春の日記
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2002年07月28日(日) 王子とこじき、土岐文化プラザ

いきなり始まりからテンションが高いのがファミリーミュージカルのお約束。まあまあ面白かったですねえ。いろいろ突っ込みたいところが多いのもまたお約束(笑)マイルスはあやしい人じゃないか(お稚児さん趣味とかぬかしたのは私/死)とか拍手と皆でお歌のところはサクラが居るんじゃないかとかやっぱり同行者の柊さんと盛り上がることしばし。←おまえらはもう純粋なファンじゃない…。あと彼女から加藤さんの振り付けは細かいけど広がりがないとの突っ込みです…。脚本や作詞に石坂浩二だそうです。ちゃんとイギリスしてて結構好きかも。


2002年07月23日(火) 「血の12幻想」津原泰水監修、講談社文庫

テーマの割に内容はバラエティに富んでいたかと。吸血鬼ものばっかだったりしてとか思ってたから。アンソロジーはいいねえ。たまにはのめりこんで大長編とかも読んでみたいもんですがこれはこれで楽しいからいいです。


2002年07月22日(月) 「エロティシズム12幻想」津原泰水監修、講談社文庫

のっけから電車で隣の人から覗き込まれたら嫌だなあ、って文章の羅列(笑)ってかエロティシズムとかいうんならストレートに言っちゃあギャグだね(笑)「和服継承」のがよっぽどエロく思えましたわ。妙に受な男が目立つんですけど…(苦笑)まあ面白かったです。


2002年07月12日(金) 「髑髏検校」横溝正史、大衆文学館講談社文庫コレクション

アンテナを張っていれば、いつかは必ず望む本に辿りつけるようです。ドラキュラの翻案ものと聞いて一度は読んでみたかったのです。作者名は忘れてたけどこのお方だったとはね。金田一とかほとんど読んだことないのよ〜。
軽く読み進められる。最後は尻すぼみになったらしいけど。いっしょに載ってた「神変稲妻車」なんか展開が広がりまくるんでどうやって収集つくのやら、とか思ってしまった。時代物読みたくなってきたなあ。そういえばしばらくご無沙汰だし。


2002年07月04日(木) 「りんぼう先生昔噺」林望、文化出版局

面白い。リンボウ先生さすがです。本当にこの人には頭が下がるわ、その知識の幅広さ、自由闊達な思考。好みのタイプです(笑)いやそんなことはいいんだってば。寓話として見ても面白いし付随するエッセイとして見ても面白い。う〜ん、そうよねえとしみじみ。ハードカバーの本が多いからなかなか読めないんだけどこれはお手軽サイズだしさくっと読めました。


2002年07月03日(水) 「エミリー」嶽本野ばら、集英社

…また?またです。でも今まで読んだ中で一番、というか初めてふうん、面白いかもと思った。最初のは多分男サイドから書かれてたらつまんなかったと思うし、二番目のは希彌子さんと「僕」だけの話だったらつまんなかったと思う。この「君」の選択は面白いかも。
そして表題作。他のも相変わらずお洋服に対するこだわりが凄いけど。ちょっとこのブランドの服とか見てみたいかも、と思ってしまった。それから「私」。「もし明日の朝になっても悔しさや惨めさが、今日のままだったら、教室に灯油を撒いて、私を苛めた人達の頭に灯油をぶっ掛けて、火をつけよう。絶対に。絶対に。そうしなければ、私は負ける。」とかいうのが妙に気に入ってしまいましたよ。よく考えてたなー、そんなこと(暗い青春だな)。てか、今も時々(死)読んでてどこだったかで少し涙ぐんだしな…。そういえば私も髪を伸ばしてたことあったな…一回切って以来ベリーショートだけど。←別にくるくるシイタケに会ったわけではない(爆)…ああもう…何言ってるんだか…。


2002年07月01日(月) 「帝都物語」第伍番、荒俣宏、角川文庫

ちょっと図書館に行く暇がなかったのでまた引っ張り出してみた。近現代から未来編は好きじゃないのだが〜。今読むと思うのはコンピューターはもっと進んでるよ〜とか(笑)東京の駅とか名前が出ても前は流してたけど行った事がある地名だと何となく地理の感覚がわかって面白いかも。団次長は荒俣さん自身だってことは、新書版の挿絵を見るまで全然気づかなかったんだよなあ…。