あたろーの日記
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2007年04月30日(月) さて飲む前に。

 
 旧暦4月14日。
 JR巣鴨駅のホームにこんなのがあるなんて知らなかったなー。
 「銚子風おでん」と「もつ煮」の自販機。どちらも300円。真っ昼間からいきなりカップ酒の世界へ頭の中トリップしてしまった。
 そんなわけで(?)、外出したものの早々に帰宅。iPodshuffleで落語聴きながら池袋うろうろ(W堂・・・キンカとジュンク)したものの、なんにも買わず、本日食指の動くモノ見つけられず、なんだだったら家で大人しくしておくんだった、と、じっくり腰を据えて落語を聴きたくなって、あと、カップ酒飲みたくなって、久しぶりに八海山のカップ(結局池袋で買ったのはこれとデパ地下のたい焼きのみ)を買い、巣鴨地蔵通り商店街の入り口伊勢屋でお稲荷さんとかんぴょう巻きを買い、銭湯に寄って、今、納豆と烏賊の塩辛と漬け物とお稲荷さんとかんぴょう巻きと発泡酒と八海山と桃川原酒(両方ともカップね・笑)をテーブルに置いて、さて落語聴きながらちびちびやるかぁ♪って前に、日記書いておこう、とPC開いたわけですはい。
 今18時半。ということは、これからのんびり2、3時間落語三昧で行きますか〜。もう、すいません。自分の好きなことばっかりやっている連休。糸の切れた凧、いやいや、ヘリウムガスの抜けかけた風船みたいに、ぽわぽわ過ごしています。


2007年04月29日(日) のんきな1日。


 旧暦3月13日。
 今日はほんとに良い天気でしたねー。
 図書館に行ったり、散歩したり。で、午後は早めに夕ご飯の支度して、明るいウチに銭湯。
 夜はベジタブルカレー。まったく私ったら、週に1度は作ってるなあ。最近よく使うネパリ・バザーロの「ネパールカレー ベジタブルマサラ」を切らしていたので、どこのスーパーにも置いてあるヱスビー食品の「赤缶カレー粉」を使う。ただし、缶の作り方には書いてある小麦粉は入れない。昨日自然食品店で買ったひよこ豆或いはチャナ豆或いはチクピー豆あるいはガルバンゾー(いろんな名前があるんだなこれが)を一晩水につけたもの。他の具はニンニク、生姜、玉葱、大根、人参、じゃがいも、人参の葉(みじん切り)、キャベツ、いんげん、ミニトマト。あとは冷凍庫に常備のココナツミルクパウダー。
 金曜に届いた大地宅配の野菜セット。今回は葉付き大根の太いの丸々1本。葉付き人参や丸々1本(熊手みたいに大きい!)の大和芋!!キャベツも丸ごとで、丸ごとづくし。大和芋はどうやって食べよう(1人暮らしだと丸ごとは絶対買わないのでびびった)と悩みつつ、でも嬉しい。ともかく今日は大根とキャベツの量を減らさねば、と、カレーにどんどん入れました。
 ひよこ豆は大好きな豆です。先日のアースデイで買った大豆をまだ使ってないのですが、今日はどうしてもほくほくしたひよこ豆が食べたかったので。・・・先週は肉を1度しか食べませんでした。朝、玄米を1.5合焚いて、朝ご飯とお弁当を作って、残りはおにぎりにして、夜は会社の食堂で残業食食べる際の主食に。なので1日3食玄米を、先週から始めました。つい先日までは、ほとんど、週末自宅で過ごす時だけ、玄米菜食だったのですが、でもでも、でも、忙しいのを言い訳に、朝ご飯いい加減、お昼は買ってきたお弁当(時にはコンビニ弁当)、夜は社員食堂のご飯、を続けていたのでは、いけないような気がして。買った食事でも選び方に気をつければ身体に良い食生活は得られるんだとは思うのですが、それでも、自分の食べたい、つまり自分の身体が欲している食事とはちょっとかけ離れているかも、という気持ちがあり、そんなこと言うなら少しの手間を惜しまずに自分で作れよー、と自分で言い聞かせて、「きちんと自炊・玄米菜食」始めてみたわけです。この食生活が、身体にどんな変化をもたらすか、楽しみでもあります。と言っても、お酒と、たまに行く居酒屋での焼き鳥と煮込みは続けるだろうなあ。。

 今日は、あれこれやろうと思っていたことをほとんど出来なかった。あっという間に終わってしまった感のある1日。
 まあ、それはそれで、何かしら得ることもあった日なので、よしとしよう。
 平凡で幸せな1日。
 それでいいや。


2007年04月28日(土) 好きなことだけをする連休。

 旧暦3月12日。
 やっと連休だ。今週も連日深夜残業になってしまったけれど、ともかく連休は休むぞ〜、と、いうことで・・・あれよあれよという間に終わってしまった初日(笑)
 今日は久しぶりに日暮里の繊維問屋街に出掛けていきました。
 この連休、今日は生地買ったら、あとは自宅か緑の多い公園でのんびり過ごすつもりで。
 日暮里では安田商店でラミーリネンを購入し、トマトで1m100円の生地を2種類と、ちょっと安くなっていたUSAコットンの生地、それから糸を何色か。
 さすがに、この連休はとことん好きなことに集中しないと、欲求不満です。明日と明後日は、好きなことだけをして過ごします。わーい!!!
 皆さまはどんな連休をご予定してますでしょうか。
 のんびり出来る方、或いは家族サービス等で忙しい方、はたまたお仕事で忙しい方!・・・それぞれに、よい連休になりますように。。。


2007年04月22日(日) 自宅にて。

 旧暦3月6日。
 貧困問題と、平和と、環境問題って、密接に繋がっているんだと感じる。今日はそんなことを考えていた。持てる国と持たざる国との力関係、暴力・兵器による殺戮と環境破壊・・・。遠い国々での出来事のようで、実は自分もなんらかの形で関わっているんだと思う。そのひとつとして、世界中の何でもが揃う日本に住むからこそ、商品ひとつ選ぶにも自覚しなければならないような気がする。

 明日から久しぶりにお弁当を作っていこう。しばらく、会社の仲間とケータリングのお弁当を注文していたのだけど、注文人数が減ってきたので取りやめ。今月は社員食堂のお弁当を買っていた。でも、そろそろ飽きて来ちゃったし、自分の食べるものを自分で作りたい、という欲求がもぞもぞ。。。それから、玄米菜食をいよいよ食生活の中心に持ってきたいな、と。
 もともと肉や魚が大好き。こってり味のものも大好き。時々むしょうに、焼き肉などのスタミナ料理食べたくなる。なるのですが、最近何故か、時々、肉を食べている自分にちょっと嫌気がさすようになってきた。なんでだろー。・・・殺された動物たちの断末魔が聞こえてくるような気がして。そう思う私ってどこかヘンなのかな、とも思ったけど、そんなに食べたくないものを無理に買ってきて調理する必要もないかー、と。今のところは2日か3日に1回位、ちょっとずつ肉を食べているけど、この先だんだん食べなくなっていくと思います。

 昼食を食べて、食べ過ぎちゃったので苦しくなり(笑)、昼寝をしていたら、夢の中で妹と喧嘩。私が部屋を掃除しないので、同居している妹がぶち切れてしまった・・・・という夢を見た。「うるさいなー忙しいんだから分かってよー!」と叫ぶ自分の声で目覚めました。昼寝なのに強烈な夢だった。。。今はもちろん妹とは一緒に暮らしてないのですが、子供の頃、部屋が一緒だったので、その頃の記憶が重なってしまったのかなー。昼寝から醒めたら掃除するぞーなんて思いながら寝たのもあるんですが。
 というわけで、昼寝の後は大掃除。大掃除って言っても、正直言って、狭い部屋にモノが溢れているため、あれこれほじくり出しているうちに身動きできなくなってしまい、ほんと疲れました(笑)でも、例えば昼間私が会社に行っている間に大きな地震が来て、下の大家さんが合い鍵持って様子を見に入ったりしたら、汚い部屋に驚くだろうなあ、と思うと。。。
 少しは綺麗になったようです。。。


2007年04月21日(土) アースデイ


 旧暦3月5日。
 先日職場でごみの捨て方があまりにもひどいので、みんなにメールで分別を呼びかけたつもりだったのだけど、逆に、分別の仕方がはっきりしてないから捨て方が分からないし、住んでいる自治体によって分別方法は異なるので、そこまで言うのなら捨て方を詳しく表示して貼っておくべきでは、という意味の返信を受け取り、がっかりというか、呆れてしまった。まあごもっともな意見だとは思うが、地球環境に対してあまりにも他人任せの発想で、心底呆れてしまった。同じ職場で何年か前にもやはり分別を呼びかけた際、どうせお掃除の方がごみを回収する際に全部ひとまとめにして持っていくから現場で分別したって無駄だ、というようなことを言われ、がっかりしたけど、それから意識は変化してないんだな、と感じた。
 私が言いたかったのは、コンビニ弁当のプラスチックの空き箱の中に食べ物の残りや汁が入ったまま、割り箸と一緒にコンビニの袋に入れて、事務所後方の「可燃物」と貼ってあるごみ箱に放り込んである、その意識の低さをなんとか変えませんか、ということだったのに。事務所内で異臭を放つような捨て方をしたくないな、と思えば、廊下の水場でシンクの三角コーナーまで行くだろうし、そこにはプラスチック弁当殻や割り箸などを入れる箱があるのを当然見つけるだろうし、そもそも細かくごみ箱の場所や捨て方を表示しなくても、普通の発想で他人にも地球環境にも迷惑かけない捨て方を考えてみれば、自然に行き着く捨て方っていうものがあるんじゃないかな、と私は感じていたのだけれど・・・甘かったです。IT業界の人全てがそうではないけれど、コンピュータの世界の難しいことは知っていても、自分の出したごみがどういう素材で出来ていて、どういう捨て方をすれば自然に害がないか、ということは知らないのだし、自分から知ろうとはしない人も多いのだ、ということがよく分かりました。そういうところでごみの分別の議論をしたって、向いている方向がそれぞれ違うんだから無駄だしむなしくなるだけだ、と思い、以後、黙っていることにしました。とても哀しいですけど。
 会社の女子トイレにはごみ箱がひとつしかない。そこに、ストッキングのビニル袋や、使い終わった口紅のケースなどが捨ててあって、それを時々、お掃除のおばさんが拾い上げ、「地球環境のためにごみの分別をお願いします」と書いた紙の上に乗せて、化粧台に置き、みんなの目に入るようにしたりしてます。でも、これについて、「これはちょっとー、ねえー」「なんかこれみよがしって感じ〜」「じゃあ不燃ごみのごみ箱も設置してよって思うよね」と顔を見合わせて話していく職場仲間を見ると、すごく寂しい気がする。不燃ごみのごみ箱は他にもいくらでもあるんだから、トイレのごみ箱に捨てる理由になどならない。自分のお洒落や化粧には神経が行くけど、地球環境に対しては無神経なのか。。。
 地球環境、リサイクル、エコロジー等々について、同じ意識を持った人と話すと、話題が尽きないくらいどんどん話が広がって、続いていく。それだけ根深く沢山の話すべき問題のある分野なんだろう、と感じる。だけど、逆に、こういう話題を持ちかけると、「また始まった」「ヒステリック」「過剰反応」という反応を返されることも多いような気がする。そのたびに哀しくなる。今自分がこうして生活している、この生活だけが無事に続けば良いのだろうか。自分以外の人や動物や環境や、次の世代の人々にまで、平穏を残したいとは思わないのだろうか。。。自分の身の回りの「今」しか見えていないのだろうか。。。
 

 4月22日は、アースデイ、です。アースデイというのは、1970年にアメリカで始まった、地球環境について考えるためのイベントで、今では世界各地で開催されています。私はアースデイのこと、数年前までは知らなかったのですが、いつだったか、イラク戦争に反対する平和パレードに参加したとき、パレードの終着場所が代々木公園で、アースデイイベントが開催されていた、ということがありました。他の日や会場でも、平和パレードの集合地点がやはりアースデイのような雰囲気で、出店が並びお祭りだったり。
 で、明日の日曜はどうやら天候が良くなさそうなので、土曜の今日、行ってきました。アースデイ2007。なんだか前に来たときより、規模も人出も大きくなっているみたいです。ブースを見て回るのも、広い会場なので結構歩きます。オーガニック食材を使ってのご飯、楽しみにしていたので、サイトで告知されたように、マイ食器とマイスプーン、マイ箸を持っていきました(^^)
マイ食器と言っても、ステンレスのお弁当箱です。女性にしてはちょっと大きめなので、カレーにもちょうどいいかなーと。池袋のインド料理店 マハッタ。この種のイベントでは必ずと言って良いほど出店しているような気がするのですが、今回も嬉々として30分も(笑)行列に並び、野菜カレーとタンドリーチキンをお弁当箱に盛ってもらう。アースデイのサイトで呼びかけがあったような気がするのですが、マイ食器持参している人は意外に少なく、5%くらいの印象。日テレのインタビュー取材を受け、緊張して何を喋ったか覚えてません。会場にごみ箱がないのがいいなーと思いました、というような話をしたような。。。そう、会場にはほんとにごみ箱がなかった。あったのかもしれないけど、あったとしても少ないはず。普通この手のイベントで見かけるような食べ終わった皿などが溢れたごみ箱は皆無でした。というのも、マイ食器持参した場合は別として、会場のフードコーナーでは、リユース食器を貸し出していて、食べ終わったら拭いて返す仕組み。なので、使い捨ての食器は一切なし。みんな借りたリユース食器の白いお皿を手にして、思い思いのレストラン出店前に並ぶのです。これ、単純にいいなーと思いました。と同時に、自分が普段出しているコンビニ弁当のごみを考えて、かなり反省。。。それから、神保町のブックフェスティバルでカレーを食べるときも、これからはマイ食器で行こうと(笑)
 会場では、いろんなブースをくまなく見て回りました。様々なNPO法人のブース、特にチベットの難民を支援する団体や、読み終えた本を送ってもらい、イラクの子供達を支援する団体に興味を覚えてちょっとお話を訊いたり。それからクラフトマンが直接自分の作品を売っているブース。作り手と直接対話しながら作品を選ぶっていいですよね。地べた、って感じがして。あと、草の根ショップのような小さくて地道な、こだわりの商品を扱う店も多かった。フェアトレード商品を扱う店も。オーガニック商品の店も。工場での大量生産でないから、低エネルギーで生産できる、過剰包装がない、環境を考えて選ばれた原料を使っている、作り手や買う側との対話、消費者のニーズをくみ取った商品作り・・・。メーカーによる大量生産にはない良さが、こういう小規模の生産者にあると感じました。私は、オーガニックコットンの端布と、ヘンプ紐と、千葉産の大豆を買いました。オーガニックコットンでいよいよ、布ナプキンを作ってみようと。。。

 夜は久しぶりに自宅近くの居酒屋へ。最近は忙しかったので、ゆっくり近所で飲むってことができず、今年初めてのご来店〜。忘れたわけじゃないんですよー、と、気恥ずかしかった。選ぶメニュウはいつもと同じ。で、いつもと違うのは、マイ箸で食べたこと。お店のおばさんに曰く、他にもマイ箸の女性がいるそうで、なんだか嬉しい。行き慣れた店だけでなく、今後はどこでも、割り箸の代わりにマイ箸を使おう、と思います。
 アースデイにちょこちょこっと出掛けていって、いろんな沢山の人が、さまざまな問題意識を持って、何かしら動いているんだなーと実感しました。私も、毎日の中で出来ることから積み重ねていかなければ、と思います。ごみの分別はもちろん、ごみを出さない心がけ、ごみを出しそうな商品を買わない心がけも大切だよなーって。
 あと、マイ箸用の箸袋作りたいなぁ。プラスチックの箸箱カタカタじゃうるさいし(笑)それから着なくなった服を裁断し縫ったりして別の服にしてみたいなあ。
 自分の暮らしを楽しくエコに改善していきたいと思います。
 


2007年04月17日(火) 長崎市長銃撃

 旧暦3月1日。
 長崎市の伊藤市長が銃撃され心肺停止状態とのこと。
 会社の会議室にあるテレビで報道を見ていて、仕事する気も失せて暗鬱とした想いで帰宅した。
 事件の背景が個人や組織による怨恨だろうとなんだろうと、平和についてきちんと語れる首長がこのような卑劣な暴力を受けるということが、今後の日本の行方を暗に象徴しているようで、非常に衝撃的だと思う。もちろん、どのような首長であろうと、政治家であろうと、どんな人であろうと、こんな風に他者から命を奪われんとすることは絶対にあってはならないし、許されるべきではない。。。
 伊藤市長は、広島市の秋葉市長と同様、平和に対しての自分の考えをしっかりと外に向けて発信したり、政府や大国の行為を非難することのできる首長として、とても注目している。こういう人が倒れるのは、目に見えない大切なネットワークに大きな風穴を開けられるようなショッキングな出来事だ。
 恐ろしい時代になったと思う。
 
 


2007年04月15日(日) ビル或いは塔の・・・

 旧暦2月28日。
 またまた一週間ぶり更新になってしまいました。
 恐ろしいことに、先週は月から金まで、自宅でお湯を沸かすことすらしなかったです。つまり、お茶を飲むさえなかったのでした(^^;)夜帰宅してすぐ布団敷いて、朝はギリギリに起きて飛び出していくという、なんともまあ、生活してるって感じのない週でした。
 でも、仕事忙しいことは忙しいけど、自分なりに学ぶことが多いので、当分はこれでガンバロウ、と思います。だけど、瞑想する時間が減ると、身体と精神のバランスとるのが難しいって実感します。まず第一に、疲れやすくなる。。。落ち着いて物事を考えるのが億劫になる。他人の言動を許そう、忘れよう、という寛容な精神がなくなってしまう。。いろんな点で、自分に余裕がなくなっていくみたいです。今週は、自分と向き合う静かな時間を絶対確保していこう。
 
 昨日は会社の行事の手伝いでちょっと出勤したので、今日は掃除洗濯・・と思いながら、結局ほとんど昼寝。あーいかんいかん。と思いながらも、たたんだ布団にごろんと寄りかかって寝てしまいました。選挙の街宣カーとか、近所の子供の遊ぶ声とか、なんかのどかで。

 最近、大地宅配から届いた野菜セットの箱を玄関ドアの前に置いたままにしておくと、野良猫くんが乗っかって休み場にしていくらしい。前にも日記に書いたのですが、週に一度届く野菜の箱、夜帰宅して家の中に入れようとすると、上に猫の抜けた毛が(笑)。それだけなら良いのですが、豆腐や納豆など冷蔵品を届けて貰う発泡スチロール製の箱の上に、先日は爪を研いだ痕と、にゃんと黄色いオシッコが少量!あのヤロ、スプレーしやがった(=_=)つまり、自分の縄張りだとマーキングしたようなのです。帰宅してドア脇の大地箱の上にかばんを置いて鍵を開けようとして、「おっと!」と慌ててしまいました。もう少しでオシッコの上にかばんを乗せるところでした(汗)大地宅配の箱はもちろん次回配達日に回収して貰う通い箱なので、拭いて綺麗にしておきましたが、爪研ぎ痕はねえ。。。まあ、ボロボロになってないので大丈夫とは思いますが。。
 だけど、私の姿を見ると大慌てで逃げ出すとは言え、「あのドアの前に行けばゆっくり休めるんだにゃ」と、アテにしてくれてるなんて、なんだか可愛い奴じゃないの、と、ちょっと微笑ましく思えてしまうのでした。
 願わくば、大人しく寝るだけにして欲しいけど。

 1週間前に見た夢で、どうしても忘れられないのが、ビルが横倒し崩壊していく夢。あまりにもリアルでうなされて目覚めた。ちょうど日記にも書いたように、911テロに関するドキュメンタリーを見た後だったので、それが夢に出てきたのかなーとも思い、でも世界貿易センタービルの崩壊の様子とは異なるイメージだったので、これから起こる何かを象徴しているのかなあ、とも思い、ちょっと暗鬱な気分になった。まるでタロットカードの「塔」のような映像が夢の中に出てきたのです。どう解釈したものか。ビルや塔のような建築物が物理的に倒れるのか、それともタロットカードの意味するように、これまで積み重ねてきた、或いは当然と思ってきた何か(信念とか価値観とか、はたまた組織や社会的な何かや暮らしや経済など)がある日突然崩壊するという暗示なのか。後者であれば、それはごく個人的な自分に関してのことか、それとも社会一般に関してのことか。
 なんとなく、自分自身に関して、これまで培ってきた何かや、価値観を根底から覆すことが起こるような気がしているのですが、こういう風に夢で警告を貰ったということに感謝しよう、と思います。常に用心を怠りなく、足元をしっかり見つめて行かなきゃなー、と、ちょっと気が引き締まる感じです。
 さてとー、今週もガンバロウっと。
 あと2週間でGWですよねっ!

 


2007年04月08日(日) のんびりした日曜日。


 旧暦2月21日。
 久しぶりにのんびりしたなぁ♪
 というか、だらだら過ごしてしまいました。。。
 夕方になって慌てて投票に行ってきた。
 都知事選。開票速報にがっくり。まあ、予想のついていたことではありますが。また石原帝国かぁ。あーあ。
 
 順序が逆になってしまいましたが、金曜は仕事を終えて21時から(遅いー)職場近くの墓地で花見。いろんなおうちのご先祖様達の霊に見守られ(?)賑やかに酒盛り。盛り上がったところで居酒屋へ移動し、閉店後さらに別の店、そこも閉店後はカラオケ。朝まで歌ってまた閉店で追い出され、6時にふらふらになって帰宅。すぐ寝て起きて、午後は友人と「さん喬を聴く会」。場所はいつもの深川江戸資料館。我ながらよく体力続くよなあと。でも、お弟子さんの噺ではうとうとしてしまい、いかんいかんと頭をぶんぶん振って、さん喬師匠の噺はひと言も聴き逃すまい、と、目をぱちくり。「寝床」と、本来なら3時間近くになるという長い噺「ちきり伊勢屋」を短く(それでも1時間は超えていた)したものをじっくり。「ちきり伊勢屋」という噺を聴くのは初めてでした。どんな噺だろうとわくわくしていた。相変わらずさん喬師匠は人情噺が巧い。情景描写もぞくぞくするほどリアルで、客席に江戸の往来が、年の瀬の寒さが、そそそーっと立ち現れる。聴く人の呼吸がいつの間にかひとつになっている。唾を飲み込む音さえも周囲に響いてしまうほどに、張りつめた会場。そこに柳家さん喬の語りが一瞬一瞬の空気を捉えていくよう。あのテンションを1時間以上、1人で保っていくのだから、凄いと思う。
 まるでロードショーを見終わった後のような、心地よい疲労感と余韻が残って、会場を出た後友人と言葉少なに駅に向かいました。
 
 写真の猫は両方とも深川にて。猫って、どうしてそんなところが好きなんだろう、っていうような場所によく乗っかってる。携帯電話のカメラを向けると、大あくび。あくび直後のマヌケ顔がまるで笑っているような。白黒猫は薄汚れてノラちゃんなんだけど、あら、よく見ると見返り美人。目が綺麗な。深川の猫はのんびりしてる。いじめられたり厄介払いされたりすることがないのかもしれない。路上の生き物が平和な土地って、人間にも住みやすいんだろうな。

 話は今日に戻って。
 今朝はちょっとゆっくり起きて、布団の上で瞑想した。ちょっと前だと、瞑想してるって言うと、変わった人、って思われてたかもしれないけど、今はかなりポピュラーになってきたような感触が。。私が瞑想というのに出合ったのは7〜8年位前で、その頃から毎日朝晩、時間のない時は2日や3日に1回のペースになることもあるのですが、ちょぼちょぼと続けてきました。ただ、数年前にいろいろあって精神的に参ってしまった時期は、一時的に瞑想をすることさえ忘れてしまっていて、その後自分を取り戻した時に、やっぱり少しずつでも1人静かに瞑想する時間を持ち続けていこうと思い至り、今に続いています。
 瞑想の仕方にはいろいろあるらしいのですが、私は面倒なことが苦手で覚えられないので、ただただゆったりとした音楽を聴きながら、自分の呼吸、吸うと吐く、に意識を集中する、というやり方に落ち着いています。最初は日常生活の中での心配ごとやあれこれが頭の中を支配しているのですが、だんだん、呼吸を意識していると、だんだんと、吸うと吐くが深く深くなっていって、余計な雑念がすーっと消えていき、自分の頭も身体の中も、クリアで柔らかい粒子で満たされていくような感覚になります。それがとても心地良いです。
 瞑想を続けていると、うまく表現できないのですが、なんて言うんだろう、「すべての答えは自分の中にある」ということが、自然に解ってくるような気がします。そういう想いが身体の中からわき起こってくるような。瞑想することさえ忘れてしまうほど心身共に忙しかった一時期、まるで自分が何か大切なものから分離してしまっていたように感じていました。日に1度でもいいから、自分自身と向き合う静かな時間を持つって、すごく大切な、いや、最も大切なことなのかも知れない、と思います。
 と言うものの、最近はやっぱり、帰宅が遅くて睡眠時間もちょっと足りず、朝も寝ぼけ眼で家を飛び出していくので、この辺りで軌道修正して、せめて毎日、朝か夜のどちらかはまとまった時間(と言っても30分程度ですが)瞑想できるように心がけよう、と考えているところです。頭もスッキリするし、身体の調子も良くなるし、精神的な余裕もできるし。。。
 あれ、なんでこんなにつらつら書いたんだろう。要するに、今日の午前中は久しぶりに充実した時間を過ごせたって書きたかったんです。

 夜、まとまった時間が取れるときに見ようと思っていた番組を見た。「阿修羅」にある「このビデオ(無料)をすべての日本人に見てもらいたい!」というもの。9.11の実像を暴くドキュメンタリー。あのテロがアメリカ政府による陰謀だというのはすでに多くの人の知るところだ。でも、見て損はないビデオでした。情報がいかに操作されて人々がいかに嘘の情報を信じ込まされるか、9.11はその教訓でもある。
 自分の判断能力を鍛えて情報に踊らされないようにすることが、こんな世の中に生きていく人間にとっての防御壁だと思う。


2007年04月02日(月) ご冥福をお祈りします

 旧暦2月15日。
 しばらく危篤状態が続いていた上司のお嬢さんが、3月31日に亡くなった。享年22歳。
 生まれつき重い障害をお持ちで、常に誰かが手助けをしなければ生活ができない状況で、また、ご両親と他のご兄弟はずっと死を覚悟しながら22年間支えて育ててきた。
 私は今の職場に来た8年前から、上司からしょっちゅう娘さんのお話を伺っていたので、お会いしたことは無かったけれど、まったく無縁の他人ではないような気がしていた。ご両親である上司の苦労と、娘さんに対する愛情に、いつも頭が下がる想いだった。
 夕方、職場を早めに出て、お通夜のお手伝いに行った。
 当初、参列者は100人ほど、との予想に反して、300人位の方々が、故人を偲んで斎場におみえになり、受付の記帳には長い行列が出来た。多くが、故人と家族と共に、同じ障害を抱えて苦楽を共にしてきた仲間の方々や関係者で、娘さんの存在を中心にして上司とご家族の交友関係が広いのには驚いた。
 会場の一角には、故人の成長の記録である多くの写真が載ったアルバムがおかれ、ご家族との愛情に溢れたスナップが、22年間の家族のあゆみを物語っていた。
 
 それにしても、ご両親はもうかなり前からこの日の来るのを覚悟していたとはいえ、お子さんが先に亡くなるというのは、あまりにもむごい。自分のお腹を痛めて産んだお子さんが自分より先に逝ってしまうというのはなんと残酷なことだろう。

 ご冥福をお祈りするとともに、穏やかで何の苦しみもないあちらの世界で、自由に動き回れることの楽しさを満喫して戴きたい、と切に願う。


2007年04月01日(日) 染井の桜


 旧暦2月14日。
 お散歩がてら染井霊園に桜を愛でに行ってきました。
 薄曇りの夕方。線路挟んで反対側の六義園は、電車で遠方からやってくる人で賑わっているらしいですが、染井霊園のほうは近所の住人が多いのかな。のんびり歩くご夫婦や家族、お喋りしながら女性同士、それから犬の散歩。なんと言っても、ソメイヨシノ発祥の地ですからねぇ。見事な桜です。賑やかでない分、心落ち着いて花を見上げていられる。いや、心落ち着くものかどうか。。。満開の桜の花の下は、そわそわ、ざわざわ。体中の細胞が、桜の花に反応しているような感じ。桜の樹の下には一体何が棲んでいるんだろう?
 帰り道、おばあちゃん三毛猫の写真を撮らせてもらう。ご機嫌を伺いながら。
 
 私のよく行く銭湯はビルになっていて、受付のある2階と、3階にそれぞれ浴場があり、1日ごとに男湯女湯が入れ替わる。
 今日はぼんやり考えごとしながら受付済ませて、女湯ののれんを潜った・・・つもりだったのに。
 ぱっと視界に飛び込んできたのは思いっきりブルース・ウィリスの後頭部。わ、おじさんみたいな(ごめんなさい)頭のおばさんがいるな、と、最初に思った。手前のコインロッカーが空いているのでそこを使おう、と、1歩2歩歩いて、目の前で身体を拭いている人の股間に、女湯では決して見当たらない物体がぶらぶらしているのに気づいて、一瞬目がテンになった。その時、別の場所に立っている人が同じく目をテンにしてこちらを見ているのにも気づいた。
 わっ!
 み、みんな本物のおじさんだ!!し、しかも★×$%#&!!(=_=*)!!
 
「あ、ちがった」
 と呟いて慌てて飛び出してきた。
 謝る余裕もなかった。
 女湯のある3階への階段駆け上がりながら、心の中で、
「ぎゃあああああっ」
 と叫び続けていました。

 ああー、とうとうやってしまった。
 せっかく桜の花で心地よくなって帰ってきたのに。
 あーあ。


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