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性別判明!トリプルマーカーテストの結果判明!(20w2d) 2003年06月06日(金)
今日は会社を休んで病院へ。6ヶ月検診である。今日のメインはスクリーニングという検査で、超音波で臓器に異常がないかどうか、細かく見ていく。

心臓がバクバク動いている。ちゃんと心室が分かれているのが見える。これが腎臓、これが胃、これが小脳・・・と医師は一つ一つ見せてくれた。顔が下を向いていたので表情が判らなかったのが残念。

ここまでいろんな臓器が見えるなら性別もわかるのかな?と思い、聞いてみると、どれどれ・・・と医師はまごちゃん(仮名)の股の部分をよく見えるようにしてくれた。

「性別は〜・・・コレですね」
医師は股の間から覗く突起物を囲むように画面上のカーソルを回した。ああ、聞かなくてもわかるよ・・・どう見たって男の子だ。

臓器や外観に異常は見られず、性別も判明!というなかなか劇的なスクリーニングの後、以前にやったトリプルマーカーテストの結果を聞いた。ダウン症の確率を出すテストだ。確率なので100%とは言い切れない。300分の1より高い確率だった場合は羊水検査などしたほうがいいかもしれない、とのことだったが、結果は3379分の1。だいぶ安心できた。

それにしても、私の「女の子が欲しい」という希望は今日見事に打ち砕かれたわけだ。

別に男の子がイヤだというわけではない。ただ、ひっかかることがある。それはこの子が「長男の長男」になってしまうということだ。義父は次男だが、義父の兄には娘しかいないから、実質うちのダンナが家の長男みたいなものだ。つまり、我が子は本家から見ても跡継ぎみたいな位置づけってことになるのではないか。

そういうことをごちゃごちゃと干渉されるようになったら、私は多分耐えられない。私から見れば「意味のないしがらみ」だ。そんなものに囚われるつもりは毛頭無い。

ダンナが長男だからとかいう良くわからない理由で、横浜に家を建てるなんて!と言い出す義母が、今度は跡継ぎとしての自覚を云々〜なんて言い出すのではないかと、生まれてもいない今から不安で仕方がない。

おまけに、私たちの結婚記念日は5月5日だ。そう、男の子のお祝いである端午の節句なのだ。よもやまさか、毎年5月5日はダンナの実家でお祝いなんてことにはなるまいな。甘いはずの結婚記念日が、気疲れで終わってしまう。

だから女の子が欲しかったのだが・・・。将来娘とショッピングや観劇がしたい♪という希望ももちろんあるのだけれど。

また、男の子の育て方なんて全くピンとこない。男の子というと思春期にグレちゃいそうだし、未成年でタバコとか吸われたら私は激怒して殴るじゃすまないだろうし、そもそも中学に入った頃から男の子なんて母親から離れていってしまうだろうし。かといってマザコンになられても困るし。

そんな色々な不安に押しつぶされそうで、黙っていても涙が出てくる始末。せめて私の実家の近くに家を建てれば、少しは安心できるのに。イエとかチョウナンとかいう話がたとえ持ち上がったとしても、実家の近くに居を構えていられれば、動じないでいられるのに。中途半端に賃貸住宅のままだから余計に干渉されそうで怖い。

不安は山ほどあるけれど、とにかく今は、しがらみなく自由に育てたいなと思う。私がそう育ったから。やりたいことをやらせて、無理強いはしたくない。男の子なら別にお受験なんてさせなくてもいいだろうし。女の子は小学生の頃に成長するけど、男の子は中学以降伸びるから、小さいうちに英才教育しても、まぁ無駄でしょう。勉強一筋みたいなつまんない男にしたくないし。

性格がまっすぐで、素直で、優しくて、スポーツマンで、頭もそこそこよくて、皆に好かれて、女の子にもモテるけど一途な子に育つといいなぁ。


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