f_の日記
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 窓にとまった蝉の

窓にとまった蝉の
夏が終われば
干涸らびる様の

毎年のこと違うこと

祭りのあとの散らかった公園
人目を避けた冒険と逃避行

きっといいことがあるだろか
毎年のこと違うこと

2002年07月27日(土)



 或る夜

駐屯地のように柵でおおわれたそれは、
雨の中静かにアスファルトを照らしていた。

その事件をおこしたのは、
なんだか自分でもあるような気がしたり、
死んでいった子供たちも、
自分であるような、
そんな気がしたり。

ワイパーがそんな考えをよけいに錯綜させ、

雫がふと、
人の涙のように見え、
僕はその先を見つめようと、

心を研ぎ澄ます。

2002年07月21日(日)



 自由

ヒトはどこまでも、
自由で、

でも、
ひとりで生み出せるものは、
ほんの少しなのかも知れない。

誰のせいにもしたくないから、
僕は理由を云わないよ。
それはホントはウソだから、
逢いたいなんて、
考えないよ。

僕も自由の、
ひとかけら、

僕の自由の、
ひとかけら。

2002年07月09日(火)
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