日記雑記
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「阿修羅ガール」舞城王太郎
受験生だった時に予備校の短期講習で取り上げられてた作品。「小学校のクラスに二崎貢司って奴がいて、こいつは凄い頭良くて勉強できたくせにサドで苛めっ子で何考えてるか判んないところがあって、」の部分からの引用が滅茶苦茶気になってました(笑)。 因みに二崎は本筋には関係なく、サドで苛めっ子な二崎が隣のクラスの奴にボコボコにされて泣き出して、それに女の子二人が唐突に萌えて、でも誰も助けようとしないところで気軽に入ってきて止めて、泣いてる二崎に手を差し伸べたのが、主人公アイコの初恋の人、金田陽治です。おちゃらけですがいい人です。
アイコが一人で凄い勢いで勝手な推理を繰り広げたり、舞い上がったり絶望したり暴れたりする話で、口調が可能な限り砕けていたり萌えるという単語が普通にでてきたりする(しかしこの単語は本当に便利です)わけですが、意外に正統派でした。 森の章で、顔がたくさんある怪物と対峙したときの「私が怖いのは、しかしその怪物の、異様な姿などではなくて、その怪物が子供達の体でできていると知って、(略)じゃあ私もその仲間に入ってもいいかな、と思ったことでした。」という描写が良いですね。この怪物は個人としても集団としても意味があるのですが、作中の<天の声>という名の巨大掲示板の姿とも重なるんですよ。怪物なんだけど中には友達だった人もいて、手を差し伸べてくれるのです。
グルグル魔人の章は何だかよく分からなかったしアイコの話に比べて不快でした。…どうも最終章でののアイコの解釈が納得いかないです。明らかにやばいのに、でもそれはいい事への第一歩だった、みたいなノリになるのか…文学は常識を超えます、と言う事か。その点今ひとつでした。 最後の章でのアイコの説明は無くてもいいような気がします。っていうか一人で納得して終わってしまうのってどうよ。でも最初から一人で突っ走ってたからなあ…。一体化したから共感も生まれると言われればそれまでです。
オタッキー桜月淡雪がちょっとおいしいキャラクターです(笑)。この人関連の続編があったら見てみたいなあと思う。是非ともアイコと一緒に。 淡雪の水饅頭もおいしそうだったし、アイコの兄のスパゲッティ作りも過程を延々と書いてるだけなのに食欲をそそられました。
さらさら読めて結構楽しかったです。
大河。 「なで斬りじゃあああ」に喜んでる自分をどうかと思います。いやー楽しい。信長様楽しい。 炎の中の抱擁の二人を物陰から覗いている六平太がえらく気の毒でした…。この恋は実らないんですね。 やっぱり不破パパがいい感じで。不破ママも常に声張り上げてる所がいいですね。
読んでるもの:「友情」武者小路実篤
2006年01月29日(日) |
PROMISE試写会。 |
「PROMISE 無極」の試写会に行ってきました。 まだ公開前ですのでネタバレ注意。
傾城(これ本当に名前なのかな…?)を巡る男たちの話です。 一応真田広之主演のように表示されてるけど、ストーリー的にはチャン・ドンゴンの方がおいしいですよね、これは。 手元のチラシには「王妃の運命に挑戦しようとする3人の男」、「大将軍」「奴隷」「公爵」とあります。 そういう話です。
運命の女神が傾城に与えた約束は「真の愛だけは永遠に手に入らない」というもの。 水上で二人が向き合って約束する場面は本当に綺麗でした。こういうところはファンタジーです。
比較的CGのきっつい映画なので、賛否両論かなーと思います。 「奴隷」崑崙は俊足の持ち主で、敵の「蛮族」が仕掛けてきた大量の猛牛の間を駆け抜け、ごぼう抜きで最先頭まで飛び出していったりします。 大将軍がそれを見とめて目を細めるんですが、そこは目を丸くするべきところだよ! 最初の方の場面なので何だかすごい先行きが不安になったりしました。 それでもあとはなかなかシリアスでした。
はやい話が人違いなんですね。 怪我をした大将軍の代りに伝説の華鎧を身につけて城へ行った崑崙は、王妃を助けるために躊躇いなく王を殺してしまう。甲冑で顔が見えないので、王妃傾城はそれを本物の光明だと思って思いを寄せる…みたいな話。
崑崙を振り払って、鎧を身に着けた光明の助けの手にすがる場面。本当は助けてくれたその人を求めているのに、甲冑という外側しか見えてなかったのって、尤もではあれど結構痛い話ですよね…。 崑崙が本当に気の毒です。もういいから、光明は「あれはご主人様でなく私でした」と正直に言ってしまった方がいいよと何度思ったことか。言えないから切ないんですが。 後で騙されたと腹を立てても、じゃあ二人暮しで幸せだったアレはなんだったの、という感じで。いやでも彼女もそういうことを全部ひっくるめて怒ったのでしょう。 二人で暮らしていた時はあれも真の愛だったと思うんですけどね。でもやっぱり最初に助けてくれた人しか彼女にとって本物でありえなかったんだろうなー。
公爵は大将軍を亡き者にしようとする完全悪サイドです。何やらチラシでは「美しく冷徹な」「妖艶なまでに美しい」「妖艶な美の化身」というのが枕詞になってます。確かに美形でした。紅白の衣装みたいな妙にゴージャスな格好で華麗に扇飛ばして戦います。うっかりすると見とれます。 しかし彼の杖だけは何度見ても笑いがこみ上げてきてしまって駄目でした。最初「グッジョブ!」の形に見えた。あれで顎を上向けさせてみたりするのはどうかと思う。部下が全員同じようなものを所持しているように見受けられ、あれで背中掻いたり鼻掃除したりする奴がいそうだとか考えて、シリアスな場面で気が散ってしまいました。
他に公爵に仕えさせられてる黒衣の鬼狼もなかなか素敵なんですよ。 彼は実は崑崙と同じ村の出身なんですが、その村は公爵に攻め滅ぼされてしまって、そのとき彼は死にたくないからと黒衣を身に纏い公爵に仕える事を選んだのです……! でも一度身につけたら黒衣を脱ぐ時には死んでしまうの。
非常に壮大な話。 色々なエピソードが詰め込まれてるのでやや散漫な気もしますが、見るのは楽しかったです。 ……崑崙が、鳥かごの形の檻から鳥のような衣装の傾城を助け出して、赤い糸持ったまま疾走してる所。これはひょっとしてこの後ろで傾城は…!?と期待してると、やっぱり飛んでて。 最初どうしてもぷうっと笑いがこみ上げてきたんですが(場内全体そんな感じ)、何か見てるうちに彼女が気持ちよさそうでいいなあと思ってしまいました。
真田さん的には。 一見身動き取れなさそうな甲冑姿ですが、よく動いていました。将軍なのにヌンチャクみたいなものを振り回してぶんぶん戦っていました。よく回ってよく飛んでいました。 …ちゃんと剣で戦う場面もあります(笑)。 傾城を待って、花が散らないように覆いまでかけて酒びたりになってたりするところが何だか可哀相な気もしました。 色々複雑な人だと思います。基本的には強い大将軍です。部下も惚れそう強い男。
というわけでダラダラ書きましたが、もう一回見たいなー。 試写というのは試しに見るという事なのですよ。
細々と、そういえばまだ続けてるんだよなーというくらい本当に細々と、ピアノをやっています。綺麗に弾くのが出来てない事に最近になってやっと気付きましたが…。
メトロノームはまだ小学校の低学年だった頃に買ってもらったもので、その頃の私は赤いのが欲しくて(そういえばピアノの椅子も赤いのが欲しかった)、でも結局黒いのにされてしまってぶーたれてたりしたものです。 無造作に使い続けてた所為でか、近頃すっかりいかれてしまいまして。右に振れるときと左に振れるときで明らかに長さが違うのです。タッ…タン、タッ…タンってそれは既にメトロノームの役を果たしてない。
新しく買ったのは薄い四角いカードみたいな機械で、当然ながら規則正しく音を出します。 電子音が、何というか常に横に厳しい先生が着いてるみたいで居心地がよくないのですよね…。本当はねじ巻きのやつが使いたいなあと思っている今日この頃です。 そして、それほど重要でない指の練習曲の曲の時はまだねじを使っているというのは秘密です(笑)。
読んでるもの:「阿修羅ガール」舞城王太郎 意外に正当。
今日の試験。筑波山関係の和歌のことを書けという問いがあって、具体的な和歌が全然思い出せず唯一頭に浮かんだのは「もはきつ」だけで、とれなかったらそのときはそのときだと思いました。ひとまず覚えてる限りの知識は書きました。 もはきつっていうのは泉の名前だそうです。本当は漢字で書いてあります。
日曜は当たった試写会に行ってきます。「PROMISE」です。楽しみです。 真田さんが中国語の発音をかなり頑張って練習した件をTVで話していて、私も頑張ろうと思ったり。丁度本文暗唱の試験があった日で、私ももっとちゃんとやればよかったと反省させられたりしました。
今日は試験が2つ。 明日も試験が2つ。 明日の授業のノート貸しを友達に頼まれて、なぐり書きを書き直そうかと思ってたんだけど、彼女にはなぐり書きを見せることになりそうな予感です。
河合隼雄さんが語ってて、今更ながらびっくりしましたよ。
夜の11時からだったんですが、弟と父親がまだ居間にいて、それでも構わず見始めたら黙って出て行きました……。
漫画のコマを追いながら朗読してました。コマを追ってるだけなんですが、画面で1コマずつ見てるとすごく動きが感じられて面白いです。冒頭シーンのあれがもう滅茶苦茶恥ずかしかったです。 セルジュは好青年風で…もうちょっと少年少年した声がよかったな、と。ジルは女性が声を当てていました。 最後まであらすじを追ってくれたのでなかなかハードな紹介でした。オーギュがジルの体を奪い…っていう場面、NHK的に大丈夫なのかちょっと不安です。因みにボナールがジルを拉致してどうのこうのという件は話の繋がり上必要だと思いました。なかったけど。 それと、最後の馬車場面も、オーギュの幻影を見て駆け出すっていうのがなかった…。「花咲き誇る春へ」の辺り。 上級生二人が出てこない(と言っても白い王子はちょっとだけ写ってた)のはもう仕方がないと思います。
何だか元々すれ違いものが好きだったことも手伝ってると思うのですが、ジルの「じゃあなぜ来ない ぼくと一緒に」というモノローグがすごく好きです。セルジルはお互いに同じ道を歩く事ができないんですよね…。 どちらが悪いということもないし、パリ編に至ってはむしろセルジュの方が真っ当な主張をしているのですが、どうしてもジルベールの方が放っておけないような気がして、セルジュに何とかしてやってくれと言いたくなってしまいます。 やっぱりジルベールには惹かれますよね…。
番組自体は、「プロジェクトX」や「そのとき歴史は動いた」に近くて、増山さんなしには竹宮作品で少年愛ものは生まれなかったんだなーと思う一方、あの駄目だしはかなり堪えそうな気がしました。まあ友達だからできることです。
大河三話です。 六平太再登場の巻。あれだけ大きくなった千代にためらいなく近寄り、例の玉を差し出します。きっと一発で分かったのだと思います。愛。 今は忍になっている六平太は千代の頼みを聞いてあちこち出歩きます。一豊様が無事かどうか確かめて、と頼まれて内心複雑だった筈ですが、庭掃除の人のふりをして見てきたものを報告していました。 それから容保様…でなく半兵衛様(登場人物にやたら様付けが多くなりますが実はそれほど拘りはありません)のところに法師の姿で手紙を届け正体を見破られたりします。意外にあっさりと……あれ? でもその後なかなかインパクトのある説得をしていました。 半兵衛様は何だか人が良過ぎるように見えるのですが、切れ者である事は間違いありません。
起きたら既にいくらか雪が積もっていて、そのまま一日中降りつづけていました。本当に窓の外が明るくなりますね。蛍の光窓の雪です。 その分今日は空気も床も冷たくて、重ね着の限界に挑戦という感じで厚着をして暖房のある部屋で大人しくしていました。
今日はセンター試験なのに雪になってしまって大変です。友人が何人か受けてる筈なんだけど、うまくやっているといいなと思います。
今度の月曜23時からのNHKBS2でどういうわけか「風と木の詩」の特集をやるようです。「THE少女マンガ」という番組なんだそうですが、今期はまだ一度も宣伝を見かけてないような。 怖いもの見たさで風木アニメ版が見たいんですが、やらないかなー。旧のび太くんボイス(笑)。
2006年01月20日(金) |
「キップをなくして」 |
「キップをなくして」池澤夏樹
主人公イタルは電車の中でキップをなくして降りられなくなってしまい、東京駅の中に「駅の子」として住むことになります。 駅の子は駅の中ならどんなお店もただで使えるし、いくらでも電車に乗れて線路の続く限りどこへでも行ってよいのですが、ラッチの外に出ることは出来ません。 駅の子たちは東京駅のどこやらにある詰所で一緒に暮らしています。大部分が小学生ですが、彼らは通学時間帯に都内の色んな駅に出て行って、生徒たちが安全に乗り降りできるように陰ながら助けるのがお仕事です。陰ながら、というのは、決して透明人間などではないのに生徒たち、それに関りの無い人には気付かれないようなのです。
……という訳で、設定が大変面白いです。
駅の子の一人、ミンちゃんという小さな女の子が物語上重要で、駅の子の人助けの物語とはまたちょっと違った方向に進んでいく話なんですが、駅の子の生活が魅力的です。 特に、タカギタミオの何事にも一生懸命すぎるくらいのところがいいですね。実はなかなか面白い発想をする子のような気がする。設定が15年は昔の話っぽいんですが、今もこういう子がいるといいなーと思うしきっといるんじゃないかなと思えます。
死んだ後はどうなるの?という疑問にひとつの答えをくれる児童書といったところでしょうか。 それともうひとつ、駅の子って収容所に入れられたみたいだという発言に駅長が「そうかもしれない。外へ出ないまま何か仕事をさせられるんだからね。しかしね、社会というのはみんなそうではないかね。人は社会の外では暮らせない。仕事をしないわけにはいかない。大事なのは、暮らしが楽しいことと、仕事がみんなの役に立つ事だ。私はそう思うね」と言うのも印象的でした(176頁より)。
前々から、一度くらい山手線でぐるぐるしながら本を読みつづけてみたいなと思ってたんですが、未だに実行していません。フクシマケンがやってくれましたね。
朝、玄関を見たら、スニーカーの上にプラスチックゴミの包みが四つ乗っかっていました。 まあ、ここまでやっておけば出し忘れる事はないでしょうが…。
ゲド戦記、一巻と二巻を借りて読みました。近代的な主人公ですね、などとかわいくない事を言ってみる。 一巻がいいですね、特に最後。二巻も面白いんですが、結局主人公が善いもので、善と悪との対立なんだなーと思うとちょっと引っかかる。でもアルハが好きです。居丈高な女の子が成長する話は好みです(笑)。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」、やっとのことで見てまいりました。 クリディッチのワールドカップの客席が電光掲示板になったみたいな映像とか、ダンスパーティーの音楽とか、妙に現代的な感じがしました。ダイアゴン横丁とかホグズミードが見たかったなあ…。エンディングの曲もしんみりしていてハリポタっぽくなかったです。まあ暗い終わり方なので仕方がないでしょうが。 ハリーが鰓と水掻きをつけて泳ぎ回る映像がいい感じでした。ハリーは水中にいるときが一番綺麗だと思います(何故)。 校長が今回は声が大きくてちょっと怖かったです。
ちょくちょくカットされているのはもう諦めるとして、それでも親世代の扱いの悪さが寂しいですね…。 シリウスがCGと声でしか出てないのにエンドロールでは堂々と出てきたのが切ない。握手見たかったー。 個人的に、カルカロフが教室に入ってきてスネイプに迫る場面をとても楽しみにしていたのですが、やってませんでした。その代わりなのかどうか、最初に学校に来たときから隣に座って飲んだりしていましたが。カルカロフは想像以上に立派な人でそれはそれでおいしいかも、と思っていたらしっかり歯は黄色かったです(笑)。 スネイプがハリーを苛めたり侮辱したりする場面が全く無いのでよかったのか悪かったのか…。頭をはたいたりぐりぐりしたりはしてるんですが、アランが袖を上げたりすると、むしろお茶目な先生に見えてしまいます。
ネビルとか双子とかロンとかを見ていると子供は成長するって事がよくわかりますね。ハリーもそろそろ少年役に見えないような。 そろそろエマ・ワトソンは普通の女優さんになるんじゃないかなーと思います。
「西遊記」を見て、三蔵のドジっ娘具合にやられ二回か三回「可愛い」を口走りました。お師匠さんの指示を信じて上の方に構えた目隠し猿が下の方攻撃されたりとか、それ見て申し訳なさそうに「間違えました」とかもう本当に何なんでしょうか。 どうも戦闘シーンが恥ずかしい感じだったり幼児かと思うような品の無いネタが飛び出したりするんですが、妙に気になるんです。 それにしても八戒の人、いつ見てもあんな役どころですよね。
「功名が辻」は普通に面白かったです。幸か不幸か御館様も普通でした。 不破さま夫婦、何かちょっと不思議な空気を漂わせてるような気がして好きです。二人の間がおかしいのかもしれない。
こんなTV番組の話ばかりしててなんだろうという感じですが、噂のゲド戦記に手をつけてみたりしてます。何気に今まで読んでませんでした。
昨日と今日が祖父の葬儀でした。
亡くなった日、私は親からメールで第一報を受けました。この数ヶ月体調を崩し、年始からは一番近しい親族が病院に駆けつけることを繰り返していたのですが、その日の電話からの詳しい報告では正直な所実感がわいてくることはほとんどありませんでした。お通夜の前日夜、最後に祖父母宅に戻っているのに会いに行って、現実を目の前に突きつけられた気分でした。今日最後のお別れをして、見送って、でも、かえってきた姿を見たらもう悲しむことなんてないんだな、と、分かったように思います。 私がそこにいるだけで喜んでくれるような人で、あまりお返しになるようなことなんか出来なかったんですが、私も祖父の事が大好きでした。これからは今までと違った形になるでしょうが、やっぱりずっと大事な人です。
洋書課題用のハリポタを抱えています。一日で二週間分読もうとしているので一生懸命です。
それから、事情により日曜くらいまで日記を書かない予定です。何だか今年に入ってマメに書いてた(というか考えてみれば毎日ですね…!)のですが、ちょっと失礼します。
西遊記。 おならをキーワードにして見せ場まで引っ張っていました。色々突っ込みながらも最後まで見つづけてしまいました。 当初は豚くん目当てだったんですが、シンゴさんは頼れるリーダー役より明らかにお猿の方が似合っていました。楽しそうだった。 深津絵里ちゃんは可愛かったです! 何故ドラマでは三蔵を女性が演じるのでしょうか。別に実は女という設定でもないでしょうに…恐らく品の良い少年ぐらいの設定なのだと思いますが、本当に可愛かったです。仲間になってまだ日が浅いらしく、お猿の言動にちょっと困惑気味なのです。 女の子設定だったらいいのになー。猿×お師匠さん推しです。 これからもラブコメにならない程度に仲間として行動してくれるといいな…。封印を解かれる場面、普通に燃えました。
悪役がやや微妙でしたが楽しかったです。
さて、あすかさんから「ヒット☆バトン」を頂きました。
☆あなたの心にヒットした素敵な男女一名ずつ。 圭麻、と……そうですね…マリみての聖さま。
☆そのヒットの始まり。 圭麻は、連載時はそれほどでもなかったんですが、単行本で読んだらはまりました。懐かしい。もはやどこが好きとも言えないような気がします。 聖さまは、元々ああいうノリの人が好きなので最初から注目していました。あとで過去編や志摩子さんとの話があったりして、色んな人との関係を通しての聖さま像が面白いなと。とりあえずマリみてで白薔薇ファミリーは私の聖域です(笑)。
☆あなたの心にヒットなCP。(複数可) JQ(怪盗)。キバエノ(妖怪シリーズ)。
☆それにヒットした理由。 JQは何かちょっと食い違ってるのにしっかり深い絆で結ばれたパートナー具合、キバエノは悪態吐きつつ通じ合っててさっきの立ち回りもこんにちはという意味(榎談)の幼馴染なところが好き。 攻め攻めしいくらいの受けが好きです。攻めが巻き込まれつつ、次第に受けに惹かれていくならば言う事ないです。
☆今までヒットした男女、またはCP。 やおいCPは聞仲×紂王(封神)から。柢王×桂花(邪道)。かつとし(大河)。 単体では、スネイプとか、平助(大河・PM・小説)とか、ジュール・ド・フェリイ(風木)とか、更夜(十二国)とか。 大幅に省いてますが、今もある程度熱があるのはこれくらいかな…?
☆今のあなたはそのヒットに満足してるか。 不満があろうはずがございません。
☆今までにヒットした数を人数に直しそれを割る2、その数だけ次に回す。 16÷2=8ですが…ここで指名できそうな方がいません。 見てくださった方で、ヒットなCPがあるよ、答えられそう!という方、良ければやってみて下さい(笑)。
寝言を言ってたらしいです。弟が聞いたって。 「何か知らないのがいる!」 ちょっと怒ってたって。 何かやばげな発言(奴は受けだ!とか…言わないとも限らないので)だったら、と青くなったので、これくらいで済んでよかったと思います。
どんな夢だったか全く覚えていません。一体何が居たのか非常に気になります。 最近の経験を省みるに、某邪道の新刊表紙のオフィシャル総受けちゃんの隣にいるのは誰かなーとか、そういうことだったのかなとも思います。あれって妹思いの魔族でしょうか。
昨日の信長の評判、ちょっと思い立って某掲示板を見に行ってみたらやっぱり凄い事になっていました。いっそ笑ってしまいます……。
「功名が辻」第一話を見ました。 あやふやだったんですが、仲間由紀恵が主演だったんですね。OPが曲、映像ともにかっこいいです。 昨日の今日なので、ついつい森蘭丸の名を探してしまいました。少なくとも今の段階ではいないみたいです(笑)。公式で見てもいない…かな。
初回って事で、人物関係追うのに精一杯という感じもしました。ナレーションがちょっと多かったかなあと。 子役の子だと千代と六平太(注目株)や一豊との歳の差が凄そうで何となく見ていて心配なんですが、来週には大きくなるので安心です。子役の子は丸顔で笑顔が似合いますね。
放送開始前のPR番組では、叶わぬ恋として織田兄妹や幼馴染(光秀とお濃)が取り上げられたりしていました。いいのか…? どうなる事でしょう。
今日、良くも悪くも一番気になったのは信長でした。 宣伝見てるとかなりかっこよかったので楽しみにしていたのです。 ……うーん。 確かに番組で見てもかっこいいんです。秀吉も惚れる男。 でもなあ…声が。 正直、もうちょっと声が通ってもいいのではないかと思います。戦に臨んでは特に。普段低くぼそっと喋るのはいいにしても、肝心なときに盛り上がらないような気がしました。表情は結構すさまじいことになってるので余計に残念です。 それから、人間五十年〜の謡も…ねえorz 私はちょっとがっかりしました(笑)。
むしろ、猿が意外に素敵に見えました。御館様に呼ばれると凄い勢いで出てくるところとか、いちいち表情が豊かです。嫌な顔も含めて。
それにしても、私の場合は「秀吉」のキャストに刷り込みを受けているので、いろいろ慣れるまで時間がかかりそうな気がします。としまつは見てないので余計に柔軟でないというか。 個人的に光秀は微妙にイケメン路線の策士だったりします。でも今回の光秀も楽しみー(笑)。
次回も見る予定です。
アイスランドサガ、まだ読んでます。 「グレティルのサガ」は幽霊と戦う場面が多くて面白かったです。 グラームって結構いいんじゃないかなーと思いました。異教徒ですし性格悪い描写ですが、呼べば家畜が集まるっていうのは一種の特殊能力ですよね。 でもやっぱり、このサガが出来た頃にはキリスト教化がすっかり進んでて、そういう力もどこか悪いものとして扱われている気がします。 幽霊になって呪っちゃうのはキリスト教抜きにしてもまずいですが。 それにしてもこの幽霊たち、どう考えても肉体があるんでそれも興味深いです。斬れる幽霊って一体。文化の違いですねえ。
それにしても読んでいると、今なら平家物語とかインド神話とか読めるんじゃないかな〜と思ってしまいます(笑)。戦記ものだったり家系が入り組んでたりする物語は、これまで読みたくてもいまひとつだったんですが、これからは違うかも。 そんな風に思うくらい長い洗礼をうけております(笑)。
あまり関係ないですが、いつか「失われた時を求めて」が読んでみたいです。だから長さにへこたれてるようではまだまだですね。折角面白いんだから。
今日は書けそうなことがありません。こんな時どうすればいいんでしょうね…。(と正直に書くのはネタになるのでしょうか。駄目ですか)
BSの暴君ネロの番組を見ようとしてたんですが、ちょっと色々あって、またあとでね!という気分になってしまいました。残念。
笑いがほしい。 まだまだ泣ける作品よりも笑える作品に関心があります。
バラエティー番組をあまり見ないで育った所為か、時々昨今のお笑い?のブームがよく分からなくなったりします。ごめんどうしてそこで笑うの…!?みたいな。泣ける筈の作品で泣けないのと同じくらい寂しいですよ。 爆笑問題は分かるけどアンガールズはよく分からなかった。まあ延々とジャンカジャンカしているのが面白いのかもしれませんが…どうなんでしょうか。でもHGはインパクトに負けた(笑)。別に腰振らなくて良いのでテンション高い人は好きです。 お下品な笑いもあれば意味不明なおかしみもあり、笑いってなんなんでしょうね。
昨日買った漫画を読み返したら、やっぱり箱の間で緊迫する二人がおかしくて笑ってしまいました。部長可哀相〜。
あっという間におめでたいお正月も終わりです。私にはもうしばらく普通の休日がありますが。 今更ですが今年に入って初めて電車に乗りました。初電車です(…?)。
「アイスランド・サガ」、地味に読んでます。ホントに長いです。登場人物の家系羅列から始まるのでややこしいですが神話だなあと思います。といっても西暦千年前後の話らしい…。 素朴ですがかなり猛々しいです。ヴァイキングです。
それから今日は、ブックオフで買ってきた漫画をさらっと読んだりしました。千円以上買うとくじが引けたらしいです。でもそんなに買いたい物を思いつかなかった。 松山花子の「小姓のおしごと」と「夢見る少年の昼と夜〜おかず増量中〜」です。落ち着いて見るとだいぶ恥ずかしげなタイトル…。 殆どBLギャグ漫画です。
「小姓のおしごと」は短編集なのですが、表紙の小姓が可愛かったので、それが読みたいばっかりに購入。 蘭丸含む森兄弟とちょっとしょうもない感じの信長の4コマのシリーズです。信長と蘭はしょうもない感じにラブラブです。真面目に蘭丸や信長や濃が好きな人にはきついかもしれない壊れ具合です。 何せ、主役の蘭丸は美少年なのに腹黒いです。いっそ憎たらしいくらいです。素晴らしい。しかし実は自分、森兄弟だと坊丸かお兄ちゃん(ただしワイルドな方)が好きです。
「夢見る〜」も短編集で、小姓シリーズも収録されていますが、他にも最後のほうには九州男児作の二編があったり。 松山花子=九州男児なのだそうです。名前だけは知っていましたよ九州男児。 箱の話のシチュエーションが馬鹿馬鹿しくて私は好きです。
ついつい全部見てしまいました。 CGが今ひとつなところもあった…というか、というか大変大掛かりなアクションと技なので思わず笑っちゃったりもしました(道節の火炎とか…)。たまずさの最期の場面は良かったので全編ああいうシリアスな感じにできればよかったのに。悪役が勝手に救われてしまう最後も好きです。 浜路が生存しているところに違和感ありましたが、船虫と道節さまは結構好きです。悲恋もの。 そして毛野は予想以上にいけました(笑)。かっこよかったよ。胸元開いてまで男だと宣言したときの荘助と小文吾の驚きぶりが楽しいです。特に小文吾が。私はもしかしたら照英が結構好きなのかもしれませんね。……犬っぽい攻め(笑)。ところで毛野の敵の男色家は何だってまた荘助を狙うんでしょうか。ちょっと面白かった。 親兵衛くんと聞くと、丸っこくて色白でふくふくしてて座布団に座ってるようなイメージなのですが…これは某忍術学園の影響ですね。可愛かったです。
2006年01月02日(月) |
「新選組!!」など。 |
昨夜はBSで「新選組!!」をやってました。 歳は本当に口を開けば近藤さん近藤さんです。公の場ではかっちゃんって呼ばないのです……ってそんなことではなくて。近藤さんが死んで俺の人生は一度終わったとか、新しい国では近藤さんは罪人でなく云々とか一度でもあんたに近藤さんを重ね合わせたのがどうのこうのとか。 一年空いて薄らいでいた感覚がよみがえります。歳は本気でかっちゃんが好きなのでしたよ。激しい友情物語で大変なことになっていたのでしたよ。 まるくなって皆に惚れられてる土方が見られます。土方にどこまでも着いていきたい島田も見られます。島田と土方がなかなかのもので、正直私はあたたかい気持ちになると同時に顔が微笑んでました。すみません。 試衛館時代の回想シーン、一瞬「山南さんの納豆に砂糖」の回かと思いました(笑)。原田の加藤清正連呼にどうしようもなく受けました。へーすけはやっぱり使いっぱしりでした。そして熊を素手で倒す男、源さん(笑)。
最期が少しあっけなくて、これから大活躍したって良いのに、と思いましたが歴史は動かないのでどうしようもありません。最期にやっと出てくる「トシ…」「かっちゃん」なのでした。あのカットは本編の最終回のときのと同じなのでしょうか、歳を覗き込む構図にも見えました。 榎本は話し始めてじきに砕けた感じの人に戻るし、圭介も何か楽しい人だし、辛い展開でしたが続編としてはなかなか面白かったです。
朝。どうにか起きて「萩大名」と「無布施経」を見ました。萩のほうは向こうの主人の人の喋りがかなりまったりしていて聞き易かったです。っていうか袖引っ張って止める太郎と「たっ、てーっ、いし」な大名が可愛い。うなずき合っちゃったりして可愛い。多分違う人がやるとまた違った趣があるのでしょうが(シテが若いときっと駄目な若様みたいになって、それはそれで面白いかも)、お茶目な感じが滲んでいて和みました。 無布施経のお坊さんは必死でした。非常に情けない役どころ(笑)。もう少しお経らしい言い方で頑張るのを想像してましたが、意外に普通のお説教らしいです。若い方の人が大きな声で真面目そうで何か良かった。
読書中「アイスランド・サガ」長い長い。
あけましておめでとうございます。
バイトも無事終わりましたので、嘘のようにまったりしています。 …明日からはちゃんと時間を大切にします。今日は特別って事にしないと計画倒れには速すぎ(笑)。
いつのまにかエンピツ内の読書日記数が以前の半分くらいまで激減していて、寂しい限りです。皆様ブログに移られたのでしょうか…。 私はまだまだここで書いてくつもりです。毎度毎度でしつこいようですが、ちゃんとジャンル読書日記らしく読書に精進したいです。 今年もどうぞよろしくお願いします。
充実した一年にしたいものです。
それはさておき、そっと宣伝。 明日、茂山千作さんの狂言「萩大名」を放送するそうです。千作さんは、楽しいことと嬉しいことの結晶のような素敵な笑顔のおじいさんです。人間国宝に向かって畏れ多いですが、とぼけた役はかなりかわいいです。 朝早い放送ですが、興味がある方はどうぞ(笑)。私は頑張って起きます。 「無布施経」も見たいのよ〜。 参考→http://www.nhk.or.jp/winter/082.htm
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