総天然色色眼鏡

2004年10月31日(日) 恥の多い人生を歩んできました

先日,会社で電話の伝言メモをとったときのこと
よくある苗字の方に宛てたものだったので
ファーストネームの頭文字「聡」を書こうと,まず「耳」を書いた.
そして次に私の筆先は,勢い良く「心」を描いたのであった.
(ごめんなさい○○さん・・・.)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

実家は新潟に程近く,結構揺れたらしい.
あの辺りはここ数年大きな地震が無いので
免疫は無いし準備もしていないのでなかなか怖かったそうだ.

その点,東海地方の人と地震について話すと
覚悟と準備がやはり違うと思い知る.

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

『虹よ,冒涜の虹よ』を細々と読んでいる.
ヤクザのトップ2人を射殺した無頼漢・銀次とその舎弟の娘(三歳?)花子の友情が面白い.

いつか万人が羨むような豪華な服を買ってやる,と言った銀次に,「銀次が死んだら血の出る穴(弾痕らしい)を青い花で埋めてやる」と返す花子.
妙に腹の据わってしまった子供というのは時に憐れに見えるが,この子にはそれがない.
ただただ頼もしい.



2004年10月13日(水) 憧れの喫煙室

私は煙草を吸わない.
しかし嫌いではない.
私の周りの「デキル人」は概ねスモーカー(何事にも例外は勿論あるけど).
だから,煙草とそれにまつわるエトセトラには何となく憧れがある.

メンソール煙草を吸うと「起たなくなる」というウワサがある.
男性には大問題である.
以下は友人の会社の喫煙室でのこと.
メンソールをご愛用のある先輩が
「お前そんなの吸ってアッチの方は大丈夫なの?」
と別の方に問われて曰く
「ああ,オレのは吸ったくらいで丁度良くなるんですよ」
と実にさり気なく答えたという.

なんともエレガントな答えであることよ.

-----------------------------------

ここらへんは,あまり台風が直撃することがないので安心しきっていたら
今日は通りすがりの消防署で土嚢作ってるわ
自衛隊の車両まで来てるわ
実は一大事だったらしい・・・.

災害のニュースを見ていて何が最も切ないかというと
「行方不明」というのが一番イヤ.
自分も家族もそういった状況にはなりたくないと思う.
なんだかいつまでも納得がいかない気がするので.

24号は上陸しないことを切に祈ります.



2004年10月10日(日) 今そこにある危機

トイレでズボンのファスナーが壊れ,悪戦苦闘する朝礼開始30秒前.

1000Hit御礼申し上げます.
・・・読んでくださる方がいるというのに
更新途切れ勝ちで本当にごめんなさい.
今月はちょっと忙しいのです.とほほ.
今週末が山.

-----ー----------------------

現在,比喩でなく「積読」状態でまさに山となっている本を処理すべく
ちまちまと読書に励んでいる.
とりあえず読み終わったのは
『百年の預言』高樹のぶ子
これは,音楽小説+諜報小説+恋愛小説+ある種の歴史小説と色々な面があるが
ハー○クィン並のエッチシーンの多さでもちょっと話題になった(笑.
主人公の一人・走馬敦子が非常に情熱的な女性である,という設定のために濡れ場が多いのだが,この主人公にはなかなか感情移入できなくて困った.


『情報,官邸に届かず』麻生幾
を2ページずつくらい.
一向に進まない一方で,山は着々と標高を上げていく.
最近買ってしまったのは
『色彩の世界地図』21世紀研究会著(会社の研修以来行方不明.読みたい.)
『カラシニコフ』松本仁一
『華禍』黄文雄

今日のNHK-BS「週刊ブックレビュー」で見て興味を持ったのは
『自殺自由法』戸梶圭太(この人の本は設定が突飛なので好き)
『形見函と王妃の時計』アレン・カーズワイル

近頃,読了した本の一部を手放そうかという考えもやっと浮かんできた.
泥縄.

---------------------------------------------

先日友人と家で飲んだとき,「海童」という芋焼酎を飲んだ.
かっぱという焼酎だと思い込んでいたがかっぱは河童だった.
ま,それはそれとして私はまだ焼酎初心者なので
あの焼酎独特の風味はまだいまいち苦手.
これはするりと飲めた.
(今は中国茶で割って飲んでいる.ホットで.)

ちなみに「魔王」を見かけると
「♪お〜と〜ぅさん,おとうさん」と歌わずにいられない.
ベタベタ.
(ドイツ語の歌詞は知りません)

「百年の孤独」は名前に一目惚れした,いつか飲んでみたいお酒.
カッコイイ.
一体どんな味なんだろうか.


 < 過去  INDEX  未来 >


Sheep [MAIL]

My追加