2006年02月26日(日) |
観戦17日目 いまさら |
あ、一応フィギュア観た。 サマランチ会長って地味だなー。 荒川、メダリストの中では一番スタイルが良い。 金を獲ったことも勿論だが 東洋人らしからプロポーションもまた驚異的なことである。
エキシビションも観た。 もともと私はフィギュア女子の中では村主贔屓だったのだが ・・・なんか彼女は独特の境地を築き上げた気がする。 海外ではアクトレスなどと表現されるらしいが ああいった自由課題を与えられると 本当に選手というより女優らしさに磨きがかかる。 章枝・・・恐ろしい子・・・!((c)ガラスの仮面)。
さきほどはバイアスロン女子15km(本選)を観た。 日本人のバイアスロン選手は今回全て自衛隊員のようだけど (ただし15kmの本選に日本人はいない) 他の国も軍人ばかりなんだろうか。
そして引き続きボブスレー男子を観た。 選手もコーチも観客もみんな胸毛濃そう。モジャっと。 選手は全身タイツで頭はフルフェイスのメットを被っているのだが それだけカバーしていても腕まくりしていたり ソリを押す係「ブレーカー」の膝下が裸で毛脛が見えていたりと 意外と素肌が見える。 冬季競技では珍しい。 男女フィギュアに次ぐ露出度ではなかろうか。
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スポーツつながりで気になるニュースが。 あの大ヒット作『バッテリー』が映画化され それにともなって「野球経験のある12〜16歳の男性」を 一般から募集するらしい。 ピッチャーとして絵になる子なら、主役も夢ではない。
(23:00追記) いま「スタメン」にフィギュアノービスのホープの子が出てる。 彼女の場合、毎月13万以上の費用がかかるそうだ。 他の習い事だったら、英会話だと月1万〜2万だし楽器の類もそれくらいかな。 桁が違うよ・・・。
スノーボードクロス面白い!!! 今日は女子. ぶっちゃけこれは転びやすい競技で,一寸先は闇. 4人同時に滑る途中 前の3人が転倒し 突然最後尾の選手が先頭に踊り出て勝ち進んでしまう一方で 先頭がゴール直前でコースアウトして 有力選手がいきなり脱落してしまったりする. 想定外の見応えだ. 姿勢制御と一瞬の判断 そして時の運が左右する魔の競技. 全く予想ができない面白さがあるし 単純に見た目がカッコ良く 強豪だからといって勝てるとも限らない エキサイティングな種目だ. そして日本人選手にも勝利の可能性が高い競技でもある. 生で観てみたい.
ところで,フィギュアスケートの使用曲を集めたCDが出るそうだ. 村主選手のエイベックスからである. なかなかツボをついた企画だと思う. あの曲が気になる!この曲素敵!でも曲名がわかんない ・・・と思うフィギュアファンは結構いるらしいので. っていうかきっとエイベックス社員が 2chのフィギュアスレあたりをリサーチしたんじゃなかろうか. あの選手の曲は何?っていうようなスレ立ってたしな. 買うかどうかはともかく曲名チェックはする. 外国人選手の曲やペアの曲も入れてくれるのかな.
酔っ払いなので本日はここまで.
18日追記> そういえば高橋大輔は ショートはトップバッター,フリーはトリと 恐るべきクジ運の持ち主だ.
日本で注目の的の女子フィギュアだが タラ・リピンスキーとかサラ・ヒューズといった 前2回のオリンピックの金メダリストはどうして出てこないんだろう. (サラ・ヒューズの妹はミシェル・クワンの補欠で出場するらしい)
スノーボードクロス男子を見ながら晩御飯を食べた. 4人並んで起伏のあるコースを滑走する. 『エウレカセブン』の「リフ」みたい. ホランドって名前の選手(アメリカ)もいるし, 正直あのアニメはあまり知らないけど.
ところで,この競技の選手で ジョナサン・ヨハンセンJONATHAN JOHANSENという選手がいる. 大学時代にイチムライチオという教官がいたのを思い出した. (「イチ」は苗字も名前も「市」)
2006年02月14日(火) |
観戦4日目 穴があったら覗きたい |
フィギュアペアの井上玲奈が観たい,と思っていたが放映は早朝3時. ああ,こんなの観てたら次の日会社で使い物になんない ・・・などとと考え観戦は諦めた なのに,寝付かれず変な時間に目が覚め,しっかり観てしまった. 感激しつつ後悔するという結局すっきりしない気持ちになる.
なかなか日本にメダルは来ないなぁ・・・なんてついつい思ってしまうが 調べてみたらソルトレークも最終的には2個だった. 長野五輪が,日本人選手には条件が良すぎたのか. 世界の壁はやはり高いらしい. ていうかノルウェー強すぎ. とはいえカーリングは期待が持てそう. 若い子ちゃんでカワイコちゃんたち,頑張れ. 映画『シムソンズ』も観てみたい.
いまNHKニュースを観たら アルペン女子滑降で金を獲ったドルフマイスターが 例のメダルの穴を覗いていた. うん,その気持ちよく分かる.
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さて,オリンピックといえば今年は『ミュンヘン』だ. 原作は 『標的は11人(原題Vengeance: The True Story of an Israeli Counter-Terrorist Team)』(ジョージ・ジョナス) として新潮社から出ているが,もう一冊ハヤカワから 『ミュンヘン(原題The Quest for the Red Prince)』 という本が出ている. 単純にタイトルを見たら,当然ハヤカワの本が原作かと思う. うっかり買い警戒警報発令. しかしなんとハヤカワの本は,マイケル・バー=ゾウハー御大の著作だ. 間違って買っちゃっても元は取れる.多分. かく言う私は衝動買いした. しかしマイケル・バー=ゾウハーの名前は不思議だ. 「マイケル」はファーストネームだ. 「ゾウハー」はファミリーネームだ. では「バー」は何だ?
(ちなみにアイタン・ハーバーという軍事評論家との共著で スパイ小説でなくノンフィクションという扱い)
2006年02月13日(月) |
テレビ観戦初日 競技の見所 |
土曜は実家に帰った. 姉夫婦が来ており,一緒にノルディック複合男子とモーグル女子を観た. 姉たちは白馬在住のせいかジャンプは詳しい. 白馬村の学校にはジャンプ台があるらしい. そして義兄も姉もアスリート(本職は教師). 夏はマラソンとサイクリング 冬はクロカンにアルペンにと忙しい. 友人には「ねぇ,いつオリンピックに出るの?」と言われる始末. お姉ちゃん・・・昔はそんな人じゃなかったのに. 病弱なピアニストだったあの姿はどこに.
そんな夫婦なので,漏らす感想も 「(複合の)クロス競技は午後なんだね」 「うわー,午後は走りたくないなー.キツイなー.」 と実体験に基づいていたりする. リアル. 運動音痴の私が加われた会話は 「ノルディック複合を担当したNHKのキャスターがMr.ビーンに似ている」 というネタだけである.
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今現在はアルペン男子(滑降)を観ている. 同じ男子で比べると,ノルディックやスノボなどと比べてオジサン濃度が濃い. こう,なんというか,顎とか腹とか,肉付きに貫禄が. スタート時のコーチの気合の入れ方が尋常でないのも気になる. 心なしか応援席の声も一際野太いような. 雪も解けよといわんばかりの暑苦しさだ.
スノボと言えば,男子HPで優勝したホワイト選手はどうみてもKABAちゃん. 少女度の高いお顔はむしろKABAちゃんより(以下略). どこの女子高生だ.
さて各国入場が終わると・・・
巨大な本が登場. ダンテの詩集(神曲?). おじいちゃん俳優が朗々と一節を読み上げると ファンファーレと共にフラッグパフォーマンスが始まる. 一糸乱れぬ旗さばき. こういうの観るの好きだ. (自分ではできないから) もしかして軍人か警察官かも.
そして赤いドレスの女の子があどけない歌声と共に入場. 中世の衣装を身に着けた人々やおなじみ真実の口も登場. ゴージャスイタリアの美と文化をテーマにした ディズ○ー・パレード(違)が繰り広げられる. BGMはバッハやヴィヴァルディのフレーズをかいつまんでアレンジしている.
それらに引き続き 今度はボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」実写版(?)が. 無垢なるヴィーナスの頭上でイチャつくゼフィルスとクロリス. 絡まっちまえ. ・・・なんて思っていると彼らはまさに西風のごとくそよと去り 世界はお前らじゃなくて俺を中心に回っているんだと言わんばかりの太陽と 月がぼよよんと現れる. ルネサンス.
そうこうしていると前衛バレエ団登場. モダンすぎて理解できず. 悪いが無学の徒にはアートというよりギャグだ.
理解しがたいものたちの登場に頭を抱えていると なんとピットクルーと共にF1マシンが登場だ. これなら盛り上がり方もよく知ってる. 「えふわんかっこええ」これで良い. 会場の人々も同じ気持ちと見え 分かりやすい「カッコイイ物」の登場にホッとしたのか拍手喝采. 勿論イタリア車といえば真紅. 血の赤であり,情熱の赤であり,ワインの赤であり,トマトの赤だ. グラッチェ. ピットアウトして氷上に踊り出ると氷の上でぐるんぐるんドリフト. 氷上サーキット. なんてありえない画なんだ. ドリフトしながらタイヤ痕でなにやら描いていた. こんなの.
そしてサマランチ会長のご挨拶. おこさまらんちかいちょう. スピーチもラーメンも3分が限界,と教えてあげたい.
スパイダーマン達再登場. 銀色の衣装を来た彼らがワキワキと動き,平和の象徴ハトを形作る. なんだか欽ちゃんの仮装大賞風味. それも“小学校のクラス一丸となって出場しました”な風情.
へぇ〜と思って見入っているとなんとオノヨーコ登場. おおお・・・意外でびっくり. この人は日本人でもアメリカ人でもなく 世界では国際人として扱われているんだなぁ. オノヨーコ登場に続いてピーター・ガブリエルがイマジンを歌う. ちょっと不思議な人選だ.
そしていよいよ聖火の入場. 会場で4組(うろ覚え)の選手に引き継がれた聖火. 聖火台を仰ぎ見る場所でトーチの火を点火台に点すと 炎は会場をぐるっと駆け回り 大きな花火が飛び散ると共に一気に聖火台へ駆け上がって行った. 現地で観たら,もしくは大画面で観たら感動モノだろう. (14インチブラウン管テレビが恨めしい・・・)
会場が一気に沸きあがる中,ステージのレッドカーテンがスルスルと開く. そしてオオトリは・・・なんとパヴァロッティがオーケストラを従えて登場. あの寒空の中,パヴァロッティの病気も心配だが,オケも大変だろう. (木製でも,楽器は案外冷え冷えに冷え切る)
曲は歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”. イタリア-日本の時差は8時間. 録画で観るな,ライブで観ろ 感動は昼間じゃない,夜中に起きているんだ(青島刑事風に) ・・・ということですかそうですか.
私は寝ますがね. ぐぅすかとむさぼり寝ますよ. そして翌日,朝ご飯(納豆飯)をかきこみながら ダイジェストで観て納得するヘタレです. ともあれ冬の祭典のはじまりはじまり. また気が向いたときにのんべんだらりと書くことでしょう.
========================= 2/12 13:40追記
開会式の終盤、五輪旗掲揚の際 旗を持って行進する軍人さんの一人が 右手右足が同時に出てしまうありがちな状態に陥り 立て直そうと四苦八苦。 かわいいというか、かわいそうというか。 観るチャンスがまだあるとすれば 今日の夜のスポーツニュース辺りがラストチャンスか。 必見。
トリノオリンピック開会. 雪国,それも元・冬季オリンピック開催地に住みながら スキーが苦手でスケートもできない私は ほとんど競技は観ないのだが,開会式はひとまず観る.
選手入場前のアトラクション. スパイダーマンがいっぱい. 今回の開会式には,終始一貫して蜘蛛を模したという アクロバットダンサーがワイヤーアクションで活躍. カンフー映画じゃなくてアレグリアだ.
以下は気になる部分だけお送りします. (トロいので全てはフォローできない)
各国名を書いたプラカードを持ったお姉さんの服が可愛い. 襟元は白いファーのプチマフラーで 裾がふわーっと広がったお姫様ドレス. ウエストはグっと細い. 襟も細く長い. 袖も細い.長細い. 選ばれし者しか着られないセレブドレス.
↓↓ここから各国入場の印象.長いです.↓↓
先頭はギリシャ. 常夏のイメージがあるギリシャでパっと見20人は選手がいた. 驚きだ. ボブスレーとかカーリングとか団体競技だろうか.
オーストラリアのモーグル選手にはIT企業の社長がいるそうだ. 金持ちで一流のスポーツマン. きっとモテモテ(死語)だろう.
チェコ. ホッケーが強いらしい. 白,赤の配色は良くあるのだが,帽子がちょっと個性的でかわいい.
デンマークのウェアはカッコイイなー. 白,明るい青,赤など明るめのコーディネートが多い中にあって ウェアは黒(濃紺かも)のダークカラーに マフラーと靴が赤. そしてイヤーマフラーは国旗(赤地に白十字). ベルギーを観たときも意外に思ったけど ベルギーもデンマークも寒い国なのに選手は10人もいない. ちなみにアイスランドも少ない. ギリシャより少なく,バミューダ諸島と同じくらいか. 土地が平坦でスキー競技などは難しいのだろうか.
フランスのウェアはおしゃれだ. 軒並みスキーウェア的ウェアばかりなのに フランスは白タートル,赤フリースの上に紺のピーコート 白のアラン編みマフラーとキャップ. コートのシルエットもきれい. アレなら普通にそこらを着て歩ける.
ドイツ. ・・・スゴイ色だ.
我らが日本. ウェアが地味. 毎日コツコツとペットボトルのシールを集め 溜めたポイントで貰った応募者全員プレゼントか. 背中の「JAPAN」のロゴの型が原因と見た. それはそれとして,こんなにちっこい国なのに これだけ選手がいるっていうのも不思議だ.
イギリス. フランス同様コート. (ちなみにマケドニアもコート. 茶のコートに橙色のマフラーで懐かしい色合いだった.) こちらはステンカラーかな? 頭には山高帽. 紳士の国のお国柄ですな. コートもマフラーもパンツも,全身黒. 背が高い人たちの黒ずくめはシャープでカッコイイやね. 『モモ』の黒い人みたいだけど.
ケニア!! おお!!ケニアの選手がいるなんて!!! 一人だけだ. しかし会場は他のどの国の入場より沸いた.
リトアニア. ベージュのダッフルでマフラーは全員ビビッドカラーの色違い. 可愛いな.
ほほーマダガスカルも一人だけ出場だ. しかも「雪が降らない国」って.
モナコ. スリムな紺ジャケットにパンツ,オフホワイトのマフラー. 地味な配色なのに,見た目の印象は地味ではなく「上品」. さすがブルジョアの国.
モンゴル. 我らが横綱朝青龍がプレゼントしたウェアらしい. お馴染みのモンゴル帽がいい. もふもふしたい.
サンマリノ. イタリアの南の端にあるという. オレンジのダウンジャケットにハンチング. ニットキャップが多い中,オシャレ度高い.
セネガル. パンツがジーンズ. 多分普段着,もしくはここ一番の一張羅. 判官贔屓だが応援したくなる. こういう国もあるんだ.
スロべキア. オフホワイトで太い畝のあるロングコートに 草色のロングマフラー,空色のニットキャップ. 大体どの国も白,赤,青もしくは黒で似たり寄ったりの色の中 センスがある配色が目を引く. (ドイツは個性的過ぎだ)
そして最後はイタリア. 黒タートルにシルバーグレーで襟にファーが付いたダウン,青いパンツ. ジャケットもパンツも微妙な色合い. 普通にオシャレ服として売れる. ファッション大国の面目躍如.
どれか一着くれるなら,チェコかモンゴルかスイスがいい. もふもふ毛皮帽希望. 毎日撫で擦り愛でたい.
↑↑入場ここまで↑↑
長くなったので,無理矢理明日の日付で続く.
会話が苦手だ. 電話も嫌いだ. 人と面と向かい合うことが不得意だ. 最適な答えを,思いやりのある言葉を,瞬時に言えない. まごついて喉の奥で言葉が絡まり 口をつくのは不明瞭な言葉か,もしくは真実そのままの白刃のような言葉か 丁度良い按配の言葉を口にすることができない. だから「変な人」や「キツイ人」になってしまう.
その一方で行間を読むのは得意だ. 文章も得意・・・かどうかはともかく慣れた手段だ. もしも手紙とメールしか無い場所ならば 私は最適な答えを,思いやりのある言葉を いつでも伝えられるだろう.
ま,そんな国はねぇんだよ自分 ・・・と ビールをかっ喰らい,鶏の唐揚げをかじり,サラダを平らげつつ考える金曜の夜. ハイネケンはおいしーねー.ぐびり.
『氷壁』で登山家とその死の原因を作った登山用品メーカ御曹司を演じている山本太郎と武田真治の2人. 『神はサイコロを振らない』では主人公の恋人と弟でそれぞれ出演. 同クールに放映中のドラマで,同じドラマに同じ共演者っていうのはちょっと珍しいのではなかろうか. 役作りとか大変そう.
今日は臨時の土曜出勤. どうにもモチベーションが上がらず集中力がもたない. 全体的にダレた雰囲気の社内. 社員食堂のメニューにも,適当感漂う 「魚の天麩羅」 が登場. 普段は 「豚肉生姜焼き」 「鶏の唐揚げ」 等と書いてあるはずが,今日に限って正体不明.
私は不眠症の気があるというか寝つきが悪いのです。 ぐっすり満足した眠りを取れるのは月の半分くらいでしょうか。 昨晩もそんな眠れない夜で、じっと目を瞑って布団にくるまるものの もうすぐ夜も明けようかという時刻になってもなかなか入眠できませんでした。 そうしてようやくうつらうつらしてきた頃のことです。 部屋の中に”何か”が動き回っている気配がするのです。 私は1人暮らし。 動物も飼っていません。 ああ、ここで目を開けたらまた眠れなくなるな・・・と思いましたし 面倒くさいという気持ちもあり、そのまま寝てしまおうと布団を被り直した途端 突然グっと手首を掴まれました。 まるで氷のように冷たい手が、腕が抜けそうな力で私の手首を引っ張ります。 そして男とも女ともつかない声が 「いこう、いこう」 と耳元で呟くのです。 私の手首は、締め付けるような力で握られ、ベッドごと引きずろうとでもするかのように引っ張ります。 驚きと恐怖で頭が真っ白になり、されるがままになっていた私ですがようやく事態を飲み込み やっとのことで 「・・・いかない!」 と声を振り絞って叫びました。 その瞬間、冷たい手は緩み気配もスっと掻き消えるのが分かりました。
安心すると同時にフっと意識が遠のき 気が付くと朝日がカーテンの隙間から差し込んでいました。 寝入る直前の出来事は記憶にありましたが、性質の悪い夢だったな〜と思っていました。 なかなか寝付けないとき、寝入りばなに怖い夢を見ることがよくあるので。 寝不足で怠い身体を引きずるようにして起き、会社に行くために身支度を整え始めました。 そのとき、ふと気づきました。 手首を見遣るとそこにはなんと指の痕が
・・・みたいな雰囲気の痣が、左手首に黒々と付いていた。 心当たり無し。 (ちなみに不眠っぽいのは事実)
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↑の与太話の参考は 「死ぬほど洒落にならない話をあつめてみないか」まとめサイト。 夢ネタなら「猿夢」が最凶。 何が怖いって、痛みや音やその他の感覚をつい想像してしまうことだ。 その他では”自己責任系”(話を読んだ人だけに何かが起こる、とか)が怖い。 転勤が決まった後に「山の測量」を読んで、髪切ろうかと思った。 「かんひも」「コトリバコ」「リョウメンスクナ」とか土着の独特の匂いがする話もしみじみ怖い。 諸星大二郎か『蟲師』みたい。 もしくは『木島日記』か。 一番気になるのは「まったく訳が分かりません」。 該当しそうなバスの事故は本当にあったらしい。 妙なおばあさんは『光の帝国』(恩田陸)にでも登場しそうだ。 (『光〜』の中に”一般人には見えない赤い草”と戦うおじさんが出てくるが、そのイメージ) いずれもスレより投票所から探した方が手っ取り早い。上位にあるので。
似たサイトで『山にまつわる話』まとめサイトもある。 これらのサイトとかどこか他でも読んだけど 自衛隊のレンジャーや山岳警備隊の訓練中にも 不思議体験をすることはよくあるらしい。 不思議でも怖いとは限らない。 例えば、うろ覚えのエピソードだが 「山を登っていると目の前の木の枝に唐突に包みがぶら下がっており そこからなにやら不思議な香りが漂う。 手を伸ばして触れようとすると先輩(教官?)に止められ 『山では、そういうことはよくある。触らないことだ。』 と諭される」 というような。 (どこで読んだ話か忘れた。2ちゃんかな・・・。) 山はまだまだ広くて深いらしい。
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