春の日記 DiaryINDEX|past|will
や、コレすげー面白い。世界中のいろんな(そりゃもういろんな)アイテムが写真と文章(原文と訳文)で軽く紹介してあるのだけど「マジで!?」と思うようなモノが結構ありますわ。特に性と食に関するモノが目立つかな。このシリーズは他にもいろいろ出ているようだから気が向いたらチェックしておこうかと。
「〜論」とつくものは何となく小難しい。解説で適宜説明があるのがありがたいところ。面白いかな、と思ったのは「田夫物語」とか伊藤整「女性に関する十二章」の辺り。ギリシアの昔から少年愛と男女の愛とどちらが尊いかなんてことで議論を戦わせていたのですなあ(笑)
怖いよ「八甲田山」と「山の牧場」…。何か一日で一気に読み終えるのを避けてしまうよこのシリーズ。その気になればすぐ読めるボリュームだけど。ところで思い返してみると怪談ってしたことないなあ…肝試しすらないような気もする。
以前見かけたときは違ったけどたまたま文庫を見かけたんで気まぐれに。島田先生が熱っぽく本格本格言うんで他の先生方が辟易してるような印象が…(笑)本格だのなんだのは実はよく分からないです。というか特にミステリー愛好家でもないしなあ…、やる気のない読者だこと。
思い出したように三冊目。何気にコミック版も読んでいる。そして三話分くらいしか見られなかったけどこっそりちょっとだけ放映していたドラマ版がめちゃくちゃツボに来たことも思い出す。ドラマ版「ほんとにあった怖い話」よりずっと良い出来だったと思うよ!(そんな事はどうでもいい)…ところで「Iの生き人形」は有名だから(永久保先生のコミック版持ってたし何かに載ってた人形の写真も見たことあるよ…)誰のことだか分かる人は分かると思うけどなぜか一箇所だけIさんが実名で出てるんですけど(笑)
花のお江戸は死体がごろごろしていたそうな。時代劇みたいにいちいち死体で大騒ぎはしていなかったのかな?検死の体制も結構整っていたみたいで意外〜。結構面白い。人斬り浅右衛門のイメージと言っても特に…あ、山田風太郎の「警視庁草紙」にちろっと出てたな〜、そういえばあの本で上司を淡々と介錯する藤田五郎は良かったなあ…って何の話。
動物ネタが多いです。文庫じゃないしイラストもカラーじゃないけどまあ家でネットの片手間に読むくらいなら。イギリスか…また行きたい…(遠い目)
確かに分かりやすいかな〜。まだ知らない切り口からの知識がありそうだわ、この辺りの時代…。著者の結婚記念写真にいっしょに山本五十六とか山口多聞とか写ってるのは何なんだろう…。自慢なのか?(笑)そういえば先日のバックアップ失敗でこつこつと地味に続けていたりいなかったりした太平洋戦争に関するごく個人的な調査データが失われてしまったなあ、と今更鬱に思い出す…。しょぼん。
京極先生本当に何でもできるね!挿入されている漫画は必見です。妖怪旅日記だかの時も思ったけど器用すぎるよ…。前書きの言葉がうっかり中尾声で聞こえた日には…ごにょごにょ。えー、この本のいいところはまず文庫だから軽いのと表紙の妖怪造形とか(笑)どんな馬鹿話から入っても妖怪に繋げられるのは本当凄いかも。そして何かを極めている人ってやっぱりそのこと以外の視点を持ってるなというか、視野が広いなとか。好きなだけじゃできない、好きでなきゃできない妖怪馬鹿。それから出てくる書名が読んだことあるものだと何となく嬉しい。ここまで極めたいわけじゃないから全てを網羅しようとは思わないけど。知らずに多田氏の本を読んでたなーとかそうそう、永久保先生の「検証・四谷怪談」は読み応えあったよねーとかうわ加藤礼次朗ってAVなんか出てたのかよ!とか(え…)。あとこの本でも京極先生の豆腐小僧へのこだわりが熱く語られていましたよ、と。
春
|