のびのびとスタジオリハ - 2006年07月27日(木) 今日のスタジオからは、 8/6のライヴに向けてのリハーサル。 ここ最近、スタジオでは、新曲をつくるために時間を費やしてきていて、 その作業は、精神的に大きな負担がかかっていましたが、 先週末、めでたく、アルバムに収録される新曲すべての原型が完成したので、 久々に、のびのびとスタジオリハを満喫してきました(笑)。 これからのスタジオでは、新しい曲の魅力を存分に引き出すために、 めいっぱい、演奏力、表現力を、三人で磨き上げていきたいと思っています。 8/6の下北沢Queでのライヴでは、 新曲の中でも、特に思い入れの強い、大切な曲を演奏する予定です。 繊細さ、力強さ、冷静さ、穏やかさ、etc....、 様々な要素が必要とされるこの曲、これからのリハーサルで、 徹底的に練習を積み重ねていきたいと思っています。 まずは、この曲の核となるギターのメロディーを、 歌うように滑らかに奏でられるようにならなくては。 個人練もがんばります〜。 そんなわけで、8/6下北沢Que、 ご都合よろしければ、ぜひぜひ、足を運んでいただけたらうれしいです。 この夏のよい思い出に出来たらと思っています(笑)。 - 雨の音の向こうに - 2006年07月19日(水) つい先日までの異常な暑さから急変、 急に涼しくなりました。 涼しいというより、ちょっと肌寒い。 こないだまでの暑さに耐えかねて、 久々に、押し入れからハーフパンツを引っ張り出してきたのですが、 それを着ている今は、くしゃみばかり。 みなさんは、いかがお過ごしでしょうか? さてさて、今週末に控えた、3回目のレコーディング。 これで、ベーシック録音(ドラム、ベース、リズムギター)の録音は完了です。 今回使用しているレコーディングスタジオは平和島というところにあって、 僕の家からはだいぶ遠いところです。 レコーディング作業が長引くと、終わるのは午前3時頃。 心身共に限界に達して、ふらふらになりながら車を運転して家に戻る。 その帰り道のドライヴが僕は好きです。 帰り道はいつも決って雨降りで、フロントガラスのワイパー越しに見える、 雨が街灯のオレンジ色の灯りに反射する風景。 そんなにめずらしい風景ではないのですが、 レコーディングという非日常的でものすごくハードな時間を過ごした直後、 頭の中で、新しい作品に対してのわくわくする感じや強烈な不安感など、 さまざまな感情がごちゃ混ぜになってうごめいている僕には、 その風景の存在は、あたたかくてやさしいものになります。 今週末、雨でもうれしいなぁ。 そうそう、新しい曲のうたには、雨が登場してくるのです。 - 惑わされている暇もなく - 2006年07月11日(火) 新しい曲の制作の為に、 毎日のようにスタジオリハを繰り返す中、 心身共に、ぎりぎりまでの疲れと向き合う3人なのですが、 そんな中、僕たちよりも先に、 powerbook(ノートパソコン)が戦線離脱(笑)。 全く起動しなくなってしまったのです。 高額な修理代金に少々落胆するものの、 そんなことに気を惑わされている暇もなく、 新作の構想を思い浮かべる日々。 来週末には、最後のレコーディング。 そこでは、アルバムの最後の曲となりそうな重要な新曲も録音予定。 大切に大切に、仕上げていきたいと思っています。 - ある日のこと、坂道にて - 2006年07月02日(日) スタジオ練習に車で行く時には、 途中でしょうた宅を経由していきます。 しょうた宅にたどり着くためには、 道幅の狭い上り坂を最後に通らなくてはいけません。 ある日のこと、 その坂道の真ん中を、小さなかわいらしいおばあさんが、 よたよたゆーっくりと歩いていました。 買い物のカートを杖代わりにして坂道を歩いている、腰を曲げたおばあさん。 進んでいるのか、止まっているのか、いや、でも確かにわずかに前進してる。 歩く速度は、分速2メートル程(笑)。 耳もだいぶ遠くなっているようで、 もちろん僕の車には気付くことはないのです。 その日は、時間に余裕があったので、 僕の車もその速度で、およそ20メートルの狭い上り坂を進むことに。 でもさすがに時間が経つにつれ(5分くらい)、だいぶ不安になってきたので、 次の曲がり角でおばあさんが曲がらなかったら、 声をかけてみようと思いました。 「すいませーん、車が通ります」と。 僕は、車のクラクションの音が苦手(だいぶびっくりするので)、 ましてや、こんなおばあさんに鳴らしてしまったら、、、、 なんて考えている間に、おばあさんは曲がり角をゆっくりと右に。 「あー、ひと安心」と思って、 右に曲がったおばあさんの後ろ姿を眺めながら、 ゆっくりと通り過ぎようと思ったその時、 なんとそのおばあさんは、くるっとこちらを向いて、 ニコーっと笑顔をみせて、お辞儀をしてくれたのでした。 「うーん、気付いていたのね、おばあちゃん(笑)」。 -
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