f_の日記
f_
■
■
■
■
■
■
窓にとまった蝉の
窓にとまった蝉の
夏が終われば
干涸らびる様の
毎年のこと違うこと
祭りのあとの散らかった公園
人目を避けた冒険と逃避行
きっといいことがあるだろか
毎年のこと違うこと
2002年07月27日(土)
■
■
■
■
■
■
或る夜
駐屯地のように柵でおおわれたそれは、
雨の中静かにアスファルトを照らしていた。
その事件をおこしたのは、
なんだか自分でもあるような気がしたり、
死んでいった子供たちも、
自分であるような、
そんな気がしたり。
ワイパーがそんな考えをよけいに錯綜させ、
雫がふと、
人の涙のように見え、
僕はその先を見つめようと、
心を研ぎ澄ます。
2002年07月21日(日)
■
■
■
■
■
■
自由
ヒトはどこまでも、
自由で、
でも、
ひとりで生み出せるものは、
ほんの少しなのかも知れない。
誰のせいにもしたくないから、
僕は理由を云わないよ。
それはホントはウソだから、
逢いたいなんて、
考えないよ。
僕も自由の、
ひとかけら、
僕の自由の、
ひとかけら。
2002年07月09日(火)
≪
≫
初日
最新
目次
MAIL