朝、「にゃ〜」と ご機嫌に散歩から帰ってきたネコが 背後に枯れ野原をしょって帰ってきた。 どうもねずみ取りかなんかに座ったみたいで お尻から尻尾がべったりとしたものがついていて そこに枯れ葉や木の枝が、これでもかと張り付いて くじゃくのように、枝が四方に広がってる。
お風呂に入れても、べたべたが水をはじくので そのまま先生のところに連れていった。 「これは取ってみるけど、毛を刈るしかないね〜」 と、いうのでお願いして、1時間後に迎えに行ったら すっかりお尻と尻尾が丸刈りになっていた。 しかも刈り代が6千円だった!
ネコは始終ご機嫌だった。
お父さんの退職日 送った5万円分の宝くじはあたったのか?
夜、送別会だというので 11時頃家に電話したら、今まで聞いたこともないくらい 上機嫌なお父さんが電話口に出た。 「宝くじ当たってるぞ!きっと!」と言っていたが、 たぶん、当たってないと思う。
お父さん、長年お疲れさま。
お父さんはあと一週間で退職。 朝、居間で寝ている私の横で失踪日記を読み終えて会社へ向かった。
ちょっと寝坊して、お姉ちゃんとお母さんのパジャマを乾かすために 朝マック買ってコインランドリーで乾燥機まわしながら 車の中で朝ご飯。なんとなくこういうことしたこと無いから変な感じ。 病室に付くと、かなり意識もはっきりしているが 微熱があって、血圧も高いようだ。足に手術後から包帯ぐるぐる巻きなので 看護婦さんに聞いたら動脈破裂防止と言っていた。 お姉ちゃんがジュースを買いに行っている間に お姉ちゃんがてんぱっているから、早く帰って、と 不機嫌そうに言われたので、早々に引き上げることに。
お姉ちゃんの運転が危ないので昨日寝れたか聞いたら30分寝た というのでお昼食べてから一番近い駅で降ろして貰って 早く帰って眠ってとお願いしてばいばいした。
夕方、家に着くとネコが私が実家に帰った晩から外に出かけて 二晩たつがまだ帰ってきてないというので近所を一回りしながらネコを呼ぶ。 15分後に階段に現れる。 手を酷使しているらしく、血が滲んだりしてるが いたって元気で毛艶もよく、機嫌もよい。 走り回って楽しそう。
6時半に起床し、3人でご飯軽く食べてから7時に家を出る。 病院に7時半過ぎに到着。 お母さんは帰りたがっているようだった。 8時には移動ベッドに乗せられて8時半に手術室に入っていった。
3人で家族用の待機所でぼんやり待つ。 お父さんがかせろと失踪日記を読み始めた。 10時頃みっちゃんが来て、トモ子おばさんも原因不明で入院してたんだよ というのと、ときおお兄ちゃんが筋ジスで幻覚がはじまって ちいちゃんも薬が合わなくて薬を中断しているから毎日叫んだりして 大変らしいと聞く。みっちゃんも心臓が苦しいらしく 医者に検査して貰ったら心配事があるんじゃないんですかと聞かれたらしい。とくに治療もなかったというので救心飲んだらいいんじゃないと言うことになった。
お父さんがこりゃお払いしなきゃな、とぽつりと言った。
12時半に手術が終わって、執刀医が「成功しました」と話してくれたが 脳髄液は結局たまってたのかどうか、肝心の説明無しだった。 若いし、お母さんの名前を間違えていたがこの科でナンバー1の医師ということだった。
病室に戻ったお母さんは、まず朦朧としながら何かを言うので 耳を近づけたら「いじめられた」と言った。 それから全身麻酔の時の呼吸器のせいでのどに激痛が走るらしく ひどく痛がって、空中に文字を書くので お父さんが手を取って手のひらに文字を書かせた。 「オト」まで書いたのでお姉ちゃんが「オトウサン」て言ってる!と言ったらお父さんが「オトギリソウ」だろ、とお母さんが言いたかったことを当てた。 お母さんは自家製のオトギリソウでなんでも怪我が治ると信じてるので オトギリソウでうがいしたいと言いたかったらしい。 夫婦ってツーカーだなと思った。
早起きして下書だけして送っちゃおうかと思ったのに こたつで寝てしまって、あきらめた。
中村橋でミズノさんと分かれて そのまま東京駅へ。 東京駅の本屋で物色するも、とりたててこれはと言うものがないので あじまの失踪日記を購入。 お母さんが読まなくても、お姉ちゃんとお父さんが読むだろう。
三島駅に着いたらすでに5時過ぎでお姉ちゃんが駅まで迎えに来ていた。 そのまま病院に行くというので 家の夕飯は5時45分だからお父さんにご飯つくったのときくと 「しまった!」とか言っていた。 函南あたりでお父さんにご飯食べててと電話。 6時半過ぎに順天堂に着く。
お母さんはてきぱきとベッドの周りを片づけていた。 遅いから判子じゃなくて拇印で済ませちゃったよ!とすね気味。
家に帰ってから明日は早いしということで タナカカツキのDVDだけお姉ちゃんに見せて早めに床に入る。 お母さんの羽毛布団をかりたらもの凄い暖かかった。羽毛布団すげー。
美容院に行ったついでに数件となりのbisに寄る。 知らない人がバイトに入っていて、少し話をしてみる。 大人っぽいひとだなと思っていたのに、いきなり私にすごく近づいて 「いいにおいがします!」と叫ぶのでぎょっとした。 「今、美容院に行ったところなので私にも私じゃないにおいが感じられます!」と答えて店を出た。 ワタナベさんが本社に居るというので電話をしてみたら いきなり東京電力の人にかかった。 よくよく携帯を見るとワタナベさんの電話番号の古い方が残っていて 古い方は東京電力の何とか支社の人が今は使っているのだ。 新しい方にかけたら飲もうぜ〜というのでみなを近いうちに集めようかということになった。 ワタナベさんは、私の前では私を名字で呼ぶのに、他の人の前では名前で呼び捨てにしているらしいのをバイト時代に知っていたが、 今日は久々にしゃべって、自分の決まり事を忘れたらしく 最初から名前で呼び捨てにしてきた。 ちょっと、むっとしたけど長い付き合いだし気付かなかったことにしよう。
最近は昔の知り合いに久しぶりに会うきっかけが多くなってる気がした。 今年から私は大殺界に入ると人に言われたが 12年前を思い出すと12年前の今から3年間は結構行動して 実りのある3年間だったので、なんかそんな気もしない。今年なんかもそんな気がしない。 昔やった動物占いなど誕生日で占うものについては「?」という結果が多いので 本当は生まれた日が違うのかなぁとミズノさんといぶかしく思う。
朝、何故かモロオカさんの夢で起きる。 ネコを入れたカゴを下げてタクシーに乗る。すごく重い。
今日は例の誕生日ナイトなので、家に着いたとたん再びミズノさんと新宿へ。 世界堂にてケンタさんと合流。 会場でライブペインティングの準備。 今回のは、1時間半かけて1枚の絵を仕上げることに。 最初はいろんな細かいドローイングが紙を埋め尽くして 最後にヒーローズのジャケが浮かび上がってくるようなサプライズが付いてくる。 開場になってもお客さんは踊らず、皆熱心に写真を撮っていた。
後半、絵が仕上がってからヒマなので、曲を聞くのに専念する。 流れる曲が全部知っている曲だと、こうゆう場所も楽しいなぁ。 いろいろ懐かしい人々にも再会した。
会場で大声でしゃべったらすっかり声が出なくなったのに そのまま、家の近所のカラオケに二人で行ってたくさん歌った。 ミズノさんが最近の歌いたい歌は全部キーが高いよ!!と大騒ぎ。
ネコに会える! ネコを迎えに行くついでにラムしゃぶパーティーにも参加。 ネコは2階の真っ暗闇のベッドの上に寝ていて声をかけたら「にゃ〜〜〜〜」と言った。 明るいところにおりてきたらずいぶん横に広がっていて大笑いした。
ラムしゃぶもおいしくてお正月のたまったテレビを見ながら楽しい夜だった。 いっぱい、いっぱいおしゃべりして 朝、五時くらいに寝る。
雨で寒いが結婚パーティーに出席。 すごくいっぱい久しぶりの人々にあって なんだか楽しい気分になった。 ユウチャンがうちのネコの写真を待ち受けにしていてびっくり。 ネコに会った人たちが口々にネコの話をするので みんなにかわいがられてと涙が出そうになる。
いつみてもお嫁さんは輝いているもの。
昼前に、ともこおばさんが原稿の相談に来た。 お母さんがすらすら要点をまとめてた。驚くべきスピードだった。
夜、コンボに寄ってからミズノさんを迎えにお姉ちゃんと三島駅まで迎えに。 家に着いてからすき焼きで遅めの夕飯。 それから桑のお酒や黒糖の焼酎を飲みながら5人で大討論会となる。 チハルさんがミドル3の私服やってるよ!ってメールを貰ったが アート話にはなが咲き過ぎでテレビを付けるタイミングが0だった。 ミズノさんがくるとお父さんが嬉しそうに遅くまで起きているのが嬉しい。
岐阜での2日目はとろろ。 また寝坊してとろろのお手伝いできず。恥ずかしい。 ミズノさんが古い方の家の2階を案内してくれた。 昔、子供の頃、ミズノさんが使っていた部屋。 おじいさんの部屋。天井の低い部屋達。
夕方、エビをいただいてからバスで多治見に行くことに。 お義父さんがバス停で先回りして見送りに待っていてくれた。 お義母さんと二人に見送られて、ミズノさんとバスで多治見駅に。 名古屋でミズノさんにお土産(ういろうとうどん)選んでもらって 一人で三島に。
実家に一人で帰るのは2年ぶり。ちょっと嬉しい。 夜、11時頃にトモユキがお嫁さんと挨拶に来た。 トモユキにアニメの仕事を貰う。何やってもいいって。 トモユキとそんな関係になれてすごく嬉しい。
朝いちで「まめくりくり・・・」(覚えられなかった)という風習で 豆菓子、甘栗、干し柿、みかんを家族でそろってお屠蘇と一緒にいただく。 そのあとほうれん草を載せたお雑煮をいただく。 そして夜はカニ鍋をいただく。 ずっと台所で手伝いをするが、寝坊もしちゃったし、ぜんぜんダメだ。 一日が長く長く感じる。
弟さんにWiiのZELDAの話を聞く。 かわりに昔のZELDAの話をする。
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