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2023年09月20日(水)夕暮れに夜明けの歌を
私の「推し」こと青木理さんがロシアの歴史を知るために良い一冊とのことで
ラジオで紹介していた翻訳家 奈倉有里さんの「夕暮れに夜明けの歌を」というエッセイを読んでみた。

青木さんのオススメとはいえ難しそうだな〜と敷居の高さを感じていたけど
とても読みやすくて最後までスラスラ読めてしまった。
著書紹介欄を見ると奈倉さんは82年生まれの私と同年代の方だった。

普段読んでいる書籍とは全く趣が違う本だったけれど、
・大学という場所の空気感と教授
・語学を学ぶ楽しさ
・外国の文学を楽しさ
・ロシアの歴史やその国の人たちの情景etc…

私が今まで人生で体験できなかったそれぞれのことを
このエッセイを通じて「空気」として感じられてとても新鮮だった。

私は大学にも海外に行ったことがないし
家庭のゴタゴタもあって将来に夢もなく学生時代にろくに勉強してなかったけど
漠然とこのエッセイで大学生活を感じられて羨ましくなった。

とはいえ、夢もなくその辺の日本の三流大学に行ったところで
学費の無駄になるだけだったろうなとも思う…。
奈倉さんのように”ロシア文学漬け”だからこそ楽しい大学生活だったんだろう。

ロシア語を覚えるために家具や物にロシア語のメモを貼り、
図書館に入り浸ってひたすらロシア文学を学ばれて…。
若くて貴重な時間をぐうたら過ごした同世代としては頭が下がる思い。。。

「ロシアの社会学」という堅苦しさもないので
語学を勉強している人や旅好きの人にもオススメ。

リンクを貼るために開いたamazonで初めて気づいたのだけど、
「同志少女よ、敵を撃て」の作者 逢坂冬馬さんは実弟なのね…。
原田宗典と原田マハもだけど、文学的な才能って家庭の環境の大きいのかしら。

ちなみに我が家族で本を読むのは私だけ。
兄はともかく、母も祖父母も小説の類いの本を読んでるのを見たことがない。

私の場合は子供の頃はいうほど本を読んでなかった気もする。
図書室だの、読書タイムだのと半強制的に月1,2冊読まされていて、
それが今でも変わらず月1,2冊読む、というかんじなので、
読書好きというより、ただただ学生時代から変わらず嗜んでいる程度なのだと思う。

というか、本を読む大人が少ないだけのような気もする。
職場で私以外に昼休みに本を読んでいる社員もみたことない。

私の場合、読書好きというより、
「1日約10時間の中の共同生活で5分でいいから自分1人の時間が欲しい」だけだと思う。
そう、コミュ障ならではの時間つぶし。
一般人はスマホみるのだろうゲームも漫画もあまり興味なくてね…。
画面小さいから目も首も肩もこるし。

今年はラジオで聞いたり、新聞の書籍紹介欄などで気になった自分の趣向と違う本を読むことが多い。
今回も奈倉さんの影響でロシア文学の本を図書館で借りてきた。
今読んでる韓国の小説を読み終わってから読むつもり。

新聞の紹介欄でなんとなく借りたソン・ウォンピョンの「アーモンド」をきっかけに
ここのところ韓国文学をよく読んでいる。
個人的にはソンさんの独特の「行間」が漂う空気感が好き。
内容というより、独特な空気に浸りたいかんじ。

「82年生まれキムジヨン」のチョ・ナムジュさんの作品も良いのだけど
ジェンダーだけじゃなくて、労働環境や格差や貧困についても
日本と韓国って結局はめちゃくちゃ似てるな〜と作品を通じて感じる。
確か、「彼女の名前は」で日本のAVの話が出てきて
日本の「性癖」って異常なんだなって感じたわ…。(嫌がる女に興奮する癖)

私は住む場所にしても何にしても狭い世界しか生きてきていない分、
いろんな本で見たこと無い世界をもっと知っていきたいといつになく思ってる。
ラジオで自分の知らない人や世界や政治の話、犯罪や貧困諸々の話を聞いてるせいもあるかな。

バービーも今日のラジオで
「ケーキを切れない非行少年たち」を読んで同じようなことを仰っていたけど、
もっといろんなことを知って学んで、もっと視野や思慮を深めていきたいわ。

もう人生も折り返し地点。
自分のことだけじゃなくて周りの遠い世界のことにも目を向けて行きたい。
日本に未来を感じないだけに…。

2023年09月19日(火)ヒーロー化
日曜の夜、久しぶりに引いたTwitterでは世間(TL)はVIVANT一色だったけど
まだ8話までしか見てなかったので生特番をチラ見して9話から再生しながら更新してます。

放送開始当時、初回をチラッとみたら突然のドンパチと仰々しいサントラにげんなりして
暫く放置してたんだけどクリエイティ部でxx大島さんが絶賛されていたので
(私以上にドラママニア&好みのドラマが結構かぶるので)
気を取り直して見てみたところそれなりに面白くてまとめて見てる。

それにしても日本の地上波とは思えないほど景気のいいドラマよ。
迫田さんが自殺に見せかけて殺される橋の海の絶景…。そこ行きたい!って思った。
(ググった結果、静岡県掛川市の潮騒橋という橋だそう)
聖地巡礼を感じたのは「エール」のオープニングの海岸以来よ。(こちらは愛知県豊橋市の海岸)

出てくる人全員が主役級でロケ地も海外だったり信じられないと思ってしまう。
(ドラマのロケ地でそんなふうに感じるほど日本は貧乏なんだな…)

そして阿部寛はさり気に日本の俳優万能No1説を感じたわ。
(日本人も外国人も二枚目も三枚目も変態にも適用可)

自分好みのドラマでは無いものの、景気の良い壮大なロケーションや、
きな臭さが漂う日本の現状の風刺面もあり、政府も知らない”謎組織”というロマン…。

で、このVIVANT(別班)というドラマの構想のきっかけが、
青木理さんのラジオだと聞いて更にびっくり。
(正確にはゲストに出た石井暁さんの話が構想きっかけだったとか)

青木さんは日本のドラマは悪者?などをヒーローに描きすぎると仰ってて
それはわかるわ〜特に男ウケドラマは特にな〜と思った。
「ヒーローと悪」、「勝ち負け」を美化しすぎることは「戦争」にも通じることになるもんね。

でもね、政府もアテにならないこの日本を生きていると
武装組織「別班」や、テロ組織の裏では孤児たちを保護する弱者に優しい団体「テント」。
そういう架空の存在に未来への希望を抱いてしまう気持ちは分からなくもない。
日本って本当に未来へ希望が持てないもんね…。なんて言うのか「夢」がないっていうか。

少子高齢化が問題って言ってるのに未だに子供が生きやすい世界ではないし、
青木さんも少子高齢化をなんとかしようと思うなら
母子家庭の貧困や子どもたちに国の税金を配分するべき…というような話もされてた。

砂鉄さんにしても青木さんにしても子供がいない人でも
このように弱者にも目を向けてくれる人が増えてくれたら日本も平和になるのになと
ラジオを聞いて毎日のように思う…。

※追記:翌日のクリエイティ部で大島さんがラジオを聞いたのは5年前という話だから青木さんの番組ではない!と仰っていた。さて真相はいかに笑 
2023年09月12日(火)SNSのあちら側
探しものをしていたら遅い時間になってしまったのでなんとなく更新。
出社ともなると日記を更新する暇もない。
いや、やることが多すぎて日記に割く時間が持てない。

相変わらず肩こりが酷いので寝る前はヨガやることが多いんだけど
新聞の広告欄でみた「脚長革命」というエクササイズ本に目を奪われ
速攻で買おうと思ったところどうやらユーチューバーのようだったので
ひとまずYoutubeでいろんなエクササイズ動画を眺めて様子をみている。
加齢による尻のタレをどうにかしたかった…。

初めてマリコ先生(B-LIFE)以外のYoutubeチャンネルをみてるけど
やっぱりyoutube独特の進行やら効果音が本当に苦手だわ…。

でもエクササイズ自体の内容は良いし、効果も感じてるけど、
正直、二十代の頃に出会いたかった…って思った。
当時はフォームローラーも存在しなかったが。。。
(youtubeはギリギリあったけど当時は音楽動画メインのコンテンツだった)

元コスメマニアとしてメイク動画とか、
君島十和子さんのyoutubeチャンネルなんて夢のような話だし、
私がコスメにハマったきっかけの藤原美智子さんのお弟子さんが
小田切ヒロさんということを知ったときは私のルーツは二十歳の頃から変わってないんだなと思った。

クリエイティ部のの西川アナがスタレビをカバーされてたり
後々になって好きなものが繋がっていて我ながら驚く笑

Twitterとか(多分、一生Xとは呼ばないと思う)
SNSで好きな人たちが身近になってるけど私にとって芸能人やタレントは
今でも「あちら側の人」には変わりは無いな。
実生活で関わり合うことはないと思うので。

それにしても下半身を鍛え始めた途端にめちゃくちゃ腹が減る。。。
私の尻は何故にこんなに栄養を吸収しようとするのか。

ダイエットどころか太りそうな予感。
鶏ガラ貧弱体型を健康的ボディになるといいな…。