春の日記
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2003年10月30日(木) 「ザ・チョコレート大博覧会」町田忍、扶桑社、「うさぎの兎」増井光子編、博品社

「ザ・チョコレート大博覧会」
チョコレートの歴史や各社の製品の案内等々。「ハンコください!」とか「マリンバ」とか懐かしいな〜…。チョコレート食べたくなってくる(単純明快)。こういうパッケージのコレクションも最近はデザインかわるの早いから大変そう…。
「うさぎの兎」
うさぎに関する豆知識の本、のような。うさぎは好き。あんまりアニメっぽかったり子供っぽ過ぎるのは苦手だけどぼちぼちグッズを集めたりしてるし。…ほんとは向かい干支(?)は酉なんだから鳥グッズの方がいいんでしょうけど…。


2003年10月29日(水) 「東京カフェマニア」川口葉子、情報センター出版局

…東京ばっかりずるいや!(そんな事言うなら読まなきゃいいものを)文化の一極集中は地方者から見ると面白くありません(苦笑)まあ、実際に店に行くことよりもいいとこ取りの写真とか見るだけどいいんですけどね、こういうお洒落な店の案内は。名古屋のこういうのは本にならないのかしら。地方だから需要がないとか…?


2003年10月28日(火) 「扉の向こうの驚愕事実 あぶないカギ屋の事件ファイル」石川清、三才ブックス

…何だかピッキングにチャレンジしてみたくなってきた(笑)職人みたいなプロの仕事って好きなので面白かったかも。なんか日本の錠前はセキュリティ意識の低さからヤバイらしいよ…。うちの鍵もM社のかしら。やだなあ…。


2003年10月26日(日) 「文人悪食」嵐山光三郎、マガジンハウス

とある所でオススメされていたので気になっていたのだが地元図書館には文庫版が見つからない(出てない?)。重いから敬遠してたけどまあ家で読む分にはいいか、と思い切って借りてみた。(基本的に家では重い本、外には文庫本を持って行って読むというスタイル)で、面白いです。漱石がビスケットを食べてたとか鴎外が饅頭茶漬けを好んだとかそんなところから始まり色々な文人の食生活と、そこから何が見えるかの考察。読んでるだけで食べてみたくなるような色んなメニューも面白いし、文人達が何を好み何を嫌ったかとか食事や飲酒のスタイルとか、どんなものを食べていたかでその人が知れるという面が興味深かったかな。なかなか味わい深い一冊。


2003年10月25日(土) リバーダンス、レインボーホール

観劇関係では滅多にないことですが誘われました。ということでまとぅーさんと一緒に。アイルランドの方からのダンスらしい、というくらいしか予備知識は持たずに。あと上半身を動かさずに踊るらしいとか。世界不思議発見で紹介されてたらしいけどその回も見てなかったしね。会場は何かを観に行くのは初めてのレインボーホール。ちょっと箱が大きすぎるんじゃないかなあ…。客の数を稼ごうとしてないかしら。もう少しコンパクトな会場だったらB席でも迫力が感じられるかも。ちなみに私らはA席。
ナレーションと歌が英語なので字幕みたいなのがあればいいのにな〜とか。ナレーションは紙に書いてあったけど。やっぱ何を言ってるのかリアルタイムで分かった方がいいかなと思うけど…あ、CDやDVDを買えってことですかもしかして(笑)ダンスはタップとフラメンコとバレエをミックスしたような感じというか…。う〜ん、開脚が180度以上いってるよ。回転も凄いし。でも圧巻はタップのステップですねやっぱり。あんなに細かいステップを立て続けにしかもぴたりと揃えて決めるには血の滲む以上の努力の積み重ねがあったことでしょう。ダイエットにもいいかもね(笑)ダンスだけかと思っていたら歌もあり楽器演奏のみもあり(あ、演奏は生でした〜)でいろいろ。これら全てで「リバーダンス」というひとつの作品なのね。アリーナ席はスタンディングが起こっておりましたよ。カーテンコールで初めて思った以上の人数が出てたことに気付きました。結構一つ一つのパートごとに人数が居るのね。どうも劇団四季とか観慣れてると一人が何役もこなしてるのが当たり前のような感覚に陥りがちに。
お金があればS席で迫力も味わいたかったですね。誘われなければ行くことはなかっただろうけど面白かったです。


2003年10月24日(金) 「日本闇世界めぐり うわさの神仏」加門七海、集英社

加門七海ってこういう読み物は読んだことがあるけど小説は読んだことないな、とふと思ってみたり。この本は前からタイトルだけは知っていたので目に止まった時に借りてみました。軽い感じで読めます。面白い人だなこの人は…。


2003年10月23日(木) 「フレディVSジェイソン」、「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」※ネタバレ有※

「フレディVSジェイソン」
ホラー映画を怖がれないタイプなんで行く前から不安があったんですよ。うっかりふきだしたりしちゃわないかって。でもそんな心配は無用でしたよ!というのも他にも笑ってる人がいたからです(笑)まあレディースデーということで女性は多いかなと思ってましたがこんな映画を朝イチで観に来る物好き(お前が言うな)なんてあんまり居ないだろうと思ってました。ところがまだ開く前から行列してたのはおばさんとか年配の女性とかです。ちらほらデートらしき連中も居ましたが、私と同じところで笑いを発していたのは大方そんな方々でした。う〜ん。ちなみに12禁映画。映画のパンフには「フレディとジェイソンのみなごろしすごろく」なるものが載っていたが。
さてタイトル通りの内容です。そのまんま。テーマがはっきりしているからか実は思ったより面白かったんだなコレが。ホラーを受け付けない人すみませんね。正直ツッコミ入れようと思ったら結構ポイントはあると思います。何でいきなりフレディの語りからとか忘れられて戻って来れないのに何でジェイソンの夢に入りこめたのかとか四年も禁忌にしていたフレディの名をあっさり関係者の前でこぼしてる警官とか思いっきりフレディのことを大勢の前で語ったりするなよとかエルム街のある世界にはそんな近くにクリスタルレイクがあるんかいとか変に子供たちに協力的な警官はジェイソンの事詳しいんだねとかジェイソンの傍らで眠りにつくヒロインなんてシュールな絵だなとかどうしたらそこでクリスタルレイクに行こうとか人工呼吸しようなんて考えるんだとかもうエトセトラエトセトラ。
しかしそんな事をいつまでも考えていられなくなるようなスピードで力技に物語は展開するのであって。もはやここまで来ると爽快です。いっそ楽しいよ。どうせ嘘なんだからこれぐらい振り回してほしいね。
ちなみに私は映画館でフレディ観るのは実は二回目。前回は多分十四年位前(その間ロバート・イングランドにはホラー系以外の仕事があったんだろうか。無駄に心配だ)。ただ券があったので「ザ・フライ2」との二本立てを一人で(…)。他はテレビでやってても観ないしわざわざビデオ借りて観る気もない。…なぜか非売品プロモーションビデオを持っているが(「ザ・ドリームチャイルド」の時の。志村と髭ダンス踊ってる映像があったぞ)特別ファンってわけでもない。いや本当にね。
フレディの殺しには遊びがある、というのは昔から思ってた事。夢の中がテリトリーだから趣味の悪い子供がしかける悪戯じみた面があるのかなとか。もっとも最初からそうだったのかシリーズ化してエスカレートしたのかはディープなファンじゃないから知らない。ともかく今回も発揮されてましたねえ。トリップする芋虫フレディなんぞ駄目な人にはトラウマになりそうなデザインだけど。そしてともかく夢の中では無敵で万能で高笑いな彼(夢の中でジェイソンいたぶってるところはすごい楽しげで絶好調だったな)が現実でのVSジェイソンでは結構てこずっていたところ…具体的にはクリスタルレイクでの戦いで上手く箱を落とせなくて自分で押すけど落とせなくて(現実では思い通りに行かないねえ)、続いてうっかり失敗してピンチになっちゃうところがなかなか間抜けで笑えました。愛嬌のある奴…(え?)。
ジェイソンものは通して観た事一度もないと思うな…。そう言えばジェイソンの殺し方には美学を感じないと言った人が居るらしい(笑)最近じゃ宇宙に行ったそうだが(行かんでいい)興味がない。だから過去の話とかよく分からない…。水が苦手なの?コイツの殺しは力技だね。大学生の乱痴気騒ぎを襲ってるところなんてその辺よく出てると思う。あんな簡単に首が飛ぶのかね…。そうそう、最初のベッドごとぶった切られた男の死体の図も何か笑っちゃったなあ…。それにしても子供たち、現実のジェイソンより夢に住むフレディを恐れたのか。どっちもどっちだと思うが。実際この映画の中で殺してる数はコイツの方が多いぞ。
どっちかというと一番怖いのはヒロインじゃないのか?(笑)やりあってる化け物共なんざほっといてとっとと逃げりゃいいのに「フレディが死ぬところを見るまで動かない!」とか言って恋人にも手伝わせて奴らに火かけてるし最後はフレディの首飛ばしてるし(ここの「おまえは私のものよ!」って台詞は正確には英語で何て言ってるんだろ)。恋人はへなちょこだし。それに結局この二人とか乱痴気騒ぎの生き残り辺りは事件後まとめて精神病院に叩き込まれてそうだ。フレディを封印するために夢を見ない薬飲んだり記録を抹消すると言うのは結構いい方法のような気がする。用法、容量に間違いがなければだが。
ラストはホラー映画のお約束的。当然予想できるけどまあこれしかないでしょ。だからと言ってパート2なんぞは死んでも作って欲しくないが。まあ、思ってたよりよっぽど気晴らしにはなりました。でも万人にはオススメしませんよ(笑)
「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」
行こうと思った直接的な理由ははっきりしてます。要は「ファントム」が何者なのかって…(爆)そして感想ですが…正直イマイチでした。「ファントム」の正体とその計画もそうだけど、変にひねり過ぎて失敗してると思う。「んなわけないだろ!」とか言い始めたら最初から最後までそれなんできりがないんですけど(大体どこら辺で時空を超えたのやら)残念ながらそれを強引に納得させるだけの説得力がないような…。「フレディ〜」の後で観たから思ったのかもしれないけど〜。ともかくもうちょっと何とかならないのかなという感じでした。
キャラクターとしてアラン・クォーターメインをまず知らなかったし。ただショーン・コネリーは嫌いじゃない。アクションとかガンガンやってて凄いね〜と言う感じ。撮影時72歳だって…。防寒着ばっちりの時は手袋もしてくれ。見てて寒い。それにしてもあのラストはないだろう!実はホラー映画だったのか!?
ネモ船長も意外にかなりアクションの人で面白かったけど一人だけ服装が浮いてるね…。そしてあのノーチラス号はどうかと思います。あんなサイズで浮上航行とか大丈夫なのか?無駄に装飾過多でどう考えても機能的でないデザインだし、CGが嘘臭さ全開というか出来がイマイチだしあんなサイズでヴェニスの水路を浮上航行できるわけないだろ!曲がれないよ!とかあんなに爆弾が爆発したのに排水弁を開いたくらいで余裕で浮上するなんておかしいとかあんなデザインのしかも潜水艦のクセに異様に居住空間が広く快適そうなのは間違ってるとかその他いくらでもツッコミポイントが…多すぎ(笑)
透明人間は…コイツその内透明なことより全裸でいることに快感を覚えるんじゃないかとか、いくら透明でもあんな小さな探査船(?)にしかも敵も乗ってるのに気付かれずにノーチラスに電文打つなんて出来るわけないだろ(それとも他の船に移ってから打ったのか?)とか他の連中が防寒着ばっちりの酷寒の地でそりゃそうならなきゃ透明にならないとはいえ全裸で(死ぬだろ)どうやって分かったのか仲間の所にやってくるなんておかしいとか〜。
ミナが余裕で日の光浴びまくりなのは半吸血鬼だかららしいがそれにしちゃコウモリになったり血を飲んだり心臓刺されても死ななかったり立派な吸血鬼っぷりなんですが。鏡にも映るの?ドリアン・グレイと昔できてて何で彼の素性や特質を知らなかったのやら…。
ドリアン・グレイがなぜこのメンバーにいるのか(肖像画のエピソードをどう生かすのか)と思ったら実はコイツがユダなわけね。でもいちいちそんな事告白して行かなくてもよろしい。それはいいけど肖像画、見るだけでああなっちゃうんですか。ふ〜ん。
トム・ソーヤーはコイツこそ何で居るのかって感じだ。実は古きヨーロッパを象徴するアラン・クォーターメインの死とその志を受け継ぐ若きトム・ソーヤーに象徴されるアメリカとの間で世代交代とか、新しい世紀は若きアメリカのもの、とかそういうことが言いたかったのか?(じゃああのラストは…)
ジキル博士は…ハイド氏がハ〇クだよ!その上ジキルとハイドは別人格であるべきなのに後半はハイドの姿で完全に理性があるのは変だよ…。
そしてファントム。その正体は何と…!………そんなの有りか?ていうかなぜわざわざファントムなんて名乗ってるんだあんたは。「驚いたか」って言われてもポカーンって感じだよ…。無駄に動き辛そうなコートとか何が大事なのか思わせぶりな仮面だしでやってることが効率悪そうだし妙に小悪党でその名が泣くよ…。ニセモノのくせにヴェニスの地下水路の底には樽の爆弾があったりカーニヴァルはマスカレードっぽいような気がするしツタの絡まる墓場にて色んな所から声を自在に出してアラン・クォーターメインを幻惑しようとしたりってところは一応わざとやってるんですか。本物はこの世界に居ないのかしら。居ても出なくてもいいです…。
爆発とか車の運転とかアクションとかは無駄に派手だけど意味はないしなあ…。ていうか、ヴェニスの街に何てことするんですか!あんな爆発とか建物の崩壊とか…建物にはまるで人なきがごときに描かれてましたが…あああ眩暈がする〜。敵がファントムなんて名乗ってなかったら観に行かなかったのに…私の中では映画館で観た事がある映画としてはかなり低くランキングされました。万人どころかそれぞれのキャラクターのファンにはオススメできない気がします…(散々だな)。勿論これは私見ですんで最高だと思った人は居るだろうし文句言われても受け付けておりませんので悪しからずご了承下さい。


2003年10月22日(水) 「鳥づくし [続]真説・動物学大系」別役実、平凡社ライブラリー、「耳袋の怪」訳・志村有弘、著・根岸鎮衛、角川文庫

「鳥づくし [続]真説・動物学大系」
見つけたので借りてみる。「道具〜」と「もののけ〜」は実在しないものを上手くでっちあげていかにもそれらしく書いてあったけどコレは一応実際のはとだのほととぎすだのを取り上げている。ただしだからって油断ならない。知らん顔してよくもまあ、と思ってしまう文章…。深い。
「耳袋の怪」
耳袋といえばメディアファクトリーから出てる「新耳袋」が有名だろうか。一応あっちもぺらぺらめくってみたことはあるけど。元の耳袋はこういう感じなのね。というか結構読んだことある話もあるけど。著者の割に冷静なまなざしが良いです。


2003年10月21日(火) 「落第のスゝメ」林望、文春文庫

リンボウ先生の文章好きだな〜。表題作だけかと思ってたらいろいろでした。落第に関するくだり、十年前に読んでたらどうだったかな、と微笑してみたり。ところでこの人のホームページがあったのね…。たまにのぞいてみよう。


2003年10月19日(日) 「散歩の達人ブックス 東京発畑観光のススメ」文・写真・楠本勝治、発行人・吉江隆信、編集人・中村直美、交通新聞社

散歩の達人ブックスのこのシリーズ、見つけたら他のもと思ってたけど結構置いてあるコーナーがばらばらで手を焼く。というかなぜHPのからの蔵書検索だと引っ掛かってこないのだ地元図書館…。読んでると野菜が食べたくなるかもです。しかし気になったのはこの本、誤字脱字が目立ったこと。せっかく構成とか凝ってるんだからそのへんしっかりしようよ〜。台無しよ?


2003年10月16日(木) 「喫茶店百科大図鑑 ぼくの伯父さんのスクラップブック」沼田元氣/東京喫茶店研究所、ギャップ出版

この間「Tokai Walker」のカフェ特集か何かにこの著者コメントが載っておりました。この人の本だと東京の話ばっかりだけど全国で最も喫茶店が多い県は岐阜と愛知らしい…。それから喫茶店と言ったら珈琲しかいかんのでしょうか。体質的に珈琲飲めない人とかも居ると思うのよ…。まあこの本自体はそこそこ面白いです。


2003年10月15日(水) 「女王陛下のお気に入り」入江敦彦、WAVE出版

王室御用達品のご紹介本といったところ。楽しい一冊。写真も勿論だけど文章も。「イマジネーション黙示録」という章の文章がなかなか印象的。孤独は痛いけど痛みは癒すものではなく治すもの。癒してばかりいると痛みの原因は化膿していきとりかえしがつかなくなる。想像力を育てないと想像力が育ててくれる心の自然治癒力が身につかない、想像力が教えてくれる素敵なことも手に入らない、と言う一方で想像力というのはコントロールが難しいもの、これが暴走すると妄想になってしまうという辺りが特にね。ギリシア神話のパンドラの箱に潜んでいた最も恐ろしい顔の怪物の名前が「妄想」だったとか。他には「棚ボタ主義」と「あとがきにかえて」が好き。この本をお土産探しの手引きとして使って欲しい、というのはすごくよく分かります。実際それ用に使えると思います。また英国へ行くことがあったら参考にしたい良い本です。


2003年10月14日(火) 「怪談徒然草」加門七海、メディアファクトリー

うわあ、怖い(笑)とか言ってそういうのをよく読みますが。漫画や映画で見るよりも文字で読むほうが色々想像して怖さは増すと思います。あと怪異に対するスタンスがこれ以上マニアックでもドライでも読みにくいかな…。このくらいがいいかも。…そうか…「日本怪奇幻想紀行」が六巻で止まったのはそういう裏が…伏字の中身とかも色々気になる〜…。


2003年10月13日(月) 「東京喫茶店案内 ぼくの伯父さんのガイドブック」沼田元氣/東京喫茶店研究所、ギャップ出版

喫茶店ってそんなに素晴らしいところだったのか(笑)私はケチだから一人だとほとんど店に入らないけど。でもこの本結構好きかも。写真も雰囲気あるけど対談とか小さなエッセイが楽しいかな、とか。水木さんのゲゲゲのカフェとかできたら面白そうですね(笑)


2003年10月12日(日) 「ロンドン歩けば…」林丈二、東京書籍

…読書ペースがおかしいよ…?読み終わらない内に次の本読みかけてるせいかな…。まあそれは置いといて。この人の「〇〇歩けば…」シリーズ、以前に他のも読んでると思う。写真やらイラストやらで面白いです。路上観察系…自分じゃやってもすぐ面倒になると思うけどこういうのを見るのは楽しい。…東京書籍の本って結構読んでるな〜…。


2003年10月11日(土) 「怖いこの世を生きぬくための心理学的テクニック」内藤誼人、オーエス出版社

久し振りに行った階の棚を興味のあるなし関係ナシに順番に回ってみる。そして適当にチョイス。そんな一冊。いやはや最近物騒ですね。まあこの本はそういうご用心に心にとめておいてもいいかもしれない。「そんな単純なもんかあ?」と思うところもないでもないけれどね。


2003年10月10日(金) 「日本の皆様、靖国神社を守って下さい ブラジルの中高生からの手紙」真倫子川村編、明成社

神社のコーナーを見ると結構靖国神社関連の本ありますね〜。この本はとりあえず、薄くて小さいしぱっと目に止まったので。ブラジルの日本語学校の中高生からの手紙。「…ブラジル?」と思ったので借りてみましたわ。靖国神社にかわる追悼施設の建設は微妙な問題ですよね。個人的にはそれはどうかと思うけど。こないだ初めて行ったけどあそこはいい所だと思いますよ。あのまま残していって欲しいものだと思ってます。ただもしかしたらこの問題は現代では特に私たちの世代にとっては自分たちの国の問題として捉え難いんではないかと思いますが。手紙を書いた子供たちがこの問題を真摯に考えていることがよく分かって泣けます…。


2003年10月09日(木) 「イギリス暮らしの雑記帖」河田ヒロ、KKベストセラーズ

もっと写真があるかと思った…。まあ普通ですね。ところでこの頃読書量が増えてるのは単に逃避です(駄目じゃん)。そんな読み方は本に失礼だとは重々承知。いやちゃんと読んでますよ?ぞんざいなのは感想だけです(笑)


2003年10月08日(水) 「散歩の達人ブックス 東京こだわりアート生活」発行人・吉江隆信、編集人・中村直美、交通新聞社

このシリーズは確か六月の終わり頃見てたっけね。ちょっと変わったものって結構好きなんだけど(捻くれ者だから)、アートとかデザインとかの言葉にしちゃうと何か違うものになるような気がするな…。まあ色んな変わったものが見られて面白かったです。


2003年10月07日(火) 「塗仏の宴 宴の支度」京極夏彦、講談社文庫

再読。文庫のくせに重いから読んでると手が疲れる。(ほぼ)一日で読破してみたり。…何か面白くないことでもあったのか?(まあね)確かノベルズ版で初めて読んだ時はこの塗仏の宴、始末の方から読みました(またそんな邪道を…)。このシリーズの細かい部分は読む端から忘れてる気がするので再読でも問題なし。文庫化したら順番どおりに読むようにしてますが本当はさほどこのシリーズに思い入れがあるわけではないです。…よく考えたらこのシリーズって終戦後の話なんだっけ…。


2003年10月06日(月) 「戦後短編小説再発見14自然と人間」講談社文芸文庫編、講談社文芸文庫

いきなり14。というのも新着文庫の棚から適当にチョイスしたから(笑)こんなシリーズがあるのね。また心にとめておいて次に目にとまることがあったら。まあそこそこでした。ほとんど知らない作家だったし。…戦争の影がちらつきますね〜…


2003年10月05日(日) 「道具づくし」別役実、ハヤカワ文庫

知らん顔していかにももっともらしくでっちあげを書ける人って相当アタマ良いんでしょうねえ。何も知らない子供が読んだらうっかり信じちゃいそうな調子で下らないことが真面目に書いてあるんで笑っちゃいます。上手いなあほんと。「〜づくし」には他に虫とけものと魚と鳥があるようですが、ひとまずこのシリーズはここまでに。


2003年10月04日(土) 「aqua」坂本美雨詩、山口由紀子絵、リトル・モア

詩画集というやつで。こういう何ていうこともない詩などぼんやり読んでいてうっかりハマリもののキャラクターなどを連想した日には重症なのです(爆)嫌ですねえオタクは(遠い目)。


2003年10月01日(水) 「もののけづくし」別役実、ハヤカワ文庫

またこの人は…。読んでてそんな、と苦笑いしてしまうような面白文章です。ありじごくの項なんかぎくりとしますね(笑)とある行列に並んでたときに暇つぶし用に持っていきました。「〜づくし」はこれの他にもあるようで。見つけたら読んでみよう…。