++ Wasabia ♧ japonica ++

平凡で退屈な日常の中にこそ、目を向けたい一瞬がある。
大事なことは、いつもその中にしかないのだから。

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◆ 2002年11月28日(木)
市の職員が猫23匹虐待死
職場の憂さを抵抗できない猫に向け、
粘着テープでグルグル巻きにして餓死させ、
小学校の校庭に投げ込んだりなどとして、
市の職員が懲役6ヶ月を求刑された。


頼むから、そういうのは自分に向けてやってくれ。

つい最近にも、猫を虐待する様子を
2ちゃんねるのスレで実況中継したことが発端で、
6ヶ月の実刑をくらったヤツがいたけども。

そいつがアップした
首をつられている猫の画像も他多数の画像も
問題のスレも目を通し、

そいつがネット上でつるし上げられている事について賛否両論、
いろんな方向で話題として取り上げられているHPを
数カ所巡ってみたことの雑感。

TVなどの報道機関がこぞって、そのつるし上げには
疑問を投げかけていたけども。

犯人自身がネットを使い、残忍な行動をリアルな画像を使い
誇示したことが、結局自分に返ってきただけのことだと思うのだ。
自分自身が使ったツールがどのようなものか2ちゃんユーザーなら
十二分に理解しているはずで、
ネット上でのつるし上げに、同情できる要素は一つもなかった。


ネットは一つの社会だ。
その社会に、投げかけた物の重大さを刑務所で
じっくり反省してもらいたいものである。

こういうヤツには厳罰を。
大いに賛成。

◆ 2002年11月14日(木)
主婦は粗品がお好き
それは、今年の夏の話。

あるお宅にスイミングスクールのチラシが一枚
舞い込んだのがことの始まりだった。




夏季限定子供スイミング。
友達同士誘い合わせて5人以上で申し込めば
スイミングキャップをプレゼント。




私の友達のY子ちゃんはそれを見て、
幼稚園の友達ママさんに声をかけ、
そのスイミングスクールに子供を通せようとしたのだ。

「みんなで申し込めばキャップがもらえるんだって。」
「どうせ通うのにいる物だったら、みんなで申し込んでもらった方が
得よね。」


その誘いに友達の友達も集まり合計6人のママさんが
集まったのだ。

そこでその話を聞いたとあるママさんが、

「うちの子が通っているスクールじゃない。
紹介カード持っていったら粗品くれるんだけど、
良かったら私の紹介カード持っていってくれない?」


そりゃ、何とも良いタイミング。
キャップももらえて粗品ももらえるんだったら
願ったりかなったり。

そう考えたY子ちゃんはみんなに電話を掛け、
申し込みに行く予定だった日程をずらして、紹介カードを手に入れた。

かくして総勢6人のママさん達は、夏季限定1ヶ月間だけ
子供をスイミングに通わせるために、
紹介カードとチラシを手に申し込みに行くわけだ。
二つの粗品をゲットするべく。


そこで滞り無く、6人のママさん達はキャップをもらい、
そして紹介できてくれた粗品として500円のクオカードを手に入れて
ほくほくで帰ったのだが、


....事件はその後勃発した。


紹介カードをくれたそのママさんが、
「私の分の粗品はもらってきてくれた?」
そうY子ちゃんに電話をしてきたのだ。

「もらってないよ。直接スクールでもらうんじゃないの?」
「もらってきてないの?」
「何も言われなかったんだけど。」

そこでそのママさんは、スクールに電話を掛けた後、
再びY子ちゃんに電話を掛けて、こんなことを言いだしたのだ。

「あのね、紹介したときの粗品って紹介した人がもらえるもので
された方の粗品ってないんだって。
だからあなたたちがもらった粗品は全部私のだから、返して頂戴。」

「え?でも、私たちには何も言わないで普通に渡してくれたよ。」

「なんかね。紹介された人が紹介してくれた人に渡すシステムなんだって。
だからそれ私のなのよ。全員で6人だったわね。
6枚のクオカードは全部私のだから。あなたが全部集めといてくれない?
今度、幼稚園で渡してくれたら良いから」







「どう思う?」
かなり憤った様子でメールしてくるY子ちゃん。

いやはや。

「私の分だったら幾らでも返すけど、6人分全部返せ、
それも私が集めろって。
返して欲しかったら、自分で返せって言えば良いじゃない。
しかも、幼稚園とは関係ない友達の友達が一人入ってるのよ。
そんな無関係の人に、今更返せなんてとても言えないわ!」

「それに私は別に紹介されていった訳じゃないわ、最初から
普通にいく所だったのをわざわざ日程まで変えて彼女の紹介カード
持っていったわけじゃない。
それに彼女、紹介カード持っていったら両方に粗品くれるって
最初に言ったのよ。それなのに、自分の言ったことは棚に上げて、
自分の利益は追求するなんて、ひどい!」

「別に私、500円が惜しくて言っているわけじゃないのよ。
彼女の態度が気に入らないのよ。500円なんて欲しかったら
くれてやらぁ!」


あらあら、いつも上品な彼女がなんてはしたない言葉を...


結局、Y子ちゃんはみんなに頭を下げまくってカードを回収し
紹介してくれたママさんに全部返したそうだ。

幸い、みんな快く返してくれて誰も怒ってなかったらしいので
彼女のメンツはたったみたいなのだが。



いやはや。
まぁ、金銭が絡むと人間関係までおかしくなるって
こんなことを言うのだと思った。

たかが500円ごとき欲をかいたために、
そのママさんは自分の評価を最大限に落とし、
500円以上の損をしたことになるのではないか。

確かに6人分あわせると3千円になるのだけど。
その3千円と引き替えに、幼稚園のママさん6人の反感を
買ったわけだ。

なんとも、損な買い物をしたと私は思うけどね。



でもね。主婦は粗品が好きだけど。
粗品、粗品って、粗品目当てで行動起こすとろくなコトない。
いつの間にか粗品が目的になり本来目的だったことが、
おろそかになってしまいそうだ。

初めからないものとして「おまけ」で考えないと
損した気分になるから、要注意。

最初から、紹介カードなんかアテにせず
普通に申し込めば良かったのに。


.....とはやっぱり言えなかったりするのだけど、ね。(苦笑)

◆ 2002年11月13日(水)
偏見というフィルター
わかってはいるけど、人間長くやっていると
情報と経験が偏見を呼び、
そのフィルターは分厚くなる一方で。
反省することしきりなのだが。


子供をちゃりんこに積み、走っているときである。
とある踏切でひっかかり、止まった位置が
ちょうど若い茶髪の高校生男女の真ん中に割り込む形になってしまった。

「あら、おじゃまかしらん。」と思いながらも、
わざわざ移動するのもなんだから、
そのまま電車が通過するのを待っていた。

踏切が開き、3台のちゃりんこが一斉スタートしたわけだが、
最初に男の子、そして私、その後を女の子が追いかけるような
そんな形になったときである。

うちのガキンチョ様が、「でんちゃ、ばいばーい!」と
手を振ったのだ。

それを女の子が聞き間違えたらしく、男の子に向かって
「ほら!子供があんたにバイバイ言ってるよ!」と声を掛けたのである。

「ええ?」と彼は振り向き
「バイバーイ!」と手を振り返してくれた。
うちの子も「バイバーイ」と手を振り返す。

いつの間にか私を追い抜いて彼の横につけていた女の子も
同じようにバイバーイと手を振ってくれる。


「バイバーイ」
「ばいばーい」
「またねー」
「さよならー」
「バイバーイ」


ズボンはダボダボ。
髪は茶髪というより金髪、
ヒッピー風というか悪ガキ風というか。

横につけたとき、思わずヤダナーと思った自分を反省する瞬間。


気づかなかった男の子に勘違いとは言え、
わざわざ声を掛けてくれた女の子の優しさに、
小さくゴメン、そしてありがとう。

そう心でつぶやいた一日でした。

◆ 2002年11月12日(火)
来年あたりから増税?
せっかく書いた日記がパソがフリーズして
消滅してしまった。

また同じコト繰り返して書くには、
気力を使う。

又の機会にということで。

税金が上がるそうで。
まだ決定されたわけではないけど、
配偶者の扶養控除がなくなるのだそう。

うちの社員には専業主婦を抱えている家庭が大半で、
それが無くなれば相当な増税にはなる。
私の友達も同様で殆どが専業主婦だ。

ただでさえ、安月給でがんばって働いているというのに、
勤労意欲が減少しないかが気がかりだ。

とはいえ政策的には、どちらかというと
私自身はこの増税に関しては反対ではない。
時期的には尚早という感じは否めないが。

もとより女が結婚すると、旦那の年末調整で
扶養控除の上限に引っかからないようにと
調整しながら働いている人も少なくない。

女性の事務職の給与の月額が10万前後というのが
だいたいその扶養控除してもらえるか否かのギリギリラインの前後で、
それを突破すると多くの税金を納めなくてはならなくなり、
夫婦二人の手取り額が逆に減ってしまうと言う、
逆転現象が起こるからだ。

多く働いた者の手取りが減るというのは、なんとも
ばかげた話だと思う。
女性の社会進出を妨げる一つの壁であることは
どうしても感じるところだと思うからだ。


とはいえ、結婚後の女性の社会復帰はなかなか障害が多い。
元々は働く意欲はあったのに、志半ばで否応なく家庭に
引っ込まざるを得ない女性達も少なくない。

その中でも一番の障害はやはり育児。
保育園の待機児童は一向に減らないし、施設も充分ではない。
時間制限もあり、今でも延長保育の最大は朝7時から夜の7時。
残業なんてとても出来る状態ではない。

なんと言っても子供は病気することが多い。
その時はどうしても仕事を休んで介護しなければならず、
その事への仕事が思うように出来ないストレスは、
いかんしようにも持って行きようがない。

結局は、仕事の支障がない部署に配属させられるか
辞めさせれられるか。

私とてあまりのストレスに、専業主婦の安穏とした暮らしに
あこがれることしばし。
24時間子供と向かい合って暮らして行けたら。
多分それはそれでストレスが多そうだけど(^^;)





そこら辺の整備もなしの、今回の増税案は、
時期尚早というものだろう。

不景気で給料カットという企業も増えている中の増税。
吉と出るか、凶と出るか。

どちらにしても暮らしにくい世の中に加速的
向かっているのは確かだ。
国民は痛みにどれだけ耐え続けられるのだろう。


ちなみに、ゆくゆく年末調整が無くなり、
全てのサラリーマン世帯で確定申告制になるということだが。
(まだ決まってないです)

忙しくて税務署いってられへんちゅうねん。
結局は、旦那の給料の確定申告に女房が行くことになるんだろう。
やっぱり女性が働きに出るってのは先々難しいまんまなんだろうな。
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