春の日記
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2008年06月30日(月) 「世界の祝祭日とお菓子」編集・高野麻結子、プチグラパブリッシング

カラー写真とレシピ、各国の祝祭日についてなど。レシピだけで図版の載ってないものはちょっと想像もつかないんだけどなぁ…。マイナーなものほどモノクロでもいいから図版を載せるべきだったかも…。しかし、ノンオイルのものは少ないね(笑)


2008年06月28日(土) 「北欧 デザインと美食に出会う旅」鈴木緑、東京書籍

スモーランドはガラスの王国だとか。へえぇ。北欧といえばブランドはIKEAとかロイヤルコペンハーゲンくらいしか知らないし。この本が出た当時からはまた色々変わったこともあったんだろうなと思いつつ…。


2008年06月23日(月) 「ハルイン修道士の告白」エリス・ピーターズ著、岡本浜江訳、現代教養文庫

15作目。なるほど、そう来ましたか…!カドフェルはあんまし活躍してない感じですが、なかなか面白かったです。さすが。それにしても内戦はまた振り出しですか…大変だなぁ…。


2008年06月20日(金) 「乙女みやげ」甲斐みのり、小学館

全国の乙女なみやげ…を紹介してますね。みやげこけしとか、ゆるキャラとか。いやげ系もあり。うちにも何かこういうの居そうな気がする…。みうらじゅん氏との対談は著者がただのファンと化してるような気がします(笑)


2008年06月18日(水) 「イギリスの食卓に夢中」赤木有為子、講談社

油分の多い食卓…(笑)それでいて写真に写っている人物の全てが肥満体という訳でもなく。著者がイギリスの料理の中で唯一不味いと思ったのはポリッジだそうです。それ以外は大丈夫なのか…?まあ、交流してる階級も比較的上流の人が多いようだし。


2008年06月13日(金) 「スカンジナビア・ノスタルジア」柳沢小実、PHP研究所

デンマーク、スウェーデン、フィンランドを旅した著者の写真とエッセイ。写真綺麗です。北欧はデザインで結構最近は話題になってることが多いですかね?IKEAとか。微妙に好みからはずれてる感じですが、面白そうなモノが色々ある国々、という印象です…。


2008年06月10日(火) 「歌舞伎のかわいい衣装図鑑」君野倫子著、市川染五郎監修、小学館

著者は着物や手拭についての本を出してる人ですね。カラー図版も見応えあるし、歌舞伎への入り口としては良いガイドになるのではないでしょうか。


2008年06月09日(月) 「英国フード記AtoZ」石井理恵子著、松本里美版画、三修社

謎多き英国の食べ物たちについてAからZまで色々なものを上げてます。結構知ってるものもありますが、試食してみた著者の体験談を読んでもイマイチ想像できないものも。面白く読みました。


2008年06月08日(日) 「レモンブック」北村光世、集英社

レモンの歴史と言うか…来た道を辿る感じで。写真も綺麗だしレモン利用の料理とレシピなども紹介されていて、レモンの爽やかな風味が瑞々しく想像できる一冊。


2008年06月07日(土) 黒蜥蜴、愛知厚生年金会館※ネタバレ

死ぬまでに(主演の人が?)一度くらいは観ておこうかなーと思って(笑)いつ何が起きるかなんて分からないもんだと去年入院してから思ったものでね…。そんな訳でひっそりと、一ヶ月も経たないうちに愛知厚生年金会館です。既に今年三回目ですか?うう、このハコは存続してほしいのう…。で。開場が14時、開演が14時半という時間。珍しいなぁとか思いつつ並んでいるとまた「女性用お手洗いの数が少ないので〜」とか注意している…。更に、注意事項の貼紙が。『本日は「黒蜥蜴」にご来場いただき、誠にありがとうございます。「黒蜥蜴」は台詞の重要なお芝居です。大変静かなシーンもございます。誠に恐れ入りますが、咳をなさる場合は、ハンカチを添えるなどまわりのお客様にご配慮下さいますようお願い申し上げます。何卒ご理解、ご協力下さいませ。』『お客様にお願い申し上げます。携帯電話、PHS、時計のアラーム等、音の出るものの電源は必ずお切り下さい。携帯電話のマナーモードでのご使用も固くお断り申し上げます。尚、機種によっては、電源を切ってあっても、アラーム設定等により、時間になると起動する場合がございますので、アラーム設定等は必ず解除くださいますようお願い申し上げます。』
………こまかッッ!(笑)何があったんだ…いつからこんなに事細かく注意がされるように…いちいち注意されないと駄目なものなのか、皆。で、上演時間も貼りだされているので見たら『1幕 14:30〜15:30 休憩 15:30〜15:45 2幕 15:45〜16:30 休憩 16:30〜16:45 3幕 16:45〜18:10(予定)』………3幕!?もし夜公演だったら帰れない感じだわ…。実際は
10分押しくらいで始まったし。物販ではCDや著作、ポスターやタトゥーシール(二の腕の黒蜥蜴か…)なんかも売ってたようです。席はちょうど10列目の右寄りですかね。大体見渡せます。周囲には着物の方々もちらほら。開演前にはやはり「咳をなさる場合は〜」とかのアナウンス。「他のお客様から苦情が参ることもございますので何卒ご配慮を〜」とかなんとか。生理現象は…別にわざとやるわけじゃないと思うけどね…こういうこと言うからにはよっぽど酷いことがあったんだろうね…。どうせならこういうアナウンスは美輪さんの声で流せば良いのに。どこでも主演クラスの人がアナウンスするようにするとインパクトあるし皆聞き耳立てると思うんだけどな。録音しとけば済む話だし。それにしても始まる前の客席照明が落ちかけたりついたりとやってたのはわざとなんだろうか…。休憩後にもしつこく咳と携帯についてのアナウンスがあり、「休憩明けに電源を切り忘れる方が多く〜」とかも言ってました。ホント細かい…。お手洗いは数が少ないので相変わらず古い劇場の泣き所はここだなぁと思いますけど…。
さて、ストーリーは有名なので。乱歩の原作も読んだことあるけど、敢えて読み返したりもせずに。一幕は明智に見破られた黒蜥蜴が男装で(…妙な感じだなぁ/笑)去るところまで。緑川夫人(黒蜥蜴)と明智の陰険な腹の探り合い的会話が面白かったかな。そして宝石商岩瀬のキャラがやたら立ってました…明智に怒ってるところとか妙に可愛い(笑)早苗はいまひとつ印象薄いかな…。雨宮もあれだけでは何とも言えず。二幕はまんまと令嬢を誘拐した黒蜥蜴と対策を練る明智がそれぞれ「そして最後に勝つのはこっちさ」と見得を切るところまで。←明智の言い方が歌舞伎調(笑) 岩瀬家の台所からスタートですか〜。メイドさんが居るな。ここら辺であれ?と思ったのがひなさんが電話…コードレス?よく考えたら奥様の声とかもインターフォン?黒蜥蜴からの手紙をFAXで送ってもらったりしてる明智の事務所、棚にPCやプリンタらしきものが…時代は現代の設定なのですか!ずーっと昭和の暗い時代の話かと思ってたのですが。現代か〜と思うと朱儒とか侍らしてる趣味とか服装とか、クラシックな趣味ですよね黒蜥蜴さん…。三幕は東京タワー展望台から。…清掃員が客(結構入っている)と同じエレベーターで降りていってもいいものか(笑)港での明智と運転手のパントマイムが笑いを誘います。意外とお茶目な変人って感じがする…ソファに気付いた黒蜥蜴との会話とかも。黒蜥蜴ご自慢の恐怖美術館ですが、ゴージャスさを強調したいんだろうけどやっぱり微妙にクラシックさを感じますわ…。あと生き人形が穿いてる下着とかポーズにこっそりふきだしそうでした…胸の筋肉が綺麗だな〜とか(笑)替え玉の早苗と雨宮の間の屈折したドラマも面白いかな。雨宮とことんMですしね…。松吉が黄色い何と呼ばれてたか聞き取れなかったな…爬虫類…何だろ。明智の変装は黒蜥蜴を欺いてたんだから上手いということかな。でもソファが運び出された部屋からこっそり出てくるところはなくても良いような気がしたけど。ラストは…まあお約束。二の腕の黒蜥蜴がもっと目立つかと思ったけどそうでもなかったかな。場面転換の暗転がちょっと長いかなと思ったのと台詞が明瞭に聞き取れない部分が少しあったのが残念。
キャラクター/役者について。黒蜥蜴の美輪さん、生で見るのは初めてでした。もっと違和感あるかなぁと予想してたんですが、思ったほどでもなかったです。ちゃんと妖艶な美人に見える!…でもあんまり前の方だともしかしたら苦になったのかも(…)。衣装も着物から男装、煌びやかなドレス、掃除夫の格好、ムチをふるってみたりと色々なお姿が拝めます。アナウンスでさんざん咳の注意されてたのにわりと初っ端に咳き込んでちょっと噛んでたのが何とも…。最後の衣装なんかは綺麗で似合ってたので良かったです。明智への思いをひそかに吐露してるところとかも良いので、そりゃあれを見聞きされたんじゃ死にたくもなるかもしれない…明智ってさいてー(笑)しかし黒蜥蜴ともあろう者が偽者(替え玉の早苗やら明智の変装やら)を見抜けなかったのは残念ですな。その明智の高嶋さんはエリザベートで見たっけかな。あとラジオドラマの京極堂かな?黒蜥蜴との遣り取りを見ると結構陰険で変人でヘタレって気もします(笑)全体に男性はヘタレですね、この舞台…。この事件の後は詰まらない生活なんじゃないかな、とか感じさせます。純然たる仕事の助手として誰かを選んで結婚とかしてしまいそうだ…。事務所の三人組とじゃれてるところは可愛かったかもしれないけど…早苗の替え玉を用意して一週間で所作を身につけさせて…ってのは何気に人でなしの気もしますよ…。雨宮の木村さん、ナイスヘタレ演技!(笑)どう見ても雨宮はMです。黒蜥蜴に嫉妬させたくて裏切りとかどんだけ。しかも念願かなってぶちこまれた檻の中で冷たくあしらってみた替え玉の早苗にお願いとかしてるし、妙な連帯意識を持ったまま解放されたと思ったら替え玉早苗に「私たち愛し合ってます☆」とか宣言されちゃって反論もできないうちに(黒蜥蜴は明智しか見てない感じだし)引っ張られていっちゃうし。女が強くて男がヘタレ…。キャラの立ってた宝石商岩瀬の人は四季出身でしたか。それもストレートプレイ中心の人だったようで何となく納得。早苗は雨宮が述べた「嫌いな理由」で語れるキャラクターを上手く演じてたかなと。替え玉の強かなキャラクターとの演じ分けがなかなか。朱儒の二人はもしかして昔、身毒丸で見たかもしれないなと思ったり。カーテンコール、スタンディングで何度も何度もありました。高嶋さんと美輪さんが出てきた時、美輪さんが美しくターンして決めようとしてたのに高嶋さんがあの白い長いドレスを踏んでしまっててなせず。惜しい(笑)後で何か言われたんじゃないかしら…。三幕ものと長丁場でしたが思ったほどだれるところもなく面白く観られました。


2008年06月03日(火) 「北欧ヒーリング紀行 森の贈り物」深井せつ子、大和出版

著者は画家ということで柔らかい印象の風景画などが挿絵にあって良い感じ。ただ、十年以上前の出版物なので今は色々と違ってきていることもあるかもしれませんね。


2008年06月02日(月) 「イギリス式暮らしガーデン 食べものづくり!安らぎづくり!」井形慶子、大和書房

この人がイギリス大好きなのはよ〜く分かるのですがね。気候風土や文化というものはそれぞれの国で異なるものだし〜と、ちょっとひいきの引き倒しっぽいものも感じたり…。


2008年06月01日(日) 「相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」

※現在作成中