音楽療法日記

2003年07月30日(水) いい人

勤労。私の面接官だったHさんが最近会社を休みがち。鬱病でないかと皆心配してる。いい人なのに。いい人だからか・・。面接のとき面白い絵柄のネクタイをしていて、面接者の緊張を解いてくれる。そんなさり気ない気配りのできる人はなかなかいない。
エアコンが絶不調。部屋が水浸しになった。


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2003年07月29日(火) ペンギン印の蓄音機

勤労。先日、進入社員が四日で退職したこともあって、今度は慎重らしい。十人以上が続々と面接に来た模様。
帰宅後、愛媛より蓄音機が届く。早速SPレコードをのせて鉄針を下ろすと・・・、
果たして、72RPM。スッペが〜♪♪〜。すごひ、なんか戦前のラヂオを聴いているみたい。こうして古いものを受け継ぐと、先の時代の人を敬いたくなる。感謝すべきことだと思いました。


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2003年07月28日(月) 時空を超えるパワー

安息日。レコード、CDを聴く。レコードの音が引っかかったので見ると、一寸硬い塵がついていたので、取り除いたら傷の一つなくクリアな音に戻った。CD、音が飛ぶのでクリーナをかけたけど、修復できない。
最近のメディアは高性能で大容量かも知れない。でも、小さな傷に弱いし、データが壊れたり読めなくなったりする。昔のものは無骨だけど耐性がある。二十一世紀になって、人も機械もこんなに傷つきやすくなった。エジソンやベートーヴェンやシェイクスピアが生きていたらなんて言うだろう。
現世に、これだけのパワーを人々に与えられる人物は、そうはいないと思う。


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2003年07月26日(土) カッコ悪いことはカッコいいこと

東京駅の大丸で御上りの振りしてランチ。会計は黄金カードで。銀ぶら。
蒸し暑いような肌寒いような天気であり、体調いまいち。化粧品など購入して阿佐ヶ谷に帰った。ヴィオロンで珍しくオペラ、パッパゲーノ! また新しい、どう見てもモンゴル800とか聴いていそうなバイトの青年にマスターが指導してた。小澤指揮のストラビンスキをリクエスト。つい最近まで生きていた人の音楽だから、クラシックとは言わないんだろうけど、なんで人はそういう括りをつけるんだろう。
いつの時代でもいままで誰もやらなかったようなことをやってみようとする音楽家はカッコいいと思う。
エゴラッピンがジャズでも、JポップのフロアにCD置いてるわけだし。
クラシックっていうと世間一般的に、神経質で几帳面な人が聴くイメージだけども、ヴィオロンのマスターはいい意味で大雑把な人である。


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2003年07月25日(金) 十戒

勤労。弊社は人事の二名が相次いで辞めるので、会社の内部が機能しなくなるのが目に見えておりまする。午後、Lのシェイキを買ってきてあげるというので、お願いしたのだけど、会社を出る頃に腹が冷えて帰りの電車の十分が地獄の十分になる。荻窪に着いてトイレット。餓鬼の集団が入ってきて、「一番奥、なかなか出てこないよ、先生」とかいう。下品な子供め。立て直ってステンドグラス。初老の夫婦が見学に来ていたところで、涼しい顔して半田付け。が、足に半田が落ちて熱き思い。
ルミネでチャイナ料理。違う卓の伝票を持ってきやがるので、「酒なんか飲んでないんだけど」と叱る。
夜、蓄音機を十人のライバルに競り勝って落札。でも結構安価で入手できた。


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2003年07月24日(木) 東口

束の間の安息日だけど新宿東口。コンタクトレンズをバイ貝。アレルギ性結膜炎と言われ、点眼薬を処方さるる。洗浄液などを大量にくれたので重くて買い物もままならない。それでも百貨店で夜会服などを見る。伊勢丹など平日というのにヒトデが多い。クタクタになって北区。


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2003年07月23日(水) 民主国の国民ども

明け方寒くて花風邪を引く。勤労。僅か四日で退職した若者有り。最近の若者は駄目だなあ。
九州の富豪の親類より電話。子供はまだかと言われる。無礼とは思えど、恐らく出産祝いには二十萬くらいはくれるだろう。


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2003年07月21日(月) マッチ箱の中の世界

廃品回収の人の良さげなおじさんを捕まえて、32インチの巨大なテレヴィジョンを引き取ってもらう。高田馬場で印度カリーを食べてから、タイムへ。古典が多くて物足りない。新宿に出てハンズで巨大なビンなどを購入。喫茶店マッチ箱コレクションを入れるため。
マッチのない喫茶店なんて駄目。
客の席を、店が勝手に決められる喫茶店も駄目。

ヴィオロンに行って、シューマンのチェロ協奏曲、カザルス演奏をリクエスト。シューマンの晩年の作品は好き。
いつもレコード持ってくるおじさん、楽譜を持ったおじさん、セーラー服を着た海軍と思しきおじさんあり。オヤジばっかりの喫茶店だ(ギャルもいるけど)。でも、ここにいる人はオヤジじゃないんだよね、おじさんなんだよねえ。


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2003年07月20日(日) コロムビアでコロンビア

自由人から珈琲の便り。コロムビアのレコードを聴きながらコロンビア。カリーをデリしてランチ。ヴィオロンへ。Rが黒いスーツなので、まるで交響楽団の人に見えて可笑し。ハイドンをリクエストせり。喪服のRは通夜。


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2003年07月19日(土) ジャンボリー

朝からRが棚を組み立て。部屋が狭くなるかと思いきや、逆にスッキリ収まって満悦。新橋で支那麺を食べてから、ビッグサイトへ骨董ジャンボリーを見に行く。アルフィーの真ん中の人のカメラ屋などあり。骨董って言ってもレトロ・トイかなんかも多くて、特に目ぼしいものあらず。ただ、チョット古時計が欲しくなったので、他で探そうと思い立つ。客の乏しい水上バスに載って、クーレンカンプのシューマンなどを買って帰宅。


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2003年07月18日(金) 夏の序曲

安息日。パガニーニのヴァイオリン&ギターが届く。古いようで新しい。なんかビートルズを初めて聴いたときのような気持ち。パガニーニが今の時代に生きていたら、きっと世界一のギター弾きなのに・・。
夕、ステンドグラス。Rは残業で社食を食べて帰宅。
今年はなかなか暑くならないなあ。ヨーロッパは猛暑でローマは摂氏42℃というから、冷夏ってことはないだろうね。


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2003年07月17日(木) 縁もゆかりもある人々

勤労。来週からまたまた社員が増え、席が足りなくなるので一時的に壁側の席へ。後ろを人が通らないし、なぜかネットのアクセス制限が掛かっていないので自由気ままサーフし放題。昨日入社のSさんが高校の後輩だと判明。Gさんは大学の学科の先輩だし、Mさんは前の会社がそれぞれ同じだし、なんか所縁が多いなあ。
夜、レコード用の棚が到着。50kgもあるので、S急便のしましまの服の人とRが協力して玄関まで持ち上げる。


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2003年07月16日(水) マルコビッチ

明け方、はぐれカラスがカーカー煩くて目覚める。ボウガンで鴨や猫を狙うなら、カラスにやればいいと思うのに。
業務多忙。今度はギャールが人事に入社。されはともかく、最近マルコというあだ名になってしまう・・。


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2003年07月13日(日) パガニーニの魔法

三鷹のドルチェでレコードをバイ貝。パガニニの五番を発掘。三鷹まで来た甲斐があったってもんだ。ヴィオロンみたいな名曲喫茶にも置いていないレコードをゲットできた。ヴィオロンに行ったら、珍妙奇怪なショウの準備で四時過ぎまでしか居られず。ハッペルベルのカノンのバイト嬢は愛想が良くて、「いつもありがとうございます」とか、言われる。ゴーゴーレコードでパガニニのバイオリン&ギターを発掘。これがバロック的でモダンで、何とも言えぬ時代を超えるかのような・・。やさしいようなクールなような。


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2003年07月12日(土) 美少年ソプラノ

Rが午前から床屋。散切りになって白い耳。
久しぶりの渋ぶら。タイ国ラーメンなど食べてから、ストラビンスキ、ブラームスなどの円盤、伊製サンダルなど購入。文化村ではミレーの絵を見るために一時間待ちとかの行列が出来ている。芸術って顔じゃない輩がっ。人間関係で休憩。スコーンと珈琲が安くて美味しい。
帰りにヴィオロン。和服を下品に着た女などのいる楽隊が、早々と居座っていて煩い。パガニニをリクエストした熟年紳士(常連)あり。ライブが始まるのでマーラーの少年ソプラノまで聴けずに退散。そう言えばマーラーは美しい少年に興奮してしまう人だったんだよね。名画「ベニスに死す」参照。長崎の事件を知ってて、マーラーの3番リクエストしてしまった。あとから気づいてちょっと罪悪感。


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2003年07月11日(金) 探し求めていた場所

安息日と言えど、安息ならず。というのも、此処は古くからの住宅街、またも近くで水道工事があった。断水。なのに、エアコンから水が漏れるという情けない現象。水道局の人に問い合わせて、見に来てもらうも原因不明。要するに、十歳以上になる白熊君が故障しているていうことか。
夕方、ステンドグラス。セビロを着た働き盛りの月給取りが見学に来た。まったく老若男女な空間である。少々暮らしに余裕がある人が多いけれど、ブランド物を着飾った人などはいない。
ヴィオロンの客層もそうだけど、心にゆとりがあって、時代に左右されない人物の集まる場所が、最近になってようやくわかってきた気がする。
夜、マイセンで和食とも洋食ともつかぬ食事。


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2003年07月10日(木) AB型の方はいませんか

勤労。フロアに入居して来たアートなんとかいう会社が怪しひ。ギャルを使って、海豚の絵かなんかを高額で買わせる悪徳業者ではないかと、我々の中で専ら噂となっている。昼、ロイヒにサラダランチを発注。
Rが会社からABロードを持って帰宅(ABブラザーズではない)。今時点で、F社、H社、W社、I社の旅費を比較検討。関西系の会社の方が圧倒的に安い。ホテルはモダンよりトラッドがいいし。悩まし。
Dr.コトーを見る。ヒューマニズムよなあ。


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2003年07月09日(水) 胆の胃

勤労。貧血で蒼白なMさんとISOの資料作成。真面目で自己主張をしなくて透明人間のような人で、カフカの小説に出てくる青年を想い起こす。
部下の私に仕事を頼んでおいて、どうすればいいかと相談してくる。気の毒すぎる。
会社の受付にビデオカメラがあって、呼び鈴がなると、客がテレビ電話に写るのだけど、一見カメラとはわからない仕組みであり、客のマヌケな姿が顕となる。きひひ。中には、顎しか写らない人、汗まみれの禿げ頭、片目の度アップなど、笑えて対応出来ない人が多くて、この仕事ちょっと苦手。
狭い日本、今の世の中、大きいものは売れないらしく、大型スピーカー、レコード、キャデラックなどは随分安くなったものですね。タンノイのスピーカーなど狙っています。


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2003年07月06日(日) 古今東西

高円寺、中野を散策。地球の歩き方を買って今日もヴィオロンへ。音楽などまったく聴いていない客が多い。でも態々駅からここまで歩いてくるのだから、通りがかりで入ってるわけじゃないんだろう。Rがドヴォルザークをリクエスト。東欧・旧ソ系の音楽は日本人に好まれるらしい。私は西系だな。ラテン系ていうかー。踊りたくなるやつ。パガニーニのバイオリンの高音がヴィオロンの真空管ではちょっと欠けるんだよなあ。ジェノバにも行きたいな。ヴェネツィアもいいけど。女性ヴィオラ奏者がきたところで席を立つと、日曜のバイト嬢に「今日はお帰りですか?」と言われる。今日は帰るってもんじゃ。


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2003年07月05日(土) 不調和

吉ぶら。ミュズリ、洋服、レコード、本など購入。ストーンで喫茶。店内に掛かっているラテンジャズのCDを持っているけど、何トリオだったか、名前を覚えていない。シュガー・レコードって店を探して行ったら、すごく小さな店で、4万2千円とか目が潰れるようなレコードばっかり売っている。今時こんな商売があるのか。でもホワイト・ハイランド・スコッチ・テリアが一匹いて、人懐こくてかわいかった。
阿佐ヶ谷に戻ってヴィオロン。トロンボーンとアコーディオンのジャズのライブがあった。それが、ジャズの人っていうのは、時間にルーズだし、変な笛を持ってきて飛び入り参加するお呼びでない輩がいたりして、まったく聞かせるという意識がない。オリジナルのフリージャズで、自己満足の極み。調和とかハーモニーというものがなくて、二人が勝手に弾いていて意味不明。音楽って基礎がなっていればいいってもんじゃないと思う。やっぱり調和と観客って大事だとおもうけど。
ライブが終わる頃にはやっぱり、マスタはいない。そら、聴きたくないよね。


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2003年07月03日(木) テレビジョン

勤労。胃腸ほぼ復調。人事厚生の仕事を引き継がされる。銭の計算は苦手なのよねえ。数えたことないしぃ。
32型のテレビジョンが壊れかかっているので捨てたいのだけど、家電リサイクル法により粗大塵に出せないというので、困り果てる。そもそも何人いれば二階から下ろせるかどうか不明。


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2003年07月02日(水) 宇宙の入り口

会社に行きかけたところで腹痛。西友でトイレットを拝借して遅刻して出社。でも昨日よりは調子がいい。
会社のドアの前でウロウロしているの人に、「どこが入り口ですか」などと訊かれる。どう考えてもこの観音開きのところに決まってるのにと思って教えると、中が暗いからやっていないのかと思った、省エネですか?と言われる。「いえ、会長の演出で、宇宙の入り口をイメージしています」と言っておいた。


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