元・白血病患者の日記
 

2003年05月31日(土) サイドの突破があってこそのジーコジャパン!

 台風4号が関東地方に接近している中、嫁さんと子供は赤ちゃんを見にお出かけ。嫁さんと入れ替わりになった前の事務職の人、その赤ん坊を見に行ったのであった。

 思わず夜に横浜で日韓戦サッカーがあるというのに大丈夫なのだろうか、と心配してしまう。はたして…。

 19時前に用事を全部を終らせるが、試合は結局、日本が負けてしまう。これでまたジーコへの風当たりが強くなるのだろうか。何せまだ国内の試合では勝利してないんだもんな。4バックは悪くないはず。前の怒りっぽいフランス人だったら、今頃、マスコミと殴りあいでもしてるかしれない状況の中、サッカーの神様は日本のために尽力を尽くしているぞ。テロ、SARS問題、計画してたことが次々にオジャンになってしまうのは、頭のおかしいフランス人が、日本代表の運を使い過ぎたから…だと思う。

 試合は名良橋のパスミスからの失点、ということになっているが、今までどんだけ名良橋の献身的なダッシュに救われてると思ってんだよ。決定機に何もできなかったサントスが悪い。それと遠藤のカバーが遅い。

 サッカーが終了したので野球にチャンネルを回すと、案の定、まだやっていた。メジャーと違って日本の野球は試合が長い。とはいえ9時に9回ならいいペースのゲームだな。9回の攻防をジックリと見る…気にもならない。結局、9回にジャイアンツは11点を入れられて負けた。…何の試合だ、これ? タイガースが強いとかではなく、今年のセ・リーグは草野球以下だな。



2003年05月30日(金) 全滅か?

 結局、今週のはじめに履歴書を送った先からは何の連絡もない。『即連絡』とあるので待ち続けていたが、書類でダメだったのか。せめて面接くらいしてよ。こっちは前に留守ロクだったという理由で面接がオジャンになった経験があるので電話の前で待機してたのにぃ。気分的にかなり沈む。

 そのせいで免疫力が低下したのか何なのか、頭痛がして調子悪いので夜の8時には子供と一緒に寝る。いつも暗い中に一人なのに、今日は先に父親が布団にいるので子供はニコニコしていた。…こんなことでも嬉しいんだ。

 夜中、子供が腕をボリボリと掻くのでクリームを塗るのだが、種類が数種類あるので困っていると、半分寝た状態でありながら「こっちのクリームだよ」と子供に指示される。そういえば無意識なんだろうけど、掻いてる時に薬を塗ろうとすると、自分でパジャマの袖の上げ下げしてるもんなぁ。クセになってるのかな。子供のアトピーが早く治りますように。



2003年05月29日(木) 早く工事終らせろよな

 裏の手抜き工事からの振動が原因なのか何なのか、突然、ベランダにあった物干しが下に落ちてしまう。

 下の部屋の空きスペースに落ちたのではなく、何故か二枚ある壁の真ん中に落ちている(大家は何を考えているんだろ)。
真下に落ちて、下の住人が大切にしてる雑草…じゃなかった鉢植えとか壊してないで助かった。幸いにして被害は何もない様子。

 住人に断りを入れて壁をよじ登る。二階で待つ嫁さんに物干しを手渡し、作業終了。よく見れば少しだけ向こうの壁が低いので、反対側に出ようと壁を登ると、犬の散歩途中のオバサンがいた。さぞ驚いたことだろう。

 おばさんは、犬の散歩を口実に気になっていた建築途中の家の敷地へと忍び込んでみたらしいが、いきなり壁から人が出てきたんだらか驚きも尋常ではなかっただろう。

 しかし、上から嫁さんが声をかけたからいいものの、相手にしてみればこっちは泥棒にしか見えなかったない違いない。(色々な意味で)危なかった。



2003年05月28日(水) まずは景気回復を

 前日、安静にしてたので、なんか久しぶりの外出になった気がする。後ろでやってる手抜き建築が何か飛ばしてんのか、自転車がベトベトになっている。塗料だろうか? そういえば窓が汚いし、サッシの閉まりが悪い。造るならサッサと終わせてくれればいいのだが、何せ住人が決まってないのだから、大工としても気合も入らないのだろう。人事ながら大丈夫なのだろうか。今現在、9棟着工して住人は2棟にいるのみ…。

 病み上がりっぽいが、プールでリハビリ。暖かくなると人が増えてくるのはいいとして、この時期になると首と顔の色の違うバアさんばかりになってくるのが困る。本当に困る。何故にNAS大森の職員は注意をしてくれないのだろうかしら。自然なメイクで気がつかない…わけがないのだが。オバさんを敵にしたくない気持ちは分かるが、あっちも客ならこっちも客なのである。

 ここしばらく、月に一度とかいうペースだったので、久しぶりに田中氏に会う。この方、相変わらずモビルスーツみたいな体をしてるくせに、肩を怪我してダンベルとかの加重がかけられないから体がしぼんだと言う。田中さんの体で体脂肪が気になるとか体がしぼんだというのであれば、私はどうすりゃいいのよ。嫌味だったのか?

 水曜なので就職情報誌の発売日。読みまくるが、撃沈する。最近は、きっかり『経験者のみ』という括りの他、年齢の制限があるので応募さえも苦しい。…小泉ぃ、景気をなんとかしろ!
 



2003年05月27日(火) クラクラしてた一日

 立ち上がるごとに貧血になるので結局、一日、家にいることになる。なんか入院中を思い出すなぁ。このクラクラって感じが。

 昨日、履歴書を郵送したので職安へ行っても結果待ちでやることがない。就職雑誌は明日だし、なんかダルイのでとにかく安静にしてる。

 部屋の整理をすべくまずCDの整理。LPに比べれば場所をとらないと思っていたが、それでも枚数が重なると邪魔になる。売りに出るといっても二束三文のものを店まで運ぶのも面倒だし、どうしたらいいんだろ。

 少し落ち着いてきたので夕方にリハビリに出ようとしたら、雨が降ってきたので完全に出かけそびれる。蒸し暑いし、そろそろ梅雨なのだろうか。

 夕方、保育園帰りのなおちゃんが遊びに来て、大河は大騒ぎ。相手は女の子なのに自慢の玩具を見せまくり。まぁ、なおちゃんも付き合ってくれるので、部屋は大騒ぎになる。女の子がいるのも楽しいものだと思う。やはり子供は2人いてもいいんだよなぁ。



2003年05月26日(月) ♪アバアバアバアバ アバレンジャー

 朝から履歴書に悪戦苦闘。どうしてこんなに面倒なことをしなければいけないのだろうか。字は人なりなどという年寄りがいるが、ワープロ前世のご時世、関係ないじゃんかよ。 手書きの書類なんか受け付けてくれないくせに! などと思いながらも2枚仕上げて郵便局から発送する。どうかいい結果になりますように。

 子供のスイミングが一年経過した。そこでプールの料金だか更新料だかを払いに行く。最初のころは習い事などどこまで続くかと思ったものだが、今ではかかせない大好きな水泳になっている。別に両親が水泳やっていたわけでもなく、漠然と通ってる子がいるからと思って通わせたのだが、ここまで肌に合うとは。
ただ、プールの消毒水はアトピーには悪いらしく、そこいら辺は親にとっては痛し痒しというところか。まぁ、これからも頑張ってくれ。私の仕事が上手くみつかれば(嫁さんもそうだが)通いの日数を増やしてあげられる…んだろうけど。

 そのためにも、履歴書には願いをかけなければ。

 スイミング近くのツタヤで久しくCDを借りてみる。今回も子供のリクエストに答え『アバレンジャー』とかのCDを借りる。前のMDの続きに入れられたので、SMAPの後にアバレンジャーの歌が入ってるというMDが完成した。他にはないだろ。

 夕方、子供が内科にかかる。夜に寝ながらゴロゴロと暴れて布団を蹴飛ばすので風邪をひいているのだ。で、今日は、病院からトコトコと一人で戻ってきた。おぉ、凄いじゃないか。もう少し場数を踏んだら、次は一人でおつかいだな。

 今日も部屋にいる間はアイスノンを頭に巻いていた。なんか静岡から戻ってきてから毎日のような気がする。もう自然治癒された免疫は切れてしまったのか。部屋のホルムアルデヒドが原因なのか、都会に満ちている排気ガスなのか何なのか。なんにしても山が見える場所にいた間は調子がよかったのは確かである。去年の沖縄の時も元気だったよな…。



2003年05月25日(日) 最近の小学生は、腕時計と携帯電話を装備!

 例のごとく午前中は寝込む(でも、アバレンジャーと555は見たけど)。その間、嫁さんは子供を連れてマルエツに買い物に。相変わらず日曜だというのに、後ろの欠陥住宅(←決め付けている)は建築を続けている。うるさいし、日差しが眩しいのだがウトウトする。

 が、何度となく気配がして目を覚ます。部屋の中を子供みたいなのがウロウロしてる感じがするのだ。夢でも見てるんだろうか。それとも…。

 後ろの骨組みがかなり出来てきたので、すだれを買ってきた。網戸+すだれ。9棟の家が完成したら、さぞかし住みにくくなるんだろうなぁ。向こうはクーラーをガンガンかけてくるんだろうなぁ。…東京は住みにくい。

 午後からは嫁さんと入れ替えで子供の世話をする。どこに行くかと聞けば、川崎というので電車で川崎へ。何がしたいかといえば、「滑り台のたくさんある所」という。BEの屋上である。ここは下が人工芝、そして滑り台などがビニールっぽいプラスチックという、静電気バリバリなのであった。こんな不自然な手触りのものは好ましくないのだが、来たいというなら仕方ない。乾燥の季節は過ぎたので、大丈夫だろうと思ったのだが、目の前の滑り台で遊ぶ子供は滑るたびにバチバチと音をさせている。もちろん、抱き上げるお父さんが火花が出た!と叫ぶくらいの静電だ。…なんてこったい。

 昼前までの我慢だと思っていたら、いつの間にか子供は少し大きめのお兄ちゃんと遊んでいる。昼飯にしようと誘ったのだが、「まだまだ、これから」と無視される。日差しが強いので日に焼けながら、イスに座ってボーッとしていた。

 相手の子供は、腕時計をしたり、携帯まで持っている。今時の子は…と思っていたが、どうやら親はどこかに出かけている様子。何度か携帯をかけているので話を聞いてみれば、「お母さんね、美容院にいるの。終ったらご飯にするんだけど、まだ終らないんだって」ってことで、何故かその子が終るまで付き合うことになる。

 昼をかなり過ぎてから、小学生のお母さんが到着した。…今時の親ってのは。天気もいいので菓子パンでもほお張るかと思ったが、子供のリクエストは天丼だった。好きだねぇ。

 まぁ、ヘタなパンを買うよりも安い場合もあるので天やへ。運のいいことにテーブルが空いていたので大盛りと別に天ぷらを2つ頼む。今日は、一人前はいらないそうだ。それでも、たいした食いっぷりだった。あれだけ動いたんだもんね。

 ダメ元でヨドバシへ行くと、ズゴックがあった。迷わず購入。親子共々、ニコニコしながら部屋に戻ると、自転車置き場に下のガキが散らかしたピーナッツが散乱していた。それを3匹のスズメが食べているのだが、うちの一匹がどうも食べられない様子。人が来たので駐車場の屋根に逃げるのもモタモタしているし、ひょっとして…。

 「父ちゃん、チュン子かな」

 やはりそう思うか。多分、そうなんだろうな。仲間と一緒に、ここまで元気になりました、と。

 昨日、お預けをくらっていた銭湯へ。日曜なので、露天は男風呂なので、子供と一緒に入る。早いうちがいいので4時に銭湯へ行ったのだが、なかなか気持ちのいいものだった。 

 夜は、さっそく子供にせがまれてズゴックを作る。胴体と片手しか出来てないのだが、子供は実に楽しそうに遊んでいる。子供は遊びの天才である。



2003年05月24日(土) 風邪をひき、久しぶりの児童館

 子供が夜中にコロコロと転がり、布団を蹴飛ばし、親を蹴飛ばし、腹を出してばかりで風邪気味になる。

 午前中に内科と皮膚科の先生にかかったが、その結果、本日のプールと風呂は様子見となった。プールを生きがいにしてる感があるので、残念なことで。
 
 と、いうわけで久しぶりに児童館へ行ってみる。土曜ということで職員さんは2名しかいなかったが、そのうちの一人がわざわざ顔を出してくれた。なんでも最後に顔を出した冬のことから覚えてて、全然、顔を出さないので心配をしててくれたんだそうな。気にかけてもらって…いや、ありがたいことで。

 保育園の年長である女の子も、子供のことを覚えててくれたみたいで、まるで弟のように世話をやいていた。今年から小学生になったというが、確かに見覚えはある。なかなか児童館では有名人ではないか。

 二階で本を読まされる。これだけ沢山の本に囲まれて、好きな本を持ってこいというのだが、何故かいつも同じムーミンとかアンパンマンを読まされる。よほど好きなんだろうか?

 途中、痒がるのでクリームを取りに出る。一緒に行くかと聞けば、お姉ちゃんと一緒に児童館にいるという。ほうほう、お兄ちゃんになったもんだな。
ついでなので貰ってくれるという『ドラえもん』のパズルももっていく。白血病で入院してる時の暇潰しに作ったものだが、絵柄的に児童館でも邪魔にはならないでしょ。先に先生に断っておいたので飾ってくれるらしい。有効利用である。

 昼になると、学童が教室に集まりはじめる。こちらも昼飯に戻り、午後からは屋上で空気トランポリンで遊ばせる。なんかいつもよりも人が少ないと思ったら、土曜だった。

 その足でJRに乗っかり川崎へ出てみる。21日に発売になった『ズゴック』のプラモデルを探すのだ。どこの店にも並んでいるが、ポイントカードの使えるヨドバシにだけ並んでいない。昨日も来てみたが、これで3回目のチャレンジ。でも…なかった。

 いつものように一口だけtotoを買うことに。目の前に並んでるおじさん、なんと65口も購入していた。そうしないと当たらないのだろうか。トト・ゴールも合わせて9000円近くだ。さすがに、そのあとで一口というのも何なので、今回は2口買う。



2003年05月23日(金) 上野にて…

 上野で面接は11時半。天気もよく、気分のいい日である。面接前までは。

 バイク街道の突先に会社はあった。エレベータは古いが、なかなか広いスペースの会社。建築関係の書籍の編集を募集しているという。仕事はマックでするのだが、要するにクォークが使えれば出来る仕事である。扱ってるのが建築関係だし、いいんでないの。

 会議室が使用中というので、ホチキスの針が落ちまくっているテーブルに案内される。ここでまず、求人アンケートなるものをやらされる。何だこれは、と最初は思っていたものの、記入してるうちに腹がたってくる。

・残業が出来ますか(何時までOK?)
・保証人はいますか
・服装は会社の言う通りのものに出来ますか
・両親の仕事とフルネーム
 ここいらまでは、まだいいでしょう。もうね、業界長いから当たり前だよ〜ん。

 その後に『宗教』と『病歴』というのがあった。これって求人アンケートと違うのでは? そりゃ面接で聞かれりゃ同じことだけど、本人に記入させてるのが嫌らしい。しかも面接前に、だぜ。何様なんだか。

 やっと面接がはじまったと思ったら、内容が職安での募集と違うみたいだし、給料も嘘っぱちだったし、なんか細かく騙されてるので初めてその場でこちらから身を引く。(いつもの通り病歴で嫌な顔をされたので、どのみち最期まで話しを聞いてても結果は同じだったんだろうけど)

 帰りしな、履歴書と職務経歴書は返却されたが、求人アンケートは返却してくれないので何に使用するのかを聞くと「職安に、本当に紹介された人が来たかどうか聞かれた場合の証拠にします。決して悪用はしません」という。そんなの聞いたことねえゾ。両親のフルネームやら(入ってないけど)宗教や病歴まで書いてる書類をわけのわからん会社にあげる程、お人よしではないので目の前で破棄してくれといったら、あからさまに付き返された。「何て人なんでしょ」だって。何て会社なんでしょ!

 頭きたのでアメ横まで流れ、自販機でビールを買ってやった。あ〜! むしゃくしゃする。動物園下、蛙の噴水近くで一人で酒盛り。果たして、回りの視線はあったがここは上野なので関係ないのだ。周辺には、もっと凄い人達も集まっているわけだし。

 あまりにも堂々と飲んでいるから、アルコールとは思われないのか? 修学旅行生が何組か道を聞いてくる。まぁ…回りを見れば、確かに相談するような人間はワシしかいない。(ってくらい上野にはキャラクターが集合している)

 やっと気持ちも落ち着き、回りの緑を眺めているといつの間にか周りには背広姿の人間がいっぱい座っていた。みんなサボってる。携帯で「今、新宿で○○さんにお会いした後です」と言った直後ゲーム・ボーイを取り出す人や、携帯を頭の近くに置いたまま昼寝する人…。仕事しろ。代わりに俺を雇え。

 夜、野球を肴にもうひと晩酌をしようとしたが、草野球以下の試合をしている横浜━巨人の他、見るものが何もない。無理してつまらないテレビを見るのもなんなので、ビデオで鹿島アントラーズの勇姿を楽しむ。ふふふ、97年は増田も元気だし、非常に攻撃的なサッカーをしていたのだなぁ。キーパーが古川から佐藤に代わるころで、まだ高桑はいないのだ。鹿島の弱点がキーパーだったころもあったんだな、と思う。

 増田、柳沢のラインというのは、実に見ごたえがある。あぁ、鹿島ファンでよかった反面、彼が鹿島にまだ在籍していたとしたらストライカー不足とはいわれなかった…かも知れない(まぁ、本山と似てるという指摘もあるので)。



2003年05月22日(木) 明日はどっちだ

 約束通り、早起きができたので朝からビデオで『ナルト』を見せる。忍術で敵をバラバラにするという残酷なシーンがあったので、見るのが朝でよかった。夜に見てたらおねしょしてたんじゃねぇの…などという親の心配をヨソに、子供は無邪気に「どうしてドロが飛び散ったの」と聞いてきた。子供向けのテレビはね、リアルに血が飛び散ってはいけないんだよ。

 保育園で、他の園児がゴジラの服を着てきた時、怪獣博士であるわが子は自分の家にはガメラのTシャツがあると自慢したらしい。すると、そんなの知らないと言われたとか。確かにゴジラはメジャーだが(松井ってことで洒落になってる?)、ガメラはマイナーだもんね。それならと、数年前にUFOキャッチャーで掴み取ったガメラシャツを着ていくかと聞いたところ、二つ返事だった。でも、これってフリーサイズなのでブカブカなのでは。試しに着させてみれば、丈が膝まである。

 でも外着ということで、保育園に到着したら脱がすということで着ていく。反応は、よかったそうだ。保育園には恐竜博士がいるそうだが、怪獣博士(昭和の怪獣も含む、ある意味最強の園児)の面目躍如というところか。

 職安にて、珍しく編集職で即、面接が決まる。仕事のことで鬱になって以来、久しぶりの面接だぁ。嫌いな履歴書をせっせと仕上げる。



2003年05月21日(水) スズメ去る

 子供は早起きして朝、スズメの様子を見るつもりだったらしいが、そんな人間の予想を上回る早さでスズメは去っていた。とにかく元気になったので、よかったよかったとしよう。

 久々の晴れ間となった。飯を食っていると、今日は朝からスズメの鳴き声がうるさい。子供が助けたスズメなのだろうか。

「きっと、チュン子だよ」なんだチュン子って。子供が名前をつけたスズメだそうだが、どうしてメスの名前なんだろう。

 昨日からそんなことがあったので、てっきり保育園で「スズメを助けたんだ」と自慢げに話すのかと思ったら、自分だけの秘密にするんだとか。みんなに話をしたら猫もききつけて大変なことになる、と思ってるらしい。子供の考えは深いなぁ。

 これまで夕方に放送していた忍者アニメ『ナルト』の放送時間が、夜の7時半に移動になった。しかし、あまりにも大好きな作品であるから、これを見た直後は興奮して子供は寝られなくなるみたいなのだ。前に就寝前に本を読んだら興奮して続きが気になり眠れなくなったのと同じ理由で嫁さんから禁止令が出る。

「なんでぇ〜」と文句を言われるが、仕方ないじゃんか。ビデオで録画しといてやるから、見たかったら早く寝て、明日、早く起きるんだなといったら素直に寝た。…そういうものなのね。おやすみ。



2003年05月20日(火) 大河、スズメを助ける

 夕方に雨が降ったので蒸し暑い一日となる。

 職安へ出かけ、戻ってきた時に神社近くで嫁さんと子供を見かける。横に小学生らしき子供もいるので、何かトラブルかとも思ったのだが飛べなくなったスズメを助けていたとのこと。男の子は、ずぶ濡れのまま家に戻ったが、まさか猫の多いここいらで放置しとくわけにもいかないのでアパートに連れて行く。人にはなつかない鳥だと聞くが、子供なのか自然に手の上に乗っかってきた。二人は駅前のスーパーながいが新装になったので出かける途中であったが、子供と一緒に戻る。

 玄関先にある鉢植えに下ろし、米やら細かくした野菜を与えてみた。米粒は飲み込むのだが、すぐに吐き出す。試しに半分に砕いて与えたら食べた。…やはり子供なのか。あまりなつかれて戻らなくなってもスズメが可愛そうなので、部屋には入れないことに。まぁ、ここは二階なので猫が来ることはないだろうけど、心配だというので子供は雨の中、見張りを続けるという。で、見張りながらもスズメとコミュニケーションをとる。本日限りのペットである。

 羽が乾いてくると元気になってきたのか、しきりにスズメが鳴きはじめる。仲間を呼んでいるのか、子供と話をしているのか。

 蒸し暑いと思っていたら、藪蚊をみかける。もう夏は近いんだなぁ。

 今日、職安に募集を出していたアイクリエイティブを調べてみる。会社事態のHPはないらしく、出てくる検索結果は脱税の事件のものばかり。大丈夫なのか?
『2000年までの2年間に総額約20億円の所得を隠し、法人税約6億円を免れたとして、東京国税局は2日までに、法人税法違反(脱税)容疑で、同社の渡辺大蔵社長(31)と4社を東京地検に告発した。渡辺社長は昨年11月、コカイン約10グラムの入った袋を所持していたなどとして警視庁に逮捕された。
グローバルワン側は「(告発について)何も情報がないので、コメントのしようがない」などと話している。』
脱税だけでなく、コカイン? なんてヤクザな会社なんでしょ。応募前から不安である。

 夜は危ないので、嫁さんがスズメを電気メーターの上に避難させる。どこからか木の枝を探してきたらしく、なかなか快適そうなスズメだった。



2003年05月19日(月) 薬は基本的に毒でした

 嫁さんが子供のアトピーがおとなしくなているという。確かに症状が落ち着いているみたいだ。何か心当たりは、と思って考えてみると15日に静岡に泊りがけで行った温泉しか考えられない。回数にして3回ほどの入浴だが、自然のものはこんなにも効果があるのだ。お湯によって人に合うあわないがあるらしいが、子供にはお湯があっていたみたいだ。湯治でもさせてやれば、いいんだろうか。今後のアトピーの進行によっては、考えなければいけないことなのかも知れない。

 昨日、片付けをしていた嫁さんが入院中の書籍を発掘した。宮部みゆきの本がどっさりと。本のタイトルを言われても思い出せないが、こうして実際に読んだ本を目の前にすると色々と思いだす。本当に、引き出しの多い作家さんである。
 ベットから動くことが出来ず、一日を過ごさなければいけない入院生活中、夢中で読んでいたのを思い出す。

 ここ最近、額関節が痛い。嫁さんのが伝染ったか。って、別に伝染をする病気ではないのだが、何故か微妙に痛い。でも、特別な治療ってないらしいので、気をつけるようにしよう。



2003年05月18日(日) 喫煙家よ、マナーとは?

 頭痛がする中、オリンピックへ買い物に行く。窓を開ける機会も多くなってきたので、網戸を見に行くのだ。主に生活をしている側の窓にかかっている網戸は面積が半分しかない中途半端なタイプ。確か先月、入荷したかを電話したら5月になってからの入荷、ということなので出かけることに。

 季節ものということで網戸があっただけでなく、花火やら海水浴グッズも花盛りだった。気の早いことである。そういえばコンビニでも花火は見かけるが、やってる人間というのはいるのだろうか?

 午後、子供を連れて川崎へ。電車で行くのだが、ホームでタバコを自慢げに吸うあほうがいた。注意をしてやりたいのだが、子供がいるので唇を噛んでこらえる。なんでこういうあほうは、偉そうな態度で堂々と吸えるのだろうか。健康増進方だかで駅のホームは『JR』以外は前面禁煙である。タバコなど吸わないが、余計な法律だと思う。が、こういった連中は、禁煙のポスターのわざわざ前で吸ってみせる。誰にも注意をされたことがないからなのだろう。それと複数いるので強気になれるんだろうな。

 仕方がないので駅員を見つけたのだが「これから乗車しますので、他の者を呼んでください」といわれる。あ? 急いでるのはわかるけどよ、それはないだろ。などとバカなことをしていたら、タバコ吸いは川崎行きの電車に乗り込んでいた。同じ車両にいると喧嘩ふっかけそうなので、次の電車を待つ。仕事しろ! 京浜急行!



2003年05月17日(土) 裏の住人になる人が見てないように…

 ジイさんの見舞いの報告と、土産を渡すべく大森へ。味見はしていないが、美味そうな饅頭が合ったので、それが大森への土産。加えて国民宿舎で買ったヒノキの石鹸。なかなかいい匂いがするのだが、バアさんは風呂場で使わずにストッキングでくるんでタンスに入れていた。

 こうして実家に顔を出してる間、微妙に疲れている子供は、前夜に録画しといた『スターウォーズ』を見て午前中を過ごしていたらしい。…意味なく長いエピソード1が終るころ、午後はプールとなる。はたして進級テストはどうだったのだろうか、まだ結果はわからない。気になる。

 夕方に恒例の銭湯へ。出かける途中、アパートのすぐ近くで犬のフンをさせている小娘を発見。その場で始末をする気配がないので、どうするのかと思っていたら案の定、何もなかったかのように過ぎ去ろうとする。まぁ、最初っから手に何も持ってないのでフンの始末などする気もない奴なのだろうが。いつも道端にあるのがこいつのモノ、と決め付けるのもナニだと思ったのだが、今回は現行犯なので注意をすると「だって、朝にお母さんが散歩した時にしたから『しない』って言われたんだもん」だと。どんな理由だ?

 とにかく始末しろといったら、「これから家に戻るから、戻ってくる」という。期待はしてなかったが、こんな奴と言い合いになるのも嫌なので銭湯へ。

 で、戻ってきても案の定、フンは始末されていなかった。片付ける気もないのに手にビニールを持ってる曲者もいるが、やはり最初っから何も持ってないやつは片付けなどしたこともないのだろう。責任もてない奴は動物飼うな。

 と、意味もなくイライラしながら何気なく窓の外を見る。土曜だというのに、相変わらずトンカントンカンと大工は頑張っている。今日は、空きになっていた真ん中の3棟の基礎をしている。型枠に生コンを流し込んでいるのだが、これがどうみてもシャブコンである。長くコンクリート関係の業界紙に勤めていたが、本物をまさか見ることになるとは。(シャブコン:施工しやすいように水で薄めたコンクリート。流動性が高いので、工事がしやすいが、当然のことながら強度は基準値を下回るやってはいけない行為。勿論、違反で欠陥住宅の原因)あくまでも見た感じなので調べないとわからないのかも知れないが、こんな手の届く所でシャブコンを使うということは…。木造3階の基礎がこれか…。こういうことをする業者だから、きっと(っていうか絶対)骨組みも手抜きしてんだろうな。合掌。



2003年05月16日(金) シャボテン公園は、楽しいのだ

 国民宿舎という所は、布団を自分で敷くのがルール。そんなことくらいで宿代が安いのは助かる。布団、といえばなんだか微妙に厚くって暑い。オールシーズン用なのだろうか、なんか寝苦しかった。枕が変わったからか?

 でも、朝一番で露天風呂へ。みんな考えは同じだった様子で、朝食前の風呂には人が多く(っても3人だけど)いた。年寄りばかりなのだが、なんで挨拶してもニッコリとしてくれないのだろうか。訳ありの旅行者なのか? なんだか目も合わせようとしない。

 残念ながら、本日も雨。こればかりは仕方がない。どうしようかと思ったが、車のない我々は、当初の予定通り『シャボテン公園』へと行くことにした。10時に宿の人に送迎してくれるというので、それまで備え付けの『ヒカルの碁』を読んでいる。

 実はシャボテン公園、はじめてではない。自分は都合、二回目になる。小学校の時に来ているのだ。しかし、来たことがあるという記憶があるだけで、どんなとこだったかあまり覚えていないのだが…。いや、サボテンはあったの覚えてるけど。
で、いきなり驚いたのは孔雀が当たり前のように放し飼いになっていること。こんな間近で見ていいのかしら、ってのが園内のあちこちにいる。リスザルも同じように放し飼いになっている。…なかなか楽しいぞ。

 いくつかの建物があって、その一つでチンパンジーのショーがあるというから、真っ先に並ぶ。そんな焦らずとも、こんな天気のましてやシーズンオフ、他には観客がいないだろうと思っていたが、時間になると団体客がゾロゾロやってきた。侮りがたし『シャボテン公園』。

 まだ2歳になるというチンパンジーのショーは、面白かった。

 昆虫館や各国のサボテンを見て歩き、霧が濃くなった園内を散策していると、インカ帝国?の石造のオブジェがたくさんあった。日本語の看板がなければ、かなり異国情緒あふれた作りになっている。期待してなかったぶん、これは嬉しい驚きだった。

 昼になり、厚い化粧をしたグライア三姉妹のいる喫茶店でラーメンを食う。高い、不味い、雰囲気悪いという店だったが、ラーメン食べられて子供は嬉しそうだったから、いいとするか。他にも店はありそうなものだが、何せシーズン外れなので営業をしていないのだ。

 頃合を見てバスで戻ろうとすると、山を降りるタクシーが料金まけるので乗ってかないかというので同乗し、伊東まで出る。繁華街で降ろしてもらい、しばし伊東の見学。結局、ここで土産は買っていないが、商店街に七福神がいたり色々と楽しかった。

 熱海まで出て新幹線、時間は中途半端だったが菓子パンを食う。子供の食欲は底がない。始発とちがって混雑してる新幹線だったが、3席並びの空きをみつける。これであとは東京まで戻るだけだ。



2003年05月15日(木) 静岡は雨だった(リハビリ施設へ)

 前々から週間天気予報では、それほど崩れないということだったが、小雨になってしまった。まぁ、メインはジイさんの見舞いなので、天気は気にせず新幹線で静岡へと向かう。

 ここだけの話、今まで何度か子供を新幹線に乗せたことはある。新横浜までね。しかし今回は、堂々と乗車である。いつもビクビク席についていたが、こういう時に限って車掌はなかなか来ないものである。

 子供が車内で飽きたら厄介だと思っていたが、窓際で風景を楽しんでいる様子。念願の新幹線に乗れてよかったよかった。

 乗り換えをして、30分に1本のローカル線はさすがに退屈だった様子だが、文句も言わずに乗り切る。修善寺で立ち食いソバを食うのだが、東京のヘタな店で食うよりも絶対に美味かった。場違いなマクドナルドになぞいかないで良かった。

 リハビリセンターのマイクロバスに乗り込み、山道を走る。他に乗客はいないので、子供は助手席に座り込む。ある意味、特等席である。

 下界は小雨だったが、山の中にある施設周辺は、霧が立ち込めている。バスで走る山道には、鹿に注意の看板が。すごいぞ。

 想像していたよりも綺麗な施設だった。ジイさんの病室を探し、久しぶりに対面。電話口では散々なことを抜かしていたが、同室の人がいうにはかなり前から孫が来るとウキウキと喋っていたそうだ。なんだよ、楽しみにしてたんじゃないか。(後々、色々な入院患者や看護婦さんが驚くのだが、ジイさんは本日のために床屋の予約をしてサッパリしていた。まるで別人だそうで、気がつかない看護婦さんもいた。どんな風貌だったんだ? それと、車イスですれ違う人がみんな「それが楽しみにしてたお孫さんですか」というように、施設中の人に?今日のことを告げていたみたいだ。…もう、素直じゃないんだから。俺の体調が崩れたりして来なかったら、ジイさんどんな顔してたんだろ)

 ここでのスケジュールは、午前中は大きな体の動きのリハビリを体育館で。午後は、手先などの細かいリハビリとなっているそうだ。ジイさん的には午後のリハビリは地味なので好きでないそうだ。加えて孫にいい格好を見せたいから、午前に来てもらいたかったそうだ。あのね、午前中にこんな場所に来るとしたら、東京を何時に出なきゃいかんと思ってんだよ、と。

 夕方、後ろ髪を引かれるジイさんに見送られ、国民宿舎へ。まぁ、ジイさんは息子よりも嫁さんと孫を見れて満足だったんだろう。実際、俺はジイさんと話しをあまりしていない。嫁さんがいてくれてよかった。

 リハビリ施設から車で5分程度の場所にあった。部屋に入ってすぐに子供と温泉に。露天大好きな子供は、大喜び。雨で何も見えないが、なんでもここから見える富士は、百景のひとつに数えられているとか。…残念。

 6時の夕食までは長かった。子供は待ちきれず、お菓子を食べたのでせっかくのお子様ランチを半分残す。温泉で調子がよくなったのか、夕食を食べたから、途中でトイレへ。全部を脱がないと用足しができないので、ドタバタしたがなんとか事なきを得る。まぁ、ビックリするくらいに立派なのが出たのだが、あまりにも見事なので食堂に残っている嫁さんに報告をしに行く。「母ちゃん、大きなウンコ出たよ」…まだ、食事をしてる他の泊り客はビックリしたことだろう。まったくもう。

 寝る前に、もう一度、今度は狭い方の風呂へ。これはこれで味わいがある。シーズンオフはいいもんだ。空気もいいし、それだけでリフレッシュ!



2003年05月14日(水) さて、何故に書類は返却されたのか

 なぜか米を持参してバアさんが来た。

 蒲田の労働基準監督署は、こちらのアパートからの方が近いので、来てもらったのだが…。なんでも昨日、俺が帰ってから労務士から電話があり、理由も告げづ(言ったかも知れんがバアさんには理解できなかったのでしょう)すぐに書類を返却してほしいという。向こうからの問いかけに、まだ何の手続きもしてないことを謝ったらしいが、なんのことはない。さっさとやっとけばよかったものを…。

 モタモタしてるからヤヤコシイことになるのだ。朝一番に全部の書類を(コピーもとらずに)労務士に返却して、こっちに来たらしい。

 「そういうわけだからさ、あたしゃ帰るよ」と、妙にホッとした顔をしているバアさんだった。そんなに手続きするの嫌かい。…少しはしろ。どうなっても知らないぞ。

 白血病外来の日。時間予約をしているはずなのだが、2時間も待たされる。(元気そうな)年寄りは、どんな検査をしているのだろうか。謎だ。俺なぞ血圧計って触診して、次回の予約だぞ。

 暇だ。これなら新宿の病院に行ってたほうが楽しいかも知れない。蒲田の病院、何も楽しくないんだもんなぁ。また元に戻してもらうか?   

この間の骨髄検査の結果は、概ね良好だったとか。よかったよかった。次回のマルクは夏だ!



2003年05月13日(火) やっぱりね

 ジイさんが静岡に行ってしまったことにより(今まで病院に入院していたもので)出せる書類はあるのだが、バアさんどこまでやったのかしら。確かめに実家へ顔を出してみる。

 期待はしていなかったが、予想したよりも何もしてなかった。っていうか一つも手をつけていないのには驚いた。自分の住所と名前を書くことすらやってない…。前に書類の説明をした時、「今は忙しいから、あとでやるから」といってたが、引き出しにしまいこんでやんの。夏休みの宿題なら期日があるからいいが、なまじっかこういうのは締め切りがないからやらないのか?

 妹は休みで部屋にいるのだが、相変わらず顔を見せず非協力的な態度を示している。お前も少しは話を聞けってば。こういう時こそ、家族って助け合うものではないのかい。そうじゃないのかよ〜。

 とっくに出来ている病院の入院証明書も貰いに行ってないことも判明。バアさんはこれから出かけるというので、明日、労働基準監督署に一緒に行くことを約束させ、仕方ないので荏原病院へ行く。これくらいならいいけど、基準監督署は、ジイさんの妻でないと怪しまれるそうなので、首に縄つけてでも連れて行かなければならない。絶対、来いよ!



2003年05月12日(月) 波乱万丈ってほどのものではないけれど

 二度目の診療内科となった。前にフラリと立寄った時は人の気配さえもなかったが、今回は待合に患者が3名ほどいた。なんだよ、盛況じゃないか。やはり多いんだ同じ症状を抱えてる人というのは。

 三週間振りだからか、まるで初診のようにカルテを目の前で読まれる。こちらは前回と同じように様々なことを語らせられる。なんだか面倒だ。名前を呼ばれ、入室まで間があるんだから、そのうちにカルテに目を通しとけばいいじゃないか、と思うんだけど。

 夜に飲むぶんだけ、薬が二錠に増える。なんか順調なんだか進展ないんだか。突然に治るものでもないし、どれをもって治療完了というものでもないし…。

 とにかく、(ここ数年)色々なことがあまりにも重なって、なるべくしてなった感のある、ということなので素直に従うことにする。確かに、色々あったもんなぁ。



2003年05月11日(日) 近いのか? 第二関東大震災

 昨日のスケジュールが強行だったからか、子供が体調を崩してしまう。症状的には風邪のようなものか。なんか朝からグッタリしているので、当然ながらプロレスは中止。うぅ、もったいないオバケが出るかも知れない。せっかく当選したというのにさ。

 昼にグッスリと寝たのがよかったのか、それからは元気になる。が、まさか横浜まで連れて行ってぶり返すのも怖いので、このまま一日、子供は養生をすることになる。まぁ、タイガーマスクはいつか生で見ようじゃないか。(今回の招待券は、女子プロなのでタイガーマスクは出ないが、子供には「出るかも知れない」といっておいた)

 夕方っていうか、夜に水道橋で飲み会を行う。深酒をすることもなく帰宅。こういうスマートな宴会が最近、続く。なかなかいいものである。

 本日のテレビでの映画は、劇場公開にあわせた『Xメン』。その途中、嫁さんと二人、なんか耳なりに悩まされる。白装束集団の仕業か?(あっちは被害者か)こんな夜中にどこかの部屋で何かよからぬことをしているのかしら。機械の音みたいな感じがするが、何だったんだろう。都会の隣人は謎だらけ。

 深夜の1時に二度も大きな地震がある。最近、頻繁に地震が続く。さっきの耳なりって、地核の擦れによる音波だったのか?(ちなみに震源地は千葉県)すぐにテレビを見たが、それでも震度は3だという。木造ボロは必要以上に揺れるなぁ。もっと大きな揺れかと思ったぜ。



2003年05月10日(土) 大河、本日多忙

 突然、訪問して驚かすのも面白いと思ったが、何かリハビリの予定があったら悪いので夜に中伊豆のジイさんへ電話をする。まだ動けないのに、呼び出しをしてどうなるかと思ったが、案外、素早く電話に出てきた。で、15日に孫を連れて見舞いに行くと告げると「わざわざ来なくていいよ」「そんなことするなよ」のオンパレード。なんかこっちが悪いことをしてるみたいに思えてきた。バカじゃねえの、とまで言われた時は、そのまま電話を切ってしまおうと思ったが、宿の予約もしたので取りあえず静岡には行く。

 電話は「勝手にしろ!」といわれて切られた。なんか行くの止めようかな。

 久しぶりに子供を連れて外出をする。天気もいいので平和島の公園へと向かう途中、先ほどの報告を兼ねて大森へ。到着した途端、気分が悪くなり布団に横になる。(後で午前中、地震があったと嫁さんに聞かされたが鉄骨なので気がつかなかった。傾いているボロアパートはよく揺れるのだな)その間、孫を独占できたバアさんは「公園に行く途中なのかい。じゃあ、アタシが連れて行くよ」といって孫と出かける。少しは俺の心配もしろ!

 近くの公園のはずが、なかなか二人は戻ってこなかった。子供に話を聞けば「グルグル回る滑り台が面白かった」と。…ここの近くにはないぞ。まさかと思ったが、商店街の外れ、会社の跡地の公園では? そういえば、戻ってきた時に饅頭を食っていたが、そういえば会社近くの吉田屋の饅頭だったっけ。歩きであそこまで連れて行ったのか。…ババ、恐るべし。

 しばらく横になれたので復活。網を持参してきたので、当初の予定通り、昼には平和島公園へ。オニギリを食べながらザリガニを釣る。この間よりもデカイのを調達する。

 天気もいいので家族連れも多いのだが、なんで公園に来てまでカップラーメンなのだろうか。わざわざポットにお湯入れて、ゴミの出るものを…。何かが違うぞ。

 子供は大忙しで、2時にはプール。連休明けなので本日は進級試験。相変わらず、はしゃいでいたが、見た感じ、どれも無難にやっているように見えたのだが。さて。

 夕方は、週末恒例になっている銭湯。土曜日は女風呂が露天なので、一人で風呂につかる。子供は露天でないと嫌らしい。それとも色気づいて父と入るよりも女風呂に行きたいだけか? 露天の女風呂か、いやらしい。でも、今のうちだけだぞ。



2003年05月09日(金) 全女横浜アリーナ決戦!

 出発日だけ決まっている(嫁さんの有休にあわせて)15日の伊豆の予約をする。さすがにシーズン外れの平日なので、宿は何の問題もない。あとは、向こうで何をするかなのだが、PCで見ても伊豆あたりを楽しむには車がないと何もできないみたいだ。っていうか、案内のどれもが車の人を対象にしている気がする。隣の施設に移動するにも、車で7分とかあっても、バスだと30分に一本とか。…まぁ、俺的には鬱を癒すために緑が見れればいいんだけどね。

 山形から電話。山形に知り合いはいないと思っていたが(しかも年配)、あおママん所のおバアさんだった。丁度、部屋にいる時でよかった。あおママの近況も少し聞けたし、とにかく移植は本人に頑張ってもらうしかない。こんな大変な人がいるんだから、たかが鬱程度と思うしかないだろう。頑張れ、あおママ。そして俺。

 タイミングの悪いことに、こんな押し迫った日になって全女から往復ハガキが届く。雑誌のプレゼントで応募したもので、11日(日)の横浜での試合の招待券だ。きっと、他の招待客を睨んで空席があるもんだから発送してきたな。…しかし、11日には予定が入ったばかりだというのに。タイミング悪いなぁ。でも文子のWWWAがメインにあるから行きたい。どうしよう。

 せっかくなので、嫁さんと子供に行ってもらうことにした。一度は生でプロレスを見せとくのもいいだろう、と。招待券だからどんな席かわからないし…って、良い席だったら悔しいな。…つくづくタイミングが悪い。



2003年05月08日(木) 不安は続く。でも中伊豆のジイさんは何も知らない

 気分的に少し立ち直ったので、大森に顔を出す。

なんでも少し前に労務士から連絡があり、労災が無効になるようなことを言っているという。確かに、不自然な点が多いもんなぁ。多くの人の善意でここまで来れたけど、限界はあるのかも知れない。

ただ、バアさんの説明を聞いても訳がわからない。まぁ、分からないことを分からないまま説明してるんだから、理解のしようがないのだが。

 大丈夫なのか?



2003年05月07日(水) アバレンオー推参

 なんかイライラは収まらない。夕方、気がつくとパチンコのイスに座っていた。勝てばいいんだけど、負けると後々ツライと思いながらも感情にまかせて新海を打ってしまう。いかんなぁ。

 ちなみに台座は人のいない場所を選ぶ。リーチがかかるたびに横にいる年寄りに覗かれると八つ当たりをしてしまいそうだから。(実際、遠くに座ってる人でも「リーチ」の掛け声のたびに首をのばして覗きこむ。いいじゃんか、ほっといてくれよ。で、外れると首を横に振る仕草をしやがる。喧嘩売ってんのか?)

 こういう場合、ふつうは負けて更に落ち込むものだが、大勝。最初に小出しして、いつもならさっさと止めるのに、いつまでも打っていたのが珍しく幸いしたらしい。遠くからこちらを覗き込んでいた年寄りは、フィーバーするたびに呪い殺すぞ、という顔でこちらを睨む。…別に、あんたのを横取りしたわけではないでしょうが。なんか景品交換所で後ろから刺されるんじゃないか?

 全部換金しようと思ったのだが、フト、景品に子供の欲しがっていた合体ロボットがあるのに気がつく。こんなあぶく銭は持っていても簡単に消えるもの。意味のある与え方でないのは承知しているが、今回は仕方ないと割り切って玩具に交換(…交換しても動じないほど勝っているからかも知れないが)。かなり大きな荷物となった。店を出る途中、こちらをしつこく覗き込んでいた年寄りが、荷物を見て「フン」と鼻を鳴らしながら俺の座っていた台に座った。でも、確率的に、しばらく出ないんじゃないかな。ま、関係ないけど。

 部屋に戻り、子供に謝る。直接、何をしたというわけでもないが、理由を知らない子供に気を使わせてしまったのは確かだろうから。

 「父ちゃん、体が苦しかったり、心が痛かったり、ちょっと病気になってて怖い顔とかしてたかも知れない。お前の前ではそんな顔をしてないつもりだったけど、なんか変な笑い方をしてたよな。父ちゃん、怖かった?」
別に、とはいってくれたが目を合わせた時の不自然な笑顔は正直、応えた。まぁ、こんなことがきっかけになるのも変な話だが、少し気分は落ち着いた。ロボットを見る子供の笑顔は、本物で、こちらも少し上機嫌になれた。…長い落ち込みだった。なんか体はガタガタになった気がする。意味のない怒りの持続は、寿命を縮めるぞ、きっと。



2003年05月06日(火) なんだ黄金週間って

 GWが終了したというが、正直、そんな実感はない。ここ数日は、鬱で苦しんでいる。日にちの感覚なんかありゃしない。思い出そうとしても記憶がない。まぁ、何もしていないのだから無理もないんだけど。

 父ちゃんは病気なんだと嫁さんに言われているのか、子供は口をきかない父親に何も言ってこない。それがかえってツライ。

 目が合うと子供はひきつった笑顔を見せる。(後で聞いた話では、やはり「父ちゃん病気だから笑ってあげなよ」とか言われてたらしい)

 嫁さんが何かこの間の(仕事の)件についての顛末を語って謝っていたが、耳には入らなかった。嫁さんの早とちりにしろ、先方が大袈裟だったにしろ、間が悪い。今更、何を抜かしてんだか。

 仕事を無くして白血病になった人間というのは、居場所がないのだよ。命助かっときながら贅沢なようだが、こんな状況が続くといのはつらいものである。同情するなら仕事くれ。



2003年05月05日(月) 子供の日は、なぜか○○なことばかり

 子供の日。

 あまり良い思いでは近頃ない。九州に行った時、ボケたジイさんとその親戚に

「ここはワシん家じゃ、出てけ!」といわれたのが子供の日。今は元気な我が家の保育園児が、まだ乳児だったころの話である。東京のものを何もかも捨て、嫁さん頼りに九州へ行って、かんたんい挫折させられたことが昨日のようだ。

 そして今日も憂鬱な子供の日。

 晴天。

 ずいぶん前から潮干狩りの予定をたてていた。八景島近くなので、混雑承知で遊びに行くのもいいだろう。満潮で天候も最高だし、いい気晴らしになるはず。
しかし、嫁さんと顔を合わせる気にもなれず、部屋の中で伏せる。なんか呼吸するのも面倒だ、そんな気持ち。

新聞に鬱な状態を調べるテストがあった。8項目あって、3項目以上で危険ということだが、7項目まで当てはまっていた。…やばい。なんでも近年の自殺者の8割が鬱だったとか。…なんとなく分かる。…やばい。

 これで三日連続、嫁さんが子供を連れて外に出ているが、なんか気が休まらない。このまま、どこかへ行ってしまおうか、何度もそう思うが先立つものがない。無職というのは、悲しいものなのだ。



2003年05月04日(日) 落ち込みレベル7

 晴天。

 昨日と同じく布団から抜けられない。頭が重く、体も重く、気持ちが特に重い。悪いことばかり考えてしまう。やめたくても止められない。

 頭では子供と遊びたいと思うのだが、体も気持ちもついていかない。



2003年05月03日(土) 三連休の初日

 薬の影響で吐き気と湿疹が出る。

 しばらく飲むのを控える。

 GW終盤の三連休。

 晴天。しかし、布団から出ることができない。嫁さんは子供を連れて外に出る。



2003年05月02日(金) 地獄の連休、スタート

 昨日の夜は、落ち込みが激しく寝るに寝れなかった。自分は勝手に先走っていたのだろうか? それなら仕方ないのだが、そもそも先方はこちらの色々な事情を承知したうえで午前中に電話をかけるといったはず。忙しいので緊急に人を探してたという。なのに何故?

 期待してた分、反動でイライラする。ここまでお膳立てされたところでも仕事にありつけないのかよ! 

 診療内科で出された薬、いつももらいに行く薬局には置きがないので、やっと届く。これを飲むと落ち着けるんだろうか? とにかく薬を飲む。

 夕方、仕事の話をもってきた人に嫁さんが話をきいたところ、昨日も忙しいのでまた近いうちに電話はするということらしい。それならいいのだが、実際のところずいぶんと話が違っていた。就職を、と聞かされたのにバイト扱いであるらしい。それでもいいんだが、細かく聞くと何か違う。
立て続けじゃないか、嫁さんは。人を絶頂にさせといてそこから突き落とすのは、この人の十八番だが、今回は事がことだけにひどいよ。やっていいことと悪いことがある。(これからしばらく重い鬱に突入することになる。誰が悪いんだか)



2003年05月01日(木) やはり世間にうまい話は転がってないわけで…

 ドキドキ半分、そしてワクワク半分といった気分で、午前中は電話の前にいることになる。何があっても即座に対応できるように、トイレに行くのももどかしい。喉が渇くのでしきりにお茶を飲んで会社からの電話にそなえる。
しかし、仕事の電話らしきものは結局なかった。一件、電話があったが相手は嫁さんを出してくれといって、いないと告げると簡単に電話を切った。あの人だったんだろうか?

 なんだったんだろう? こんなことならジイさんの手伝いに行っとけばよかったんじゃないだろうかと思う。期待してたぶん、落ち込む。昼に嫁さんが飯を食いに戻ってきて、電話がなかったことを告げると午後も待てというが、そんな気にはなれない。テンション低いまま職安へ。

 ほんの少し前にも嫁さんがバイトの話をもってきてくれた。確定はしていないが、嫁さんが働いてる会社でバイトを辞める人がいるので、新たな人材を見つける(かも)というのだ。日数的には飛び飛びだが、時間はキッチリしている。顔見知りというわけではないが、白血病という事情を知っているのでいいな、と思っていた。

 しかし、社長さんは「最低でも一年は続けてもらわないと困る」と。もし、就職が上手くいってもすぐには辞められないのでは困る。こっちの事情を優先するにも、相手が嫁さんの会社では無碍にはできない。他でバイトを探すにしても、バイトというのはそもそも若い人がやるもの。この歳に見合うバイトがあっても、先方はたびたび募集をかけるのを嫌うから長期を望む。仕事を探す傍らにバイトをして、就職が決まればすぐにやめるつもりというのは、先方が一番嫌うこと。どこも同じであったわけだ。

 夜に戻ってきた時も、留守電には何もなかったという。…何だったんだよ!


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