ゲンジツカン
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2002年08月31日(土) 寝る前によぎっていったこと

また一人自己嫌悪だ。もういいかげんうんざりする。どうしたら何も考えずに生きられるのだろう?何も気にすることなく。
彼は何も気にしていなかったのだろうか。返信がないから怒っているのかと思っていたが。どちらにせよ彼の心の内を知ることはできない。見えないものについて考え、不安になることをやめたい。都合よく使い使われることをもっと受け入れたい。自分の心のうちから出てきたものと一人戦うのは辛い。私は何も変わっていない。そのことにまた辟易する。どうすればいい?どうすれば。しかしこのわだかまりが消えない間はきっと何を考えても無駄なのだ。少なくとも一人で考えてる間は。誰かと考えることなどないけれど。わかってる。私から語りかけなければ誰かと考える時など生まれないと。しかし私は話せない。誰かに心の中を知られるのが怖い。そしてその誰かに裏切られることが最も恐ろしい。
やはり、駄目だろう。彼とは短い付き合いになる。人など好きにならないに越したことはないのだ。早くこの時が過ぎ去ってほしい。未来を見ることができない私が、今ある苦痛に耐えられず押し潰されてしまうのは、仕方がないというものだ。
うまくいってる人生とはどんなものなんだろう?うまくいってる時には気付かないものなのだ。この間初めて、どうして私の人生はうまくいかないのだろうと思った。自分がそんなことを考えたことに驚いた。今まで一度も考えたことのないことだ。そんなことが頭をよぎるのには多分訳があるのだと思う。もしそれが何か分かったら、私は少しだけ前に進めるのかもしれない。そんな気がする。


2002年08月09日(金) 自意識

なるべく自分の感情を抜きにして考えようとする。
それである程度までは、気持ちを楽にすることができる。
「そう、心を痛めるようなことじゃないんだ」
そこで止められればいいのだが、大抵はそのままどんどん考えていってしまう。
自分で考えているというよりは流れを止められなくなってしまうのだ。
自分自身が流されていってしまうのだから、仕方がない。
仕方がない・・・
あるところから、気づくと自分の意思がなくなっている。
誰か、知らない人のことでも考えている気持ちになっているのだ。
基本的に私は他人が何をしようと、その人の考えなのだから、と自分の感情を表に出すことを避ける。
そのクセが出てしまうのだろう・・・
自分を客観的に見ようとするあまり、自分を完全に他人化し、感情が失われる。
自分のことを考えていたはずなのに、そこに自分の意思が無くなる。
分からなくなる。
「本当に、これでいいのだろうか」
疑問を抱くということは、私の何所かがSOSを出しているということなのかもしれない。


ミル