。
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日頃使用している基礎化粧品は、夏用。常夏の国に住んでいるからね。
でも、北陸の春先の気候には、さっぱりしすぎて合わない。
後10日ぐらいの滞在のためにこってりとした保湿クリームを買うのも癪だから思い切って、ニベアクリームを塗ってみた。目元を念入りに。
そしたらね、あらあら不思議。 一回塗っただけで、目尻の細かい皺がなくなったよ。
なんだか、有名化粧品メーカーの高級ナイトクリームのために、数千円からうん万円もするのが馬鹿くさくなっちゃった。
うちの母はすっごく高価なナイトクリームを使っているんだって。まぁ、歳の割には肌年齢は若いみたいだけど、高価なクリームを使っているという、虚栄心を満たすことによって、肌の状態をキープするモチベーションを高めているんだろうな。私にはそういう精神構造は全く理解できない。
私はニベアでいいのだ。 皆さんもお試しあれ。
今日も炊事で指先ぼろぼろ。 これからゆっくり手足のお手入れをする。もちろん青い丸い缶で。
パパが成田に向かいました。
魚津に帰ってからずっと帰省別居でお互いの実家に気を遣うことが無かったから楽チンだったけど、私は向こうの家とこっちを行ったり来たりで何かと慌しかった。
実家は離れ暮らしだから、常に母屋とも行ったり来たり。 トリプルの生活。
今、実家家族の夕飯を終えて、9時になると塾から帰ってくる息子らの夕食タイム。食事の支度も二度手間なのよね。塾の送り迎えも私がしている。私が一人二役。メイド役、ドライバー役。
う〜、スリランカののんびりマダム生活に戻りたい。 ・・・・・
この前ね、いきつけの割烹でホタルイカ食べたんだ。釜揚げをポン酢で。
今まで何度も地元産のホタルイカぐらい食べてきたけど、このときのホタルイカは本当においしかった。板前さんの湯がき具合が絶妙で、歯ごたえがあるけど、やわらかい。とってもジューシーで、腸が甘い。
うわぁ〜、むっちゃおいしいですよ!!! って大絶賛。
これ、本当にみんなに食べさせてあげたいな、って思ったよ。
ホタルイカは毎日水揚げされているみたい。
でも、昔のように岸にまでは寄ってこないんだって。 ホタルイカが産卵できる砂浜はみんな堤防に工事されちゃったから、浜辺では大群はもう見られないみたい。
昔は、膝まで波打ち際に入って手づかみしたものだけど。。。
実家が光フレッツを入れたので、ようやくネット開通。
空がほんのり色づいて。 おぅ、朝焼けかしら? とかわいらしいことを考えていたら、黄砂だそうです。中国からはるばる日本海を渡って。。。と悠長に感慨深く空を見上げていたけど、実際に生活している人は、車が砂だらけだ、と大憤慨ぎみ。
20〜22日まで、息子たちのお友達が二人遊びに来ていました。
マス寿司を食べて、夜の漁港にホタルイカがきているか見にいって。 埋没林博物館と魚津水族館に遊びにいって。
まぁ、魚津をひととおり見たかな。 子供らは、そんな観光名所よりも、みんなで集まることがうれしいんだろうけど。
私が離れでいろいろお世話を焼いていたら、 「ねぇ、お母さん、もうあっちに行ってよ。。。」といわれてしまった。 そうだよね。いろいろあんたたちだけの話もあるもんね。
パパとは、帰省別居。 それぞれの実家で寝ている。
でも、今日はこれから、家族全員で地元の温泉に一泊しにいく。
小規模校コロンボ日本人学校は、小6と中3生がいなかったので、今年は卒業式自体がなかった。
今日は、ただお別れ式と離任式のみ。
涙は流さないでいようと思ったけど、何度か涙を落としてしまった。
特に、全校合唱の歌声を聴いたらたまらない。 全校生徒児童と教員を合わせても30人に満たない。
でも歌声というのは、ひとつになってずっしり心に響く。 みんなそれぞれ個性のある声なんだけど、一つになると、不思議と心に届くのだ。歌の力ってすごいな、と思う。
お別れするお友達、元気でね。 三年間の任務を終えられた先生方、お疲れ様でした。
のりひと清二をはじめ、公私にわたり大変お世話になりました。
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まだまだ、いっぱいすることがある。 準備まだまだできていない。
本日、夜10時に家を出る。
先週末は楽しいスケジュールがぎっしりでした。
だから週明けは放心状態。ホントにボーっとしてる。
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これから三週間ほど日本に帰ります。
水曜日の深夜にコロンボを発つ。
木曜日の早朝、シンガポールでのりひとと合流して成田へ。 その晩は、新宿で一泊して、金曜日に魚津へ移動。
日曜日からは、息子たちのお友達のゆうた君×2が、新幹線を乗り継いで富山の実家に遊びに来る。
二人とも、去年受験のために日本に帰ったんだけど、今春、晴れて合格したから、二人だけで卒業旅行。
だから、祐子ママも張り切りモードなんだけど。。。
まずは、帰省前にコロンボで済ませないことがいっぱいあるのに、何から手をつけていいかわからない。
このメールを書きながらも放心。
っていうか、あっついの。頭がボーっとするくらいに。 スリランカ、このシーズン、ものすごく蒸し暑い。風もない。
おまけに、ビーチバレーボールかテニスかゴルフか、何が原因か知らないけど、肘から肩にかけての筋が痛い。黙っていても痛くなってきた。
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明日は、終業式とお別れ式。 生徒児童6人が帰国、教職員と事務員の7名が離職される。
2010年03月10日(水) |
「心はあなたのもとに」村上龍 |
「心はあなたのもとに」 定期購読している文学界という文芸誌に、長期にわたって連載されていた村上龍のホントにピュアで切ない大人の純愛小説。
毎月文学界が届いたら、まず最初に龍さんのこの小説に目を通す。 連載回数を重ねていくうち、最終回が来るのが怖くてしょうがなかった。 いつも目次を開いて、「連載小説第何回」とあるのをみて、最終回じゃなくてよかった……と安堵したものだった。
それが、今月号で連載35回目にして、とうとう最終回を迎えた。 龍さんは、このラストシーンを描くために、三年にわたるこの連載小説と格闘されてきたのだな、とある意味、感慨深く読み終えた。
一つ一つのシーンで、何度となく涙があふれてきた。 きっと、通しで読んだら、誰もが号泣すること間違いのない小説だと思う。大反響があるだろうな。
いずれ新刊本として出版されると思うけど、出版社も広告に力を入れることだろう。
・・・・・ 途中に、まぁ、龍さん的なエッチなシーンとかあるんだけど、伝聞式で書いているけど、ホントは実体験なんでしょ?! って突っ込みたくなる箇所がいくつかありました。きゃはは。真相はどうなんだろう。。。
「心はあなたのもとに」新刊発売が楽しみだな。 長編だから、上・下巻くらいかな。いつ頃になるだろう。夏前かな。
副題は、I'll always be with you, always っていうの。
ねっ、胸がきゅん、涙がじわぁ〜、ってくるでしょ?
お友達の友達が紅茶サロンを開いたというので、一人でふらりと行ってきた。
そのサロンでは、このシーズンの新茶を初め、箱入りハーブ&フレーバーティー、ミックスフレーバーリーフとか、小洒落たパッケージに入った紅茶がいっぱい!
ハーブやフレーバーは、欧州からのインポート。 紅茶のブレンドとパッキングはスリランカ製だそうな。
ハーブは、ドイツとポーランドに住んでいたころの馴染みのあるのがいっぱいあって、妙に懐かしかった。
リンデンティーとか。 リンデンというのは、西洋菩提樹。 6月にいい香りの小さな花をいっぱい咲かせる。 街路樹とか中央分離帯とかに植えられていて、並木を見るのが大好きだった。
お花をお茶にいれて飲むと、神経の昂ぶりを押さえてくれるんだったかな。グッドナイトティとして飲んだっけ? ・・・・・
スリランカには紅茶の葉っぱを売っているお店はたくさんあるけど、おいしい紅茶を提供してくれるお店は馴染みがない。
このサロンでは、ローズティーを入れてもらいました。 バラの香りがふわふわふわわ〜。 ちょっとお砂糖を入れて甘くして飲んだの。 甘みのあるバラの香りもいい。
生春巻きのランチセットもありました。
なんだかんだといろいろおしゃべりしてて長居しちゃった。
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いろいろ所用を済ませて、中国エステに行ってきました。 顔の皮が一枚むけたのかもしれない。 ちょっぴり色白になりました。
私って、どうしてこんなに写真の撮影がへったくそなんだろう。 やんなっちゃう。。。
黄色の花の樹は、タベブイア。ブラジルとインド原産。 英語では、イエロートランペットツリーっていうんだって。 実際に目の当たりにしたら、本当に見事な黄金色でした。
同じ種類のピンクの花は、今のシーズンコロンボでもよく咲いています。 こちらは、落花したらピンクのカーペットみたいにみえるの。
手前の濃いピンクの低木は、ブーゲンビリアたち。 遠目に見ると色彩がきれい この木は、ピンクの花びらに見える包葉が大きめで豪華でした。
こちらはベネズエラ原産の……名前? 今度調べておきます。
香りが上品な蘭。 私、蘭の花の香りって、トイレの消臭剤のイメージがあってあまり好きじゃないんだけど、これはとても上品でふんわり甘い香り。この香り成分は何かの香水に使われている。銘柄は思い出せないけど、香りに記憶あり。
こちらは、キャノンボールの花。 ブッダがインドで入滅したときに咲いていた花。 お花は、幹の低いところにいっぱい咲いていました。
最後にワタクシ。 仏歯寺の前で。お供えの蓮の花を大事そうに持っています。
願い事いっぱいお祈りしてきました。
今日ね、一人でキャンディに行ってきたんだよ。 日帰りで。しかも汽車で。
朝7時コロンボフォート駅発、9時30分キャンディ着。 15時キャンディ発、17時30分コロンボ着。
初めてインターシティに乗ったんだけど、欧米並みの立派なICを想像してたら肩透かし。インターシティというのは停車駅が少ないというだけがメリットのおんぼろ汽車でした。 窓全開で煙&埃もうもう。鼻毛が確実にぶっとくなっていそう。。。
キャンディでは、ペラデニア植物園で3時間余り過ごして、ささっと仏歯寺を見てから帰路に付きました。
今回はなるべく節約を心がけた旅行。 駅までは三輪タクシーで。300ルピー。←もっと値切れたかも。 キャンディまで往復、汽車賃440ルピー。 ペラデニアまで、バスにも乗ったんだよ。片道9ルピー。 植物園入園料30ルピー。←旅行者は600だけど、レジデント価格で入れました。 植物園にはいろいろ目的があっていったんだけど、汽車の車窓から見た植物のほうが興味深かったかも。植物の名前がわからないまま通り過ぎていくからいつまでも気になるんだと思う。
植物園で、意外と面白かったのは、スパイスガーデン。 一人でうろうろ探してみてもお庭っぽいものがみあたらなかったので、従業員に聞いたら、スパイスというのはハーブみたいな畑じゃなくて、樹のお庭だったようです。
ナツメグの実を割って匂いを嗅がせてもらいました。 市販のよりもちょっと青っぽい匂いがしたけど、すっきりきりりとした匂い。べっとりした生臭さを消す効果がありそう。
それから、シナモンの樹も。 私、シナモンって、実からとるのかと思っていたけど、葉っぱ自体がそういう匂いがするみたい。爪楊枝にも使われているから、枝もそんな匂いなのかな? シナモンとニッキって似ているのかな、と思ったけど、全くの種類の違うのかも。実はちっちゃくて松の実みたい。酸っぱい匂いがしたよ。
他には、ローリエの葉っぱ、クローブとか、いろいろ名前のわかんないのも。みんな同じような形の緑の肉厚の葉っぱにみえちゃうんだよね。
植物園までは賢く倹約して行けたけど、その後は、ややぼられたかな。 三輪タクシー代とか400ルピーも払ってしまったよ。そんな距離も乗っていなかったのに。(ペラデニア→仏歯寺→キャンディ駅)
仏歯寺入館料1000ルピー。
仏歯寺のお布施。2000ルピー請求された。←観光者向けの詐欺。 こちらは未然に防げたけど、後味悪い。
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本日の旅行経費、計2419ルピー。約2000円。 昼食抜きだったけど。インターシティの中でバナナとみかんを食べました。
ドライバーさんが、しばらく休暇を取っているので極力外出を控えている。
やむをえない用事で昨日はタクシーで外出したんだけど、タクシードライバーさん、お勤め初日の人でした。
行き先が通じない。。。まず私の発音が。 やっとのことで通じたんだけど、今度はその場所がわからないらしい。
ぶち切れ寸前だったけど、まずは深呼吸して、「私が道を指示します」といった。
途中まで、助手席の背もたれにかぶりつきでフロントグラス越しの景色を見て指差ししてたけど、そのうち直線になったので、リラックスモード。
ついついいつものドライバーと乗っている気分になってよそ見していたら、曲がり角をとおりすぎてしまったよん。。。
しまった。。。
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清二が、かみそりを持ってきて、これで頭剃れる? ってきいてきた。
え〜?! 坊主にするつもり?! と聞き返したら、ためらうこともなく、うんという。
ま、ま、まずは明日散髪に行って、スポーツ刈りにしてからそれ以上短くするかどうか決めなさい。といったら一応納得した様子。
それにしてもなんでいきなり坊主にするっていい始めたかな。
シンガポールののりひとは、ぼっさぼさのヘアスタイル。 イマドキはみんなこういうスタイルなんだって! とかって反論するけど、親としたら、こざっぱりした頭でいて欲しいんだな。
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