HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

どこで lunch? - 2006年03月31日(金)

コツコツと新しい曲たちを作っている今日この頃です。
曲を作っていると、
始めは新曲A新曲Bという感じで呼んでいるのですが、
新曲が増えてくると、どれがどれだか混乱してくるので、
仮タイトルを付けていきます。

この曲はlunch(昼食)っぽいとしょうたが言い出して、
じゃあ、どこでlunch?って展開になって、
月がいいかな?星がいいかな?なんて、メルヘンチックなものばかりが並び、
まぁまぁ落ち着こう(笑)、とりあえず仮タイトルなんだから無難に、
lunch on the grass(芝生の上で昼食)にしておくことにしました。

この曲の基本的な曲展開をスタジオリハ前にメールしておこうと、
言葉に置き換えていたら、
なんだか数学の文章問題みたいになってきてしまいました。
ちゃんと伝わるかな(笑)?
印象的なギターアルペジオフレーズを核に、
途中変拍子になったりもする、
演奏していても聴いていても、わくわくしてくるような、
仕上がりがとても楽しみな曲なのです。


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◇ lunch on the grass(仮) (BPM104)

main
ギター1ループ×4=aとする

Bmelo
ギター1ループ×4=bとする
その後コード動く
GCBDというコード進行=c、EDCGというコード進行=dとする。

sabi
ECDG/F#というコード進行×4

lunch all = a×2→b×3→c×4→d×4→sabi



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でたらめなこと - 2006年03月28日(火)

P・・・パッと決めて
S・・・最後は
E・・・いいかげん
〜経済産業省〜

こんな文章が、
朝日新聞朝刊の「声」に掲載されていました。
みなさんもご存知かと思いますが、
中古の電気機器や電子楽器の売り買いができなくなるというPSE法。

ヴィンテージ楽器も手に入りにくくなるし、
中古楽器を巡るのが大好きな僕には大きなショックだったり(変な趣味・笑)、
ましてや、リサイクルショップなどで、生計をたてている方々にとっては、
死活問題だったわけで。署名も相当な数が集まったそうです。

そのような法案をほとんど公表もせずパッと決めて、
最後は、いいかげんな形で、まとめられて。

こんな風に、でたらめな事って、僕たちの身の回りには、
他にもきっと沢山散らばっているのでしょう。
ほんの少し冷静に考えるだけで、
普段の日々がずいぶんと暮らしやすくなることって多くありそうです。







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温かいこころ - 2006年03月27日(月)

だいぶ怖そうで貫禄たっぷりなオーラを放つイタリア人のおじさんが、
リハのセット中の僕に向かって歩いてきて、
突然の笑顔で、
テレキャスター・シンライン〜♪(←僕のギターの名前です)
なんて言うものだから、
僕はどぎまぎしてしまって、もう大変(笑)。

イタリアのバンド、ベリーニとの共演。
ベリーニの演奏は、音の力とタイム感が恐ろしい程に強烈で、
ステージ脇から凝視していました。

打ち上げでもベリーニのギター、アゴスティーノさんとeuphoria3人で、
日本のポテトチップスは、カルビーが最高だ、という愉快な話題から(笑)、
真剣な眼差しで、音楽について、インディペンデントな精神について、
などなど、いろんなお話ができました。
ふた回り以上も年齢が離れている僕たちに対して、
丁寧に親切に音楽の事を語ってくれる、その温かいこころ。
大変貴重な経験ができた一夜でした。

音楽がなかったら、このような出会いもありえなかったわけで、
これからも、たくさんの素敵な人たちとの出会いを楽しみに、
よい音楽を作り続けていきたいと強く思いました。










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AM3:30 - 2006年03月24日(金)

完璧なまでの静けさ。
まるで、僕のために用意されているみたい。
回りのものすべてが、穏やかに存在している。
いろんなイメージが僕の頭の中で踊り出す。
ただいま、AM3:30。
この時間帯が大好きなのです。

大好きなこの時間帯から一日をスタートさせられるようになりたいな。

とりあえず、今日は、
おやすみなさい。


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素敵な光景 - 2006年03月21日(火)

祝日だったので、
朝からスタジオ練習にしようかと思っていたのですが、
WBCの決勝を観ないなんて、非国民、
ということで、スタジオ練習は明日の深夜にして、
今日は、真剣にテレビを観て過ごしました。

いやー、世界一というのは本当に凄いことですね。
イチロー選手の最近の変化っぷりには、
ちょっと戸惑っていた僕だったのですが(笑)、
今となっては、最高にかっこよく思えてきました。

王監督も素晴らしい采配、存在感でした。
あの人の魅力は、とても律儀なところにある思います。
胴上げの時にだって、足の先から手の先まで、
きれいに一直線で、そんなところまで見事に律儀でした(笑)。

夕方、ジョギング途中に公園を横切ると、
沢山の子供たちや親子が、野球をしていました。
道ばたでも、あちこちでいろんな人がキャッチボール。
なんだか、とても平和で素敵な光景でした。



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春の雪 - 2006年03月13日(月)

星がかすかに浮かび上がり始める頃、
ジョギングに出かけました。
のんびり走って50分程のいつもの走っているコース。
そのコースの中盤から後半にかけて、
街灯が優しいオレンジ色で、とてもきれいな場所があります。
今日、その場所をちょうど通りかかった時に、
春の雪が降ってきました。

地上に届くか届かないかで、
まるで美しい街灯に吸い込まれるかのように
消えて無くなってしまう春の雪。
その儚さが、しっとりと僕のこころに溶け込んできたのでした。


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ありのまま表現するということ - 2006年03月07日(火)

久方ぶりにvoiceを書いています。
いつも、このvoice編集ページを開いて、
いろいろと思いを巡らせているのですが、
なかなかまとまらなくて、
そして、更新の間隔が開けば開く程、書きづらくなるという悪循環(笑)。
でも、あまり考えすぎず、なんてことのない出来事を、
なんてことのない感じで書く感覚を大切にしたいものです。
ここを読んでくれているみなさまも、
きっと、なんてことのない感じで読んでくれていると思うので。
以前のようなペースで更新していけたらと思っています。


最近、常にぼくの頭の中をぐるぐると回っていることは、
euphoriaの次の作品のことについてです。
今、euphoriaが表現したいもの、それを具体化するためのいくつもの課題。
考えれば考える程に、前に進まなくなる。
もしかしたら、理想があまりに高すぎるのかもしれないと、
そんなことも考えてみたり。
どこまでも理想を追求していくことはとても大切なことですが、
今の自分をありのまま表現するということも重要であると思います。
そういった線引きというのかな、決断力というのかな、そいった事柄は、
クリエイティブな作業をしている人たちの多くが、
向き合うことになるものなのではないでしょうか。
そして、立派なアーティストの方たちは、きっとそういった部分が、
あたりまえのようにしっかりと出来ているのだと思います。

常日頃、こういうことを深夜に考えることが多くて、
よーしがんばろう、という前向きなテンションで眠るのですが、
翌朝起きると、いろんな不安にすべてがかき消される。
これは、ぼくが低血圧だからなのでしょうか(笑)。

明日こそは、心地よい朝を迎えたいと思っています。
天気予報では、明日は春の日差しが暖かいそうなので、
まずは朝一番、自転車に乗って、気分を晴れ晴れしたものにしよう。
一年ぶりの "spring cycling"


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