2008年04月02日(水)
<銀色夏生の詩>
・ ふりかえることができるのは そこを通りすぎたから ・ 越えられないなら くぐっておいで ・ 約束しなくても また明日会える 約束しなくてもまた明日会えることが どんなにいいことか 約束しなければもう次に会えないという身の上になってみて つくづくよくわかる ・ 君が本当に望むもののために笑って 本当に必要なもののために泣いて 本当に大切なもののためにおこることが できるようになればいいとおもうけど ・ 二人をはばむ 二人の間に 横たわる客観性 つめたくしても 愛はあふれる 傷つくのが同じなら どうせなら素直でいたい ・ だれだって間違うし 僕たちは失敗ばかりだ それでも どんなに未熟で人生の途中でも 確かに真実に触れたと思うことはあった 無駄な出会いはないのだから ありがとうと 今は言えます 心から ・ あなたをあきらめる理由をひとつひとつ数えあげてみた。 あなたを嫌いになる理由を 小さいことから大きいことまで 性格の違いや好みの違いも そうしたらわりと次から次と出てきて 10コも20コにもなった そして こんなことまでして忘れようとしている この恋の深さにハッとした ・ 私は今すぐいい子に ではなく 正直に なろう ・ 私の心は 素直さをなくし やさしい人々を見れば見るほど 間違っていると自分でも分かる方向ばかりへと 心は進んでいって いけない子になっていって もう こんなふうになっては 誰も愛してはくれないだろうと 強い強い風の中 ひとりで生きる決意をかためるのでした ・ 少し前の 後悔ばかりしていた自分を超えよう。 何かが正しく 何かがまちがっていたなんて。 どちらかが正しく もう片方がまちがっていたなんて。 事実があって、感情があるだけだ。 その感情をささえるのが今ならば 何かを忘れ去るのでなく 何が私にくっついても 許せるような強い自分に 今はなりたい。 ・ 一瞬のうちに、すべてが不可能になるのなら、 一瞬のうちに、すべてが可能にもなるだろう。 BACK NEXT
|
|