意識の持ち方 - 2005年08月30日(火) 先日の渋谷asiaでのライヴビデオを見る。 演奏中に感じた充実感を、ビデオからも感じることが出来ました。 今までライヴビデオを見る時には、 演奏の粗探しのどきどき感が多くを占めていたのですが(笑)、 (ビデオだと、細かい部分が非常に気になるからです) 今回のライヴビデオは、純粋に、高揚感に近いどきどき感を、 少しずつ感じ取れるようになりました。 明らかに、なにかが変わりつつあるeuphoriaのライヴ。 この夏、多くのスタジオリハを積み重ねての演奏面でのレベルアップも、 大きく関わってきていると思いますが、 やはり、それ以上にライヴに対する意識の持ち方の部分で、 今までとは大きく変化してきているのだと思います。 そういえば、度々行うミーティングの雰囲気も変わってきているかも。 相変わらず、雑談は多いけれど(笑)。 夏の始め頃の、渋谷のTIME CAFE at BEAMSでのミーティングくらいから、 (その時僕は、甘すぎるあずきとクリームのパンケーキを食べていた) この充実感は続いている気がします。 この3人のスタンスで、これからもライヴ活動を精力的に行っていきたいです。 まずは、9/4(日)の渋谷nest、がんばります。 ご都合よろしければ、ぜひぜひいらしてください〜。 そして、9/27の代々木、9/30からの久々の関西方面でのツアーを、 ひとつひとつ大切にして、 秋に予定している、2回目の自主企画"silver lining vol.2"を、 ひとつの到達点として、 最高のステージに出来るように、活動していきたいと思っています。 - 8月のライヴを終えて - 2005年08月25日(木) 21日、23日の2本のライヴを終えました。 この夏は、この2本のライヴのことが僕の頭の大半を占めていました。 あーでもない、こーでもない、色々考えては、やり直し、 不安と期待が入り交じった日々で、 とくにライヴ当日は、だいぶナーヴァスになっていました。 しかし、いざステージに立つと、いつも以上に視界がひらけて、 気持ち良い演奏ができました。 そして、ライヴ後に、いつも以上によいリアクションをいただけて、 なんともいえない、充実した、うれしい気持ちに。 なにかを成し遂げようとする時には、 必ず不安というものが付きまとうわけで、 それは、もう、どうすることもできないものだと思います。 それらとしっかり向き合いながら、 目の前のひとつひとつのことを成し遂げていく。 そして、その貴重な経験を積み重ねていき、 さらに大きな目標に向けてチャレンジしていきたいと思っています。 この8月、euphoriaとして、充実した日々を過ごすことが出来ました。 今回のライヴを観に来て下さったみなさま、どうもありがとうございました。 次は、9/4(日)渋谷NEST、さらに前へ進みたいと思います。 ご都合よろしければ、ぜひぜひ〜。 - CDの贈り物 - 2005年08月12日(金) itunes music storeの日本上陸で、 音楽配信というスタイルに注目がいくなか、 これからの音楽の聴かれ方について考えています。 この先々、いつかは、CDという形でのリリースは無くなっていく。 それとは逆に、音楽配信というスタイルには断固反対する。 そういった極端な考え方には、どれも、僕にはピンとこないのですが、 だからといって、なにか明確な意見を言えるわけでもなくて。 でもですね、ここでは、ごくごく個人的な思いを書きたいと思います。 今までに、ぼくは、大切な人へのプレゼントとして、何度か、 僕のお気に入りのCDをプレゼントしたことがあります。 プレゼントとしてあげるからには、 CDの音楽的な面ではもちろんのこと、 ジャケや手にした時の感覚も素敵なものである必要があります。 そうした特別なCDに出会える機会は貴重ですし、 そんなCDをプレゼントしたいなぁ、と思う人と出会える機会も貴重です。 そうした、さまざまな条件が揃った上での、 「贈り物としてのCD」という存在は、 ぼくにとってかけがえのないものなのです。 そしてそれとは逆に、大切な人からCDを プレゼントしてもらったことも何度かあります。 例えば、3年前の僕の誕生日(euphoriaのライヴのあった日でした)に、 しょうたときのしたにプレゼントとしてもらった、 素敵な紙ジャケ仕様のアントニオ・カルロス・ジョビンの”WAVE"のCD、 今でもそのCDを手に取って、丁寧にCDデッキに入れて聴いているのですが、 それは、僕にとって、とてもとても大切な贈り物でした。 ちょっと前の時代、レコード主流の時にCDが開発された当初、 きっと僕と同じような考えの人は、 「あんな小さなプラスチックのケースに入っていて、 レコードみたいな重みもなくて…」 というような思いで、こんなもの贈り物にできるものか、 なんて思っていたのかもしれません。 でも、あっという間に、CDが主流の時代になりました。 そして、もし、今のこの状況も、 あっという間に、音楽配信の時代になっていくとしたら、 それは、レコードからCDに移り変わるのとは異なる次元の問題です。 音楽を「もの」として扱う感覚がなくなってしまうということなのかな。 うーーん、そう考えると、なんだか、せつないなぁ。 itunes music storeのプリペイドカードをプレゼントとして、 「あの音楽をきみに贈ります」、 なんていうことになるのかなぁ。 うーーん。 今、僕の目の前には、アントニオ・カルロス・ジョビンのジャケがあり、 コンポからは、そのCDが、しみじみ流れています。 - 携帯用の - 2005年08月10日(水) 新しく携帯用のeuphoria online magazine*ができました。 僕は、電話とメールとたまに時刻表を調べる位しか、 携帯を使わなくて、ほとんどのことはパソコンでしています。 ですので、携帯用のeuphoria online magazine*の重要性が 分からなかったのですが、 最近は、携帯から多くの情報を集める方がとても増えているようでして。 「あー、そういえば、ライヴアンケートのアドレス欄にも 携帯のアドレスを記入する方が多いなぁ」 なんて思いだしたりして、携帯用のものも用意してみることになりました。 より身近に、みなさまとコミュニケートできる場にできたら素敵だなぁ、 と、思っています。 携帯をよく使う方で、興味を持って下さった方は、 こちらのページからどうぞご登録下さい〜。 - 想像力が生まれる - 2005年08月09日(火) ここ最近も、順調にジョギングを続けています。 ランナーズハイという言葉がありますよね。 簡単に言うと、マラソンやジョギングなどをしていて最初はしんどくて苦しいけど、あるピークを超えると、走っているうちにだんだんと気分が良くなってくる現象のようなものです。 僕のような気楽なジョギング程度では、果たして、それをランナーズハイといえるのかどうか微妙だけど(笑)、それに似た感覚は確かにあります。 そして、これと同じ感覚を僕はジョギング以外でも感じる瞬間が、 ひとつありまして、それが、曲作りをしている時なのです。 苦しまずに、どんどんと曲の構成が出来ていく時もあるのですが、 曲を完成させるまでに、とてもとても苦しむ時があります。 あまりに困難で、「この曲は、もう、ボツにしてしまおうかなぁ」 なんて思う時もしばしばあります。 でも、その一線を超えることが出来た瞬間に、 すぅー、っと頭がクリアになって、知らず知らずのうちに、 僕の手がギターのフレットを動いていったり、 メロディーを口ずさんでいたりetc... 最近、純粋に良い音楽をつくり、奏でたい、 そういう思いがますます強くなってきています。 そして、その為にできることのひとつとして、 健全なタフな体が僕には必要だと思うようになり、 (そう思わない人も多くいると思うけど、僕にはそれが必要なようです) ジョギングを始めたのですが、 これは、ただ単に体を鍛えられるだけでなく、 走っている最中には、様々な想像力が生まれてきて、 それが、精神を豊かにさせていくような、そんな気がしてきました。 - PV、ついに完成。 - 2005年08月02日(火) 長い期間をかけて制作してきたプロモーションビデオが、 とうとう完成しました。 一般的な考え方では、CDの発売の前にはPVが出来ていることが多く、 ここまで制作期間がかかってしまうことに対して、 少なからず不安がありました。 でも、そんな不安もどこか遠くに吹き飛んでしまう程に、 素晴らしい仕上がりになりました。 プロモーションビデオという表現は正しくない感じかな、 なんというか、ひとつのしっかりとした形の作品という雰囲気です。 3人でストーリーを考えて、詳細な絵コンテを作り、 コツコツと準備をしていきました。 この作品の後半で、 少年役のはやとくん(彼のリュックには一輪のお花が入っている)が、 流す涙の粒と、そのあとに星が流れていくシーンとの対比の部分で、 ぼくは、じーんときます。 ”流れ星はどこへ? 星くずはこころの中” という歌詞が、CDで聴く時より以上に、強くこころに響く感じがするのです。 そして、今回の作品の最も大きなポイントは、 きのしたが描いたいくつもの水彩画のイラストです。 以前にも少し触れましたが、きのしたの描いた風景のイラストの上を、 ぼくたち3人とはやとくんが動くという今回の作品。 このイラストが彼独特で、本当に素晴らしいのです。 (雰囲気としては、"eternal gift〜"の裏ジャケをご想像ください) よくこんなに雰囲気のあるイラストを何10枚も描けるものだなぁ、と、 感心してしまいます。 euphoriaとしての表現方法において、 しょうたのデザインときのしたのイラスト。 とても説得力のあるものになっていくと思います。 ぼくは、、、絵も字もへたっぴだしなぁ(笑)。。 よりよい音楽を制作する努力を続けていきたいと思います。 話がだんだんとそれてきましたが、 大切につくりあげたPV作品、 もうそろそろいろいろな所で、放送していただけると思うので、 (分かり次第HPでお知らせします) どうぞお楽しみにされていて下さい。 そして、今回の制作に関わって下さった、 映像編集の宮部さんをはじめとするスタッフのみなさま、 本当にどうもありがとうございました〜。 -
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