思うところあって...銀の

 

 

巻き込まれたらどうする? - 2006年06月26日(月)

プラトーンを観ました。

またまたまたまた大影響会を開いております。
私の中で。
戦争映画とホラー映画は怖いから観ないように
してたのです。
で、観てみて、やっぱり怖かったです。
で、なんで観たくなかったのかも分かりました。
単純に死ぬ危険に晒されるのが怖いのです。
単純です。
痛いのです。
痛いから心に残ってしまうのです。
戦争ってわけ分からんなぁってつくづく思いました。
どうしようもなく巻き込まれてしまったら
自分はどうするんだろう?
考えたくないけど考えてしまいます。
とりあえず、できることならスイスに逃げようね
って旦那坊主と口約束しました。

戦争映画が嫌なのではなく、戦争が嫌なのですね。
あたりまえだけど。
そんな単純なことに気付くことができたので、
プラトーンを観て良かったです。
ほんとに怖かったけど。


...

10年 - 2006年06月18日(日)

現在、3人の20歳の女の子と関わりが深くなりつつある。
(正確には1人は19歳。ハタチを目前に禁煙始めた模様)

3人に共通しているのは、“今”が必死で、でもどう転んで
いくか分からない未来に思いを馳せているところ。
芯はあるけど、それが頑固にはなっていない。
人への思いやりもあるしね。
何日かぶりに会っただけでハグしてくれようとするほど
喜んでくれたりするし。かわいいのねん。
そんな彼女達が素敵で素敵で。

私は20歳になった時から10年が過ぎたけど、
あの頃どんなことを考えていて、どんなことで悩んでいた
のかけっこうはっきりと覚えている。
いつもいつも自分と対話してたような気がする。
暗いけど。
そういう時があってよかったなと思う。
ってか、今もあんまり変わってないか。
あ、でも行動が伴うようになってきた。

とにかく、彼女達の柔らかさを尊敬しなくなったら、
同じ目線で考えなくなったら、終わりだなって思う。

この身はいずれ滅びゆくけれど(たいそうな書き方だけど)、
彼女達と久々に会った時に、やっぱりハグしようかなと
思わせられるような年の取り方をしたい。

最近見えてきたのね。
自分の方針がね。
今、ここに書いたようなことなのね。
ようするに、ぐにゃぐにゃの太極拳家ね(?)

寂しいことや悲しいことは、その時その時
心のシャッターをきっておいて(←恥ずかしい表現)、
最後の時にニューシネマパラダイスのように
流れていけばいいと思う。

なにより、“今”が必死で、ああ幸せだなと
気付けている、なんてラッキーな日々。


...

捨てること - 2006年06月10日(土)

私は荷物が多い人間です。
1泊2日の旅行に行く時も、2ヶ月のホームステイか?ってくらいの手荷物だったりします。
(で、肝心なものを忘れて人に借りたりもしています。)

たぶん、それは『捨てられない』人間だからだと思うのです。
これも、あっ、これも…って。
だからクローゼットを開けると、10年前から着ている洋服が普通に陳列してたりします。
『愛着』というか、関わる人や物を愛しやすい性質のようで。
単純に好きになってしまっているものならそれで問題ないのですが、「たぶん必要だから…」みたいな理由で買った服やそれと似たような人間関係も大切にしようと、好きになろうとするからしんどくなるのです。

もう面倒なので、今日これからクローゼットの整理をします。
要らないものを捨ててすっきりしたいです。
気分屋の女性に、仕事で関わるからって顔色うかがって丁寧に対応した末、冷たい態度取られて傷ついたりするのはもう止めました。
こっちもおんなじ態度で返したら、びっくりしたのか彼女は優しく接してくるようになりました。
でも、もう遅いのです。
私のなけなしの優しさに依存されても困るのです。
そして、私も捨てられない人間だったから依存されやすく、利用されやすかったんだと思います。
本当に必要なものを見極められなかったから、裏切られたりして傷付いてたんだなって思います。

もちろん無駄なものも必要だと思うから、役に立たないものは要らないなんてこれっぽっちも思わないけれど、気持ちいいと思う本当にしっくりくるものをこれまで培ってきた自分だけの感覚で選んで行けたらと思います。

スーパーカーの『SUNDAY PEOPLE』を聴きながらぼーっとそんなことを思いました。


これからは、具体的な行動で必要なことを手に入れるんだ。
最近は、だいたい毎日寝る前に30分ほどストレッチしてるよ。
柔らかい体と発想を体得するため。
自分を大切にするってそういうことでしょ?



...




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