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■ 怨みに報いるに徳を以てせよ
終戦の時、 蒋総統は日本軍との決戦を避けた。 ソ連や中共と反対に百万の日本の軍民を丁重に送還した。 カイロ会談でスターリンが天皇制を排除しようとした時に、 真っ先に反対したのも蒋介石であり、
スターリンがソ連軍を日本に進駐させようとした時にも反対してくれました。 それもただの反対ではソ連も納得しまいというので中国軍の駐屯も止めて、 ソ連をしてそれ以上主張出来ない様に仕向けたのであります。 あれだけの犠牲を払い、あれだけの国土を蹂躙されながら、 賠償も放棄して、尽くし得る限りの友誼を尽くして来た。 それを日本人は何と思っておるのかというわけです。(安岡正篤)
2003年02月06日(木)
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