Fat Festival #6 - 2006年11月16日(木) 先日、タイから戻ってきました。 東京の凍えるような寒さに、驚き、すでに風邪気味(笑)。 タイは夜でも、30度近くあるような、 だいたい日本の真夏と同じ気候だったのです。 タイで過ごした貴重な1週間。 そこで感じる事のできた大切な様々な事を、 すべてここに書きたいくらいなのですが、 いつになってもうまくまとまりそうにありません。 とにかく、まずは、euphoriaに関わってくれたすべての方々に、 こころから感謝をしたいと思っています。 特に、Luxi recordsの神谷さん、sigをはじめとする、スタッフのみなさん、 Fat radioのスタッフのみなさんには、本当にお世話になりました。 本当にどうもありがとうございました。 コンピアルバムの発売記念イベントでの演奏やインタビュー模様が、 翌日の昼間のニュース番組で沢山流れてしまったり、 ラジオで、euphoriaの楽曲が沢山流れていたり、 街なかで、いろいろな人から写真やサインをお願いされたり、 そんな信じられない状況に、これはもしかしたら、 なにかのいたずらなのかもと思ってしまったり(笑)。 もしも、euphoriaの音楽を聴くより先に、 なにか他の力によって、興味が先行してしまっていたのなら、 本当に申し訳ないなぁ、なんてものすごーく不安になっていた小心者の僕は、 タイに着いてはじめの頃、夜もあまり眠れないような日々を過ごしていました。 でも、ファットフェスでの、もの凄く大きなステージでの演奏中、 そうした不安は、全く無意味なものとなったのです。 曲を重ねるごとに、どんどんオーディエンスの数が増えてくるあの雰囲気、 日本でのお客さんとなんら変わりのない、 最後の一音まで耳を澄まして聴いてくれる姿勢、 そして、演奏を終えた後の、今までに耳にしたことのない、 まるで耳が張り裂けてしまうくらいの歓声。 演奏後すぐに、地元新聞記者の方の取材を受けた後、 駆け足でCD販売ブースに向かうと、そこには、凄まじい長蛇の行列。 物価の関係上、euphoriaは原価(仕入れ値)でCDを持っていったのですが、 それでも、タイの人たちにとっては、アルバム1枚6000円くらいの価値。 1枚すら売れないのではと、思いながらも、念のため持っていったのですが、 僕たちが到着した時には、"eternal gift~"がすべて完売、 そして、瞬く間に、持っていった300枚以上のCDがすべてソールドアウト。 会場のあちこちでは、「euphoriaのCDはどこで売ってるんだ?」 という人たちで溢れかえり、 ソールドアウトに、ものすごくがっかりさせてしまったり。。 沢山のお客さんの人たちとコミュニケートできたのですが、 myspaceで以前から知っていて、という人が半分ほど、 他にも、ラジオで聴いて、という人が大勢で、とても驚きました。 そして、タイ語混じりの片言の英語と、 僕がギターを弾く真似と涙が溢れてきたという大きな身振りそぶりで、 興奮しながら感想を伝えてくれた時は、とてもとてもうれしかったです。 そして、多くの人が口を揃えて「メロディーが素晴らしい」と、 伝えてくれたのは、僕たち3人にとって、とても励みになりました。 タイのバンドも、びっくりするくらい素敵なバンドがいくつもいて、 そのメンバーたちとも、お互いの音楽を気に入って、 ぜひ、日本でもタイでも、また一緒に演奏しようと、盛り上がりました。 なんだか、今回のvoiceは、興奮冷めやらぬ感じで、 まとまりのないものになってしまいましたが(笑)、 この他にも、いろいろと考えたり感じることのできた大切なことは、 いくつもあるので、これからもvoiceに書いていけたらと思っています。 とりあえず、近々、euphoria official websiteでは、 タイで過ごした日々を、写真や映像で紹介していきたいと思っているので、 どうぞお楽しみにされていて下さいね。 - きのした到着。 - 2006年11月09日(木) 今日は、ラジオの収録。 FM局に向かう途中到着して車から降りる瞬間に、 ちょうどのタイミングでカーラジオから、 「これからeuphoriaが登場します!」といったコメントを、 DJの人が話はじめて、思わずびっくり(笑)。 夜遅く、きのしたが無事到着。 3人揃うと、やはり、とても落ち着く。 さぁ、いよいよだなぁ、という気持ちに。 明日は、フェス会場にて、サウンドチェック。 その後、地元のスタジオを予約して、最終バンド練習。 タイの人たちは、とても親切な人が多くて、こころがあたたかくなります。 - タイからこんばんは。 - 2006年11月08日(水) タイに到着して、二日目の夜です。 言葉は分からなくても、なんとなく、 コミュニケーションの感覚やリズムが分かってくるようになってきています。 ファットフェスへの出演は日曜日なのですが、 euphoriaが参加している、タイのレーベル、Luxi Recordsの、 コンピCDの発売記念のイベントに出演するために、 多忙なきのしたより一足お先に、 僕としょうたのふたりはこちらに来ているのです。 発売記念のイベントでは、簡単なインタビューと、 アコースティックセットで2曲演奏しました。 MTVやニュース番組のテレビ局など、5、6台のTVカメラが並び、 大勢の報道陣の方に囲まれながらのイベントという、 とんでもない想定外な状況に、冷や汗をかきながらも(笑)、 なんとか無事に終了しました。 その後のラウンチパーティでは、 タイのリスナーの方たちといろいろとお話できたのですが、 「myspaceで知って、いつも聴いてるよ、CDがずっと欲しかったんだ」、 「ラジオでよく聴いてるるよ」、という人が沢山いて、 なんだか、とても暖かい気持ちに。 そして、silent roarのギターのメロディーを口ずさんでくれる人までいて、 これは夢なのか現実なのかというくらいに(笑)、本当にうれしくなりました。 このひとつひとつの貴重な経験を大切にしていきたいと思っています。 そういえば、フェスも近いということで、euphoriaの楽曲が、 タイのFM局で沢山流れているそうなのですが、 ラジオ向けにわりとポップな雰囲気の楽曲が多く流れているいるようで、 僕たちのライヴを観て、 がっかりしてしまうことがないかがちょっとだけ心配(笑)。 まぁまぁ、いつも通りのeuphoriaの音を、 こころを込めて演奏できたらと思っています。 明日からは、きのしたが合流。 さっそく、こちらのリハスタを探したいと思っています。 - 静かな夜景とギター録音 - 2006年11月01日(水) “oneday"発売や、タイのファットフェスへの出演など、 いろいろと盛りだくさんなこのごろですが、 それに平行して、ニューアルバムの制作作業も地道に進めています。 タイ出発までに、ある程度のところまで制作を進めなくてはと思っているので、 昨夜は、ギターの録音で、24時から30時(←この表記は混乱します・笑)、 スタジオで作業を進めました。 録音で使用したいギターアンプがある、三軒茶屋のスタジオです。 ここのスタジオ、初めて使ったのですが、 40畳もの広さがあって(ギター録音に部屋の響きは重要です)、 そして、サブルームといって、となりにもうひとつ部屋があって、 そこで、正確な録り音のモニタリングか可能で、 とてもすばらしい環境でした。 4階にあるスタジオのサブルームには、大きな窓があって、 東京の大都会の静かな夜景や、おぼろげながらも星空などが見えて、 そして、明け方には、きれいな朝焼けが。 スタジオって、圧迫感があって居心地のよくないところが多いですが、 ここでは、のびのびと作業がはかどります。 ものすごく良い音でギターの音を録音できたと思うのですが、 これは、その時の雰囲気がよかったからそう感じるのかな。 きれいな朝焼けを眺めながらだったら、 いつもの音も素敵に聴こえてしまう(笑)? いやいや、家で、冷静に聴いても、やはり良い音。 今まで以上に大きな存在感のあるギターサウンド。 これからのミックス作業が楽しみです。 -
|
|