2007年10月05日(金) 曲を作るときの状況にも色んな種類があるけれど 私はこれまでは演奏するという形をとっていて 誰かの曲にフレーズをつけるとか、私のフレーズで曲をつくるとか ジャムセッションをするとか とくにジャムセッションなんかは、もうそのときの自分が そのまま反映されるので音楽のあるべき姿のひとつであると思っていたし ライブも曲はきまってるにしても練習とはかけ離れた曲がどんどん生まれる もともと音楽なんて、こういうその場の感情とか衝動とかに突き動かされて できていくものだし、そうじゃなければ意味がないと思っていた、 けれども。最近は自分で曲を作りたいと思うようになりました。 それもその場のテンションとかではなくて、自分の内側にあるものを 絵を描くみたいに、文章を論理的に書くみたいに積み上げて、 それを練り上げて仕上げる。みたいな。 職人的な作業をしたいと思いはじめました。 曲をそうやって作ることはすごく怖いことだとおもいます。 自分の知らない自分がでてきて、それがすごく恐ろしい顔をしているかもしれないし もっと怖いことには、わたしの中には、なにも存在しないかもしれない。 |