ゲンジツカン
DiaryINDEX|past|will
ずっと、考えている。 彼の言葉 飲んでる姿 この間のセックス 家での過ごし方 彼女とセックスしてるところ 浮かんでは消え、また浮かんでは消えてゆく。 感情は、あるようなないような・・・ 私は彼が欲しいのかもしれないし、別にそうでもないのかもしれない。 多分、私が恋しいのは、昔の彼、なんだろう。 彼はもう死んだ。
次の日に、自己嫌悪に陥るのは、いつものことだ。 今日も、また。 頭に残ってしまった言葉たちを、反芻する。 喜んでいる自分を確認する。 それから、全てが嘘であると、自分に言い聞かせる。
今のままでいい。 それは本当だろうか。
・・・・・・・・・・・・・。
そういえば、あのキスマーク。 久しぶりに見た。 あの人はよくキスマークをつけた。 私はあまり好きじゃない。 彼の、お前は俺のモノだ、という刻印のような気がした。 実際に言われることもあった。 そんな時、「私はモノじゃない」と私は言ってた気がする。 幼かったんだと思う。 そんなことは、必要なときだけいえばよかったのだ。 彼を不安にさせていたに違いない。 あの頃は、自分の弱いところを見せないようにするのに必死だったのだ。 まぁ、別に今更いいのだが。
私はモノじゃない。 誰もが、そう思っていると思う。 だけど、自分にとって、他人とはどういう存在なのだろう? どこかでモノのように考えている時はないだろうか。 私は少なくとも自分では、そう考えないようにしているつもりだ。 いつも、その人の立場にたって、考えている、つもり、だ。
後から気づくなんて遅すぎる。 私は、やっぱり許せない。
2002年05月28日(火) |
きっと、終わりは始まり |
こうやって、何かある度に立ち止まらされて 心をぐちゃぐちゃにかき乱さなきゃいけないのはもういやだ。 知ってるよ、知ってる。 自分さえしっかりしてればいいことくらい。 みんな、そんなこと当たり前にできるのかな できるんだよね、きっと ずっとそう思ってきた。 だけど、心が壊れていく感覚がどんどんはっきりしてくる。 同時に痛みが薄れていく感覚もはっきりしてくる。 この私はおそらくもうすぐいなくなる。 いつか、こんなこと考えていたことも忘れる。 死ぬのがこわい。 だから、こんなとこで日記を残したりしているのかもしれない。
最近かなり回復したから、この日記がおろそかになってる。 それはいいことなんだろうけど・・・ 別に、何も解決してないのにな。 時間が全てを流してくれる。 それが嘘か本当か分からないけど、私はそう信じてる。 時間の流れはいつも同じだから、大きいものを流すにはそれ相応の時間がかかるけど。 でも、これまでもいろんなものを流してくれた。 昔は、大人と子供の違いが分からなかった。 誰もちゃんと説明してくれなかったから。すごく腹が立った。 人によって違うのかもしれないけどね。 今の私が考える、大人と子供の違いは、時間がいろいろ流していくのを自分の目で見たかどうかだと思う。 きっと大丈夫、そう信じられるようになることだと思う。 基本は同じ。この考えは変わらない。 これって私の今と昔の違いってだけか・・・。
浜辺。 不意に、自分の背たけよりも大きな波が、うしろに迫っているのに気づく。 逃げなきゃと思う間もなく、飲み込まれる。 しかし私は、どこかでこれが夢だと知っていて、あまり不安はない。 水の中で、体がぐるぐる回る。 ついに息ができなくなる。不思議と苦しくはない。 このまま死ぬのだろうかと思う。 流れの先に、何本かの木が見える。 ぶつかる・・・!
意識が朦朧としている。 誰かが、私の体をベッドにうつ伏せに横たえる。 暗い部屋だ。 母がいる。 母は、私の後頭部にぱっくりと開いた、横一線の大きな穴から、私の脳を取り出すと、少し出血しているところを消毒綿でふき取り、また元に戻す。 それから母は、左端から、その大きな穴を糸で縫って閉じていくのだ。 気づくと、私も自分のお腹のあたりを糸で縫っている。 そこにも大きな穴が開いているようだが、よく分からない。 手があまり動かないのもあって、私の縫い跡はとてもきたない。 母はさすがに上手だ。 しかし、穴を半分くらい閉じたところで、母はその手を止めてしまう。 穴の半分から、私の脳が覗いている。 私はうろたえる。 母は病院へ行けと言う。 送っていって欲しいと頼むが、聞き入れてもらえない。 そこで私は起き上がり、母の近くへ行こうとするが、体のあちこちがぶるぶると震え、うまく体を動かすことができない。 よたよたと近づく。 その姿を見せることで、母に病院へ連れてってもらおうとするが、彼女は全く動じない。 このままでは、本当に死んでしまう。 このままでは、本当に死んでしまう。
不思議な夢だった。
でも、一番甘ったれてるのは、自分なのかもしれない。
電話を聞いて気が付いた。 こいつは、皆にいい顔をしている。 失うのが怖くて、まともに話をすることもできない。 悩んでるフリして、酒に逃げる。 甘ったれた、最低のクズ野郎だ。 私の情が尽きるのも、時間の問題だろう。 昨日はうちに泊まった。今日は一緒に出かけた。 3回セックスした。 一体どんな心境なら、こんな行動がとれるのだろう。 気の毒な人だ。 離れて、初めて分かった。 この人は、いつか全て失ってしまうだろう。
2002年05月17日(金) |
気付かなければいいのに |
何も手につかない。 よくあることだ。 そこから始まる、悪循環。 それも分かってる。 分かってる分かってるといって、変わらないのは、分かってないのと同じだ。 知ってて動けないのと 知らないで動かないのと いったいどっちが・・・・まただ。 また言ってる。 イッタイドッチガ イッタイナニガ イッタイダレガ ・・・私は、いつまで生きられるんだろう。 この自分はいつまで生きるんだろう。
それはそうと、今日も何かを待ってる。
2002年05月16日(木) |
あの時どんな気持ちだったんだろう |
顔を見たときの気持ちは、明らかに何かを感じているのだけども、それが何なのか言葉にすることはできない。 特に、今は。 認めたくないだけなのかもしれないが・・・。 宙に浮いたような心持。落ち着かない。 お互いに戸惑っているような空気。
抱き合っていたら 希望も悩みも忘れる
そうかもしれない。 お互いに(そう思うのは奢りだろうか)忘れたいだけだったのかもしれない。 それだけの理由。それだけ。 ・・・本当に?
何が本当かなんて、考えても分かるはずないことくらい、ずっと知ってる。
ずっと知ってるのに、やめない。
分からないんだ。 本当に分からない。 本当に、こうなったときのことを、私は考えてなかったから。 いやまだだ、まだ決まったわけじゃない。 でも・・・ 今私の中にあるもの。 期待、安堵、動揺、不安、嫌悪、それから・・・? 分からない。 私の望む自分とは、一体なんなのだろう。 どうして、こんなにいろんな感情がでてくるんだ。 つまらないときに人間らしさがでてきやがって。 制御しきれない人間らしさなど、ない方がいいんだ。 私は機械でいい。 私は人間の不良品だ。 機械の方がずっと優秀じゃないか・・・
最近はそれでも、なんとか元気になったと思う。 顔さえ見なければ。 私の得意技ともいえる物忘れが、こんな時に役に立つ。 善し悪しは、おいといて・・・。 いいんだ、元気になれるならば。と思い直す。
だがそう思った頃に会う事になる。 胸が痛い。 鼓動が早い。 嫌だ・・・私は君の顔を見たくない。 いや、見たい。 楽しみにしている自分がいることを知っている。 メールが来ることを期待していることを知っている。 彼らがうまくいかなくなることを、期待していることを知っている・・・。
もううんざりだ。
ここから、逃げてしまいたい。
2002年05月10日(金) |
振り返ってわかること |
あれから、もう1年半ほど経ってしまったのか。
短いような、長いような、そんな1年半だった。
そして夢のように消えた。 実際、夢だったのかもしれない。 そんなわけないか。
読み返してみると 何も変わってない。
わかったのは、それだけ。
振り返りやすいように、アップすることにした。 この日記自体は、2002年に始まっていることを、自分自身忘れないよう記しておく。 ・・・自分でそこまで書かなくちゃならないとは、情けない。。。
名前もタイトルも変えた。
前回とは心身ともに状況が変わってしまったので。
困ったちゃんとは、わたしのことだ。
本当に、困っている。
どうしたいのか。 どうしたらいいのか。
いや、本当はわかっている。
わかっているが、できない。
したいことも、しなければならないことも。
2つは両極にある。
頼むから、私に期待を置いていかないでくれ。
ミル
|