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生後1ヶ月 義妹が遊びに来た
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2003年11月29日(土) |
今週末も恒例の一時帰宅。晴れてゆうたんは生後1ヶ月経ちました♪
身長は生まれたとき51cmだったのが、今は56cm。伸びたねぇ。
体重は大体4.5kgくらい。詳しいことは今度の一ヶ月検診でわかるだろう。
生まれたばかりの頃に比べて、かなり顔だちがはっきりしたし、顔の皮はだいぶ剥けてつるつるしてきた。それににきびがどうしてもぽつぽつと出来てしまうが、3日くらいで治るのであまり気にしていない。
最近になって、目で動くものを追えるようになってきた。脚の動きも活発で、長肌着がすぐにはだけてしまう。それに足を突っ張る力もかなり強くなった。パンチもキックも強い強い。呼吸は相変わらず荒く、1分間に120回も呼吸することもあるけれど、安定しているときは普通に40〜50回。この呼吸の謎以外は順調に育っている。
義妹が赤ちゃんを見にやってきた。義妹も妊娠中なので、近いうちに私のような生活になるわけだ。出産の痛みに対する恐怖を口にする義妹。わかるわかる。私も想像しただけでノイローゼになるかと思ったもの。でも、出産のつらさはもちろんのこと、産後の生活がこれほど大変なことだとは義妹はまだ知る由も無いのだね・・・。知らぬが花とはこのこと？なにはともあれ、久しぶりに義妹と喋れて楽しかった。お正月にまた会いましょう。
義妹は華奢で可憐で人気者。義妹と私は同い年ということもあって、私にとっては結構コンプレックスの対象だったりする。私が義妹に勝てる要素は、このびくともしない健康体くらいなのではなかろうか。彼女は今妊娠7ヶ月なのに3kgしか体重が増えていないが、私は7ヶ月で7kgくらい増えていた。やっぱり細くて可愛い子は体重も増えないんだ、それに比べて私はドスコイ妊婦さんだったし未だに体重も戻らないし・・・とわけのわからない劣等感を心の中に抱いたり。冷静に考えればおバカな僻みなのだが。
義妹も今年度中に出産予定だから、うちの子と同級生になるだろう。どうも性別も同じみたいだし、義両親や親戚にあれこれ比較されながら育つのかなぁ。義妹は子育てのために勤めていた会社も辞めて、子供に出来る限りの手をかけて育てるつもりのようだ。それに比べて会社にしっかりしがみつく私。うちの子を抱っこしてあやしたり可愛がったりしてくれる義妹の姿を見て、子供が好きなんだろうなーと思う。それに比べて未だに子供をあやすのにどうしたらいいのか途方に暮れることの多い私。なにもかもが正反対。
ま、それぞれの個性が伸ばせればいいのよね。と、おおらかに構えようと意識はするのだが・・・。
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産後6日目〜退院〜
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2003年11月04日(火) |
今日は退院の日。経過の悪かった私がちゃんと予定日に退院できるのか不安だった。
退院診察が朝9時からあり、恐怖の抜糸。最初の診察はK先生だったので安心したが、抜糸は案の定、助手だった。注射針を4回くらい刺されるようなちくちくした痛みで、超痛いというほどではなかった。これでこの助手ともお別れだ。あ〜もう二度と顔を見たくないわ！
10時までに部屋を空けなくてはならない。子供の退院診察も別途やっていて、もし問題があるようだと連絡が来る。連絡がないので、どうやら問題ないみたい。
10時に授乳室で赤ちゃんを受け取り、授乳して、退院用の白いフリフリした服に着替えさせた。会計は母に任せて、11時過ぎごろ無事退院！さらばけいゆう病院、私にとっては、とっても良い病院でした。と言っても、1ヶ月検診でまた来るんだけど。
実家に帰るとベビー布団は既に敷かれていて、そこに寝せた。うちの子はあまり火がついたように泣くということがないので、おとなしく寝てくれる。フギャフギャ言い出したら、とりあえずオムツを交換。それから母乳をあげる。これが基本・・・というよりこれ以上のことは今の私にはわからない。
家に帰ってほっとしたのか、私も一緒に寝てしまう。気がつくと、会社を早退した夫が来ていた。夫は早速抱っこしたりオムツを換えたりしている。目はすっかりハート型。息子命ってカンジ。
夫が帰ったあと、父が帰ってきた。父はヘビースモーカーで、自己中心的で、腐ったものを好んで食べるような変人だ。なので、赤ちゃんと一緒の生活を普通にこなしてくれるのか心配だったのだが、やっぱりだめだった。つまり、赤ちゃんがいても「無菌室で育てるわけじゃない」とか「昔はタバコくらい普通に吸っていても赤ちゃんはみんな元気に育った」とか自分に都合のいいことばかり言って、平気でタバコを吸うのだ。
当然私は激怒。父を殴ってやろうかと思った、いや、殺してやろうかと思った。最近親を殺した大学生のニュースが報道されているのを見ては、親を殺すなんて理解不能と思っていたけど、今日その気持ちがわかってしまった。
母と私で怒鳴りながら、父を台所の換気扇の下まで追いやったが、最後まで「タバコくらい何の問題もない」と言い続ける父。本当にいつか殺しそう。決して父を憎みたいわけではなく、憎んでいるわけでもないのに、父の言動を見るたびにその存在を私の心の中で拒否してしまう。
退院して、これからは一人で赤ちゃんのお世話を頑張らなくてはならないという緊張感に満ちているときに、こんな父の言動があって、私はストレス最大値。心身ともに既にぼろぼろだ。
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産後5日目〜なんとかなってきた〜
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2003年11月03日(月) |
文化の日だけど、外は雨。
母乳の出が良くなってきたおかげか、今日は比較的乳首への吸いつきも良かったし、30g以上飲んでくれることもしばしば。良かった･･･。夜になるにつれて母乳量は減るから、出が悪くなるらしい。だから夜だけ粉ミルクを足すとか、回数を増やすとか色々やり方はあるようだ。
今日は助産婦さんと退院前の面談があった。マゴは特に異常もなく、元気で問題ないらしい。赤ちゃんによくありがちな黄疸もなく、それどころかむしろ白いと言われてしまった。私も夫も色白なので･･･。母子ともに大きな問題はないのでおそらく明日二人揃って退院できるでしょうとのこと。
退院予定日の明日は会陰の抜糸がある。K先生が抜糸してくれるのなら何も怖くないのだが、あの助手が再び登場するような嫌な予感しかしない。かなりそれは恐怖だ。思わず助産婦さんに「あの助手に抜糸されるのだけは怖いんです」と、切開の縫合のときにガーゼを体内に残されそうになったことなどを含めて訴えてしまった。助産婦さんも「あの人もまったくの素人というわけではないので、大丈夫ですよ。でもそんなことがあったんだったら先生に言っておきますね」と言ってくれたのでちょっと安心。ていうか、「まったくの素人というわけではない」と言われる時点で、つまり素人に限りなく近いのねって感じ。イヤだー。
今日は同じ病室の人二人が退院予定。ところが、一人は退院診療で赤ちゃんの心音に雑音があることがわかり、お母さんのみの退院になってしまっていた。もう一人はお母さん自身のむくみがひどいらしく、検査が必要とのことで退院できなくなってしまっていた。当日になって退院できないってショックだよなぁ。私は明日退院だが、なにしろ点滴をずっとされていた身だし、本当に明日退院できるのか不安だ。
マゴの名前も結局候補�△坊萃蠅辰櫃ぁＦ匹瀛�が難しいが当て字でないし、オリジナリティがあるし、本人を見ていてものんびり屋みたいなので、のんびりしたイメージの候補�△隆岨�が合っているかと。
入院生活もだいぶ疲れてきた。明日退院できるといいなぁ。
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産後4日目〜起きてくれ！吸ってくれ！〜
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2003年11月02日(日) |
今日は勉強会がなかったので昨日までに比べると少し時間に余裕があった。今日から点滴が外れ、シャワーもラクチン。授乳も今まではマゴの頭が管に当たって痛かったけど、今日からは自由に動かせるから抱っこがラクだ。
しかし、今日も授乳に手間取った。特に、寝ているときにたたき起こすところから始めないといけないのがツライ。全然起きてくれないし、寝たふりしていることもあるし・・・。助産婦さんによると、大きく産まれると知恵がつくのも早いらしい。悪知恵がついても困るっつーの。
今日は私の乳首を吸わせるまでに最大40分もかかった！！疲れた・・・。でも頑張ったおかげか、母乳を28gも飲んでくれた。どうかもっと飲んでくれますように・・・。そろそろ粉ミルクを追加しなくても済むくらいになりたい。
マゴの名づけで悩み中。読みは決定で、漢字の候補は二つ。私の好きな漢字が入っているけど漢字は平凡な候補�，函�夫の好きな漢字が入っていてちょっと珍しい読み方をする候補�◆８�補�，茲蠍�補�△里曚Δ�マゴの顔や雰囲気には合っている気がする。それに候補�△鷲廚汎鷽佑嚢佑┐震樵阿如∩亜垢�ら最有力候補だった名前なので、私たちが考えたって感じだし・・・。ただ、多分みんな正しく読めない。迷うなぁ〜。
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産後3日目〜母乳でブルー〜
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2003年11月01日(土) |
5:00 授乳 体重測定
6:00 検温 点滴
7:30 朝食
8:00 授乳
10:15 退院後の生活指導
11:00 授乳
11:30 シャワー
12:00 昼食 面会時間開始
13:00 点滴
14:00 授乳
17:00 授乳
18:00 夕食
19:00 面会時間終了
20:00 授乳
21:00 消灯
22:00 点滴
23:00 授乳
今日は授乳は1度もパスせずフルコース。しかし、既に母乳育児に不安が・・・。私のおっぱいは助産婦さんたちみんなに「理想的なおっぱいです」とほめられるのに、マゴたんが嫌う・・・。私の乳首には見向きもしないどころか、強引に頭を乳首に近づけるとあからさまに首を振って嫌がられた。それなのに、哺乳瓶で粉ミルクを補充しようとすると、求めていたのはこれだとばかりにすごい勢いで吸いついて、ぐびぐび飲む。天然乳首より、哺乳瓶のゴム乳首のほうが好きってこと？そりゃあんまりだ。
もっと母乳がピューピュー出るようになれば、少しは私のおっぱいを好きになってくれるのかなぁ。もう悲しくてつらくてブルーだ。まさか母乳でつまづくとは思ってもみなかった。妊娠中安定期に入ったころから、おっぱいマッサージを毎日頑張ったおかげで乳管も結構開いていて、我ながら優秀と思っていたのに。
産後3日目の今日は、朝、体重測定をしなければならなかった。ドキドキ・・・。3720gの赤ちゃんと、羊水と胎盤を外に出したわけだから、きっと5kgくらいは減っているに違いない。と、大きな期待をして体重計に乗ってみたら、なんと68kg!!!
妊娠中、最終的に69.9kgくらいだった（決して70kgではない）。どうして約2kgしか減っていないのだ・・・？
今日は休日なので、面会時間が12時から。両家の両親と夫と会社の友人が来てくれた。ありがたや。みんなしてマゴのホッペがムクムクだ〜と喜んで？いた。マゴのホッペは産まれたときから大福状態。3720gという体重をなによりも物語るホッペなのだ。
友人に、陣痛の恐ろしさを語りながら、既にあの地獄の痛みを実感として記憶していないことに気づいた。お産の痛みは忘れるようにできているとは聞いていたけどホントだった。恐ろしいことだ・・・。確かにあの恐怖を忘れないと、二人目以降を産もうなんて誰も考えないだろう。
今日で1日3回の抗生物質の点滴は終了。は〜やっとだよ。針を刺しっぱなしだったから不便だし、シャワーのたびにナースステーションに行ってビニールを巻いてもらわないといけなかったし、授乳の時は赤ちゃんの頭を腕に乗せるので、思いっきり針やら管の上に頭を載せねばならず、私も痛いしマゴも落ち着かないしで授乳に集中できずツラかった。
今日の夕食はちらしずしだった。今日もそこそこ豪華でうれしいね。ここの病院食は、妊婦用は治療食とは違い、それなりにボリュームもあるしデザートもちょこっとついているし、毎日3時にはしっかりおやつまで出る。味もまぁまぁで総合病院の病院食としては合格点ではないだろうか。しかし今日の体重測定で青ざめてしまった私は「体重が減らないのはこの妊婦食がイケナイのでは・・・？」と、もはや人のせい。
しかし、私の体型に危機感を抱いたのは私だけではなく、母もだった。「さらしでギュウギュウに締めつけないとだめよ！」と早速さらしを買ってきてくれたので、これをぐるんぐるんにお腹に巻くことにした。巻いてみると、オヤ、ウェストニッパーで締めるよりもイイ感じに締まる。さらしなんて巻いたのは初めてだが、気分は極道の姐御だ。ドスでも忍ばせたくなるような･･･。
さて、仮名マゴたんの正式名称がなかなか決まらない。読みはほぼ決定したが、漢字が決定しないのだ。私を見舞った後、両家の両親と夫でお茶をしながら、ああだこうだと名前について論議し、両家の父親は「この漢字がいいだろう！」とイチオシの漢字まで考えてくれた。が、私は基本的に夫と二人で決めるつもりなので、何を言われてもほとんど参考にする気がない。奇抜な名前にする気はないけど、平凡すぎるのも嫌なのよ。少なくとも読みはありふれた名前なので･･･。
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