思うところあって...銀の

 

 

クラシック - 2006年11月24日(金)

村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読み終えた。
ドラマ『24』と同じくはまり過ぎた。
そして、影響を受け過ぎた。
村上龍は5年前くらいから本当に好きだけど、
彼の人の小説でもこんなにはまったのは初めて
かもしれない。

今、無性にクラシック交響曲が聴きたい。
クラシックはあんまり知らないのだけど、
暗くて重いものが聴きたい。
『ゴッドファーザー』を観た後もそんな感じだったのを
覚えている。

深くて、大きく響いている。
今ちょっと酔っ払っているけれど、何かしなくちゃって
すごく焦っている。
もっと世界を知らなくちゃ。
知らないことは恥ずかしいことではないと思うけれど、
無知は悪にもなるのだ。

友達からノンフィクションの本をたくさん借りた。
もっともっと本当のことって何か知らないと。


ああぁお酒が回っている。
客観性が失われている。


...

夕景 - 2006年11月13日(月)

先週の土曜日に、旦那坊主と一緒にデス電所の
『夕景殺伐メロウ』を観に行ってきました。
面白いなぁと思いました。
デス電所の魅力はたくさんあるけど、
絶対に演劇じゃないと成立しない演出をするから
凄いなっていつも思います。
ダンスもいっぱいあって血が騒ぎました。

終わった後、二人で立ち呑み屋に寄ったのですが、
『ちょっと呑んで帰る』っていうのが妙に楽しかった。
安上がりでもあるし。
今度はもっとおいしい立ち呑み屋を見つけたいです。


最近、これまた旦那坊主と二人して今さらながら
「24(Twenty four)」にはまってました。
先週の金曜日、土曜日は徹夜で観てました。
いや〜あんなに面白いドラマだったとわ。
おかげさまで、パーマー大統領候補の奥さんの
ものまねが流行っております。
ま、似てないけどね。(ってか「24」観た人でも
覚えてないですよね、どんな人やったか)

これから、シーズン2、3、4…と観ていくことに
なりそうです。
でも、ちょっとハードに観過ぎたので少し休んで
からにします。



...

自分だけ - 2006年11月07日(火)

田辺聖子さんが『徹子の部屋』に出ていて、
たくさんのスヌーピーのぬいぐるみと
毎日会話している話をされていた。
ぬいぐるみ達は全員名前を持っていて、
それぞれ性格があるそうな。
かわいい。
老齢になっても想像の世界、自分だけの世界
を持っていることが素晴らしい。
で、自分だけの世界だけに閉じこもって
しまっている訳ではない平衡感覚も素晴らしい。

私は、いつ捨ててしまったんだろう。
ペコ、ポコ、おふう、キド、だいちゃん、
かんちゃん、ふう吉…
15匹のぬいぐるみと毎日対話してたん
だけどなぁ。
名前と誕生日と年齢と性格も把握してたん
だけどなぁ。

思い出せないけれど、いつの間にか捨てて
しまっていた世界だ。
でも、その世界に没頭する気持ち良さは
はっきり覚えている。
ぬいぐるみをポリ袋に入れてゴミに出した時の
罪悪感も覚えている。

この感覚って初恋のようだと思った。
なぜか今日はセンチメンタルになってしまった。
田辺聖子さんの口調が柔らかかったからかなぁ。


...




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