朝、JSTVで「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサートを放送していた。この回で、体操のひろみちおにいさんが見られるのは最後なんだよね。
でも、午前中に郵便局に行っておかないといけなかったので、後ろ髪を引かれる思いで外出した。 ひろみちおにいさ〜ん、息子達の時代からお世話になりました。。。
車で行けば短時間で済む用事だったんだけど、ウィーンで歩く習慣がついたのか、てくてく歩かずにはいられない。自宅からWitwy Warszawskiej 1920年通り(←通り名が長すぎ)の24時間営業の郵便局までてくてくてく。ちょっと早足で20分弱ぐらいだった。ヘェ、意外と近かったんだ。
お昼は、お友達と娘さんと三人で、ワジェンキ公園の北公園の階段を上がったところにあるカフェでランチ。
カフェに入っていくと、知らないポーランド人からニコニコ挨拶されてしまった。???と思っていたら、娘さんの学校の数学の先生だった。そそくさと奥の別部屋に移動。
サーモンにバルサミコ酢のソース掛け。 初めて食べたけどむちゃおいしかったよん。
子供達をピックアップしにいって、そこで時間を忘れてバカ話。 おっと、夕方にまた別の家に子供達を連れて行かなければならないのであった。
慌てて家にすっ飛んで帰って、準備をさせて、渋滞の道路をかっ飛ばす。
今晩、ボーズ達はお友達の家でお泊り。 よって、夜は私たち二人だけ。 今日は早めに帰ってきたので、ご飯を食べに二人でデート。
祐子さん、パパと一緒にほろ酔い気分でご帰館。
2005年03月30日(水) |
アルベティーナ美術館にて |
アルベティーナ美術館では、ものすごい勢いでシャガールの画が展示されていた。 夕方にもかかわらず、あまりにも人の多さに思わずパッと見スルー。
別室で、デューラーやレンブラントの画が展示してある部屋があった。
作者名のプレートを見なければ、ここもスルーするところだった。 でも、デューラーの有名な(よくパンフレットに載っている)ウサギの水彩画が目に入ったので、2、3歩戻って、絵を見た。
「え? これがあのデューラーの画?」ってな感じだった。 一枚の小さな絵画からは、何の魅力も鑑賞者を惹きつけるエネルギーも全く感じられなかった。うーむ。
他にも、レンブラントや私の知らない作者の水彩画があり、先に進むと油絵があった。
なんとなく腑に落ちない思いで、そこの説明のプレートを読んでみると、そこの部屋は、展示室にしては日当たりがよいので、本物のコピーを展示してあるのだと書いてあった。本物は期間を定めて時々は展示されるらしい。
なーんだ。あの、「うーむ。」感というのは、偽者を見たときに感じるうーむ。だったのか。
私は常日頃、芸術もわからないのに、いろんなものを鑑賞するのが好きだ。その作品の良し悪しはわからないけど、私はまず、その作品に含まれている作者のエネルギーというものを鑑賞することにしている。
時々、ハッと目が釘付けになるような作品に出会うことがある。 それは、ガッコーで習わないような名前の作者だったりするけど、その作品からは、作者のつぎ込んだエネルギーが如実に顕れているものなのだ。
画が生きている。息づいていると感じることがある。怖いくらいに。
アルベティーナ美術館の水彩画は生きているとは思えなかった。
生きている油絵もあったんだけど、あまりにも歩き疲れてたので、それは作者名も作品名もチェックせず、ただ眺めてきただけでした。
近景に農民がいて、遠景に湖があった。ははは。よくあるモチーフだ。 どこかで見た絵とごっちゃになってるかも。
でもその絵を見ると、その時代の時間がちゃんと流れていたの。 タイムスリップしたみたいだった。
疲れて果てて思考が鈍くなっていも、その絵にはそういう感性を目覚めさせるエネルギーがあった……ってことだと思う。
ヨーロッパにいていつも思うことだけど。
キリスト教の国の民族は、愛することも、愛されることも、ごく自然にできるんだなぁ……って。感謝することも、感謝されることも。
それは一番小さな共同体の「家族」で各々培われたものだと思う。 もちろん、キリストの教えに基づく親のしつけによるものだと思うけど。
愛情を受けて育った人は、その深い愛を今度はパートナーや家族達と分かち合うことができるものなのだ。
ヨーロッパ的な愛とか感謝とか慈悲深さ。 昭和生まれのニッポン人の両親に育てられた私には、真似できない。 ニッポン人が夫である私には真似できない。とてもじゃないけど。
だから、欧州にいると、いつも良心の呵責に苛まれるの。私って、もしかしたらものすごく冷たい人間なんじゃないだろうかって。って。
でも、それはただ、自分は文化風習・人種が違うニッポン人なのだ、ということだけなのかもしれないんだけど。 ![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr9/94119/2005/der-kub.jpg)
ベルベデーレ宮殿上宮美術館で、クリムトの「接吻」を観てきた。
これは、なんてヨーロッパ人的な接吻なんだろう……と思いながら絵に見とれていた。
ニッポン人の妻達よ。 あなた方の夫は、このような接吻をしてくれるだろうか?
私は、腹の中で、瞬間的に思ったぞ。 日本人の我が夫とはこんな表情で「接吻」なんか絶対にできない……と。
シェーンブルン宮殿で、女帝マリアテレジアについて物思いにふけった。
女傑といわれたマリア・テレジアは、皇帝フランツ・シュテファンを深く愛していたようだ。当時の多産の政策もあったのだろうけど、皇后は皇帝の子を16人も産んだそうだ。誰もがみんな父親にそっくりな子供達である。
そこで私はハタと考えた。
私は夫の子供を16人も産む気になれるだろうか? ましてや、16回も妊娠なんかするだろうか? と。 こっぱずかしい表現をするなら、16の「愛の結晶」である。
最低限の16回の生殖行為で16人の子供が生まれるわけではない。 排卵日前後、いやそれ以外に日常的にそういうことにかかわっていないといけない。敬虔なカトリック教徒であれば、全てを自然に任せるものだ。
経済状態、母体の体力、母性本能、その他諸々。 夫との愛の結びつきが強くなければ乗り越えていけないことである。
仕事ばっかりしているサラリーマンの夫とは無理だな……と即断。 いや、具体的に自分の夫とは無理だと思ったのではない。 一般的に夫がニッポン人だったら嫌だなと思ったのである。 ジャパニーズビジネスマンは仕事優先で家庭はないがしろだしね。
少なくとも、こちらの人は個人主義だけれども、女性を尊重し、家族を大切にする。スキンシップも大切にする。 そう考えるとね、ヨーロッパ人男性の体躯がいいのは、相手を抱擁する愛情をたくさん持っているからかな……とも思えてくるの。
何だか今日の日記は、一人ぼっちでニッポン人コンプレックス。
2005年03月28日(月) |
Endlich zu hause! |
2泊3日のウィーン旅行から帰ってきました。 子連れの旅行はこりごりです。(同じことをイタリア旅行の後も言っていたような)
旅行の詳細は、明後日。 歩きつかれてくったくた。3泊4日のような疲労感。
ドイツ語圏はやっぱり楽だった。
ウィーンは小奇麗なドイツ語圏の小パリってな感じ。
シュニッツエルは、やはりドイツ、オーストリーに限るね。 隣国だけど、ポーランドのシュニッツエルとは何かどこかがちがう。 やっぱ、あぁいう料理が性に合う。 長年ドイツに暮らしてきたからさ。
子連れの買い物といっても、我が子たちは小学生。中高学年。 バギー時代も大変だけど、でかくなっても大変なのです。
明日からウィーンに行くので、子供達の靴を買いに、お昼前、近所のカルフールへ行ってきた。
理人は図体がでかいので、Hiphop系のあんちゃんモードで靴とTシャツ2枚を購入。その時点で、おふざけ/喧嘩モード。う、う、ううぅ。
今度は清二の靴。 量販靴屋の靴はチープな感じがしたので、ECCOで購入。 レジでちょっと待たされたんだけど、店内に、ビー玉を転がすレールの大きいバージョン(名前わかんない)があって、二人仲良く、エキサイトしながら遊ぶ。
エキサイト、エスカレート気味。ママ、カリカリモード。イライライラ……。
ちょっとママの所用を済ませて、ペットショップで時間をつぶして、最後にママの化粧品を。
ファンデーションを選んでいたんだけど、買おうと思っていたものが品切れ。店員さんに同じメーカーの違うタイプのを出してもらったり試したりしている間に、店先で本格的な闘いをはじめて、甲高い声を上げて騒いでいる。
どこかでもらった、棒付きの風船で、通路で叩きあい。 もう! やめぇいぃっ!!! ったくー。 むなぐら掴んでぶったたいてやろうかと思うぐらい腹が立った。 無言で睨んで脅す。きぃっ! ママは人前では、荒っぽいことはしない。格好つけぇだから。 帰りの車ん中で大発狂してやろうと思っていたら、ついうっかりママご機嫌が戻って、先程、大激怒していたこと忘れちゃいました。おバカなママだ。
2005年03月24日(木) |
う、う、うるさい…… |
春休みです。
子供達はどうして、学校のある日は早起きできないのに、春休み中は起こさなくても起きてくるのでしょうか? ママは毎朝、メールチェックとかネット徘徊とか一人の時間が必要なのです。
子供達はどうして一日中、あぁして、ぴーちくぱーちくさえずるように声を出していられるのでしょうか? ママは常に静寂を必要とするのです。
動きも激しい激しい。 ソファの上に飛び乗るな! と何度言ったら解る! 蹴り合いは自分たちの部屋でやりなさい! って言ったでしょ! 今、オチンポ蹴られて泣いているのは、どちらだ! そんなところで取っ組み合いなんかするからだ!
もー。春休みの初めにして、ママ、バテ気味。
ちょっとー、家ン中走らないでー! 週末じゃないんだから。 今日は下のオフィスで働いている人いるんだからね。 もう、下にどんどん響くでしょう。
一度も苦情は来たことがないけど、うるさいに決まってるよ。 申し訳ありません……なのです。
昨日の晩、長編280枚の原稿を郵便局に出しに行ってきました。 終った、終った。
原稿用紙300枚分なんて、話が意外とコンパクトに終わってしまうものなんだなぁと思った。薄っぺらい文庫本一冊分だしね。
去年、祖母危篤の知らせを受けて帰国した一週間のことをつらつらと書いた。湿っぽいタッチではない。 新人賞に投稿したんだけど、結果はどうでもよい。 祖母のことをただ書きとめておきたかっただけだから。
さてと。今週末はウィーン。2泊3日。 シェーンブルン宮殿とか、クリムトの画などを見てくる。 今から下調べをしないといけない。
それよりもまずは、身体を動かしたい。 最初はお散歩からでも。 今までずーっと座りっぱなしで、足首がむくんだまま元に戻らないの。 今から公園に行ってこようかな。まだ朝の八時過ぎだけど。
土曜日に、学校の先生が2家族帰国されて、ぽっかりきてました。
空港で、自分ひとり置いてきぼりを食らって途方に暮れている子供みたいな泣きじゃくり方をしてしまった。 ははは、おこちゃまか、祐子は。
でも、なんかやたらと寂しくて。 その後、身内と一緒に、ヴィラノフに新しくできたイタリアレストラン「カステロ」にお昼ご飯を食べに行きました。
午後から一緒に過ごしてくれたのが、付き合いの長い身内だったから、傷心しているのを隠す必要もなくて助かったかも。
* * * * * * * * *
そして今。3月末締めの新人賞に向けて、最後の推敲をしています。 400字詰め換算で、280枚になりそう。
主人は、つい先週まで、私が原稿と向かい合っていることを、全く気づいていなかったらしい。夜更かしもしていなかったし、夕方には結構のんびりビールなんか飲んでいたからね。私も余裕を持って、計画的に執筆できるようになったのかもしれないし。
今週末はウィーンに行くので、週半ばには脱稿して、日本に送りたい。
この後すぐ、6月末締め切りの中篇に取り組む予定。 フィクションの恋愛小説を書いてみたいけど、恋愛小説というものは、自分が恋愛モードでなければ、艶のあるいいものは書けないものなのよ。
どうかなぁ、今の自分。……絶対に、恋愛モードとは程遠いかも。
カメラマンとの恋愛なんかどうだろう。うん、いいかもしれない。でも。 一体そんな人、このワルシャワで、どこにいったら出逢えるんだー!!!
* * * * * * * * *
そ、そういえば。 先日のフィルハーモニーでのピアノコンサートで、撮影用のカメラが入っていた。テレビかビデオかしらないけど。 日本人のその手の業界の人が、スーツ姿でカメラを覗いていた。 右手の二階席の最前列にいたカメラさんだったけど。
私、妙に興味を示してしまった。私の席からよく見えたのよ。 だって、普段そういう方、お見かけすることなんてないんだもん。
色黒(ゴルフ焼け?)だった。焼け具合がちょっとセクシー。 ワルシャワのおじさんは、毎週ゴルフしても日に焼けません。欧州だから。
それに襟足が隠れるぐらい髪が長かった。 うちの旦那もたまに襟足隠れるけど、あれはただ散髪に行く時間がないだけ。 キャメラを覗いている姿がかっこよかった。 ファインダーを覗く首の傾げ方とか。 キャメラの角度を合わせる肩の動かし方とか。 顔つきも、会社務めのおじさんたちとは全然違ってた。
ビジネススーツのおじさんしか見慣れないから、一挙手一投足、全てが新鮮だったの。 コンサートに行って、何に興味を示していたのやら。 ははは、祐子さんも好きねぇ。
でもちゃんとピアノも真摯に聴いてたんだけどね。
水曜日。ワルシャワ日本人学校、6年生一人だけの卒業式。 そのまま引き続き中学部に進むので、お別れではない。 湿っぽくないけれど、ほろほろとくるものがあった。
引き続き、帰国される先生方の離任式。 湿っぽくなるのを避けて、小道具を使って子供を惹きつける先生もいらしたけど、最後の校歌斉唱で、先生も生徒も保護者も号泣。 私もむっちゃ涙腺弱いから……。
お楽しみ会は、お母さんみんなでポーランド民族衣装を着て、お歌を歌ったの。キャピキャピ楽しかった。みんな、かわいかったんだよー。自画自賛。ははは。
木曜日。鈴木先生と田中先生ファミリーのお見送り。 空港でも涙がいっぱい出たけど、前の晩から、そして当日空港に向かうまで、先生方のことを思うたびに、ウルウル来ていた。
涙って、お別れがつらいときだけじゃなくって、感謝の気持ちを伝えるときにも出る。海外育ちで日本語もおぼつかなかったうちの子達の成長振りは、本当に先生方のお蔭なのです。本当にありがとうございました。
土曜日に、ほかの2家族の先生ファミリーのお見送り。 子供たちも同じクラスだったし、あぁー。心がぽっかりしちゃうだろうな。
* * * * * * * *
昨晩、フィルハーモニーにショパン記念コンサートに行ってきた。 日本人女性とポーランド人男性と、休憩をはさんで欧州人男性。
クラシックのピアノコンサートは初めてだったけど、演奏者によって聞きなれた曲でも、全然違って聞こえるものなのだなと実感。
ポーランド人男性は、音の表現者だった。素晴らしかった。 欧州人男性は、ちょっとこなれたショパン屋さんってなかんじ。 和音の音の厚みが深く感じた。ピアノがよく響いていたというのか。 素人だからよくわかんないけど。
祐子さん、連日連夜、涙を流してきたから、目がしょぼしょぼ。 コンタクトがからからで、目を開けて聴いているだけでも大変だった。
今朝、起きだしてきても、目がしょぼしょぼ。
今日は終日、久々のオフ。家でゆっくりする。 春休みを満喫。
ワルシャワも暖かくなりました。
最近、ようやくお尻に火がついてきて、だらだらネットで時間をつぶさず、ちゃんと推敲に時間を割いている。
この調子で行くと、来週の週明けには脱稿できそう。 締め切りぎりぎりよりも、できるだけ早めに出したほうが出版社の担当者にも、余裕を持って読んでもらえるようだし。
明日は、卒業式、それから春休み突入。たてつづけにお見送り。 と、身辺はかなりばたばたする。
でも、なんとかコンスタントに原稿仕事はできそうな感じ。
秋の短編は、いつも精神状態に何らかの異常をきたすけど、今回は、それほど精神面で負担を感じず、余裕で書き進めてきた。 一年間かけて、ゆっくり執筆したからか。
やがて、芽が出たらいいな。でも今すぐじゃなくてもいいの。 まだ子供に手がかかるし、自分も人間的に大人になりきっていないから。
2、3年後あたりに、どどーんと華を咲かせたい。
なーんか心がすっきり晴れなくて。 なーんか身体がしゃきっとしなくて。 なーんか笑顔が冴えなくて。 今朝の空も、曇り。
毎日推敲に明け暮れている。 頭が働かなくても、推敲に明け暮れている。
いやんなるくらいに自分の文章を読んでいるんだけど、嫌にならない。自分の文章だから。不思議なものだ。
なーんか、朝から不愉快。 先日から、BBSにぽつぽつ書き込みがあったんだけど、私のレスの言葉の足りなさから、相手の気分を害したのか、朝一に不愉快なカキコがあった。すでに削除済みだけど。面と向かってあれだけ嫌なことを書かれたのは始めてであった。
まったく。 そーっとしておいて欲しい。
ここにくる常連さんは、自分の知人であったり、ネット上のお友達だったりするので、自分の近況報告代わりに、静かに日記を書いているのだ。
ただ、何でか知らないけど、キーワード検索でこの日記がかなり上位でヒットするらしい。不特定多数のいちげんさんが毎日くるので、すごく戸惑っている。
私は、土足で自分のエリアに入ってこられるのを人一倍嫌がる。
私を直接知っている知人達とは、「ったく、祐子さんったら……」と暗黙の了解が成立するけど、知らない人とはそういうわけにはいかない。
だから、今後、たまたま検索でこの日記にたどりついた人がいたら、さっと読み飛ばしてここの存在は忘れて欲しいのです。
私はメンタルなウィルスに非常にもろい。 自分の周りは常に人的無菌状態に保ってあるのです。
* * * * * * * *
気を取り直そう。
これから月末締めの長編新人賞に向けて、ラストスパートをかける。 旅行に行くので、24日脱稿をめざす。
本日は、午後からテニス。 夕方から、学校の先生方の送別会。
今からボーズたちを散髪に連れて行く。
本日は単発的な独り言。
あ〜、伊予柑食べた〜い。 さっき、台所でオレンジの皮をむいていてふと思ったの。
オレンジや蜜柑じゃなくて、伊予柑。ニッポンの伊予柑。 もう15年以上食べていない。伊予柑。小さいころ好きだったのに。
で、ふと、疑問におもった。 伊予ってどこだっけ? いよいよいよ……どこだっけ? 西日本ってことはわかるんだけど。
がはは。さっきネットで検索しました。 愛媛県だったのかー。40歳にして始めて知ったかも。はずかしー。 知人と地理の話してて、 「祐子さん、大学ちゃんとでてんの?」 って聞かれたことある。 「浦和って何県にあんの?」 とかって聞いたから。 「え?! ディズニーランドって埼玉県だっけ?」って。 「そりゃ、浦安だっちゅーの」というつっこみ。はずかしー。
先日、多数決で答えがうやむやになった疑問。 「鳴門大橋は淡路島と何県を結ぶ橋か?」
で、大多数が香川県といった。私一人、徳島県って答えたんだけど。 徳島県ダヨねぇ。でも、自信ないや。ほんとはどこだろ。 はははー、おバカな日記だ。相変わらず。
おバカな40歳にバンザイ!
強制わいせつ容疑で逮捕された中西一善議員も40歳。 おバカな40歳、バンザイ!
何やってんだ、まったく……。どいつもこいつも40にもなって。
2005年03月10日(木) |
誰だ、ピーナッツをまいたのは?! |
先週末のこと。
パパがバルコニーを見て、声を荒げた。 「誰だ、ここにピーナッツをまいたのは?! 理人、清二、こっちにきなさい!」
なにごとかと思って、慌てて部屋から出てきた理人と清二。 バルコニーを背に、パパ、仁王立ち。
理人「ぼ、ぼくじゃないよ、これ」 清二「ぼくでもないからね」 パパ「じゃぁ、お前達じゃなかったら、他に誰がするんだ、こんなこと!!!」
あ、あの〜、私。ママ。ママがやったの。今朝。
男衆「えぇ〜っ、ママが犯人?!?!」
だってさ〜、みんな起きてくる前にパソ仕事してたら、鳥がいっぱいやってきて、窓辺でちゅんちゅん、ぎゃーぎゃー、うるさいんだもん。 ほら私のパソ机、バルコニーに向いてるから、窓の外の来客はみんな視界に入っちゃうのよ。
で、あんまりみんながうるさいものだから、リビングのテーブルに出てた、おつまみ用のピーナツをえさ代わりに、それぇ〜ってばらまいたの。
えぇ〜? ホントにママがやったの? ってファミリー一同、大爆笑。 へんなママ〜。 やっぱり変かなぁ〜。
でも、「ぱんくずなら解るけど、なにもピーナッツをまくこたぁないだろ?」とパパにたしなめられた。 いやぁ、野鳥達もこういうの、好きかなぁと思ったんだけど……。
鳥達は、私が窓を開けたらびっくりして、その日はもう二度と近寄ってこなかったみたい。我が家は朝だけの縄張りだったのかもしれないし。
しばらく雪の下になってわかんなかったけど、一応、いつのまにかピーナッツ全部なくなってるみたい。
まぁ、そんなこんなで、我が家もなんだかんだとにぎやかにやってます。
* * * * * * * *
これを書いている最中、すずめの雄が二羽やってきました。
今朝はお天気はいいけど、−5℃ぐらいだから、鳥達の羽も大きく膨らませて、いつもの二倍ぐらいの大きさになって、窓辺に登場。
動きも大きく感じるし、き、き、気になる……。
こら、そ、そこのすずめ、もうちょっと静かに鳴きなさいってば。
今日は、ハイアットホテルの近くのちょっと格式高いポーランド料理店「トラディチア」に身内の送別ランチにいってきた。
ウィスワ河の向こうにある本店レストランも素敵だけど、ここの支店もちょっと気どった感じがいい。レストラン内いっぱいにチューリップでデコレーションしてあった。
まずは前菜。 冷菜、鰊の酢漬けに玉ねぎとクリームチーズをあえたもの。 あっさりした味でむっちゃ美味しかった。 それから温菜、お肉のピオロギ(ピロシキ・日本の餃子みたいなもの) ペッパーがすごくきいておいしかった。
それからコンソメスープ。内臓のスライスが入っていたよ。おぅ。
メインは、丸焼きのカチカ(鴨料理)さくらんぼソース添え。 付け合せに焼リンゴとジャガイモと赤いちっこいベリー。 ポーランドの鴨料理は当たり外れがなくていつでもどこでもおいしい。
隣のお友達は、 「私、風邪気味で食欲ないの」といってほんの一口ぐらいしか食べていなかったけど、祐子さんは、ジャガイモとリンゴ一切れずつを残してあとは全部ぺろり。
デザートは、2種類。 コーヒーとメレンゲの焼き菓子と、固めのクレープ生地に苺とカスタードをのせて焼いたもの。これもまぁぺろりと美味しかったですね。
紅茶は、私一人用なのに大きなティーポットが用意された。 じっくり煎れた、葉っぱの大きいセイロンティー。 私はふんだんに紅茶を飲むのが好きなので、大きいポットは嬉しかった。
そこの個室の窓の外では、大きな雪が舞っていた。 もう三月の上旬が終ろうとしているのに……。 でもね、白く染まったワルシャワの街って、すごくきれいなんだよ。 この光景、忘れないでおこうと思った。 って、私がここを離れるわけじゃないんだけどね。
* * * * * * * * * *
本日の祐子さんの戸惑い。
ここんところ、風引きさんでやたらと鼻水が出る。 洟をすするのは気持ち悪いので、そのつど、チーン、とやっている。
レストランでも時間がたつうち、洟が溜まってきた。
で、日本人は横を向いてこっそり、とか席をはずしたりして人知れずかむかもしれないけど、ヨーロッパ人は、人前で平然とものすごい音を立てて、ビチーン、と洟をかむ。
私は、ヨーロッパの生活が長いけど、いまだに人前で洟をかむのに抵抗を感じる。かといって、日本人的に洟をかむのにこそこそするのも、ヘンな習慣だなと思っている。
で、今日は、ざわざわしている隙に、結局テーブルについたままチーンとやった。
デモさ、私の洟のかみかたって、いつも、一回ではスカッとできないんだよ。洟をかみ慣れていないのかも。
こっちの人はどうしてあんなに甲高い音でチーンってできるんだろう? 不思議。
こちらは昨日から、大雪。 今日は新たな雪は降っていないけど、一面真っ白け。 子供たちは帰ったらマンションの下でかまくらを作るそうだ。 元気なものだ。
今日は火曜日。朝一番にテニスのトレーニングにいってきた。 ボグダンじいさんは二週間も病に伏していたけど、本日から復活した。 でも、全然走ろうとしなかった。私じゃなくて、じいさんのほうが。 まだ病み上がりでしんどいのだろう。
今日はじいさんのほめ殺しにあった。 私のフォームがきれいでエレガントなんだそうだ。ほう〜。 でも疲れてきたら、フォームが我武者羅風になってしまうらしい。 じいさんにはお見通しなのであった。 私の体が単純なのか、じいさんの眼がベテランなのか。 勿論、後者。
昨日から始めたダイエット。今のところはまぁまぁ順調。 昨晩は、ちょっとだけ炭水化物を食べたけど、許容範囲。
昨日は、大雪でパパが早めに帰ってきたのでワインを抜いた。 カリフォルニアのロゼ。Carlo Rossi
むっちゃ甘い。 そういえば、以前にも同じワインを買ってきて、甘すぎるから二度と買わないでおこうと思っていたのに、また同じ過ちを犯してしまった。
学習能力全くなし。 それに、あのワインの甘さはダイエットにはNG。げげっ。
今日、あらためて、自分の腹周りのでかさに打ちのめされた。
実は、今朝、学校のお母さんたちと一緒に貸衣装屋さんに、ポーランドの民族衣装の試着をしにいってきた。これは、卒業式の後のお楽しみ会で、ポーランド民謡を歌うときのための衣装。
ポーランドの民族衣装はかわいらしいので、みんながキャピキャピ嬉しそうに衣装を選んで試着をしていた。
が、祐子さん! ずらりと並んだ衣装の隅っこの方で、悪戦苦闘。 は、は、はいらなーい。どれもこれも。とにかく腕と腹を通したけど、胃の辺りがどうしてもぱっくり開いてしまう。 みかねた貸衣装屋さんが、そこのボタンをぎりぎりのところに付け替えてくれるという。
それよりもさぁ、当の祐子さんが痩せればいいことなんだよぉ〜。 わかるかにぃ、Pani YUKO?
よし、今日から、甘いものと炭水化物を控える。本番まであと10日。 ダイエット宣言だ〜。
いままで、痩せなきゃ〜とは口にしたことはあるけど、これほどまでにきっぱり宣言するのは始めてかも。
「いいの、私、やがてロシア人のお金持ちのおばさんみたいに太って、ぱたぱた扇子をはためかせたりするの〜」とプロポ―ション諦め宣言ならしょっちゅう言ってたけど。
実際に痩せようという意欲が無かったのよ、私。中年女の諦め。
もし私が自然に痩せるとしたら、それはきっと恋わずらいだっただろうな。 でも、相手がいないから、痩せる予定はなかったのだ。がはははは。
いいタイミングで、ダイエット宣言できてよかったー。 ちなみに、本日摂取したもの。 起き抜けにオレンジジュース一杯、バナナ半切れ、ケフィル250ml、カフェでレモンティ砂糖入り(ダイエット宣言前だったの)
帰宅して、オレンジジュース一杯。 野菜いっぱいラタトウユ(ちゃんと作ったの)
げ、お昼の時点で結構、食べてるよ。普通の若いおねえちゃんよりも胃に入れてるもの多いかも。注意注意。
祐子さんの身体中のこの脂肪、数日前に自分で焼いたバナナのバウンドケーキの食べ過ぎなの。だってー、すっごくおいしかったんだもーん。
祐子、もう焼きません、食べません。きっぱり!
今週末は棒に振りました。微熱が下がらず、ぼんやりしています。 こんな状態で新しい文章は思い浮かばないので、手書きで推敲したところだけを忠実に訂正・保存しました。
本当は昼夜逆転させて、好きな時間に起きて書きたいんだけど、おかーさんだからそういうわけにはいかない。毎朝のお弁当作りもあるし。
長編は、自分の血も肉も魂も全部持っていかれちゃうぐらいに集中して、一気呵成に書くものなんだけど、今回の私の作品は、ちまちま書いた文章をいくつも何とかつなぎ合わせた感じ。注意散漫状態で。本当は納得がいかない。
これからクライマックスと冒頭を書き込んで、400字詰め300枚近くにはなりそうなんだけど、きちんと自分の記憶に残しておきたいテーマなので、仕上がりがどうであれ、最後まで書く。
ウー、まだ頭が白い。 晩ご飯、なにつくろ。。。 ママ、頭、真っ白なんだけど。 おーい、男衆、手伝ってくんろ。
今朝、苺を洗うため、水を張ったボールに1パックを全部いれたなら。 あらあらあら……。 苺の花びらがはらりと水面に。 時間に追われ半狂乱だったけど、思いもよらず心が和んだよ。
心が和んだのはいいことだ。うんうん、ホントにそう思う。
が、現実の生身の祐子さん、そんな悠長なこと言ってられません。 ぐが〜、風邪をひきましたー。
一昨日から喉が痛かったので、ビタミンCをいっぱい摂って、うがい薬とトローチとで予防していたけど、今朝起きたら、菌がとうとう喉の奥で拡がってしまってました。耳まで痛いし、脳みそが一緒に出てくるかと思うぐらいに鼻水がたくさん出るの。
ならぬならぬ、悪化させてはならぬ。絶対にならぬ。 寝込むわけにはいかない。 目下、原稿仕事をしている。イースター前に脱稿しないといけないのだ。 私にとって、一日一日、一刻一刻が大切なのに。う……。
2005年03月03日(木) |
イタリアワイン、美味しかったー |
昨晩、パパが帰宅して、 「おし、今日は赤ワインでも飲もう」 といった。
といっても買い置きが無かったので、頂きもののヴィンテージワイン。 ILLUMINATIとかっていうの。うーん、どこのだろ。 イタリアワインはカジュアルに飲む分しかわかんないや。
ぐわっはっはー。これがねぇ、むっちゃ美味しかったのー。 パパにいわせれば、ボディの強いワインなんだそうだ。 私にいわせれば、濃厚。チーズに合いそうな。
アルコール度数は13、5% 濃〜い。 口当たりがよくてもクイクイ飲んではいけないワインですね。 (たまにそういう酔いつぶれ方をするの、私)
これはホントに夫婦二人で飲むにはもったいなかったよー。
昨日はたまたま、グリッシーニがリビングのテーブルに出てたし、イタリアのパロマハムが買ってきてあったの。 やっぱ、パロマハムときたらイタリアワインでしょ? いや、何気なく買ったパロマハム。 ホントは、カルフールでオーダーミスしてしまって、200gも買ってきてしまったのだよ。祐子さん、12デコと20デコ(デコ:10g)をうっかり言い間違えてしまったの、かはは。
グラム単価が高かったので、仰天してしまったよ。 パロマハム200gちょっとで24ズォティだった。 ちなみに普通のハム200gは4ズォティぐらい。
でもさ、夫婦で晩遅くに飲むワインは美味しいもんだね。 ゆっくり飲もうね、とかって言いながらも、ぺろりと一本。
金曜日の晩から、回線トラブルと接触不良でネットが使えませんでした。
更新されてないのに日記を見にきてくださった皆さん、ゴメンナサイ。 でも、今日から元気よくふっかーつ!! なのです。
朝一番に、やたらと体臭がきつくて、お風呂も長いこと入って無さそうな髭もじゃのメンテナンスのポーランド人がきてくれました。 う〜。 直してくれたからありがたかったけど。う〜。
それにしても。三月に入ったら、激忙。(←祐子さんの造語) 送別会ラッシュに長編の締め切り。英語も週二回始まったし。 誰かたすけちくりぃ……。
本日、午後からPTA定例会。 ぐ〜。コピーロボよ、かわりに行ってくれ〜。
|